現在、旅行目的でのポーランド入国は制限されています

【3/19更新】欧州およびポーランドの新型コロナに関する情報

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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最終更新日:2020年3月19日

3月13日夜、ポーランドで感染脅威事態が宣言され、ついに厳しい入国制限が設けられました。

新型コロナウイルス流行がまさかここまでの大事になるとは、誰が予想したでしょうか。
ポーランドは他国と比べてまだそれほど深刻な状況ではないですが、残念ながら周辺国の事態は急速に悪化しており、イタリアとスペインの状況を見たポーランド政府も厳しい決断を下しました。

暫く欧州全域の旅行はできません

やりすぎじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、これで救われる命は絶対あります
この記事を書いている時点ではまだ収束しておらず、油断できない状況ですが、一刻も早くこの事態から抜け出せることを願いながら書きます。

また今後、新型コロナウイルスに関する情報は当記事にまとめていくので、この件が収まるまでは当記事をブログのトップ記事として固定します。

当記事を読まれる方へ

確かなソースをもとに正しい情報を書いているつもりですが、誤りがあればご指摘ください。
また質問があればコメント欄で聞かれても構いませんが、すべての質問に答えられるわけではなく、特に手続き関係は基本的にご自身で対処願います(分かることは追記します)。
ほか国境移動に関しては他国の状況すべてを把握しきれないため、お答え致しかねます。

このページの目次
1. 欧州の新型コロナ感染状況
ポーランドの最新感染状況
世界の最新感染状況
イタリアの感染状況が悪化した理由
2. 各国での緊急措置と入国制限
▲3/19 EUでのシェンゲン閉鎖について追記
ポーランドでの入国制限
ポーランドでの隔離措置と検疫
ほか海外における入国制限
3. ほかポーランドでの制限措置
営業制限と施設閉鎖に関して
国外・国内での移動に関して
4. 観光客にとって重要な情報
5. 新型コロナの基本知識まとめ
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欧州の新型コロナ感染状況

周辺国より感染者は少ないものの…

WHOによると、新型コロナの感染者は世界162ヶ国で18万人を突破しており、7千人以上が亡くなっています(3月16日時点)。
中国の感染状況は徐々に落ち着いてきましたが、次の新たな感染の中心地はイタリアとイラン

これまでの状況を簡単にまとめると……

  1. 新型コロナがヨーロッパで目立って流行りだしたのは、2月下旬頃ドイツで初の感染者が出てから周辺国の感染者数が増えていき、ポーランドは3月4日に初の確定症例。
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  2. ヨーロッパで最初に感染者が爆発的に増えたのはイタリア。それを受けて2月25日に周辺6ヶ国の間で話し合いが行われ、各国は国境を閉鎖しないことで合意する。
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  3. 3月中旬に入るとイタリアでの感染者数が一万人を突破し、オーストリアはイタリアからの入国者を原則禁止すると発表。EU加盟国が入国制限を設けるのは異例中の異例。
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  4. イタリアでは中国のピーク時よりも多くの症例が毎日報告されている。またスペインも感染者の増えるスピードが早く、イタリアより状況が悪くなると推測されている。
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  5. 3月半ばのヨーロッパ感染者は毎日数百人と増加しており、イタリアだけで死者1500人超え。この状況を受け、ポーランド政府も感染者が少ないうちに(実際の感染者はずっと多いと自覚して)厳しい措置に乗り出す。

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ポーランドの最新感染状況

koronawirusunas.pl

ポーランド初の確定症例は3月4日で1名、3月12日に最初の死亡者が発表されました。
下の赤ボタンにリンクしているサイトにて、ポーランドでの感染状況を把握することができます。

ついに本日、ポーランドで新型コロナウイルス感染者一名確定

以下、3月4日以降のポーランド国内での感染者、死者、回復者の数を一週間毎にまとめます。

  1. 2020.03.10 感染者:22
  2. 2020.03.17 感染者:238 死者:5 回復者:13
  3. 2020.03.24 感染者: 死者: 回復者:
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世界の最新感染状況

世界の新型コロナ感染状況は下記リンクのマップやサイトで把握することが可能です。

  • 日経による日本語のマップ
    欧州感染者の更新は遅めのようですが、日本含めアジア全体の感染状況を把握するのに◎
  • 英語バージョンのマップ
    欧州感染者の更新が早いのはこちらの英語マップですが、ポーランドの最新情報は上記で紹介したポーランド語のサイトがより正確
  • worldmeterによる感染情報(英語)
    全世界の全感染者、死亡者、回復者、現在の感染者(死亡者や回復者を含まない数)、国別の感染者情報を簡潔明瞭にまとめています

