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この記事の内容
コロナ禍ではありますが、海外永住者・駐在員やその家族など日本に一時帰国したい日本人はたくさんいます。帰国したい理由で一番多いのは「日本の家族に会いたい」ではないでしょうか。
日本に住んでいる人の中には「まだ収束してないから帰ってこないで」と思う人も多いと聞きます。一方、新型コロナほぼ絶滅 or 特効薬が開発される日までただ待ちつづけ、その日までずっと日本に帰らないわけにもいきません
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この記事の目次
❶ 2021年10月現在の日本入国条件
❷ 配偶者ビザの申請に必要な書類
❸ ポーランドでのPCR検査
❹ 子どもの陰性証明書は免除?
❺ 年内にまた緩和される可能性
❻ 私たちの一時帰国スケジュール
❼ この記事のまとめ
一時帰国あるある7選|母国に違和感&プチ浦島太郎状態にちょっとショック
2021年10月現在の日本入国条件
2021年10月現在、依然として日本は(ヨーロッパやアメリカなどと比較して)入国者に対して厳しい入国制限を課しています。
まだ気軽には帰れない状況ですが、それでも少しずつ緩和が進み、私たち家族もようやく一時帰国を検討しはじめました。
今は隔離ルールが守れる&+αの予算があれば、外国人配偶者との一時帰国は可能です。
私たちは毎年秋か冬に一時帰国していたものの、去年は帰れませんでした(最後に日本に滞在したのは2019年12月〜翌1月)。
今年は2年ぶりに帰国したく、大使館に問い合わせながら色々と準備を進めています
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複雑な入国条件 STEP1〜5
観光目的やビジネスでの外国人入国はまだ許されていませんが、特段の事情に当てはまる場合は外国人でも入国できます。私の夫の場合、「日本人・永住者の配偶者」として夫が配偶者ビザを取得すれば入国可能。在ポーランド日本国大使館にて確認済みです。
※2021年10月現在の情報
配偶者ビザの申請に必要な書類
先日、在ポーランド日本国大使館に確認した “日本入国における配偶者ビザの申請書類一覧” を下の緑枠内に記しています。
他国でもあまり変わらないと思いますが、各国の日本国大使館にお問い合わせください。
私の夫と同じくポーランド人の申請でも、申請書類の追加や逆に減る可能性もあるので必ず大使館に確認してくださいね。
イレギュラーの配偶者ビザなので、ネットで調べても在留外国人向けの情報ばかりです。
ちなみにポーランド人は申請料タダ。
ただし戸籍謄本や身元保証書を日本から取り寄せたり(書類専用EMSで送料2,500円!)、私たちの場合、平日のビザ申請&受け取りのためのさらなる時間と交通費もかかります。
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ビザ申請書/wniosek wizowy PDF
ビザ用写真/zdjęcie wizowe(4,5×4,5cm)
戸籍謄本/rejestr rodzinny Koseki Touhon
婚姻証明書/odpis aktu małżeńskiego
身元保証書/list gwarancyjny PDF
活動計画書/plan pobytu PDF
申請者の雇用契約書/umowa pracy
申請者の納税申告書/zeznanie podatkowe
過去3ヵ月の銀行口座取引明細書/historia przelewów bankowych z 3 ostatnich miesiący
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ポーランドでのPCR検査
日本に入国するために、日本発フライトの72時間前までにPCR検査をします。
さらに政府指定のフォーマット(証明書)に検査結果を記入してもらう必要があります。
日本は紙社会なので仕方ないですが、この紙の証明書を用意するのが面倒…。
日本は専用フォーマットがある&医師のサインが必要という、特別事情を分かって用意してくれる検査機関で検査しないといけません。
ポーランドでは約500PLN(結果を急ぐ場合は800PLN)でワルシャワ空港やクラクフ空港周辺でもPCR検査を受けられます。
街中の検査機関であれば証明書発行手数料込みで約400PLNが相場、証明書を入手するまでだいたい30時間くらいの時間を要します。
飛行機が遅延して72時間をオーバーすると大変なので、個人的には50〜60時間前くらいに受けるのがいいかと思っています。
その場合、検査日が土日だと空港を除き検査できる機関がかなり限られてしまうため、平日に受けられるようにしておくとベストかも。
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子どもの陰性証明書は免除?
さすがに乳幼児の陰性証明書はいらないだろうと思っていたところ、なんと、日本では0歳の赤ちゃんから必要なんです!
