【必読/随時更新】アウシュヴィッツ見学に役立つ9つの情報



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最終更新日:2018年8月2日

アウシュヴィッツ強制収容所に訪れることを計画中の方、訪問前に知って欲しいことをすべてまとめました。

この記事を読んでおいて「よかった」と思うこと間違いなし。当日になって現地で焦らないためにも、必ず、最後まで記事に目を通してください

何十回とアウシュヴィッツを訪れた私が思うこと

2017.02.16

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このページの目次
1. アウシュヴィッツへの行き方
2. 開館時間・休館日・料金
3. セキュリティッチェク
4. 訪問予約は必ずしよう
5. ガイドと見学すべきか
6. アウシュヴィッツとビルケナウ
7. 常設展示ブロックは5棟ある
8. 施設内でのカメラ撮影
9. その他伝えておきたいこと

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アウシュヴィッツへの行き方

個人的にはバスがおすすめ

個人的にはバスがおすすめ

クラクフから日帰りで行くパターンが最も一般的ですが、首都ワルシャワから行く場合でもアウシュヴィッツへは列車かバスを利用して行くことになります。

クラクフからの行き方、ワルシャワからの行き方は下の記事に詳しくまとめているので、参考にしてください。

ワルシャワからアウシュヴィッツへの行き方

2016.08.18

【最新版】クラクフからアウシュヴィッツへの行き方

2016.02.08

 

見学可能時間・休館日・料金

実は結構ややこしい

計画性を持って訪れましょう

アウシュヴィッツは基本的に毎日見学可能ですが、年中無休ではありません。

第一収容所入場可能時間
アウシュヴィッツⅠ

12月。。。。。。7時半〜14時
1月/11月   7時半〜15時
2月。。。。。。。7時半〜16時
3月/10月   7時半〜17時
4月/5月/9月 7時半〜18時
6月/7月/8月 7時半〜19時

第二収容所入場可能時間
アウシュヴィッツⅡ(ビルケナウ)

12月。。。。。。8時〜15時半
1月/11月   8時〜16時半
2月。。。。。。。8時〜17時半
3月/10月   8時〜18時半
4月/5月/9月 8時〜19時半
6月/7月/8月 8時〜20時半

注意事項
上記時間帯ならいつでも入場できるわけではなく、訪問時間を予め指定する必要があります。混雑時はセキュリティッチェクを通過するまでに時間がかかるため、最低でも訪問時間30分前には到着するようにしてください
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料金(入場料・ガイド)
実は、入場料はかかりません。しかし、アウシュヴィッツ博物館の公式ガイドに案内をしてもらう場合、以下の通りツアー参加料金が発生します。

 2018年度 公式ツアーの料金表
種類  通常 割引
公式ツアー
(ポーランド語)
 40PLN  35PLN
 公式ツアー
(その他の言語)
 50PLN  45PLN
ツアーなし  –  –
 【補足】
ISICカード(国際学生証)をお持ちの26歳までの方は割引料金が適用されます。また、14歳以下のお子さまの見学は推奨されていませんが、保護者同伴であれば入場可能です。

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料金(その他)
ドキュメンタリーフィルムを観る場合は、4PLNが別途必要です(ガイドに参加する場合は込みです)。

館内や駐車場のトイレは有料(2PLN)のため、硬貨は何枚か持っておいてください。トイレは第一収容所館内に2ヵ所(うち一つは下の写真参照、もう一つはセキュリティッチェク後の敷地内)、第二収容所に一ヵ所あります。

第一収容所のトイレがある場所

見学所要時間
ガイドと見学する場合は3.5時間、スタディーツアーでは6時間。

個人見学では見学順路や見学可能なブロックがどれであるか分かりにくいため、4時間以上はかかるかもしれません。

休館日
1月1日、12月25日、復活祭の日曜日は休館日となり、ほか公式訪問や特別なセレモニーがある場合は休館または見学可能時間が制限されます。

詳細は公式サイトでご確認ください。

 

セキュリティッチェク

小さなハンドバッグはOK

小さなハンドバッグはOK

第一収容所アウシュヴィッツでは2015年春以降、セキュリティッチェクが設けられています。

混雑していると、ここで30分以上待つことも少なくありません。日や時間によっては空いていますが、オフシーズンでも混雑する日はあるので必ず時間に余裕を持って現地までお越しください

