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当ホームページはポーランド情報が主ですが、4月4日〜9日は番外編としてラトビアの記事を書いています。
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更新情報の記事でお知らせした通り、ラトビアへ行ってきました。
訪れたのはリガ、ツェーシス、スィグルダ、そしてリトアニアの十字架の丘。
ここではリガについて書きます。
1つの記事にまとめると長くなってしまうのと写真が多くなりすぎるので、前編と後編で分けることにしました。
ラトビアってこんな国
リガについて書く前に、私がこの国に抱いた感想を言わせてください。
私にとってのラトビアの第一印象は “まるで小さなポーランド”。ほんとに。
それもそのはずです。
ラトビアが国として独立したのは1918年と約100年前のことで実はそれまでずっと、スウェーデンやポーランドなど他国の領土だったんですね。
しかも独立前に国として独立するために戦ったことはないので、ラトビアの歴史ってすごく浅いんです。もちろん他国と戦うことはありましたが、ラトビア対◯◯◯の戦いではありません。
そのため、周辺諸国からは「まだ若い国だから、つまらなさそう」なんて言われることもあるようで…。
でも独立してからの苦労は計り知れませんよ。このあたり、ナチス・ドイツやソ連が関連してくるので、なにもラトビアに限ったことではないのですが。
そんなラトビアは、個人的にはこんな人にとてもおすすめです。
- ひとり旅初心者
- かわいらしい街が好き
- 手作りの手芸品が好き
- 数泊程度しかできない
- 気軽にハイキングをしたい
..
ラトビアは小さな国なので、他都市への移動もかんたん。リガも含めてこじんまりとした街ばかりなので今回の私のように4泊しか出来なくても、この国を味わうには十分だと思います。
そして、気になるラトビアの物価。
安いといえば安いですし、だいたいポーランドと同じような感じなのですが、なんせ小さな国ですから「観光客からお金をとってなんぼ」みたいな風潮がところどころ感じられました。
ラトビアの平均年収はポーランドより低いですが、ポーランドの方が財布にやさしいですね。ユーロだからかも。
総合的にラトビアは、エストニアと比べると面白さは感じられましたが、ポーランドからのバルト3国はがくんと規模で差が出ることを身にしみて実感。
逆に言うと、短期間で攻略しやすい国でのんびりしているのが良いところでしょうか。それなりに中世のお城もありますし、異国情緒感はたっぷりあります。治安も良くて人々も親切でした。
4月4日(月)リガ到着
ポーランド航空を利用し、最寄りのカトヴィツェ空港からワルシャワ経由でリガへ行きました。すご〜く長旅。
このタイプの飛行機は乗ったことがない方も多いと思いますが、ポーランド国内線やシェンゲン内での移動で既に何回か利用したことがあります。
鉄道で行った方が読者さんからの需要はあったでしょうねぇ。すみません。。
プロペラ(というの?)が付いた飛行機は、ジェット機より高く飛べませんが基本的に短距離飛行なので問題なし。プロペラがあるのでうるさめですが、行きも帰りもよく寝れました!!
宿泊したのは4つ星ホテルの “Rexwell Hotel Old Palace”。
ホテルの外観はそこまで立派ではありませんが、立地は旧市街でかなり良く、空港へのバス停留所にも近いです。
- バスターミナルまで徒歩8分
- 市庁舎広場まで徒歩5分
- 自由の記念碑まで徒歩12分
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清潔感もあり、朝食も種類が豊富で大満足。スタッフも親切で、料金は1泊シングル5000円〜とお手頃でした。
16時 リガ旧市街観光
ワルシャワからリガへの飛行機が1時間半も遅れたたこともあり、ホテルでひと休みしてからちょっと遅めの観光。
まずは近くの市庁舎広場へ。
ポーランドでいう、中央広場です。おそらくリガで一番立派だと思われる建物、ブラックヘッド会館が見どころ。
ちょうど16時に来たのですが、近くの教会からオルゴールのような心地良い音楽が流れてきて雰囲気はとても良かったです。この景色以外に撮影スポットは特にありませんが、ブラックヘッド会館だけでお腹いっぱいになりました。
近くにはラトビア占拠博物館がありますが、現在 Raiņa bulvāris 7(自由の記念碑の近く)に移転中。この博物館については後編で書くことにしましょう。
