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日本へ退避したいウクライナ避難民に必要な支出を援助するための募金

日本へ退避したいウクライナ避難民の渡航費を援助するための募金
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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ウクライナ支援活動のご報告
ルワンダの教育支援団体設立

 

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 政府専用機で避難民移送を検討…という報道が出ていますが、在日ウクライナ人の家族や知人がいる避難民を想定している思われます。現時点で国の受け入れ体制はまだ整っておらず、自治体も国からの指示待ちといった状況です。仮にビザがあったとしてもまだ安心して渡航できる段階ではありません

 日本政府や自治体は次々と受け入れについて積極的に動いているような発表をしていますが、現時点では身元保証人や新型コロナの陰性証明も必要であり(両方とも18日から必要としないと受け取れる内容が報道されています)、3月28日に大阪の某市に問い合わせた際も「公営住宅ではなく民間のアパートを利用したほうがよい」と言われました。
在日ウクライナ人の家族や知人がいない避難民の場合、特に、行政が具体的に国から指示を受けて支援を整えるまでしばらく待つ必要があります

 結局、今は個人個人の支援のほうが早く避難民に届き、政府や市町村には頼りきれないような状況です。
そのため、仮に政府が専用機で避難民を日本へ連れて来るということになっても皆さまの支援は必要です。どうかご協力いただきますようお願い申し上げます。
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3月29日にANNで放送された支援活動のようす

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 私はポーランド在住の日本人、観光ガイドのカスプシュイック綾香といいます。
ここ、ポーランドでは220万人以上(3月下旬時点)のウクライナ避難民が退避しており、これ以上の受け入れはもう限界に近いです。

 そこで、日本政府がウクライナ避難民の受け入れを表明したこともあり、日本へ退避を希望する避難民の支援を行なうことにしました。

 避難民の大多数は戦後、母国へ戻り、また家族や友人とともに暮らしたいでしょう。
言語や文化も近い隣国のポーランドに住むことで「いつでも帰れる」という希望を持ち、苦しい今をなんとか乗り越えようとしています。

 しかし、マイノリティではあっても日本へ退避したいと考える避難民もいます。
ポーランドや周辺のヨーロッパに退避する避難民の数に比べればゼロに近いのかもしれませんが、日本人としては、そのような人々も見捨てずに救ってあげたいと思いませんか?

 キエフには300人以上が日本語講座を受講する日本のカルチャーセンターがあり、日本に関心があるウクライナ人は多くいます。
ただウクライナは日本よりも平均給与が低く、命懸けで逃げてきた避難民の多くに経済的余裕はありません。つまり、避難民が日本行きの航空券を全額負担することは難しいです。

 そこで、日本への退避に関するサポートやアドバイスと同時に日本の皆さまに寄付を募り、渡航費を支援することにしました。
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あやか
もともと日本に関心があり、自らの意思で日本へ退避したい避難民のための支援です。命懸けで逃げてきたとはいえ、強い意思もなく「援助してもらえるから」といった理由だけで検討する避難民に対しては来日を勧めません!
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 この支援活動はビザを発給する日本政府、実生活に関わっていく自治体や日本人の皆さまと協力していかなければなりません。
また日本に住む方々が外国人へのさまざまなサポートを身近で行なうことで、結果的に避難民以外の外国人も救われると思っています!

 皆さまからいただいた寄付金は日本への渡航費、および必要に応じて来日において発生する費用に使用させていただきます。
航空券の領収書等も当ブログにて公開しますが、寄付していただいた方々に領収書の発行は致しかねますので予めご了承ください。

 寄付金が余った場合、ポーランドで避難民のために活動されている日本人の方々が運営する団体に寄付させていただきます。
その際も寄付金を送金したことが分かる送金明細書も当ブログで提示させていただきます。

 なお、ポーランドで最も人気のある zrzutka(クラウドファンディング)で募金を集めますが、こちらでは手数料を負担せずに寄付金全額を使用することができます
また寄付金は現地通貨で受け取るのが最もよいため、ポーランドの寄付金サイトを利用することについてご理解いただけますと幸いです。
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大変お手数ですが、英語表記のページになるため、具体的な募金ステップを確認されたい方はこちらをご確認ください。募金は数ステップで完了するので特に難しくはありません。

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避難民レナさんからのメッセージ
活動するにあたっての経緯や記録
ウクライナ避難民に向けたページ
私の支援に賛同してくださる方へ
身元保証人ってどういう人なの?
募金ステップの分かりやすい説明

 