 

イタリアの感染状況が悪化した理由

欧州初の感染者が報告された当初のイタリアはまだ落ち着いており、まさかここまでの事態になるとは政府も予想していなかったようです。

なぜにイタリアが?と思う方も少なくはないようなので、その要因をまとめてみました。

  1. 特に問題なのは、中国人移民が特に多いイタリア北部。スイスに近いミラノは中国人移民の占める割合が最も多く、また違法中国系移民も全国で推定数万人超え。現在、イタリアに住む中国人の数は約30万人
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  2. 1月24日から始まる春節(中国版GWみたいなもの)に合わせて中国へ帰省し、イタリアへ戻ってきた中国系移民の中に感染者がいたと思われる。北部はこの時期でなくとも、もともと中国からの出入りが多い地域。
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  3. 感染者と死亡者の多数を占めるロンバルディア州は、80歳以上の高齢者の割合が12%。イタリアの高齢者人口比率は日本に次いで世界2位であり、また死亡者の絶対多数が既存疾患をもつ63歳から95歳
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  4. イタリアではハグやキスなど至近距離における挨拶が頻繁に行われ、飛沫感染を受けるリスクが高い。このような文化は他国でも見られるがイタリアは特に盛ん。3月2日、政府は国民にハグやキスをしないよう要請。
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  5. もともとイタリアでは財政危機による医療費削減が行われており、過去5年間に760の医療機関が閉鎖され、医療従事者は10万人以上不足している。つまり、重症感染者の殺到によって医療崩壊が起こり、それが死亡者を増やしている直接的な原因といえる。

 

各国での緊急措置と入国制限

多くの空港から人が消えている状態

新型コロナの感染拡大を防止するために、そして少なくとも感染拡大スピードを遅らせるためにも、世界中の政府が動き出しています。

国境が機能している限りは他国から感染者が入国する可能性もあり、また自国の感染者を国外へ出さないためにも入国制限は必要な措置でしょう。

中国以外で感染者が出たのは、最初の感染者が国境を越えたことがそもそもの原因。
入国制限や国境の一時閉鎖は厳しい措置とも言えますが、非常に有効的な防止策だと思います。

【重要 3月17日22時追記】
日本時間で17日未明、シェンゲン協定が適用されるEU26ヵ国すべての国境を30日間閉鎖するという提案がなされました。
そしてポーランド時間で20時頃(日本時間午前4時頃)、EUがすべての国境を閉鎖することに同意したという速報があり、これによって17日正午から30日間は旅行目的でのシェンゲン圏への入国が制限されます。


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ポーランドでの入国制限

EU加盟国では加盟国26ヶ国間の移動は自由に行き来可能という原則がありますが、3月中旬頃から多くの国で入国制限が始まっています。
そして3月13日夜、モラヴィエツキ首相の会見により、ポーランドの入国制限が決まりました。

感染脅威事態を受け、3月15日0時より導入された感染拡大防止措置は下記の通りです。
(語弊のないように、一部在ポーランド大使館からのメール内容を引用しながら書いています)

  1. 国境審査の実施と外国人の入国禁止
    →ポーランドと国境を接するEU加盟国4ヶ国と非加盟国3ヶ国、すべての国境地点で国境審査および衛生検査(体温測定等)を実施する。国境審査は10日間実施され、状況に応じて最大30日間延長の可能性がある。
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  2. 滞在許可証を持つ外国人は入国可能
    期間中に入国できるのはポーランド国籍者と一部の外国人(配偶者や子どもがポーランド国籍である者、ポーランド・カード保有者、滞在/労働許可証および永住権保有者)であり、EU加盟国の国籍を持つ者でもポーランド国籍者以外は外国人扱いとなる。
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  3. 当期間中の入国者は自宅隔離措置
    →ポーランド国籍者と上記に該当する外国人でも、ポーランド入国後は14日間自宅隔離措置(検疫対象)が義務づけられる。また国境警備隊員に対し、居住地または滞在地および連絡先の情報を提供しなければならない。
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結論、旅行者の場合、この入国制限が解除されるまでは、ポーランドへの渡航および出国は原則できず、またその計画も保留を勧めます。

ポーランドへの入国制限は?飛行機の減便・運休情報など


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ポーランドでの隔離措置と検疫

隔離や検疫といった言葉をよく耳にするようになりましたが、自宅隔離も検疫の一種です。
全員をすぐ検査することは物理的に難しく、また検査の結果が陰性でも2回目の検査で陽性になることがしばしばあり、そうなると数が多くても全員を検疫対象とするのが最も無難と言えます。

