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参考:Budynkowo.pl
Najpiękniejsze miasta w Polsce pod kątem architektury | Raport wg Polaków
![ポーランド人が選ぶ美しい街ランキング](https://witam-pl.com/wp-content/uploads/2021/04/img_9047.gif)
1位 クラクフ 千年の歴史と伝統の街並み
2位 ヴロツワフ ドイツ建築との美しい調和
3位 グダニスク 港の見える爽やかな旧市街
4位 トルン 天文学者コペルニクスの故郷
5位 ルブリン ポーランドとユダヤの交差点
6位 サンドミエシュ 中世ポーランドの主要都市
7位 ザモシチ 大貴族が築いた理想郷
8位 ウッチ 戦前の趣が残る産業都市
9位 リヴィウ 失ったのはあまりにも無念
10位 ポズナン 中世ポーランド王国の原点
▲観光要素より建築面での魅力重視
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▲できれば先にこの記事を読んでおくと◎
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10位 ポズナン(Poznań)
建国当初の10世紀後半、ポーランド最初の首都はグニェズノにあり、同時に西へ50キロ離れたポズナンも政治・宗教的中心地でした。地域の反乱により1038年にはクラクフへ拠点を移すも、現在にも見られる正方形の中央広場、そこから伸びる12の通り、中世都市ならではの方格設計と規模を見ればクラクフ遷都後も主要都市であったことは明らか。地域の伝統と習慣を大切にする一方、モダニズム建築も多く見られ、都市建築の発展にも目を見張るものがあります。また国内最大のアカデミーを持ち、毎年10万人以上の学生が集まるポズナンは他都市にはないエネルギーも感じられるでしょう。
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9位 リヴィウ(Lwów)
リヴィウは第二次世界大戦後、ウクライナ西部に組み込まれた街です。戦後の国境はポーランド人の意見をほぼ無視して決められたもの。長くポーランドの発展を支え、数多くのポーランド著名人が拠点を置いたリヴィウは、意識の中では現在もポーランドに存在すると言っていいでしょう。この街に残る数多くの教会にはポーランド建築の軌跡を見ることができ、クラクフ同様の美しさを誇ります。戦前まで活躍したポーランドの偉人•貴族の墓や宮殿なども残っており、ポーランド人にとっては最もポーランドらしさに満ち溢れた国外の街。
※ポーランド語では “ルヴフ” と言う
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8位 ウッチ(Łódź)
ウッチの歴史のはじまりは1423年、ヤギェウォ王朝当初にさかのぼります。そこまで古い街ではないため、ウッチには他の中世の街に見られるような立派なレンガ作りの建物はあまりありません。また、街が最も繁栄したのはポーランド分割後の19世紀以降であり、現在に至るまでポーランド最大の工業都市として知られます。ウッチは戦争での被災が最小限だったため、戦前の建物や記念碑、未だ手がつけられていない長屋などが保存されており、ほどよく未開発なところが懐かしさを感じさせる貴重な街。ポーランド人にとっては “レトロ” という言葉で表すのがぴったりかもしれません。
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7位 ザモシチ(Zamość)
ザモシチはルブリンと合わせて訪れる人が多く、世界遺産にも登録されています。16世紀後半、小さな村があった場所を大貴族ヤン・ザモイスキが買収し、彼はその場所をザモシチと名付けました。イタリア人建築家によって “完ぺきなルネサンス都市” として設計され、言わば、ザモイスキの理想郷を具現化した街といえます。碁盤目状の街路、建物と一貫性のある機能性の高いレイアウト、現在も残る立派な要塞は素晴らしいのひと言。早くに外国人を受け入れることによって発展を遂げ、共和国時代ではクラクフとヴィリニュスに次いで3番目の権威を誇るザモイスキアカデミーも設立されました。
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6位 サンドミエシュ(Sandomierz)
サンドミエシュはポーランド建国当初から “王国の主要都市” として数々の文献に登場してきました。政治的権力を持つ中世の高位聖職者たちはサンドミエシュに深い繋がりがある者も多く、その一人に15世紀の偉大な年代記録者ヤン・ドゥウゴシュがいます。14世紀半ばの大火災によってそれまでの建築要素が失われてしまったものの、間もなく4つの門と防御壁に囲まれた立派な街が再建され、王宮サンドミエシュ城も築かれました。13〜17世紀にさかのぼる6つの教会は街の偉大な歴史を静かに物語り、最近では人気探偵シリーズ “Ojciec Mateusz“(マテウシュ神父)のロケ地となったことでドラマファンも訪れる人気の街です。
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5位 ルブリン(Lublin)
ルブリンのあるポーランド東部は交通の便がまだ十分に発達していません。そのため、数日滞在しても飽きないほど見どころに溢れた地域だというのに見逃されがち。中でも、16世紀に全盛期を迎えたルブリンは中心部に城と小高い丘を持ち、風情たっぷりの魅力的な街です。16世紀末にはポーランドの歴史を大きく変えた議会(ルブリン合同)が開かれたことでも知られ、ポーランド人の誰もが一度は訪れたいと願う街。また国王の庇護もあって14世紀からユダヤ人コミュニティが栄え、シナゴーグなどユダヤ文化に通じる場所も多く残っています。
