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この記事の内容
ポーランド在住歴6年目となり、すっかりポーランド人の親しみやすさに慣れてしまった私。こちらでお会いする方々からも、ポーランド人に良くしてもらったという話は頻繁に聞きます。
一方、ごく稀に「これって差別ですか?」と聞かれることもありますが、よく聞いてみるとちょっとした誤解だったり。そこで今回の新型コロナ流行の件も受け、ポーランドで感じうる差別について記事を書くことにしました。
この記事の目次
❶ じろじろ見られている気がする
❷ なんだか接客が冷たく思える
❸ 電車やバスで隣に誰も座らない
❹ つり目ジェスチャーをされた
❺ 差別されたという話を聞いた方へ
❻ この記事のまとめ
新型コロナ影響による海外アジア人差別の現状/不快発言への対処法
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じろじろ見られている気がする
。なんだかじろじろ見られているような感覚、比較的多くの方が経験しています。
理由も分からず赤の他人に見られるのは不快ですし、その場から去りたくなるでしょう。
ポーランドに住むアジア人は少ないので、そこはどうか大目に見てあげてください。 。特に小さな子どもはじっと見つめてくることがありますが、外国人への好奇心であって悪意で見ていることは滅多にありません。 。相手が眉をしかめていると余計に不快に感じてしまいますが、何か(誰か)をよく見る時に眉をしかめる人は案外多いです。
私もつい、眉をしかめる癖があるので…。
なんだか接客が冷たく思える
。海外で接客が冷たいと感じた時、アジア人差別かな?と思う人も多いようです。
今時「お客さまは神さま!」と本気で言う人はあまりいないでしょうが、愛想が悪い人に当たったらやっぱり気分が悪いですよね。
アジア人だから無愛想に接する、というのはポーランドではほぼあり得ないと思います。 。また、仲間同士では笑っていても客前では表情が消えたり、「ありがとう」と言っても目も合わせずに「はい、次どうぞ」といったお役所的態度の人もたま〜にいます。 。ただ、サービスの質で評価が分かれる場所(レストランやタクシーなど)で素っ気ない返事や失礼な態度を取られ、不快な思いをしたならチップを減らしちゃいましょう。
それは差別ではなく、働いている人のサービス意識や教育がなっていないだけですよ。
電車やバスで隣に誰も座らない
。立っている人がいるほど乗客が多いのに、自分の隣だけなぜか誰も座らない…。
そんな状況に出くわしたら、外国人だから避けられてるのかなって思っちゃいますよね。
本人は無意識のうちにそうしていて、単純に座る必要がないから立っているそうです。 。本当によくあることで、避けられている可能性はほとんどないのでご安心ください!
ちなみに、逆に「なんでそこ空いてるのにわざわざこっち座るの?」という現象もあり、あまり深く考えていないのかもしれません。
つり目ジェスチャーをされた
。旅行者がこのようなシチュエーションに出くわすことは滅多にないと思うのですが、ヨーロッパではアジア人の顔真似をする時につり目ジェスチャーをすることがあります。
。つり目ジェスチャーとは、指で目の端を引っ張り、目を細く見せかける行為のこと。 。西洋人のようなクッキリした目に憧れるアジア人にとって、細い目を強調されるのは侮辱と感じられるかもしれませんね。私もつり目ジェスチャーをされたら嫌な気分になりますし、日本人はそんなに釣り目じゃないから!って突っ込みたくなります。笑 。しかし、日本人が西洋人の真似をする時に鼻をやたら高く見せかけたりするのと同じで、悪気があるわけではありません。
会話できる相手であれば「そういう行為は不快です」と、本音を教えてあげてください。
差別されたという話を聞いた方へ
。ネットで「ポーランド人に差別された」って話見たよ、という人がいるかもしれませんが、それはそれで事実だと思います。
。しかしポーランドに5年以上も住み、色んなところで多くのポーランド人に接してきているこの私をまず信じてください。道端やお役所での露骨な外国人差別を受けたこともなく、アジア人差別と感じるような経験は、特に思い浮かびません(すっごく考えたら一度や二度はあるかもしれませんが)。 。ただポーランドや日本も含め、理不尽な差別を無意識にしてしまったり、イヤな言葉を放つ人はどこの国にもいるはずです。 。アジア人に対して好意的な人もいれば無関心な人もいるでしょうが、ポーランドは総じて、差別によって観光客を悩ませたり不快にさせるような国ではないと言っておきます!
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それと、なにをもって差別と言うか、感じるかは人それぞれだと思っています。これは差別だろうと確信しても、単なる思い過ごしの可能性も否定できません。悪い方向に考えるよりポジティブに捉え、イヤな経験は忘れちゃいましょう!
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ご無沙汰です。綾香さん。青木です。
いつも楽しくブログ拝見してます。
今回の差別?について。
私はポーランドで差別は一度もありませんでした!
道を聞いても、レストランに入っても。
特に何回も行ったお気に入りのレストラン〔例のクラクフタクシーの場所!〕では、日本人1人で食事してもまったく差別はなく、親戚で、ピアノ演奏者に拍手すると、立ってお礼のお辞儀をするくらい。
楽しく美しい思い出が沢山ですよ!
今でも感謝。
ご無沙汰しております!
FBのほうでは娘の写真にリアクションいただいたり、ありがとうございます m(_ _)m
ポーランドは差別が当たり前になるような国ではありませんし、少なくともここで生きるのにアジア人としての支障はないと思っています。
ここに住んでいると今時アジア人に対する差別があること自体に驚きますが、そういえば、イギリスに住んでいたときは差別されたこともありました。白人の夫に対する対応と、自分への対応がちがうと嘆く国際結婚の奥さんたちも数組いましたね〜。
ポーランドでのよい思い出をシェアしていただき、改めて感謝です!
すみません!
親戚 誤り 親切です!
主人が言ってたけど、ポーランド人の店員さんは英語で話しかける自分には無愛想で、ポーランド語で話かける私には途端に愛想良くなるとのこと。外国人の客→英語は苦手!って構えちゃう結果愛想が無くなるってこともあると思います。
のりこさん、初コメントありがとうございます (^ ^)
日本人も英語でいきなり話しかけられたら構えてしまう人が多いので、緊張したり、「むりむり、英語分かんない!」っていう反応をするポーランド人の気持ちも分からなくはありませんね〜。でも、ワルシャワとかクラクフみたいな観光都市だと、ふつうに喋れる人が多いので「ポーランドの人って英語ペラペラですよね」ってよくお客さんから言われます。
間違いなく、ポーランド語で話しかけたほうが好感度は高いです。笑