自宅での隔離含め、検疫対象となる者は警察の警備のもとに置かれるため(実際に四六時中見張られているわけではないでしょうが)、自宅だからといって勝手な行動は慎みましょう。

ポーランドでは検疫勧告に違反した場合、最大5,000ズロチの罰金が科されることになり、最大一年の懲役となる可能性もあります。
今回の入国制限により自宅検疫対象となる人々は大幅に増えるでしょうが、緩和させるためにも一人ひとりの理解ある行動と協力が不可欠です。
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ほか海外における入国制限

下記リンク先の日本のトラベルメディア「トライシー」のサイトにて、各国の入国制限に関する最新情報、また日本からの渡航者や日本人に対して制限を設けている国一覧を確認できます。

【追記】外務省「日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限」でも確認することができます。

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ほかポーランドでの制限措置

制限といえど、結局は私たちのため

3月11日に発表された、12日からの観光施設や博物館、文化施設などの休館、16日からの一斉休校にはポーランド人もビックリ。
ただその時点では(観光・レジャー業に携わる人たちは急でさぞかし混乱したでしょうが)、国民としてはまだ理解が追いつく範囲の決定でした。

しかし、13日夜に発表された入国制限と下記でお伝えする制限発表には私も耳を疑いました。

下記、前項で触れた入国制限に関するものを除き、そのほかの制限措置をまとめます。
なおいつまで続くかというのは誰にも予想できないことであり、状況次第では解除されるどころか、さらなる制限が設けられるかもしれません。
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営業制限と施設閉鎖に関して

娯楽やレジャー業に対しての営業制限です。
また教育機関の閉鎖・休校を除き、ふつうに生活する範囲で大きく影響を及ぼすものではないので、国内に住む一時滞在の方々はご安心を…。

  1. 商業施設やレストランの営業制限
    →大規模商業施設(ショッピングモール)は、食料品店、薬局、ランドリーを除き、営業を制限する。その他の販売店や金融機関は通常どおり営業。レストラン、カフェ、バーなどの飲食店は、テイクアウトまたはデリバリーのみ可。
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  2. 娯楽施設や学校、博物館の閉鎖
    →スポーツジム、プール、ダンスクラブ、フィットネスクラブ、博物館、図書館、映画館を閉鎖する。学校、幼稚園および保育園を閉鎖し、また大学の授業を停止する。
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  3. 50人以上の集会を禁止
    →屋内外を問わず、公共および宗教的な性格を有する50人以上の集会を禁止する。
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国外・国内での移動に関して

自治体によっては公共交通機関のダイヤを一時的に変更しているため、自宅以外で仕事をしている人や外出時は少し注意が必要かもしれません。

  1. 国際航空便及び国際鉄道便の停止
    →15日(日)より、すべての国際路線の旅客航空便及び鉄道便の運行を停止する。他方、国内路線の航空便及び鉄道に関しては従来通り運行する。ポーランド国民はチャーター航空便での入国のほか、車両による陸上国境地点からの入国が可能である。
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  2. ただし物流への障害は生じない
    →貨物航空便および鉄道便は従来通り運行。
    →ちなみに、3月2日に日本へ送った速達の荷物(EMSではない)が最速7日で到着。輸送数が大幅に減っているため到着も早かったと思われるが、滅多に引っかからない関税(+消費税+地方税)はちゃっかり請求!
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  3. 公共交通機関のダイヤ・乗り場変更
    ※政府による発表とは関係なし

    →各市町村の公共交通機関ダイヤが変更されている可能性があり、要確認。また衛生管理のもと車内や外に設置してある券売機も使用不可となっている場合もある。
    プライベートバス(FLIXBUSなど)も、前日になって乗り場がまったく異なる場所に変更されたなどの報告があり、特に長距離バスを利用する場合は国内移動でも注意が必要。
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観光客にとって重要な情報

観光客が安心して来れるのはいつ?