避難民レナさんからのメッセージ

ウクライナ避難民のレナさん

 私の名前はレナです。21歳です。
私はポーランドへ来る前、ハリコフに住んでいました。ウクライナの状況が日々悪化しているため、私はポーランドに来ました。すべての電車が無料になったおかげでポーランドへ行くことができました。私は街の郊外に住んでいて、駅まで15キロ歩かなければなりませんでした。幸いなことに、私の町には地下鉄があり、爆弾シェルターとして装備されていました。駅までの交通手段を見つけるのは困難だったので、地下鉄を辿って駅まで歩きました。駅で電車を待たなければならず、たくさんの人がいましたが、なんとか電車に乗ることができました。 私はテルノーピリからリヴィウへ向かい、そこからはボランティアの車で移動しました。 国境を越えた後、ポーランド人は私を大事にしてくれました。私はいつも彼らに感謝します。
 
 私は日本文化が大好きで、そこに住むことを夢見ています。 戦前、自分で日本語を学び始めましたが、戦争によってしばらく中断しました。できるだけ早くまた勉強を再開したいです。日本に住んで働きたいです。そしてもちろん、この美しい国を探検したいです。日本に行きたいウクライナ人にお金を寄付してくれる皆さんに感謝します。 あなたはとてもよくやっています。 神のご加護がありますように。

Меня зовут Лена. Мне 21 год. Я жила в Харькове до того, как приехать в Польшу. В Польшу приехала, потому что с каждым днём обстановка в городе становилась всё хуже. Благодаря тому что все поезда сделали бесплатными, я смогла доехать до Польши. Я жила на окраине города, и до вокзала должна была идти 15 километров. К счастью, в моём городе есть метро, и оно оборудовано как бомбоубежище. Транспорт до вокзала было сложно найти. Поэтому я шла по рельсам метро до вокзала пешком. На вокзале пришлось подождать поезд. Людей было много, но мне удалось влезть в поезд. Я приехала в Тернополь, из Тернополя – во Львов. Со Львова меня подвез волонтёр на своей машине. После пересечения границы поляки во многом позаботились обо мне, и за это я всегда буду благодарна им.

Я уже некоторое время очень увлекаюсь культурой Японии, люблю её, и мечтаю жить там. До войны я начала учить японский самостоятельно, но все эти обстоятельства заставили меня прерваться на некоторое время. Я хочу продолжить как можно скорее. Я хочу жить и работать в Японии, и, конечно же, исследовать эту прекрасную страну.
Я благодарю каждого, кто жертвует свои деньги для украинцев, желающих попасть в Японию. Вы делаете очень до рые дела. Пусть Бог благословит вас.

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活動するにあたっての経緯や記録

日本人として出来るウクライナ支援

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ウクライナ避難民に向けたページ

ウクライナ支援

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私の支援に賛同してくださる方へ

支援活動の取材を受けて皆さまにお伝えしたいこと

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身元保証人ってどういう人なの?

身元保証書

  避難民について外務省に問い合わせた際の回答と、一般的なビザ申請における身元保証人の定義をもとに説明します。
 
❶身元保証人は本人の生活を補助する人であり、困った時には手を差し伸べたいという気持ちが大事(友人のような存在)
❷ 言語能力は問われないが、日本の法令を守るように本人を指導することができる
❷住むところが見つかるまで家に泊めてあげたり、食事を出すことができる
❸身元保証人はいわゆる連帯保証人とは異なり、法的義務を負うことはない
❹仮に本人が犯罪を起こしても身元保証人に損害賠償など責任が及ぶことはない
❺保証書に記載された事項(滞在費、帰国旅費、法令の遵守)に法的な強制力はない

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募金ステップの分かりやすい説明

募金ステップ1
募金ステップ2
募金ステップ3
募金ステップ4
募金ステップ7
募金ステップ5
募金ステップ6

Zrzutkaの利用規約&プライバシーポリシー
決済サービスプロパイダーのPayUの利用規約

 

→退避を希望する避難民の探し方(後ほど追記)

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あやか
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8件のコメント

こーさん より:

綾香サン!お久しぶりです。こーさんです。
保証人等お役に立てれば!

Hiroaki Kobayashi より:

少額ですが募金しましたよ(Youtubeの動画から飛んできました)。
英語(もしくは日本語)ができる方なら、何かしらサポートしたいなと思った次第。

えみ より:

財務関係の書類出しましょう。
団体を作ったならば、当局への届け出もあるはず。証明書があった方が信頼度上がりますよ。インターネットには山ほどの寄付サイトが溢れてますから。

助言ありがとうございます。私は任意団体として活動しており、メンバーも少ないのでこれ以上大きくするつもりはありません。私も仕事や家庭と両立していかなければなりませんので、私にできる範囲のことをサポーターの方々とやっていきたいと思います。細く長く、これが私のモットーです。日本へ送った避難民も送りっぱなしにするのではなく、その後のケアにも力を入れています。

えみ より:

私あなたにアドバイスしてません。不思議だと思ったから書いているだけです。
任意団体でも銀行取引記録、デジタルレシート等、記録はちゃんと残ります。それが出せない理由は何ですか。あなた以外の名前もあるのだから、その人たちのプロフィールがないのはなぜですか。
どんなに忙しくても人からお金を預かっている以上、お金の流れがわからないと、どこの国でも信頼されません。大きさ関係ないです。子育て仕事、忙しながらがんとやてる人もいますよ。それは言い訳です。あなただって移民です。ポーランドインフレで苦しいです。やっていることがあなた自身のレピュテーション落としている。

大変失礼しました。私がアドバイスと勘違いしたことによって気分を害されたようで申し訳ありません。
念のために申し上げますが、私は万人に好かれようとは思っておりませんし、私の活動において否定的な意見があって当然だと思います。ましてや不特定多数の人が閲覧できるブログを書いている以上、批判を受けるのもある程度は覚悟しています。しかしこの活動を始めて以来、応援のお言葉はたくさんいただいていますが、えみ様がコメントしてくださったようなご意見は初めてです。そのため、このような説明を今さら行うことにある程度ご理解いただけますと幸いです。

さて、ご指摘の記録(領収書など)についてはデジタルはもちろん、紙媒体でも残しております。そもそも領収書など趣旨に沿う活動記録がなければクラファンより寄付金が振り込まれません。寄付金の受け取りや支払いを直接行っているのは私ですが、それらの記録を付けたりPDFの領収書を保管しているのは信頼できるポーランド人の友人です。手慣れない作業を私一人がやっているとミスする可能性もあり(ブログを書いているのでパソコン作業に強いと思われるかもしれませんがExcelなど記録管理は苦手です)、またあまりにも量が多いので、彼が提案してくれた去年5月頃から作業分担しています。たとえば宿泊施設の場合、宿泊者氏名や宿泊先といった情報が含まれていますし、金銭支援も銀行を通して行っていますが口座情報のほか私の住所が記載されていたり、航空券の領収書も私の住所と避難民の名前なども記載されているため、どなたでも見られるような形では公開しておりません。とにかく量が多いので一枚一枚スキャンしたり、個人情報にモザイクを掛けてアップロードするとなると膨大な時間がかかってしまいます。なお、こちら(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1_U6u2H-EV3z-J-oom_mzWNRK8ADv5Tan9YbAsr6uqgk/edit)に支出を載せていますが、どうしても実際の領収書をご覧になられたいということでしたら、Google driveにアップロードしている分をお見せすることも検討いたします。ただ先ほど書いた通り、一定の個人情報が含まれるため、閲覧されたい理由および閲覧される方の情報も少しは把握しておきたいと思います。信用できないのであれば寄付していただく必要はございませんし、寄付していただいた方が閲覧されたい場合は個別に相談していただければ対応いたします。実際に領収書を求められたケースは団体および法人を除いてございませんが、この活動においてやましいことは一切行っていません。私の活動が信用出来ないのであれば、また当ブログで最低限の身元を明かしている代表の私が信頼できないのであれば寄付しないでください、そのようにしか言えません。

メンバーのプロフィールに関して、NPOや一般財団法人であれば利益を得て運営しているのでメンバー情報も必要かとは思うのですが、MOSTは任意団体です。任意団体はサークル活動のようなもので利益は一切得ておりませんし、私も日本のサポーターも避難民支援において一部の経費を自腹で賄うことが多々あります。また避難民活動においてNHKや民法の番組にもいくつか出演しておりますが、これらの出演で利益は一切得ておりません。すべて直接の取材依頼を受けて出演させていただいております。

最後に、皆さまからお金を預かってこのような活動をしている以上、確かに仕事やプライベートの忙しさを言い訳にすべきではないかもしれません。ただ、少なくとも私はこれまで支援してきた130人以上もの避難民と直接やり取りをしています。ウクライナからポーランドへ退避するとき、ポーランドでビザ申請をするとき、ビザ申請書の記入、学校や団体との個別のやり取り、宿泊先を探したり案内したり、ほかにも細々とした作業をやってきました。これらに加えて、領収書の個人情報にモザイクをかけて一枚一枚アップロードするとなるとキャパオーバーです。私も人間ですから、すべてを完璧にこなすことはできません。それについてはご容赦ください。

長文失礼しました。

えみ より:

寄付した方に領収書を出さないのはどうしてですか?
ネットに強いあなたなら、できるはず。紙媒体でなくても今はデジタルで発行できますから。

確定申告などで寄付控除が受けられるような領収書は発行されないのですが、寄付してくださった方にはクラファンのzrzutkaより支払証明書(
Zaświadczenie o wpłacie na zrzutkę)がPDFで自動発行されます。ですので、そちらが領収書の代わりになります。

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