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衝撃のワルシャワ圏外!ポーランド人が選ぶポーランドの美しい街ベスト10

ポーランド人が選ぶ美しい街ランキング
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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夫ピオトル
観光客や旅行サイトが勧めるポーランドのオススメの街はよく見るけど、ポーランド人によるものは新鮮だよね。
あやか
今回はとある建築特化サイトを参考にしたよ。ポーランド人を対象にした調査によるポーランドの美しい街ベスト10!
夫ピオトル
ワルシャワがランクインしなかったのは意外だけど、概ね納得の結果。僕ならワルシャワは特別枠で1位にするけどな。

参考:Budynkowo.pl
Najpiękniejsze miasta w Polsce pod kątem architektury | Raport wg Polaków

ポーランド人が選ぶ美しい街ランキング

1位 クラクフ 千年の歴史と伝統の街並み
2位 ヴロツワフ ドイツ建築との美しい調和
3位 グダニスク 港の見える爽やかな旧市街
4位 トルン 天文学者コペルニクスの故郷
5位 ルブリン ポーランドとユダヤの交差点
6位 サンドミエシュ 中世ポーランドの主要都市
7位 ザモシチ 大貴族が築いた理想郷
8位 ウッチ 戦前の趣が残る産業都市
9位 リヴィウ 失ったのはあまりにも無念
10位 ポズナン 中世ポーランド王国の原点

▲観光要素より建築面での魅力重視

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7分で分かるポーランドの歴史!建国から社会主義脱却までの千年を総括

▲できれば先にこの記事を読んでおくと◎

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10位 ポズナン(Poznań)

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中世ポーランド王国の原点

 建国当初の10世紀後半、ポーランド最初の首都はグニェズノにあり、同時に西へ50キロ離れたポズナンも政治・宗教的中心地でした。地域の反乱により1038年にはクラクフへ拠点を移すも、現在にも見られる正方形の中央広場、そこから伸びる12の通り、中世都市ならではの方格設計と規模を見ればクラクフ遷都後も主要都市であったことは明らか。地域の伝統と習慣を大切にする一方、モダニズム建築も多く見られ、都市建築の発展にも目を見張るものがあります。また国内最大のアカデミーを持ち、毎年10万人以上の学生が集まるポズナンは他都市にはないエネルギーも感じられるでしょう。

第5回 千年の歴史と伝統 ポズナンってどんな街?

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9位 リヴィウ(Lwów)

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失ったのはあまりにも無念

 リヴィウは第二次世界大戦後、ウクライナ西部に組み込まれた街です。戦後の国境はポーランド人の意見をほぼ無視して決められたもの。長くポーランドの発展を支え、数多くのポーランド著名人が拠点を置いたリヴィウは、意識の中では現在もポーランドに存在すると言っていいでしょう。この街に残る数多くの教会にはポーランド建築の軌跡を見ることができ、クラクフ同様の美しさを誇ります。戦前まで活躍したポーランドの偉人•貴族の墓や宮殿なども残っており、ポーランド人にとっては最もポーランドらしさに満ち溢れた国外の街。

※ポーランド語では “ルヴフ” と言う

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8位 ウッチ(Łódź)

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戦前の趣が残る産業都市

 ウッチの歴史のはじまりは1423年、ヤギェウォ王朝当初にさかのぼります。そこまで古い街ではないため、ウッチには他の中世の街に見られるような立派なレンガ作りの建物はあまりありません。また、街が最も繁栄したのはポーランド分割後の19世紀以降であり、現在に至るまでポーランド最大の工業都市として知られます。ウッチは戦争での被災が最小限だったため、戦前の建物や記念碑、未だ手がつけられていない長屋などが保存されており、ほどよく未開発なところが懐かしさを感じさせる貴重な街。ポーランド人にとっては “レトロ” という言葉で表すのがぴったりかもしれません。

国政改革に欧州初憲法制定、ポーランド分割の間に起きたこと

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7位 ザモシチ(Zamość)

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大貴族が築いた理想郷

 ザモシチはルブリンと合わせて訪れる人が多く、世界遺産にも登録されています。16世紀後半、小さな村があった場所を大貴族ヤン・ザモイスキが買収し、彼はその場所をザモシチと名付けました。イタリア人建築家によって “完ぺきなルネサンス都市” として設計され、言わば、ザモイスキの理想郷を具現化した街といえます。碁盤目状の街路、建物と一貫性のある機能性の高いレイアウト、現在も残る立派な要塞は素晴らしいのひと言。早くに外国人を受け入れることによって発展を遂げ、共和国時代ではクラクフとヴィリニュスに次いで3番目の権威を誇るザモイスキアカデミーも設立されました。

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6位 サンドミエシュ(Sandomierz)