また、入館前にはチケットの確認があります。閑散期は館内のチケット売り場でも購入できるため、これから購入すると伝えれば問題ありません(ただし事前訪問予約を強くおすすめします)。

そして、持ち込めるカバンのサイズは30×20×10センチです。

このサイズを少しでもオーバーすると、荷物預かり所(下に写真あり)で預けなければなりません。セキュリティッチェクは空港のそれと同じで、貴金属類がポケットに入っている場合はすべてカゴに出す必要があります。カバンもチャックを開けた状態で中を見せます。

荷物の中に刃物やライター、その他係員に危険と見なされるものがあった場合は捨てられるので注意しましょう。

この先にセキュリティがあります

この先にセキュリティチェックがあります

一時荷物預かり所

有人の一時荷物預かり所

こちらはアウシュヴィッツの入り口、手前左側にある荷物預かり所。

規定サイズを超える大きいカバンやリュック、持ち込みできないものを持っている場合は予め預けておきましょう。

ハンドバッグやトートバッグ程度の大きさであれば、4PLNです。

営業時間は8時00分〜20時30分ですが、7時30分から開くこともあれば8時30分から開くこともあり、そのあたりは気まぐれなように思います…(繁忙期には早めに開けてくれる模様)。

また、離れた見学施設であるビルケナウ(アウシュヴィッツⅡ)ではハンドバッグより大きいサイズでも持ち込み可のようですが、リュックは持ち込めません。

【重要】2018年1月追記

チケットにフルネームが記載されます。(最近ではまったく確認されなくなりましたが)名前の確認があるかもしれないため、パスポートを忘れないようにしてください。ほか、顔写真とローマ字で名前が確認できる正式な書類があればそちらでも構いません。

 

訪問予約は必ずしよう

これを知らないのが一番痛い

これを知らないのが一番痛い

アウシュヴィッツは訪問予約制です。

写真左側に白い小さな建物がありますね。そして、長い列が奥にずーっと続いているのがお分かりでしょうか。この列に並んでいる人達は、訪問予約を当日になってしようとしている人達です。

この日、列の長さは駐車場を超えて歩道まで続いていました。時間あたりの人数制限もあるので、この人達がみんな当日に見学できる保証はありません。

閑散期であれば訪問予約をしていなくても見学できる可能性はありますが、それでも事前にネットで予約しておくのに越したことはないでしょう。

早く予約しないと、希望する時間帯や日付に訪問できない恐れがあります。

【2018年度版】アウシュヴィッツ強制収容所ネット予約の手順

2016.02.23
訪問予約をしなかった場合

うっかりアウシュヴィッツの訪問予約をせずに来てしまった方、あるいはオンラインでは空きがなく訪問予約ができなかった方、またはもう一度入場したいという方にお知らせです。

博物館の右側に “INFO” とある白いインフォーメションボックスがあるので、そこでツアー参加料金をお支払いください。そうすると写真の通り、各言語ツアーのステッカーとバーコード付きのレシートがもらえます。

なお、閑散期はインフォメーションボックスが閉鎖され、セキュリティッチェクを通過した先にあるチケット売り場で購入することが可能です。

ただしオンラインで訪問予約をした人が優先となるため、必ずしも希望時間内に入場できるとは限りません

 

ガイドと見学すべきか

1人の方が気楽かも…?

1人の方が気楽かも…?

私は、個人的にはガイドなしでの見学はあまりおすすめしません

アウシュヴィッツの見学方法は主に2つあり、アウシュヴィッツ所属の公式ガイドまたはツアー所属の公認ガイドに案内をしてもらうか、あるいは完全に個人で見学するかを選ぶことができます。

注意事項
繁忙期(4月1日〜10月31日)の10時〜16時、閑散期(12月を除く11月1日〜3月31日)の10時〜13時、12月の10時〜12時はガイドとのみ見学することが可能です。個人で見学する場合は、それ以外の時間帯となるのでご注意ください。
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しかしガイドなしで見学した場合、効率的に見学するのが難しいばかりでなく、ガイドからしか聞くことの出来ないエピソードも知ることができません。

またツアーのガイドに案内してもらう場合は要注意です。私はよく通訳で同伴するので分かるのですが、ツアーなので参加者が遅刻したりすると入場時間が遅れてしまい、結果的に時間の関係で案内箇所が削られることがあるのです。