そして、この広場の近くにはゴシック建築の聖ペトロ教会があります。
昼間(といっても16時)の広場の写真左側に写っている教会ですね。正面に広場があるので全体像を撮ることは出来ませんでした。検索してみても正面から良く撮れている写真はあまりないです。
ちなみにこの教会の持つ、地上100mの高さの塔はリガのランドマーク。旧市街のどこにいてもこの塔を目印にして、方角を知ることができます。
これはその教会の裏側(横かな)にある像なのですが、ドイツの姉妹都市ブレーメンから贈られたものだそう。
観光客や地元の人達が鼻を次々となでていて、「あのブタさんに触ったら幸せになれるとか、そんな言い伝えがあるのかな」と思いながらCSで知り合った女の子に後で聞いてみると、「あれはロバだよ。ロバの鼻を触ったら幸せになれるんだって。」と教えてくれました。
どおりで鼻はピカピカ。
肝心の教会ですが初日は遅すぎたのか閉まっていて、5日目の最終日に扉が開いていたので少し覗いてみたのですが、なんと自動ドアがありました。
しかも塔に登るのに9ユーロ!ぼったくりやん、と後ずさり。自動ドアの時点で入る気もなくしてしまいました。
そういえば、こんなほっこりする光景も教会の側で見かけましたよ。
ラトビアは手編みの手芸品、特にミトンが有名だそうです。でもミトンが欲しくなるほど寒くはなかったかな。
周辺を1時間ほどうろうろ
この後も旧市街を歩いていたのですが、びっくりするほど写真がない…。
正直な話、「なんか別に撮るほどでもないな〜」なんて思いながら街を歩いていました。これは旅慣れしてしまっている私の悪いところですよね。
リガは小さいながらも素敵で可愛らしい街並(でも一応首都)を持ちます。ただポーランドと似たり寄ったりなので、写真を撮ることに夢中になるより目で楽しんだ方がいいなと思いました。
というわけで、ここからは気ままに撮影したものの一部をご紹介します。
この教会が大聖堂だと気付いたのはポーランドに帰った後でした。
時間が遅くて中には入れませんでしたが、入場料3ユーロだそうです。世界で4番目に大きいパイプオルガンがあり、パイプの数はなんと6000本以上!
コンサート(7ユーロ)が名物だそうで、夏はもう大混雑だそうですよ。
でも7ユーロならいいかな。オリーヴァ大聖堂は無料なので尚更…。ここでもお金をとることにちょっとガッカリ。
ポーランドのグダニスクにある大聖堂。内部には約8000本近くのパイプを持つロココ様式のパイプオルガンがあります。その音色は世界1位にも輝きました。って、ちょいちょいポーランドネタごめんなさい(笑)。
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一応、空港でもらった観光マップを手に歩いていたのですが、そのマップが大雑把すぎてなかなか観光スポットにたどり着けませんでした。しかも路地裏みたいな小さい通りが多すぎる!
それが素敵っちゃ素敵ですけど。
あと、観光スポットと言うほどのスポットはそんなにありません。外観を楽しむものの方が多いですね。例えば猫ハウスなるものがあるのですが、その見所はてっぺんにいる猫や看板の猫だけ。
お城もあるけど、大統領府になっているそうで城内見学は出来ません。
リガって本当に小さいんですよ。だからリガだけしか滞在しない旅程はモノ足りない。でも小旅行も合わせれば、それなりに見ごたえのある国です。
夕食をしたレストラン、Province。
トリップアドバイザーにもたくさんの美味しそうなラトビア料理の写真が並んでいます。ホテルから徒歩6分。
ラトビア風ザワークラウトのスープとポークグラタンみたいなのを注文したのですが、ふつうに良いお味でした。
はい、食べ物の感想を言うのは苦手です…。これ以上は、何も言えません!
いちいちイケメンの店員さんが「味はどう?」「これはどんな感じ?」って聞いてくるんですけど(そのフレンドリーなイケメンもレストラン名物らしい)、めっちゃ鬱陶しかった(笑)!
お会計は18ユーロでチップ込み。ラトビアにしては結構高めだと思います。
今回はここでおわり
内容が薄っぺらくて申し訳ないのですが、早朝3時40分に起きてから15時過ぎのホテル到着、16時から観光して20時過ぎにホテルに戻り、この日はもう冒険する元気がありませんでした。
ホテルの後は爆睡です。
この記事を読んで逆に消化不良になった方は後編に乞うご期待ください♪
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