これからポーランドへ行く方が知っておきたい情報

新型コロナ影響による海外アジア人差別の現状/不快な発言への対処法

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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この記事の内容
 2月頃から新型コロナの流行における海外でのアジア人差別が話題になりました。自由に海外旅行へ行けるようになったとしても、何かイヤなことを言われたり、危害を加えられるのでは…と不安に感じる人はいると思います。
 
 そこでポーランド在住の私がヨーロッパにおける差別に関して思うところ、ポーランドの現状(5月時点)、アドバイスなどまとめることにしました。当記事下のコメント欄にてポーランドを訪れた方々からの声が寄せられているので、そちらもどうぞご確認ください。
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この記事の目次
アジア人に最も反応した国
コロナ差別はよくある?
差別行為を受けても無視せよ
ヨーロッパでのマスク使用
この記事のまとめ
ポーランドで体験したコレってアジア人差別?在住者が明かす具体例4つ


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アジア人に最も反応した国

驚く女性ヨーロッパで新型コロナ感染者が爆発的に増えた国といえば、イタリア
そしてこのイタリアこそが、アジア人に対して最も警戒し、反応した国と言えそうです。

イタリアにはなんと30万人もの中国人が住んでおり、毎年少なくとも500万人もの中国人観光客が訪れているとのこと。
国外から来る中国人に対して敏感になりやすかったのはやむを得ないことと思います。

(ポーランドは中国人が少なく、中国人ツアー客に会うことは滅多にありません)

最初にイタリアで中国人観光客から感染者が見られた際、一部の中華レストランやアジア系のお店は休業に迫られました
また飲食店では英語と中国語で「アジア人入店禁止」と書かれることもあったとか…。

マスクを持つ女性 ローマのある音楽院では、アジア人学生に対して医師からの証明書を提出しない限りは授業への参加を認めないという措置を取り、こちらも日本では報道されたかと思います。

一方、イギリスでは中国人と間違われた生徒が生卵を投げつけられた、マスクをつけているために攻撃対象となってしまったアジア人の話が話題になったこともありました。

見たところ、中国人が多い国や地域は拒否反応を受けやすい傾向にあったようです(相対的にそうなるのかもしれません)。

あやか
中国人観光客が多い日本でも、有名観光地では「中国人お断り」という張り紙が見られたそうですね。日本人が行った差別についても海外では報道されていました。人を傷つけるような行為はあってはならないですが、ウイルスから身を守りたいという防御反応から来るものなので、全面否定もできません…。

 

コロナ差別はよくある?

コロナの真実私なりに調べ、ヨーロッパに住む友人にも尋ねたところ、フランスやイギリスで「コロナ」と一度でも言われた人はいました。
ただし危害が及ぶのはご〜く稀のようで、直接何かされたという話は聞いていません。

私は、ポーランドで見知らぬ人に「コロナ」と言われたことは一切ありません。
見るからにアジア人である私を避けようとしたり、睨む人もいなかったと思います。

また感染が拡大する前は、アジア人を見て思わず警戒してしまう人が一人や二人、出てくるのは避けられないことでした。
今となっては世界的に感染が広がっているので、今さらアジア人だけに対して過剰に警戒する人々は確実に減っているでしょう。

マスクをする男性 過剰とも言えるようなアジア人に対する差別や侮辱発言は、一部の事件が大きく取り上げられてしまっただけと考えられます。

事件にまで発展すればさすがに現地の人々も許しがたい行為と批判しますし、差別が日常的に行われているわけではありません。

あやか
新型コロナで感染が爆発して以来、外国におけるアジア人差別が浸透している…。これはまったくもって違います!私は海外に多くの友人がいますが、むしろ「あなたのところは大丈夫?」と自ら気にかけてくれた友人もたくさんいました。

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差別行為を受けても無視せよ

考える女性ここでは、直接「コロナ」や「ウイルス」などと言われた場合にどう対処すべきか、私なりにアドバイスしたいと思います。

まず、「コロナ」とか「ウイルス」と言われたら、反応せず無視しましょう。
振り向く必要すらありませんし、言い返したとしてもお互いに刺激し合うだけです。

そういうことを言う人がいちいち悪意や感情を込めているとは限りません

酔っていたり、不快発言という思考にまで至ってないかもしれませんし、そういった人に言い返しても相手は反省しないでしょう。

目を塞ぐ女性 話は変わるようですが、2013年9月にオリンピック開催地が東京に決まった頃、私はイギリスに留学していました。
当時は友人や知人はもちろん、外にいる見知らぬ人からも “congratulations!”(おめでとう)「トーキョー」と言われたものです。