以前のよう安心して海外へ行ける時期は、言わずもがな新型コロナ流行が収束したあとです。
しかしこればかりは経験で推測できるものではなく、明確な時期をお伝えすることはできません。

少なくとも、17日正午から始まった旅行目的でのシェンゲン圏入国規制が始まったことで、4月中旬までのヨーロッパ旅行(EUおよびシェンゲン26ヵ国)は取りやめる必要があるでしょう。

ただ誰もが好きなタイミングで旅行ができるわけではないため、ある程度の目安(例えばGWや夏休み)を決めるのはいいと思います。
収束の兆しが見えるまでは具体的に計画することは難しいですが、各観光施設の営業が再開されればポーランド旅行を検討してもいいでしょう。

また、中国政府は3月12日の記者会見にて「中国での感染ピークは過ぎた」と述べており、連日3千人を超えるペースで感染者が増えていた地域も今や10人未満にまで減少しました。
つまり、今ポーランド政府が実行しているような封鎖措置は感染拡大防止に効果があると見られ、個人的には、ヨーロッパ全体で感染者を大幅に減らすことができる日は割と近いと思います。

ちなみに、3月13日から16日に実施された、ポーランドの観光業界の人々約1,500人を対象にしたアンケートでは、45%が今年5月にはポーランドの観光がほぼ元に戻るだろうと回答し、55%は初夏〜7月頃と予想しています。

博物館や観光施設の休館・再開情報、アジア人差別については下記記事をお読みください。

【3/22追記】ポーランドの観光施設や博物館がしばらく休館

【3/16追記】新型コロナ影響による海外アジア人差別の現状


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新型コロナの基本知識まとめ

しっかり手を洗うのが一番大事!

新型コロナウイルスの基本知識や予防法、症状などを箇条書きでまとめていきます。
最近の研究や調査によって報告された結果もあるので、皆さまも今一度確認してみてください。

  1. 新型コロナは7番目のコロナウイルス
    人に感染するコロナウイルスは6種類あり、うち4種類は一般的な風邪の原因となる。残りはマーズとサーズ。新型コロナはやがて一般的な風邪の一種になると推測される
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  2. 感染は飛沫か接触、空気感染基本なし
    咳やくしゃみなどに含まれたウイルスを他者が口や鼻から吸い込んでしまう飛沫感染と、感染者が触れたものから間接的にウイルスを取り込む接触感染の主な2つが感染経路。
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  3. 感染者の80%は他人に感染させていない
    屋内の閉鎖的な空間で、人々が至近距離で一定時間を過ごすことでクラスター(患者集団)が発生し、そういったクラスターが増えると感染が急速に広がっていくと考えられている。クラスターを発生させないのが重要。
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  4. 未自覚の感染者が感染を拡大させる
    野外など開放的な空間にいたとしても、すれ違ったり近くにいる人々から飛沫感染を受ける可能性もあり、また無意識に触れたものから接触感染することもある。そのため、不要不急の外出は控えるべきである。
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  5. 手を石けんで洗うことでウイルスは死ぬ
    水で手を洗い流すだけでは意味がない。30秒間、石けんでよく泡立てながら手を洗うことでウイルスは死ぬ。これが最も基本的な予防法であり、マスクよりも効果的。
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  6. 感染して症状が出るまでは5日前後
    潜伏期間は1日~12日間であり、多くは3日~7日間で発症する。感染から12日までに症状が出なかった場合は無症状の保菌者となるが、他人に感染させる可能性はある。
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  7. 症状は風邪やインフルエンザに似ている
    主な症状は熱と咳、倦怠感であり、風邪やインフルエンザとよく似ている。鼻水、くしゃみ、のどの痛みなどはあまり見られない。
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  8. 感染者の80%は自力で治せる
    WHOによる5万6千人の感染者を対象にした疫学調査によると、感染した5人に4人は軽症。特に治療せずとも一週間で治り、未診断の無症状患者はかなり多いと見られる。
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  9. 重症になる場合の症状は呼吸困難
    重症になる場合は、症状が出始めてから約一週間後に呼吸困難や胸の痛みなどの症状が現れ、その約半数は回復している。初期症状の段階では重症化するかどうか判断しにくい。

 

以上、ポーランド在住の私目線で、ひと通りの新型コロナ流行に関する情報を書きました。
今後も追記していくので、ポーランド在住の方や新型コロナ収束後にポーランド旅行を計画されている方は引き続きご参考になさってください。

保護中: 意外と冷静?新型コロナ流行で分かったポーランドの特徴と行動

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今日のポーランド語

kwarantanna

“kwarantanna”(クファランタンナ)は「検疫」という意味の名詞です。英語では “quarantine” と書きますが、この単語はイタリア語の “quaranta giorni” が語源で意味は「40日」。イタリア語で数字の4は「クワットロ」、英語でも1/4をクォーターと言うのでピンと来る人もいるのではないでしょうか。
14世紀にヨーロッパでペストが流行った頃、イタリアのベニスでは流行地から来た船は沖で40日間繋ぎ止める必要があり、船内のペスト終息を待っていた(隔離=検疫)そうです。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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