ヨーロッパではほとんどの国が5歳以下や12歳以下の陰性証明は免除しているのですが。
しかし調べていると、未就学児6歳未満の陰性証明書ついては保護者の陰性証明書があれば免除されることもあるようです。
というのも、多くの国や検査機関がそもそも未就学児に対して検査をしないからだとか。
シドニーの日本大使館や航空会社KLMのサイトのほうで免除に関する記載があったので、それなりに信頼できる情報です。
それでも原則0歳から必要という事実には変わりなく、子どもの陰性証明がない場合は確認などで時間が取られてしまうかもしれません。
ただし未就学児(概ね6歳未満)については、多くの国が制度として検査を実施しないことも勘案し、また同居する親以外に不特定多数の人と接触する機会も少ないと考えられることから、親が検査証明書を所持している場合は未就学児が検査証明書を所持していなくても良いとされています。
しかしながら、チェックインの際に航空会社が日本の検疫所にこういった理由で持っていないと説明し、入国可否を確認しなければならず、基本はご用意頂くことがお勧めです。どうしても難しい場合は、ご自身で領事館・大使館にご相談の上、入手できないと領事館から証明書を発行して頂く事をお勧めいたします。詳細は最寄りの領事館・大使館へご確認ください。KLM公式サイト
新型コロナウィルス関連情報
年内にまた緩和される可能性
9月中旬頃、「入国後の隔離、14日から10日に短縮」というニュースがあり、それに期待して急遽一時帰国を決めました。
結局はぬか喜びで、10日目に自費でPCR検査をすることが条件でしたが…。
しかもワクチンを接種していない子どもの隔離期間は短縮できないため、2歳の娘がいる私たちにはどちらにしても縁のないお話です。
一方、ワクチン接種率の向上と比例して世界的にはどんどん緩和が進んでおり、もうウィズコロナの時代に入っています。
日本も観光業や海外と繋がりのある企業、サービスに携わっている人たち抜きでは成り立たない国なので、いつまでも今のような入国制限を続けていては世界から取り残されます。。
個人的な予想ですが、12月には日本でまたさらなる緩和があると思います。
1日の入国者数を増やすか、隔離期間を短縮するか、出入国時に必要なPCR検査をナシにするか、そのいずれかではないでしょうか。
入国直後から公共交通機関が利用できるようになると嬉しいですが、「ワクチン接種者は隔離不要」といったEUやアメリカのような思い切った規制緩和を導入しない限り、そのような緩和は一番最後になりそうな予感。
少なくとも、「公共交通機関の使用禁止」が解除されるまでは観光客は気軽に来れません。
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私たちの一時帰国スケジュール
配偶者ビザを無事に受け取ることができ、出国前の検査で陰性という文字を見るまでは、本当に帰国できるかは分かりません。
ないことを心より願いますが、第6波で日本が入国規制を再強化する可能性もあります。
それでも予定通りにいけば12月の頭に一時帰国するので、冬休み・クリスマス・年末年始といった混雑しやすい時期だけに滞在先の手配はほぼすべて完了しています。
あと、Go To 再開の報道もあり、ホテル予約はなるべく急いだほうがいいと思いました。
配偶者ビザ申請も含めるといつもより+30万円くらいの出費になりそう…。
でも祖母は89歳、親も持病を抱え、多少お金がかかっても「帰れるときに帰りたい、孫の成長を見せたい」という気持ちが強いです。
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帰国スケジュール STEP1〜5
今回の一時帰国は相当の出費と手間がかかりますが、何よりみんな楽しみにしている娘の成長を見せるためにも帰りたいです。まだ2歳とはいえ、小さな娘にとっても特別な滞在になると思います。日本も今は感染者が減少しているようなので、このままゆっくりとでも安心して過ごせる日常が戻ってくることを願います
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こんにちは。6月に長女家族が帰国した際は、5日の夕方成田に到着して、PCR検査の結果を待つまで5時間ほど待たされて、政府が用意したホテルに移動。それまで飲まず食わず。空港でのPCR検査は唾液で小さいお子さん連れの方々はかなり苦戦していたと言ってました。うちの娘が大使館に確認した際は婚姻証明書は言われなかったようですが、求められたと言っていました。故、旦那の入国に手間取ったと話していました。6,7,8日がホテル滞在で8日の朝にPCR検査をやって陰性ならば、空港に戻されます。子供連れが優先で退去になるらしいです。うちの場合は私と旦那で2台で迎えに行きました。旦那がレンタカーを運転して。娘たちには国際免許証を取得してきてもらって。鍵を渡して、レンタカーで自主隔離する自宅に。20日まで自主隔離していました。6月の段階では未就学児でも陰性証明がないと空港で返されてたらしいです。それが例え日本人であろうとも。今はだいぶ緩和されたかとは思いますが。何事もなく無事に帰国されますように、祈ってますね。
