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最近、家の火災保険の更新があり、家の査定価格が書いてあったのですが、購入時のおよそ倍になっていました。ここ10年で…2倍!!
夫の弟夫妻が家を買おうとしているもののローンが組めないらしく、親に相当な額を援助してもらうとかで、うちの夫は「弟はラッキーだよな、金持ちの親がいて」と嫌味を言っています。笑
かれこれ5年前、住宅ローンを完済したタイミングでクラクフにある単身向けのアパートを買おうかと夫と話していたんですが、当時でもそれなりの額だったので決断しきれませんでした。
家の査定額が倍になっているといえ、その額では同等の不動産は買えなさそうなので、式を挙げる前でも買っておいて本当によかった!
その代わり、まだまだ若かった私(当時無職)と夫が、リフォーム費用も見据えての多額のローンを組むのは苦労しましたが、返せてめでたし。
さて、ポーランドの不動産上昇率は2020年の時点で、EUで2番目を記録しています。
2024年第2四半期は前年同期比で約17%も上昇し、同時期のEU全体の平均上昇率3.8%を大きく上回っていますが、2024年後半は上昇ペースがゆるやかだったので市場は成熟したようす。
ポーランドの地価は、ヨーロッパの主要都市の中では中程度の水準であり、これからは価格が安定してくるのではないかと思います。
でもこれより大きく下がることもまずないでしょうから、購入より賃貸の需要が増えそうですね。
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ポーランド主要都市の住宅価格 市内中心部:1平方メートルあたり |
ワルシャワ | クラクフ | グダンスク |
12,000〜 25,000PLN |
95,000〜 20,000PLN |
85,000〜 18,000PLN |
※2025年3月現在 1PLN=38円
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もちろん上を見ればキリはないですが、どこの都市でもよほど郊外でない限り、住宅を購入するなら数千万円相当くらいのお金は必要になってきそうです(ただしこの額で新築は無理)。
ワルシャワやクラクフの地価は一等地とかを除けば、名古屋や大阪の物件価格と同等なのでは?
ドイツやイギリスなどと比べればポーランドの物件価格は安いほうなので、見方によっては、まだまだお手頃と言えるかと思います。
しかし、2017年時点での最低時給は12ズロチ(当時のレートで約350円)だったというのに、2025年1月からは30.50ズロチ(今のレートで約1,160円)にまで上がっているので、物価だけでいうと日本と同じか、外食や光熱費だけで見るとそれ以上に感じるときも多々あります。
それにしても、2017年で12ズロチというのは結構ひどい。ちゃんと上げられてよかったなぁ。
ポーランドを気に入った方から、「住んでみたい」という声をチラホラ聞くのですが、いまだにポーランドの物価は日本の 1/3 という情報があるからか、物件価格を聞くと驚かれますね。

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それと、物件は購入すれば終わり!ってもんではなく、リフォームが必要になります。
そのままでも住めるでしょうが、こちらの人は家いじりが大好きなので、リフォーム費用でさらに何百万円もの出費がのしかかってくるのです。
上の写真はうちの家の写真になりますが、もともと狭かったキッチンを隣の部屋との壁を壊して広げたので、大規模な工事になりました。
日本で物件を買ったことがないので分かりませんが、日本だと、集合住宅でここまで大げさなリフォームはあまりやらないのでは?
こういう資材も壁紙もタイルも、ぜんぶ価格は上がっているでしょうから、物件価格以上に家を構えるコストはかなり上がっていると思います。
日本のホームセンターにはプラスチックの棚やカラーボックスが売っていて、限りなく安く家具を揃えることもできますが、こっちでは安く揃えるならイケア。イケアもピンキリ。
私たちもイケアで買ったものはちょこちょこありますが、基本的にベッド以外はオーダーメイドで作っているので、それはそれは高かったです
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