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ブドウを食べたら喉がたまにイガイガするのですが、そのせいなのか(たぶんちがう)ブドウを食べた翌日、喉に異変が…。
最近、夫と娘が咳をしてるからそれに関係してるかもしれないけど、とにかく喉が変。
なんか早い気もするけど花粉症で喉が荒れている可能性もあるし(日本ではそれで喉がよく痛んだ)、このままでは声が危ない!
治らんかったらどうしたらええねん
これは確実に詰んだ
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日本語力が向上しまくっている娘は「絵本読んで」とお願いしてくるし、「ママ喋れへんの?!」とめちゃくちゃ悲しそう。
声が出なければ仕事もできないし、さっそく薬局で相談したらのど飴が出てきました。
本当に声が出ないので、薬局の窓口でメール作成画面を開いて「声が出ないから即効性の高い薬をください」と速攻で打って見せたら、出てきた不味そうなのど飴。
のど飴で治るんか?(気休めだと思ってるのど飴が出てきて拍子抜け)と半信半疑…。
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ポーランド語で「ポロスト・イスランヅキ」と呼び、直訳だと「アイスランドゴケ」。日本語ではエイランタイとも呼ばれ、アイスランドなど北半球寒帯の溶岩上に分布する地衣類です。のどの痛みや食欲促進に効くとされ、ヨーロッパでは去痰の民間薬としても親しまれています。独特の苦味があり、シロップにして飲むことも(確かに薬局でもシロップバージョンを出された)。ノーベル製菓のVC-3000のど飴にはエイランタイが使われています。
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のど飴は予想通りかな〜り不味かったですが、一つ舐めてすぐに声が復活!
「いや、そんなことある?」と感動しましたが、ただ、声が出るようになったのと引き換えに次は咽せるような咳が止まりません
まぁ、本当にこののど飴が効いたのかは分からないものの、たぶんアタリです。
皆さんもポーランドで喉が痛んだらぜひ、アイスランドゴケのど飴をご堪能ください。
咳が出ることを心配した夫が診療所に電話してくれて、翌々日に診療の予約を取ってくれました(あとで一波乱…)。
痰が絡む咳も出るし、息をすると咽せたり、去年も数ヶ月ほど肋骨が痛むほど夜の咳が止まらなかったので不安になってきました。
最近は夫と娘も咳が止まらない状況(症状は咳だけ)で、娘はドクターストップがかかって一週間以上も幼稚園をお休み。
特に娘の咳なんて肺からガッツリ出していて重い喘息のようですが、それでも声は問題なく出ていて、外で遊びまわるほど元気です。
❶Klacid はマクロライド抗生物質で細菌感染症の治療薬(液状の白濁の薬で不味いらしい)、❷Clemastinumはクレマスチンを含む抗ヒスタミン薬、❸Deflegminは痰が絡むような湿った咳を和らげるための痰切り薬、❹Acidolacはオリゴ糖やビタミンB6などが含まれる免疫系サプリ的なやつ(ホワイトチョコみたいで美味しいらしい)です。4つすべてで66PLN(約2,400円)でした。
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それで私の話ですが、診療所は家から徒歩30秒のところにあり、夫の出勤前に済ませられるよう08:30に予約しました。
しかし、隣にいる人も08:30に予約していると妙なことを言い出し、【同時間に予約している人が複数】とは嫌な予感がしました。
いつもプライベートですが、久しぶりに無償のNFZ(公的医療)で予約したらこんなことになって、「やはりプライベートに行くべきだったか」とちょっと後悔。
※ポーランドではいきなり病院に行くのは緊急時のみ、まずは診療所で診てもらいます。
(時間予約制だけど遅延するのは当たり前)
私も不安になり、「隣の人も同じ時間に予約してるらしいけど、本当に08:30に予約した?」と夫にメッセージを送ると、「間違いなくその時間。早く仕事行かないと(娘がいるから私が帰るまで行けない)」と。
夫は会社に行かないといけないので焦ってますが、順番を抜かすわけにもいきません。
すると、隣の人の名前が呼ばれて「かぶってる人が先に中に入った」と送り、その人が出てきてからようやく診察室に入りました。
イスに座って名前を言ったところ、先生は眉をひそめて「予約ないね」と一言。
「でもうちの夫が3日前に確かにこの時間で予約したんですよ。○○○先生ですよね?」とうだうだ言っていると、「あなたは今日じゃなくて来週の水曜日だね」と衝撃発言!
診察室の中まで入れても予約がなければ診てもらえず、仕方なく部屋を出て、建物から出ようとしたところ、受付の人に「あなた大丈夫なの?」と呼び止められました。
私は「来週は来れないし、診てもらえないなら帰ります」と言って去ろうとしましたが、「待って」と、機転を効かして今すぐ診察できるように手配してくださいました。
そして同じ部屋の同じ先生を訪ね、ちゃんと診てもらうことができました。
夫と娘も何週間も咳をしていて、自分だけが声も出ないほど悪化し、不味いのど飴の話とかもすると、肺の音を聴診されました。
そしてパソコンをカタカタして処方箋を打ちはじめ、「細菌感染だと思うよ」とやや歯切れの悪い返事がありました。
抗生物質など3つの薬の処方箋をもらって薬局へ行く途中、私よりも前に診てもらっていた女性とすれ違い、「あなたも今から薬買いに行くの?お大事に」と言われました
薬局で薬を買ったところ、せいぜい全部で50PLN前後だと思っていたのですが、なんと120PLN(約4,000円)でビックリ!
抗生物質もたった3日分なのに、量と種類の割には高かったので夫も驚いていました。
処方された3日分の抗生物質Sumamedはマクロライド系抗菌薬で、日本では「ジスロマック」という名で知られます。
本当に3つの錠剤しか入っていなかったので気になって調べてみると、この薬は3日飲むだけで一週間効果が持続するみたいです。
抗生物質は1日3回くらいを一週間くらい飲むイメージがあるのでとっても楽!
ただ胃が荒れやすくなるようで、Lakcidという過敏性腸症候群(IBS)の人が飲む薬を出されましたが、胃だけは丈夫なのでこういうのが処方されてもたいてい飲みません。
この薬を飲んで3日目ですが、かなり改善されているような気がします。
それにしても家に薬が増えすぎて、何がどの薬でいつ処方されたものなのか分からなくなって、薬もだいぶかぶっちゃってます…
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