絶対に行ってほしい穴場のヨーロッパ ベスト5



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最終更新日:2016年5月10日

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ヨーロッパの国々をほぼ制覇した私が、その中から自信を持っておすすめできる穴場の国を厳選しました (*^^*)!

ただし定番のイタリアやドイツ、スペインなどはあえて紹介しません。

そういった国々も素敵なのですが、穴場と言うにはほど遠く、あまり知られていない観光地があるにしてもネット上にたくさん情報が溢れているからです。

だから、ここで紹介するのは
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日本人
もう定番のヨーロッパには飽きた!もっとエキゾチックな国に行ってみたい!カルチャーショックを受けてみたい!
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という方にぜひ訪ねてほしい国々。

実際に行くか行かないかは別としても、「世界にはそんな国もあるんだな」と、楽しみながらお読みください。

 

おすすめランキング
5位 マケドニア
4位 キプロス
3位 ウクライナ
2位 ギリシャ
1位 ◯◯◯◯◯

 

5位 マケドニア

奇妙すぎておもしろい国

奇妙すぎて面白いマケドニア

東ヨーロッパにあるマケドニアはバルカン半島に位置する小さな国。

バルカン半島はヨーロッパで最もマイナーな国々(ブルガリア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナなど)が集まる地域と言えるかもしれません。

また、91年に勃発したユーゴスラビア紛争の影響で薄暗く、閉ざされたようなイメージもあり、国々の貧しさがさらに一層マイナスな印象を与えています。

バルカン半島のマイナーな国々は他にも訪れてきましたが、本当に唖然とする出来事がいくつかありました。

紛争の残骸と思いきや人が住んでいたり、道の至る所に砂が積み上げられていたり、車専用道路のあちこちで女性がドライバーにお金を求めていたり。

そんなマケドニアのどこがいいのか?

オフリド湖と聖ヨハネ教会

オフリド湖と聖ヨハネ教会

実はこの国、正真正銘の穴場。

まず自然の豊かさが、ものすごい。そこらのヨーロッパより遥かに、断然、自然に恵まれています。マケドニアには標高2000メートル以上の山が34もあり、その多さは世界レベル。

1番びっくりするのは、ほとんどの山はこれまで一度も人に登られたことがないということ!ある意味、ネパールより秘境だと思いませんか。

また写真のオフリド湖は世界遺産に登録されており、ヨーロッパ最古の湖ともいわれています。湖の深さは最大288mで、これもヨーロッパ最大レベル。

マケドニアから隣国アルバニアへ行くとき、タクシーの運転手さんと眺めた夕日の光景が今でも忘れられません。

彼はベストスポットを見せようと色んな場所へ車を走らせてくれたのですが、今思えばただメーターを上げるためだったのかもしれません(笑)。

追記事項
そういえば完全前払いでした。

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しかもオフリド湖のあるオフリドという街は、かつてはマケドニアのエルサレムと呼ばれたほどキリスト教とは深いつながりがある場所。

そのためオフリド周辺には数々の聖堂遺跡(写真の聖ヨハネ教会はその一つ)が残っていて、なんとも神秘的です。

他にも首都スコピエから80キロ離れた場所にコキノというNASAも認める巨大古代天文台(世界で4番目に古い)があるのですが、建設されたのはなんと3800年以上も前だそう。そこから眺める日の出はまさに絶景でした。

そして、マケドニアの魅力、面白いところはそれだけではありません。

EU加盟国ではないのに完全にEU加盟国になりきっている(上を見上げるとあちこちにEU連合の旗が…)ところや、歩道が完全に駐車場になっていったり、インフラは整っていないのにインターネットだけは日本より先進国(世界初でワイヤレスインターネットを実現させた国はマケドニア)だったり…

と突っ込みどころがたくさん。

またマケドニアはキリル文字発祥の地、アレクサンダー大王とマザーテレサ生誕の地でもあります。

さらに首都スコピエは有名な日本人建築家の丹下健三(東京都庁舎や新宿パークタワーなどを建築した人)によって都市計画されており、ひそかに日本と関係を持っていたのにも驚きでした。