ルーズな参加者がいると時間ロスの可能性があるため、ツアーの場合はできるだけ少人数制を選ぶようにしましょう。

また、私はアウシュヴィッツでの通訳サポートを行っています。ご希望の方はこちらのページからお申し込みください。

第二都市クラクフとヴロツワフ、観光ガイドいたします

2016.02.01

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アウシュヴィッツとビルケナウ

こんなシャトルバスで向かいます

こんなシャトルバスで向かいます

よく、アウシュヴィッツと言われますが、実は見学する強制収容所跡は2つあることをご存知でしょうか。

アウシュヴィッツⅠ(第一収容所アウシュヴィッツ)とそこから3.5キロ離れたアウシュヴィッツⅡ(第二収容所ビルケナウ)、セットでこの二ヵ所を見学するということを覚えておきましょう。

2016年11月現在の時刻表

時刻表は季節や月ごとに更新されます

この二ヵ所の収容所の間は、乗車無料のシャトルバスで行き来可能です。

繁忙期であれば11時以降は10分に1本と走っていますが、冬だと10時台のバスがまったくなかったり、1時間に3本(20分ごと)になったりと極端にシャトルバスの本数が減ります。

第二収容所から第一収容所に戻る場合、最終バスは第二収容所の開館時間に左右されます。閉館ギリギリまでいるとバスがなくなるので、第二収容所でバスを降りた際に時刻表を確認しましょう。

朝早すぎてまだバスが走っていない場合、最終バスを逃してしまった場合はタクシーを呼ぶしかありません。
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タクシーの電話番号

Plus Taxi … 33 8 111 111
※ポーランドの携帯番号をお持ちの場合、800 400 400 で通話料無料

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時刻表には、注意点がもう一つ。

月の初めだと張り替え忘れなのか、前の月の時刻表のままの場合があります。時刻表の下には “Timetable valid in October“(時刻表は10月有効)といった記載があるので確認しましょう。

アウシュヴィッツとビルケナウについては、下の記事の “1.事前知識” にも詳しく書いているのでお読みください。

【最新版】クラクフからアウシュヴィッツへの行き方

2016.02.08

 

常設展示ブロックは5棟ある

常設展示 バラック5にて

常設展示ブロック5棟にて

第一収容所には、ブロックと呼ばれるレンガ造りの茶色い建物が計28棟、そして最後にガス室があります。

しかしその全てが見学できるわけではなく、一部は管理事務所や資料室になっているため関係者以外は入れません。

すべて同じような外観です

すべて同じような外観です

常設展示ブロックでは写真や実物展示が中心になっており、通常、ガイドとの屋内見学ではこの常設展示と復元されたガス室のみとなります。それぞれのブロックの番号とテーマは以下の通り。

  • ブロック4……絶滅
  • ブロック5……犯罪の証拠
  • ブロック6……収容者の生活
  • ブロック7……収容環境
  • ブロック11…銃殺刑の前

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通常、時間の関係でツアーではブロック6とブロック7の両方を見学することはなく、どちらか一つとなります。

 

施設内でのカメラ撮影

そこは何十万人以上が虐殺された場所

そこは何十万人以上が虐殺された場所

アウシュヴィッツやビルケナウでのカメラ撮影はフラッシュなしであれば可能ですが、三脚の利用は禁止です。

ただしブロック4の「髪」の展示は遺体の一部のため撮影不可、ブロック11の地下も撮影禁止となっています。必ずこれらのルールを守って、写真撮影またはビデオ撮影をしてください。

ちなみにセルフィーをしていると、撮影可能の場所でもガイドに注意されることがあります。実は私が過去に同伴した方でもセルフィーをしている人がいましたが、当然のように怒られていました。

 

その他伝えておきたいこと

初めて訪れるあなたへ

特に、初めて訪れるあなたへ

アウシュヴィッツには何度も足を運んでいるから私だからこそ、注意しておきたいことがまだ幾つかあります。
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食べ物について
アウシュヴィッツの近く(入り口から50m以内の範囲)には、レストランが数ヵ所あります。しかし、フードコートのような食堂をイメージしてください。

アウシュヴィッツの隣にも食堂がありますが、昼時はかなり混み合います。

アウシュヴィッツ館内の売店

アウシュヴィッツ館内の売店

アウシュヴィッツ隣のレストラン

アウシュヴィッツ隣の食堂

駐車場前のスナックバー

駐車場前のスナックバー

持ち込みも可能ですが、駐車場前のスナックバーでザピエカンカ(ピザパン)やホットドッグ、ハンバーガーを購入することもできます。また、第一収容所の館内にもスナックバーがあります。