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4位 トルン(Toruń)
世界遺産にも指定されているトルンは、ワルシャワから西へ列車で約3.5時間ほど行ったところにある街。中世の天文学者で、地動説を唱えたコペルニクスの故郷として有名です。博物館となっている生家は見逃せない観光スポット。グダニスク同様、ハンザ同盟に加わったことで14世紀後半から急速に発展し、17世紀以降は宗教改革をきっかけに街が再設計されました。それでも中世の名残である後期ゴシックの建物が多く、ヴィスワ川にのぞむ街の姿は絵に描いたような美しさ。名物のピエルニク(ジンジャークッキー)はお土産に大人気です。
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3位 グダニスク(Gdańsk)
グダニスクはバルト海に面する北部に位置し、中世から近代まで複雑な歴史を持つ街。14世紀後半から300年以上にわたってハンザ同盟に加わり、その膨大な利益によって街は大きく発展しました。ドイツ騎士団が追放された15世紀半ば以降は正式にポーランドの街として認識され、国王により数多くの恩恵を受けています。一方、ポーランド都市の中で最も国際色豊かであったグダニスクは宗教改革を境に自由と解放を訴え、やがて自由都市という特別な地位を獲得しました。港街ならではの景色、周辺国をミックスしたような美しい歴史的建造物の数々はオランダのアムステルダムにもよく似ています。
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2位 ヴロツワフ(Wrocław)
ヴロツワフはポーランド建国間もない10世紀後半から重要な都市でした。ポーランド初の国王ボレスワフ1世は、ローマ皇帝の合意のもと、ヴロツワフにポーランド初の大司教座を置いています(同時にクラクフなどほか3都市も含む)。17世紀後半にはハプスブルク、18世紀半ばにはプロイセンの領土となり変容を遂げるも、中心部にある建物の多くは中世ポーランドにルーツがあることを忘れてはいけません。ドイツとポーランドの建築がうまく調和した鮮やかな街並みが美しく、まるで絵本や童話の世界です。さらに街中には小人像が250体以上あり、ユニークさではどの街にも負けていません。
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1位 クラクフ(Kraków)
ポーランドの京都であり、世界遺産第1号でもある古都クラクフ。ポーランドにおいて、第二次世界大戦での破壊を免れた貴重な街の一つです。国王が政治の拠点をクラクフに移したのは1038年頃と言われ、ワルシャワ遷都までの550年以上にわたってポーランドの首都でした。中世に栄えたクラクフには、長く国王の居城となったヴァヴェル城、歴代国王の戴冠式が行われ、英雄の埋葬地でもあるヴァヴェル大聖堂、後期ゴシック最高傑作の木造祭壇がある聖マリア教会、ポーランド初の大学・ヤギェウォ大学など歴史的重要スポットが何十と残っています。南側にある旧ユダヤ人街・カジミエシュ地区も今やメインになり得る観光スポット。
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はじめまして。
大学で日本語講師派遣の夫に帯同して、南西部Zielona Goraに来年6月まで滞在予定です。
いろいろ参考にさせて頂き、お世話になっています。
先週末、ブロツワフ、ボレスワヴィエツに行ってきました。
ボレスワヴィエツの街並みがとても美しいくて、夫婦で感動して帰宅しましたが、他のところも
色々行ってみたくなります。
はじめまして!ポーランドが好きすぎて困っている64歳女性です。御主人のお仕事に帯同してのポーランド住まいとは、羨ましい限り。とても読み応えのある記事で、楽しく拝読致しました。10年ほど前にボレスワヴィエツの陶器にハマり過ぎて、何なら現地に買いに行こう!と娘と二人で出かけました。あとさき考えずに2月に行ったので、寒すぎて大変な目に遭いましたが、美しい街、ポーランドの方々の少し控えめな優しさ、色んなスープの美味しい事!陶器のみならず、すっかりファンになりました。ポーランド生活、楽しんでくださいね!応援しています。
はじめまして(^ ^)
ポーランドがそんなにお好きなんですね!このような情報をブログで発信していたり、観光ガイドとしても働いてる私としては嬉しい限りです。私はポーランド人の夫との結婚を機にポーランドに移住したので、仕事に帯同するかたちではないですが、きっとここにずっと住みつづけるのかと思います。
MYOMIさんもまたポーランドへお越しになる機会があればいいですね。夏は夏で混雑していますし、冬のポーランドもいいと思いますよ。確かに、ポーランド料理を気に入られる方は非常に多いです。ちなみに、無印でポーランドのスープが販売されているようなので、ぜひ試してみてください。これからもどうぞよろしくお願いします。
はじめまして!
当ブログがポーランド生活の中でお役に立てているようで嬉しく思います。そういえば、もう数年以上前になるのですが、Zielona Góra で日本語教師をされていた方をご案内したような記憶があります。あまり詳しくは聞きませんでしたが、日本語を教えている大学があるのですね!
来年6月までポーランドに滞在されるとのこと、まだほかの街に訪れたり、気に入られたところを再訪問するチャンスはあるかと思います(^ ^)私もブログで色んな街を紹介していきたいです。