もうネタだらけの国です。

マケドニアの国旗

マケドニアの国旗

あ、マケドニアの国旗は日本の軍旗だった旭日旗にそっくりなんですよ。

ちょっと親近感がわきますよね。

 

4位 キプロス

地中海

地中海に浮かぶ島、キプロス

冷戦中のキプロス、皆さんはキプロスといえば何をイメージしますか。

検索で、キプロスと関連して出てくるワードといえばキプロス問題にキプロス紛争、キプロス危機。

もうこれだけで普通なら一歩引きたくなるような国のようにも思えます。しかし実際、治安は日本と同じくらい良好

そんなキプロスに私が行ったのは数回目のイスタンブールに飽きた頃でした。

ふとトルコの地図を見ていると、トルコに非常に近い「その位置なら絶対中東だろう」という、EU連合諸国の一つであるキプロスに目がとまったのです。

そこで早速トルコの前に訪れていたギリシャからキプロスへの片道航空券を購入し、とりあえず行ってみました。

この国はギリシャ側とトルコ側に分かれて対立しているのですが、問題となっているのはギリシャ側の通称キプロス(南キプロスとも)と呼ばれる場所。

この、地中海に浮かぶ島全体が北キプロス・トルコ共和国という国ですが、トルコ側は “北キプロス” と呼ばれており、私が訪れたのはギリシャ側の方です。

明らかに中東です

明らかに中東です

滞在中は首都のニコシアやラルナカ、パフォスと色んな場所へ行きましたが、印象はまるで小さなギリシャ!

それでもって観光客が目立たないため、地中海に望む白い教会も街中に多く残る数々の古代遺跡もほとんど一人占め

紛争による廃墟や、少し寂れた印象も他の国とはまた違った味がありました。

しかし、なんといっても私のお気に入りの場所はチェックポイント(トルコ側とギリシャ側の間にある境)。

そこから見るトルコ側はなんとも不思議な光景で、これこそが他国にはないキプロスの魅力ではないのか(両者は対立しています)と思うほど。

チェックポイント

チェックポイント

補足説明
写真では売店のように見えますが、向こう側の北キプロスに行くにはこの国境検問所を通らなければなりません。

北キプロスは国として認められていないために、北キプロスのスタンプをパスポートに押されてしまうと不法入国となり南キプロス及びギリシャに入国できないので要注意。

ギリシャ側はキリスト教なので教会が目立ちますが、トルコ側はムスリム。

チェックポイントからはモスクも見えますし、アザーンという礼拝の呼びかけもちゃんと聞こえてきます。

トルコ側の空港に行くためにチェックポイントを通過しましたが、こちらは観光地としては栄えていないようで、キプロスが小さなギリシャであるよう、こちらは完全に小さなトルコでした。

また、キプロスの首都ニコシアの中心部は一時間以内で見て回れる程こじんまりとしており、3日4日と滞在しただけでまるで地元の人になった気分

キプロスの人々はあまり観光客に干渉してこないので、人ごみを避けてのんびりくつろぎたい人にもピッタリです。

元々移民が多いので日本人だからといって珍しがられることはありません。

2月でも暖かい

2月でも暖かい

そして四国の半分程度の面積を持つという非常にコンパクトな国であること、イギリス領だった関係で英語が公用語なので旅中に困ることはあまりなく、比較的スムーズに計画・行動ができました。

ただし、鉄道がないのでどこへ行くにもバスかタクシーのみ。鉄道さえあればもう完璧なんですが…。

車は日本のように左側通行で海外では珍しくAT車が一般的、日本車が非常に多かったので、日本人観光客ならレンタカーを借りみてもいいかもしれません。

最後に一つだけ警告。

北トルコとの境でカメラを取り出す際は、まず上を確認する必要があります。

というのも冷戦中だけあって、市民の動向を見張る軍隊がとても多く、誤って彼らの写真を撮ろうものなら攻撃されかねないから。私自身も国境付近を歩いていると屋根の上の高台?に銃を持った軍人を見ることができました。

間違っても手を振ってはいけません。

 

