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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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ポーランド語用語集 その3
〜鶏•豚•牛肉の部位〜
❶ まず知っておきたいキーワード
❷ 鶏肉の部位(10語)
❸ 豚肉の部位(12語)
❹ 牛肉の部位(15語)
❺ 精肉店/コーナーで使うフレーズ
【注意】ポーランド語での部位は日本語が指す部位と必ずしも一致しません。ご参考程度に!
まず知っておきたいキーワード
精肉店・精肉コーナー
ポーランドのスーパーには、対面で肉や肉加工食品、魚、チーズ、惣菜などを注文するコーナーがあります。市販のパックも売られていますが、特に切り身だと対面の計り売りが基本。最後の方で紹介するフレーズも押さえておきましょう。
肉の種類 | rodzaje mięsa |
drób/mięso drobiowe…家禽/家禽肉 | |
kurczak/mięso z kurczaka…鶏/鶏肉 | |
wieprzowina…豚肉 | |
wołowina…牛肉 | |
kaczka/mięso z kaczki…カモ/カモ肉 | |
gęś/gęsina…ガチョウ/ガチョウ肉 | |
indyk/mięso z indyka…七面鳥/七面鳥肉 | |
cielę/cielęcina…仔牛/仔牛肉 | |
królik/mięso królika…ウサギ/ウサギ肉 | |
jagnięcina/mięso jagnięce…ラム肉 | |
baranina/mięso baranina…マトン肉 | |
dziczyzna/mięso z dziczyzny…ジビエ肉 |
一般的なスーパーで購入できるのは、家禽肉、豚肉、牛肉までです。牛肉は高価なため売っている部位は少なめ。ジビエなどは大型業務スーパーや精肉店などで購入できます。ほかにも、肉に関するワードで wędliny(ソーセージやハムなど冷たい状態で食べる肉)pieczeń(ロースト)、bez skóry(皮なし)、z kością(骨付き)、tłuszcz(脂肪)のワードも覚えておくといいでしょう。
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鶏肉の部位
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豚肉の部位
肩肉 | karkówka |
ウデ | łopatka |
ロース | schab |
リブロース | żeberka |
ヒレ | polędwica |
外バラ | boczek |
外モモ/ハム | szynka |
スネ肉 | golonka |
胃(ガツ) | żołądek |
ベーコン | bekon |
豚脂/ラード | słonina/smalec |
豚挽肉 | mięso mielone wieprzowe |
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牛肉の部位
牛タン | ozór wołowy |
ネック | szyja |
肩バラ | mostek |
肩肉 | karkówka |
リブロース | żebro |
前バラ | łopatka |
スネ | goleń |
ヒレ | polędwica |
モモ | udziec |
外モモ | krzyżowa |
内モモ | zrazowa |
レバー | wątroba wołowa |
牛の胃 | flaki |
モツ | podroby |
牛挽肉 | mięso mielone wołowe |
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精肉店/コーナーで使うフレーズ
1.(客)こんにちは(朝・夕もOK) |
▶ Dzień dobry. |
2.(客)△△△を◯gください。 |
▶ Poproszę ◯g △△△. △△△の部分(肉の部位やソーセージなどの名前)は【生格】となります。分からない場合、主格(単体で書くときや辞書の形)でも通じるのでそのまま言っても問題ありません(例:◎schabu/(mięso) schawowego ◯schab, ◎szynki ◯szynka)。 |
3.(客)薄く切ってください。 |
▶ Proszę pokroić na cienkie plastry. ヨーロッパでは日本のように薄切り肉を食べる習慣はありません。それでもダメ元で「薄く切ってください」とお願いするのもアリ。もうちょっと薄く切って欲しい場合は “Jeszcze trochę więcej” と言います。また、カタマリで売られているチーズを薄くスライスしてほしいときにも使えるフレーズです。 |
4.(店)何をお求めですか? |
▶ Co dla Pani/Pan? 精肉コーナーで自分の順番が来たときに店員さんが言うフレーズ。こちらの質問の答え方は2番になります。複数の欲しい商品がある場合はとりあえず商品の名前(肉やチーズの種類)を伝え、店員さんが “Ile?”(どれくらいの量ですか?)と聞いてきたときに量を言ったほうが相手は分かりやすいでしょう。 |
(店)どれくらいの量ですか? |
▶ Ile? グラムで言ってもOKですが、ポーランドの精肉コーナーでは “デカグラム“(dag)で言うことが多いです。10デカグラムは100グラム、100デカグラムは1キロ。数字が小さい方が言いやすい&聞き取りやすいので、デカグラムの言い方も覚えておくと◎。 |
5.(店)これくらいでいいですか? |
▶ Wystarczy? 具体的にグラムやデカグラムで欲しい量を伝えても、必ずしもピッタリになるとは限りません。そのため、「ヴェスタルチェ?」と聞かれることがあります。十分であれば “Tak“、もう少し必要であれば “Jeszcze trochę więcej” と言いましょう。 |
6.(店)ほかにも何かお求めですか? |
▶ Coś jeszcze? ある場合、”Jeszcze proszę ◯g △△△” とオーダーを続け、ない場合は “To wszystko“(これで全部です ※8番参照)と返しましょう。 |
7.(店)これですか? |
▶ To? 商品の名前をハッキリ伝えても、確認のために店員さんが商品を指差しながら「これですか?」と尋ねてくる場合があります。合っていれば “Tak“(はい)と言えばよいですが、異なる場合は必要に応じて、”po prawej“(右側)や “po lewej“(左側)と指を指しながら的確に伝えましょう。 |
8.(客)以上です、ありがとう。 |
▶ To wszystko, dziękuję. ある場合、”Jeszcze proszę ◯g △△△” とオーダーを続け、ない場合は上記のように返しましょう。 |
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ポーランドでは牛肉はあまり食べませんでした。価格も豚の3倍くらい高価でした(部位は知りませんが)。で、これでもか!というような赤身で、刺しも皆無に近いものでした(角煮にしました)。これでは、豚肉の方が美味しいかも。
鶏肉・豚肉のほとんどの部位が100g 20円程度、牛肉でも100g 60円程度(希少部位・ヒレを除く)で買えるのが大変羨ましいですね。日本だったら肉の値段がポーランドの10倍近くの値段しますので、あまり肉を食べることができません。どの国でも、鶏肉や豚肉よりも、牛肉のほうがかなり高価ですね。