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中世ポーランドの主要都市

 サンドミエシュはポーランド建国当初から “王国の主要都市” として数々の文献に登場してきました。政治的権力を持つ中世の高位聖職者たちはサンドミエシュに深い繋がりがある者も多く、その一人に15世紀の偉大な年代記録者ヤン・ドゥウゴシュがいます。14世紀半ばの大火災によってそれまでの建築要素が失われてしまったものの、間もなく4つの門と防御壁に囲まれた立派な街が再建され、王宮サンドミエシュ城も築かれました。13〜17世紀にさかのぼる6つの教会は街の偉大な歴史を静かに物語り、最近では人気探偵シリーズ “Ojciecオイチェツ Mateuszマテウシュ“(マテウシュ神父)のロケ地となったことでドラマファンも訪れる人気の街です。

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5位 ルブリン(Lublin)

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ポーランドとユダヤの交差点

 ルブリンのあるポーランド東部は交通の便がまだ十分に発達していません。そのため、数日滞在しても飽きないほど見どころに溢れた地域だというのに見逃されがち。中でも、16世紀に全盛期を迎えたルブリンは中心部に城と小高い丘を持ち、風情たっぷりの魅力的な街です。16世紀末にはポーランドの歴史を大きく変えた議会(ルブリン合同)が開かれたことでも知られ、ポーランド人の誰もが一度は訪れたいと願う街。また国王の庇護ひごもあって14世紀からユダヤ人コミュニティが栄え、シナゴーグなどユダヤ文化に通じる場所も多く残っています。

第7回 黄金時代の幕開け ルブリンってどんな街?

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4位 トルン(Toruń)

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天文学者コペルニクスの故郷

 世界遺産にも指定されているトルンは、ワルシャワから西へ列車で約3.5時間ほど行ったところにある街。中世の天文学者で、地動説を唱えたコペルニクスの故郷として有名です。博物館となっている生家は見逃せない観光スポット。グダニスク同様、ハンザ同盟に加わったことで14世紀後半から急速に発展し、17世紀以降は宗教改革をきっかけに街が再設計されました。それでも中世の名残である後期ゴシックの建物が多く、ヴィスワ川にのぞむ街の姿は絵に描いたような美しさ。名物のピエルニク(ジンジャークッキー)はお土産に大人気です。

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3位 グダニスク(Gdańsk)

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港の見える爽やかな旧市街

 グダニスクはバルト海に面する北部に位置し、中世から近代まで複雑な歴史を持つ街。14世紀後半から300年以上にわたってハンザ同盟に加わり、その膨大な利益によって街は大きく発展しました。ドイツ騎士団が追放された15世紀半ば以降は正式にポーランドの街として認識され、国王により数多くの恩恵を受けています。一方、ポーランド都市の中で最も国際色豊かであったグダニスクは宗教改革を境に自由と解放を訴え、やがて自由都市という特別な地位を獲得しました。港街ならではの景色、周辺国をミックスしたような美しい歴史的建造物の数々はオランダのアムステルダムにもよく似ています。

第4回 夏のリゾート地グダニスクってどんな街?

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2位 ヴロツワフ(Wrocław)

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ドイツ建築との美しい調和

 ヴロツワフはポーランド建国間もない10世紀後半から重要な都市でした。ポーランド初の国王ボレスワフ1世は、ローマ皇帝の合意のもと、ヴロツワフにポーランド初の大司教座を置いています(同時にクラクフなどほか3都市も含む)。17世紀後半にはハプスブルク、18世紀半ばにはプロイセンの領土となり変容を遂げるも、中心部にある建物の多くは中世ポーランドにルーツがあることを忘れてはいけません。ドイツとポーランドの建築がうまく調和した鮮やかな街並みが美しく、まるで絵本や童話の世界です。さらに街中には小人像が250体以上あり、ユニークさではどの街にも負けていません。

第3回 小人だらけ!ヴロツワフってどんな街?

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1位 クラクフ(Kraków)

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千年の歴史と伝統の街並み

 ポーランドの京都であり、世界遺産第1号でもある古都クラクフ。ポーランドにおいて、第二次世界大戦での破壊を免れた貴重な街の一つです。国王が政治の拠点をクラクフに移したのは1038年頃と言われ、ワルシャワ遷都までの550年以上にわたってポーランドの首都でした。中世に栄えたクラクフには、長く国王の居城となったヴァヴェル城、歴代国王の戴冠式が行われ、英雄の埋葬地でもあるヴァヴェル大聖堂、後期ゴシック最高傑作の木造祭壇がある聖マリア教会、ポーランド初の大学・ヤギェウォ大学など歴史的重要スポットが何十と残っています。南側にある旧ユダヤ人街・カジミエシュ地区も今やメインになり得る観光スポット。

第2回 ポーランドの京都 クラクフってどんな街?

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