3位 ウクライナ

聖アンドリュー教会

聖アンドリュー教会

また皆さんにはネガティヴイメージの国かもしれませんが、ウクライナは未知の世界で本当に魅力溢れる国です。

ロシアに行くのはビザの関係で少し煩わしいのですが、ウクライナはビザなしで行けるお手軽なロシアという感覚で訪れたのがきっかけでした。

ウクライナに降り立ってキリル文字を見た瞬間から、もうわくわく。

空港から市内へ向かうバスも乗車券を買うというシステムではなく、発車後しばらくして係の人?が一列ずつ料金を受け取っていくという謎システムで早速戸惑ったのをよく覚えています。

思わず見とれます

思わず見とれます

さて、ウクライナでまず圧倒されるのは外壁の美しい教会の数々です。

写真の左右にある壁をよーく見てみるとうっすら絵が描いてあるのが見えますよね。もちろん鮮やかな壁を持つ教会も多いのですが、私は写真のように少し寂れた味のある雰囲気のものが好きです。

教会内部はポーランドのものと似たような印象を受けましたが、微妙に異なる箇所も見受けられました。

それはウクライナがウクライナ正教会という教派であるため。

それでも正教会はカトリックと考え方が非常に似ているのですが、ここでは女性が教会に入る際は腰に長いスカートを着用されるように言われたり、頭に布(ベール)を被せるように言われたりと、れっきとしたキリスト教なのにうっすらイスラム教のような、なんだか不思議な気分にもなりました。

チェルノブイリ

チェルノブイリ

首都キエフの外れにある小さな街やチェルノブイリにも行きました。

チェルノブイリはさすがにまた行きたいと思わないのですが、原発事故で深刻な問題を自国に抱える日本人としてはやはり見ておいてよかったと思いますし、考えさせられることが多かったです。

現在でも被曝は免れないので誓約書にサインをする必要がありますが、数時間くらいの滞在であれば、人体への影響はまったくありません。

ただし場所によっては通常30倍以上の被曝量があり、そういったところも見学(車内から)するので靴も捨てるくらいの覚悟で行く人もいるそう。

興味本位で来たのか現地で被爆量についての説明を受けているとき、「来るんじゃなかった」というような顔をしている人もいましたが、私の場合、東京はチェルノブイリの避難指示区域よりも放射能レベルが高いことを知っていたので大して恐れることはなかったです。

リヴィヴ

リヴィヴ

ちなみにウクライナにはリヴィヴという、終戦前まではポーランド領だった世界遺産の街があります。

私の夫が言うには、クラクフの次に並ぶくらいポーランドらしい街

しかし残念ながら終戦後、ソビエトによってウクライナの領土とされました。

その後はポーランドに返還されるべきだと主張する人もいましたが、戦時中はすべてのポーランド人がリヴィヴから追い出され、ポーランド人はまったく住んでいない状態となっていたため、ポーランドは諦めることにしたそうです。

返還争いで最悪紛争ともなれば、それこそ誰もが望まないこと。争うくらいならもう手放そう、という感じでしょうか。

リヴィヴは、日本にとってのサハリンのようなものだと思ってください。

リヴィヴは首都キエフからはかなり離れた場所にあるのですが、(キエフより、うんと遠くなりますが)ハンガリーの首都ブダペストからは夜行列車もあり、ポーランドとは国境を隔てて直ぐ近くにあるので近隣の国を訪れる際はぜひリヴィヴも検討してみてください。

一人旅日記4 ウクライナの異国情緒感は桁外れ

2016.07.18

 

2位 ギリシャ

パルテノン神殿の丘から

パルテノン神殿の丘から

もし誰かに「どこの国がおすすめ?」と聞かれたら「ギリシャ!」と即答するのですが、みんな行きたそうにしても絶対行かないですね(笑)。

ギリシャは現代でも至る所にそびえ立つ古代建築物の多さが魅力ですが、その素晴らしさを間近で見るスリリングさに耐えられるのは若者だけかもしれせん。

私はそういった意味でも、ギリシャには今、行くべきだと思います。

間近で見た時の迫力がすごい

もう迫力がすごい

というのも遺跡は段差が高いところに多く、大理石で地面が滑りやすかったり、大きな石が多く転倒しやすいんですね。

雨の日は本当に危険。

私は若さと気力でよじ登ったりましたが、美しいギリシャの街並みを見るためなら何だって出来る思いがありました。でも滑ったら確実に落っこちて死んじゃうような場所が多かったです。