ビルケナウの一般用駐車場(シャトルバスやタクシーが停まる目の前の駐車場ではなく少し離れている方)には、セルフサービスでポーランド料理が食べられるレストランとイタリアンレストランがあります。いずれもお手頃な値段設定ですが、結構美味しかったです。
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雨の日の見学は要注意
アウシュヴィッツ、ビルケナウは地面が石でボコボコ、少し歩きづらいです。

しかも粘土質なので、雨の日はもう最悪。とても滑りやすく、靴も非常に汚れます。雨の日は白い靴は避け、なるべく洗いやすい靴でお越しください

また地盤がしっかりしていないために、ビルケナウでは雨の日や冬になると内部見学ができない箇所があります。

最後にこちらの記事もどうぞ

何十回とアウシュヴィッツを訪れた私が思うこと

2017.02.16
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今日のポーランド語

auschwitz

アウシュヴィッツをドイツ語で書くと、auschwitz になります。

ポーランド語風に変換して auszwitz とする人もいますが、強制収容所はポーランドが建てたものではありません。ドイツが建てたということを強調するためにもポーランド語でも auschwitz  と表記するのが一般的です。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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10 件のコメント

  • いこしぃ より:

    以前もキウバサの記事にてコメントしました、いこしぃです。ポーランドに住み始めて四ヶ月経ちましたが、まだまだ分からないことだらけで、いつもあやかさんのブログに助けられています。
    ポーランドに住んでいるなら、1度は行っておきたいアウシュビッツですが、我が家には幼稚園児の息子が2人います。
    やはり子連れでの見学は無理でしょうか…?

    • Ayaka より:

      いこしぃさん
      返事が遅くなってしまってごめんなさい。
      ご質問の件ですが、小さなお子さんを連れて見学されている方はたまにいらっしゃいますよ。私が通訳としてアウシュヴィッツへ行った際も、一度赤ちゃんを連れて見学されたご夫婦がいました。
      しかし、周りにはちょっと嫌な顔をされるかもしれません。
      幼稚園くらいのお子さんを見かけたことはありますが、お子さんによっては退屈なのかごねていたり、ケンカをしていたり、はたまた「なぜ子どもを連れてくるの?」といった感じで他の方からもよく見られているように思います。
      小さなお子さんがいるからと入り口で止められたりはしないと思いますが、やはりおすすめではありません ^^;

      • いこしぃ より:

        あやかさん、お返事ありがとうございます😊そうですよね、うちの息子たちは確実に退屈して愚図りそうなので、やはり諦めようかと思います。
        でも、一度行きたし、子どもたちは旦那に任せて、1人で行っちゃおうかしら(笑)

        • Ayaka より:

          もともとアウシュヴィッツが14歳以下の子どもの見学を推奨していないので、やむを得ない理由がない限りはなるべくお留守番の方がいいかもしれません (>_<) もし行かれるのであれば、ぜひ天気のよい時に! 先月は3回アウシュヴィッツに行きましたが、寒くても晴天だったのでスムーズに見学ができました。

  • RIKISUKE より:

    公式サイトで予約したのですがバスツアーに変えようと思っています。
    どのようにして公式サイトのキャンセルができるのか教えていただきたいです。
    ご協力よろしくお願いします。

    • Ayaka より:

      RIKISUKEさん

      お返事が遅くなり、すみません。
      アウシュヴィッツのキャンセルに関してですが、キャンセルによる返金はなかったと思います。
      以前、キャンセルされた方がいらっしゃいましたが、返金はありませんでした。
      しかし参加しないと予め分かっている場合、その旨をメールで伝えるようしてください。
      ツアーは一応人数を数えてからスタートしますし、キャンセルすれば空きがでるので希望時間に見学できる人が増えます。

  • ルカ より:

    はじめまして。
    今年の10月にポーランド個人旅行を計画しています。アウシュビッツは個人で行くつもりでしたがガイドなしじゃないとはいれなそうですね。見ておいてよかったです!

    • Ayaka より:

      ルカさん

      当記事がお役に立ったようで嬉しいです。
      時間帯によってはガイドなしでも入れるのですが、ガイドと見学したほうが絶対にいいです。
      また、ドイツ語やポーランド語の資料が読める場合はまだ理解できることも多いと思いますが、基本的に個人見学で理解できることはかなり限られています。

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