貴重な情報を詳しくお伝えくださりありがとうございます。
本当に苦労されてお帰りになられたようですが、それでも無事に入国できたようでよかったです。確か、6月の日本の感染者数はそれほど多くなかったと思います。しかし徐々に増加傾向にあり、オリンピック前ということもあって世間はかなりピリピリしていましたよね。その中で、ご家族で帰国されるのは勇気ある決断だったと思います。
私も、入国前のPCR検査を一番心配しています。大使館の方は「状況や内容がよく変わるから過去の情報は参考になるか分からない」と前置きされたうえで、「確かに、乳幼児の場合だと陰性証明なしで帰国できた人がいる」など色々教えてくださいました。個人的にはナシで行きたいところですが、チェックインや入国で揉めると他の方のご迷惑になってしまうので、基本的には用意したいと思っています。
こんなにドキドキする一時帰国は後にも先にも一度限りにしたいところです。12月は多くの海外在住日本人が一時帰国を検討する月だと思いますが、皆さんが安心して入国できることを願っています。私たちも帰るからにはルールを守り、隔離期間後も節度を守って楽しく過ごしたいです。
海外からの入国について調べていて、こちらの記事にたどり着きました。コロナ禍の一時帰国、よく読ませていただきました。
今から書くことは、私の個人的な意見なのですが…
今日本では、様々な制限が緩和されていますが、年内中はまだ予断を許さない状況だろうと言われています。(第六波が来るとか、来ないとかも言われていますし…)
また、綾香さん達は、最後に東京に滞在する予定のようですが、(ご存じだと思いますが)東京は綾香さんが普段生活されている場所とは比べものにならないくらい人口が多く、東京は日本のコロナの流行における1番の震源地です。コロナ禍になってから、関東の人間でさえも(東京に)近づかない人が結構います。特に、小さなお子さんをお連れなら、地方ならまだしも東京に滞在するのは今回は控えた方がいいような気もします。残念ですが、日本(特に東京などの大都市では)ではマスクができない子供や、外国人に対して厳しい目で見る人も多いと思いますし(実際、何度もそういう人を見たことがあります)、
ほぼ毎日更新される「海外から到着の〇人感染」というニュースに辛辣な意見を述べている人も結構いたり、日本がデルタ株の大被害を受けたのは、入国者に対する水際対策が甘かったからだと言う人もいるので…
なので、ご家族が気がかりなのはよく分かりますが、観光客が入国できるようになってからの帰国でも、(公共の交通機関が使えるようになったりと、もう少し自由も増えると思うので)十分に満喫できると思います。日本でも、経口の治療薬が幅広い所で使えるようになることや、(入国者に対するものを含めて)制限をもう少し緩和するのも、もうすぐだと思うので…
ご心配ありがとうございます。
記事の方には書きませんでしたが、そのような意見や見方があることは十分承知しております。
私たちは東京で観光をしたい、というよりも帰りが成田になるので東京に滞在する予定です。
東京ではあまり外に出るつもりはなく、中だけでも飽きずに過ごせるようなホテル・部屋を選びました。
私たちももう何回も東京に行っていますので、あっちこっち行きたいとはあまり思っていません。
それでももし状況的に許すようであれば、子どもが喜ぶような場所に行ったり、多少は観光すると思います。
しかし万が一緊急事態宣言が出た際はホテルの中で過ごす覚悟です。
今回は「今帰らないと後悔するだろう」という事情もあり、一時帰国を決意しました。
記事を読んだだけだと「家族に会いたいって、それは不要不急じゃないか。日本でも遠方の家族に会うのを我慢している人がいるのに」と思う方もいらっしゃると思うのですが、実はもう少し深い事情があります。
勝手な行動だと見られるかもしれませんが、こちらもしっかり感染対策し、隔離ルールも守ります。
ご理解いただけますと幸いです。
ご返信ありがとうございます。
そうでしたか。
綾香さんのご家族の事情は分かりませんが、私も、海外に住んでいるお世話になった方が昨年亡くなってしまい、最期に会うことができなかったので、そのような(?)お気持ちはよく分かります。
それでは、十分気を付けて、日本滞在を楽しまれてください。
今日本では、(コロナの感染者が減っていたりと)コロナの影響が少しずつが落ちついているように思うので、このまま状況が悪化しないと良いですね。
優しいお言葉ありがとうございます!
この長いパンデミックの中でこれまでの日常がいかに有り難いものであったかを実感し、命の重さを改めて知る機会になりました。
日本では第6波の懸念もありますが、現状では落ち着いており、経口薬の開発など期待できるニュースもあります。
今は明るい未来を信じてポジティブに考えたいですね。
Hannaさんもお体にお気をつけてお過ごしください。