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この記事の内容
ブログを始めて間もない2015年11月以降、ぐだぐだ報告してきた我が家(集合住宅)のリフォーム事情。なかなか進展せず、最終報告が2017年4月になっていました。この際、一から再編集してまとめることにします。
ちなみに20年で組んでいた住宅ローンは5年数ヶ月で完済し、リフォーム費用も支払済。時間とお金はかかりましたが、ローンは思ったより早く完済できてスッキリです。夫が頑張ってくれたお陰で快適なお家になりました♪
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この記事の目次
❶ 私たちの自宅の間取り図
❷ リフォーム経過を時系列で紹介
❸ 壁を壊すための準備に手間取る
❹ ウォシュレットの設置作業
❺ 後半、現場で働く業者を切る
アイランドテーブルの木材
バスルームのタイル貼り作業
不良品蛇口の取り替え作業
❻ 家具の素材や質にはこだわりを
❼ この記事のまとめ
74平米3LDKの我が家は北欧スタイル?リフォーム後の姿を一挙公開
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私たちの自宅の間取り図


リフォーム経過を時系列で紹介

建築専門の夫がデザインと図面を手がけ、納得のいくかたちで終えられて良かったです。
夫の実家に居候していた時、ネットで気になった物件をマーク。その物件と思わしき建物へ行き(実家と同じ地区内なので写真の窓の風景から察しがついた)、一か八かでオーナーに直撃。見事当たり、そのまま直接契約する。翌年3月初旬に引き渡し完了。

6月上旬に新居へ引っ越し。しかし冬に入っても新たに買ったものはベッド/寝具、小さなチェスト、ソファ、洗濯機、アイロン/アイロン台のみ。リフォームをすぐ始められなかったのは、キッチンの壁を壊す許可を貰うのに手間取ったため(次項説明)。

新居購入から約10ヵ月、ようやく工事開始。依頼内容は ①キッチンの壁を壊す、②壁に貼ってある木を剥がす、③床のタイル剥がし、④フローリングへの張り替え、⑤玄関に三和土を作ること。④以外の作業は約束どおり、だいたいひと月で終わる。
リフォーム中は夫の実家へ再び居候。
2016.01.13

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2016.01.14
。フローリング専門店へ。平米単価120ズロチのものと散々迷った挙げ句、90ズロチのものをおよそ50平米分購入。
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2016.01.16
。キッチンの壁がなくなり、部屋が明るくなりました。玄関ポーチにはレンガや仕切り素材が積み上がっていて、三和土を作る準備も始まっているようです。
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2016.01.23
。順調なので、追加依頼でバスルーム(写真左)とトイレも改装中。
。こちらは玄関ポーチに三和土を作っているところ。奥のドアが元の玄関ドアですが、ポーチ(およそ3平米)は敷地として買えなかったので賃貸です。
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2016.01.30
。最近は電気工事をしていて、あまり目に見える変化はありません。
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2月から3月にかけては、主に ①床剥がし、②床を平らにする、③新しいフローリングを貼る作業が行われる。フローリングが完成すれば、リフォームの第一段階は終わったと言えるはず(何段階あるかは不明)。

2016.02.13

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2016.02.28
。床を平らにする作業。この床作業の前に掃除機を片付けるのを忘れていたのですが、業者さんはのけてくれなかったようで真っ白になっていました。自分たちに原因があるとはいえ半ギレ(笑)。
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2016.03.23
。前の報告から約一ヵ月経過。業者さんが忙しいとかで遅延があり、結局予定より3週間以上も過ぎてフローリングを貼ってもらいました。端のほうは終わってないけど、フローリングはほぼ完成。
。玄関ホールの “〜” 収納スペースにもキレイにフローリングが貼ってあります。奥の電気がついている小部屋はトイレ。フローリングが完成したので、トイレ設置工事も1週間後に始まる予定。
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次の作業はバスルーム/洗面台、トイレ(ウォシュレット)、そしてキッチンの設置。水回り工事が終われば住めるため、なるべく早く済ませたいところ。しかしいつまで経っても完成形とはならず、最低限生活ができるレベルまで終わらせて新居へ引っ越す。

2016.04.03

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2016.04.17
。ついにトイレ設置。配管は見えっぱなし、ウォシュレットの壁リモコンも取り付けていないのでまだ使えません。トイレについては別項目で説明します。
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2016.04.21
。ここ最近、キッチンが順調に毎日こつこつと組み立てられています。
。夫がバスルームの入り口ででごそごそしている間、私は片付け。夫がなかなか来ないのでようすを見てみると、業者さんに向けて図面を書いていました(笑)。
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2016.04.23
。ようやく、だいぶキッチンらしくなってきました。とても嬉しいです!
。家電の配線は機械工学教授である義父にお任せ。自分たちでやるとは言っても、夫含め技術者がいるので捗ります。
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2016.04.30
。アイランドがベニヤ板ではあるものの、7割完成。ダイニングテーブルは前オーナーのものですが、長く使うものは急いで買って後悔したくないので保留。
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足りない家電や照明の購入、家具製作、各部屋の扉オーダー&取り付けなどをゆったりやる。痺れを切らし、2017年秋には業者を雇うのもやめる。2019年8月の出産までを目標に、おお仕事と言える部分は終了。