目の前に広がる美しい景色に心底感動し、いざ戻ろうと背を向けると違う意味で絶句したことも度々。

あの有名なパルテノン神殿はまだ安全な方ですが、訪れたのは夏だったこともあって神殿に着いた時は既に体力を奪われ、熱中症になるかと思いました。

若さと根気が必要です。

青空×遺跡の相性は抜群

青空×遺跡の相性は抜群

でも古代遺跡は本当に素晴らしい。

イタリアのそれとは規模が比にもなりません(ごめんなさい)。

なんといっても紀元前数百年前の建物がそこら中にあるだけで圧倒されます。地下鉄の駅までも古代ギリシャ博物館になっているのには驚きました。

街中の古代建築物を眺めながらのランチやディナーは、どっちが本来の目的か忘れてしまうくらいです。

ギリシャの街では犬も歩けば遺跡にぶつかる、まさにそんなイメージ。

サントリー二島

サントリー二島

それに何といっても、青い空に映える景色といったらギリシャが一番。

写真を見ればお分かりですよね。

リゾート気分だけで行くのは本当にもったいないです。私は滞在中、現地のギリシャ人にバイクや車で色んなところへ連れて行ってもらったのですが、アテネでのドライブはもう最高でした。

一人旅日記6 ギリシャの遺跡はイタリアよりすごい

2016.07.20

 

1位 ポーランド

ポズナニの中央広場

ポズナニの中央広場

このホームページがポーランドについてなので「やっぱりな」と思った方がほとんどでしょうが、今住んでいるからというのは一切関係ありません。

ポーランド人の夫以前に年内に3回も訪れた国はポーランドだけ

ギリシャを1番に勧めても実際に行く人は恐らくいないので、思い切ってポーランドを1位に持ってきました。

実はここだけの話、ちょうど2年半前の私は “ポーランド” と言われてもショパンすら浮かんでこない程、ポーランドのイメージはないに等しかったんです。

そんな私がポーランドへ訪れたきっかけは、ドイツからクラクフ行きの安い航空券を見つけたことでした。

ポーランドを地図で見て「あ、見事に見落としていたなぁ」と思ったのです。

それでも既に訪れていたプラハと似たような場所だろうと思っていたのですが、最終的にはポーランドの方がよっぽど魅力的なのに気付いてしまった私。

ビドゴシュシチュの街並

ビドゴシュチュの街並

外にいるだけでも楽しくなるユニークな建築物の数々や物価の安さに惹かれたのも事実ですが、なんといってもこんなに見どころのあるヨーロッパの国はポーランドだけだと確信していました。

他の国でリピートしている国は「この絶景、また見に来よう」という感じで再び訪れていたのですが、ポーランドだけは「まだ見足りない」といった感じ。

それくらいこの国は広くて、南北東西でまったくちがったような顔を持ち合わせているのです。これが私が一年の内に3回も訪れさせたポーランドの魅力。

そして、もうひとつ。

人のフレンドリーさも大きなポイント。旅行中にお世話になったポーランド人の皆さんがすごく親切なんです。

お金が下ろせないというハプニングがあって350キロヒッチハイクをした時、たくさんの面倒見のいいポーランド人たちに助けてもらいました。

ポーランドで350キロの道のりをヒッチハイク

2016.04.27
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何か分からないことがあって人に尋ねれば、「分からない」と言いつつ違う人に聞いてくれていつの間にか自分の周りに人が集まっていることもありました。

ひとりぼっちでベンチに座っていると「どこから来たの?」と話しかけられることも多かったです。

ポーランドでは、言葉が通じる通じない関係なく、中学生から高齢者の方、酔っ払い(笑)にまでたくさんの人に話しかけてもらいました。

それだけではなく他国で出会ったポーランド人達にも随分とお世話になったり…。助けてもらってばかりです。

思い返せば、初めて私がポーランドに訪れたのは13年の2月〜3月のこと。

その約半後にはポーランド人の夫と日本で出会い、そのさらに1年後には結婚でポーランドに住むことになるのですが、こうやって冷静に考えてみると本当に不思議というか、自分のことながらもなんだか信じられませんね (^ ^;)

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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