2016.10.15

。下のほうにあったセントラルヒーティング(温水を循環させて家全体を温める暖房)も外し、バスタブ上部の壁にタイルを貼ってから設置します。
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2016.10.20
。キッチンのアイランドの表面が、ついにちゃんとした木材になりました。長い間ベニヤ板を貼り付けて使っていましたが、やっとストレスから解放されます!
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2017.01.23
。以前の玄関ポーチに作った約3平米の三和土。壁に固定するタイプのシューズボックスを設置しました。その向かいには傘やコートをしまうためのクローゼットを作りますが、やや時間がかかるかも。
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2017.10.24
。間が空きましたが、電気スイッチカバーの取り付け、バスルームの壁塗り、トイレのドア設置などが終わりました。
。ちなみにソファのあるリビングにはもともと大理石の窓台があり、前オーナーからも「これはイイものだから絶対外しちゃダメよ!」と言われていました。
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2018.09.08
。去年10月から翌年4月にかけて3部屋のドアとバスルームのドア、玄関ホールと三和土の境目にあるドアの設置が完了しました。あとは枠を付けるだけ。
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2018.09.12
。寝室のDIYクローゼットが出来上がりました。総額5万円ちょい。押して開くタイプです。天井から床まで収納スペースとしているのでかなり入ります。
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2018.11.06
。ソニー60インチの大画面テレビを購入。リビングのソファの前に置いていますが、部屋の印象が変わりました。
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2019.04.01
。リビングのローチェスト、ついに完成しました。6つの扉があり、押して開くタイプです。後ほど壁に固定し、床から8センチほど浮かせた感じにするそう。
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2019.06.29
。冷蔵庫の隣にあった、壁の出っ張りをうまく隠しました。冷蔵庫の真上は大きな収納スペースになっています。
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2019.07.13
。便座が見える状態ですみません。トイレもほぼ完成し、あとは下に見えるウォシュレットの変圧器を隠すだけです。
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出産以降はカーテンの購入、リビングの壁塗り、各部屋の扉周りやフローリングの継ぎ目を補修する程度。どこまで終わらせて「完」と言えるかは分からないが、とりあえずリフォーム終了と言えるレベルになる。
壁を壊すための準備に手間取る

集合住宅なので大規模な工事は管理組合と市の許可が必要であり、これが厄介でした。 。下の間取りの赤線がその壁です。
ご覧の通り、以前の間取りでは右部分に狭いキッチンがあり、さらに壁際にはテーブル+2脚の小さなイスが置いてありました。

建築と土木工学2つの修士号を持つ夫が「大丈夫」と言うので安心していたものの…?

。しかしなかなか返事がなく、催促ののちに「許可はするけど壊さないほうがいい」という曖昧な答えが返ってきたのです! 。それでも「許可する」と書いてあるので市役所に申請しに行くと、受理どころか「返事が中途半端なのでちゃんとした許可を貰ってきてください」と門前払いを受けました。


ウォシュレットの設置作業

。ウォシュレットというのは温水洗浄便座の先駆けとなったTOTOの登録商標であり、私たちが購入したのもTOTO製です。

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後半、現場で働く業者を切る
。ここまで時間がかかった大きな原因は、間違いなく業者の対応の遅さにあります。
なので、後半ではもう切っちゃいました!
アイランドテーブルの木材



バスルームのタイル貼り作業




ちょっと相方が調子悪かったんで。5日後でもいいですか?


不良品蛇口の取り替え作業










。と、信じられないことがありました。 。他の人に愚痴ったら「リフォームなんて5年かけてやるもんだよ」と笑われたり。
でも、当人の立場からすればたまったもんじゃないですよ〜!(本当に約5年かかった)
家具の素材や質にはこだわりを


それをリノベーションして作ってもらったものですが、最近は娘がカミカミしてます。。 。ダイニングテーブルやアイランドテーブルもオーダーメイドでしっかりとした無垢材を選びましたが、イスとともに大満足! 。キッチンの蛇口やシャワーなどはグローエ、フローリングやオーダー家具・扉の素材もドイツメーカーを選びましたが、やっぱりクオリティを求めるとそうなっちゃいますね…。

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あと日本の相場より数割安いとは言っても、リフォーム費用は数百万円以上。そういう面でも10〜15年で去るというのは考えられません。逆に言うと、ここまでこだわって仕上げたので次のオーナーさんはラッキーだと思っています。笑



大変興味深いリフォームに至るお話有り難うございます。因みにこちらの物件は築どのくらいなんですか?日本では当たり前のように新築物件を購入する人が多いのですが、イギリスなどは古い物件を方が価値が上がるなどと漏れ聞きます。ポーランドではどうなんでしょうか?
長い記事を読んでいただきありがとうございます (^ ^)
私が購入した物件はちょうど築40年ほどになりますが、こういった建物は100年〜150年持つと言われています。
地震や台風などの天災がないため、日本の同じ構造を持つ建物よりは長持ちしやすいみたいです。
築年数は、こちらではそれほど気にしませんね。
もちろん新しいデザインに惹かれる人だと新築にこだわるでしょうが、そういった人は全体のほんの一部です。
またヨーロッパ全体で言えることだと思いますが、レンガ造りの建物は古ければ古いほど価値が上がります。
ちょうど、物件に関する記事(https://witam-pl.com/2015/11/09/blog27/)を再編集しており、その件にも触れる予定です。
またトップページの更新情報欄(緑のボックス)でお知らせしますのでもう暫くお待ちください。