つまり、印象深い出来事であるためについ興奮して口走ってしまうのです。
感情的にパッと出てしまった言葉であり、それ以上の意味は特にないかと思います。

また、コロナの件で海外で危害を加えられたという日本人の経緯をよく知ると、実はその人も衝動的に言い返してしまっていたり、動画を撮ろうとするなど、反応したばかりに相手の感情を逆撫でしたものもありました。

イラつく気持ちは分かります
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でも、例えば、繁華街で酔っ払いが「君いくつ?」と聞いてきて「26歳です、だから何?」とか言ったりしませんよね。
それと同じことで、無視するのが一番です。

ピオトル
言い返すと平静を保てないこともあります。相手と同じ立場にならないよう、なにか言われたとしても気持ちを抑えて!常識ある人は、他人を不快にさせるような言葉を公の前で発したりしません。常識のない人には構わなくてよいです。

 

ヨーロッパでのマスク使用

マスクをする女性この記事を最初に公開した2月下旬、マスク使用について注意を促しました。

というのも、新型コロナが大流行する前のヨーロッパでは「マスク」は医療従事者がするものというイメージが強く、一般人がマスクを着用することは異常とも言えたからです。

当初この記事に記載した文を抜粋します。

ただ日本人が注意していただきたいのは、ヨーロッパでのマスクの使用についてです。
私たちの見慣れた使い捨てマスクは、こちらでは主に医療機関で使用されるものであり、それを一般人がつけているのは違和感があります。日本では予防のためにマスクをつける人も多いでしょうが、こちらでは「マスクを着用しないといけないほどの重症患者」という目で見られてしまい、かえって誤解を招いてしまうのです。ヨーロッパで安易に使い捨てマスクをつけるべきではありません。

今は状況が変わり、ポーランドでは4月中旬から外でのマスク着用が義務化(あるいはスカーフなどで鼻と口を覆う)されています。

新型コロナ対策とはいえ、ここまでマスクが生活に浸透するとは予想外でした…。

日本ではより高密度なN95マスクをつける人が多いようですが、ポーランドでは不織布プリーツマスク(だいたいが白かブルー)や、やや立体的なハンドメイドの布マスクをしている人が半々くらいの割合でいます。

布マスクをつける少年 もともと欧米ではマスクをつける習慣がないため、新型コロナが収束すれば、予防でマスクをつける人もいなくなるでしょう。

メディアを通してマスクをする欧米人の姿を見ることもあると思います。
しかし制限なく海外へ行き来できる頃にマスクをつけることが出来るかについては、様子見したほうがいいかもしれませんね。

ピオトル
こうなる前までは、冬や花粉症シーズンになるとマスクをつける日本人がヨーロッパではネタになることがありました…。今後、欧米人のマスクに対する意識は変わるでしょうね。でも一般化するかどうかは、また別の話だと思います。

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この記事のまとめ
アイコン いたずらに思ったことを口にしてしまう子どもはともかく、「コロナ」とか「ウイルス」と大の大人に言われても気にしないのが一番。そんなことを堂々と外で言う人は、私たちとは思考回路がちがうのです。繰り返し言いますが、言われたほうは不快とはいえ相手がわざわざ悪意を込めているとも限りません。新型コロナの終息とともに、そういった常識のない発言や行動をする人がいなくなることを願います。
ポーランドの入国・規制情報

 

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24件のコメント

日本国 愛知県 服部 充良 より:

いつも拝見しております。日本国愛知県の服部です。
ポーランド訪問先にてマスクについて注意された経験があるのでコメントします。
2016年に訪問した時に客先で指導されたのですが、ポーランド人は病院外ではマスクを使用しないため、「マスク使用者=疾病罹患者」「気味が悪い」と従業員が警戒するので、よほど咳がひどくない限りは「マスク使用禁止」を指導されていました。街中でもマスクを使用しない方が良いとも言われました。当時のフランクフルト空港でもマスクをしているのは、日本行きゲート付近にいる日本人だけだったと記憶しています。

実体験を交えた有益なコメントをいただき、ありがとうございます。
マスクに関してはポーランドだけではなく、他ヨーロッパでも同じようなので、むしろ日本の各空港で注意を呼びかけてもいいくらいかもしれません。
逆に日本に渡航した外国人旅行者は、みんながマスクをしていることに驚く人も少なくなく、写真を撮っている人を何度か見かけたことがあります。
日本人は感染症予防から乾燥対策まで幅広く使い捨てマスクを活用するため、特に今回のこの季節のマスク不足はかなり深刻でしょうね。

清水 勝 より:

安心しました。私は6月25から7月7日まで初ポーランド旅行に行こうと思っています。日本では毎日新型ウイルスの件が報じられているのでヨーロッパでどのように受け止められているのか不安でした。特にポーランドは中国人旅行客が少ないということもやや安心しました。

コメントありがとうございます。
日本では日に日に感染症が増え、さらにコロナウイルスについてのニュースを聞くことが多いと思います。
コロナ自体は特定の人にとっては脅威かもしれませんが、現在出ている致死率や回復率を見るとそれほど恐れる必要はないようです。
この事実はポーランドでも一般的に知られていると思うので、万が一国内で感染者が出てもパニックにならないことを願うばかりですね。
5月には終息しているという予想をちらほら見るので、観光シーズンの夏には沈静化してほしいものです。

TADAO ONO より:

1月4日に2週間の日程でポーランドより戻りました。ポーランドなびさんの仰る通り他欧州国に比べ、人種差別は少ない様に思えます、が、過去の歴史、他人種との歴史上の交わりの少なさ(特にアジア人)、教育等々で民度が若干低いのでは(失礼!)と思われました。私見ですが、外国人との触れ合いが少なかったのでは、、、。

コメントありがとうございます。
ポーランド人の民度が低いとはまったく思いませんが、タイミングやシチュエーションによってはそう思われることもあるかもしれませんね。私も初めてのポーランドはサッカーの試合の日だったため、興奮して騒いでいるポーランド人たちを多く見て本当にビックリしてしまいました!

また、TADAOさんのコメントを読み、一ヶ月東京に住んだ友人も「日本人は礼儀正しいというけど、意外と民度が低いかもしれない」と同じようなことを言っていたのを思い出しました (^ ^;)
他の旅行で来日した友人が「日本人は親切、また行きたい」という人が多い中、衝撃的な感想でしたね。
私も海外に住む日本人として、日本のイメージを落とさない行動を心がけます。

emi より:

はじめまして。いつも楽しく記事を拝見しています。
先日、ワルシャワとクラクフを訪れ(Twitter等でアジア人差別の事例が挙げられていたころもあって)何かあったら嫌だな〜〜と思いながら過ごしていたのですが、全く差別を感じることなく楽しく快適に旅行を終えることができました。
お店や飲食店の方も気持ちのいいサービスを提供してくださって、ポーランドの方が大好きになりました。
今後の感染規模によっては、もしかしたら状況が変わってくるのかもしれませんが・・・
とりあえずは早く事態が終息し、安心して海外旅行に出られる日々が戻ってくることを願います。

コメントありがとうございます。
私も他国での差別の話をネットで少し読み、今回の件で泣く泣く海外旅行を諦めた人もいるのだろうと残念な気持ちになりました。
コロナが流行り出してからも多くの日本人にお会いしましたが、まだポーランドで嫌な目に遭ったという人はおらず、いつもどおりポーランド人に良くしてもらったという話はよく聞きます。
emiさんの仰るように、早く皆さまが安心して旅行できるよう事態の終息を願い、また感染者の方々が回復されるよう願っております。

夫婦で5月3日よりワルシャワ行きます。北京経由の中国国債航空にて行きます。あなたの記事を読んで少しホットしました。ありがとうございます。まだ先ですがどうなるかは心配ですが>>>>>?

当記事がお役に立ったようで嬉しく思います。引き続き、状況を見ていく必要がありますが、こちらへ来られる5月には終息しているとよいですね。

Youko より:

初めまして。 来月末に家族4人でポーランドへ旅行する予定ですが、不安になってきたので調べていたところ、こちらの記事を見つけました。
今のところは大丈夫そうですね…1ヶ月後、どうなっていることやら、注視します。
(記事の初出が2/14、その後2/23に更新されていますが、また今後新たに更新される予定はありますか?)

せっかく憧れのポーランド旅行を予約したというのに…もぅ、コロナめーー!!(>_<)

はじめまして、運営者の綾香です。
当記事は公開したその日から非常に多くのアクセスがあり、当記事だけで一日1,000アクセスを突破してしまいました。
内容が内容なので喜べるはずもなく、改めて多くの方が不安なんだと実感した次第です。
新しいニュースが毎日出てくるため、確かに一ヶ月後はどうなっているかも分かりません。
また記事は今後も追記予定で、できれば今月中に更新します。
完全に言い訳になりますが、ここ最近は通常の業務と子育てに忙しくなかなか追記する余裕がありませんでした。
ポーランド航空キャンセルについての記事もアクセ数が急上昇しており、これ以上混乱がつづかないことを願うばかりです。

kuma より:

ポーランド在住です。ニュースではヨーロッパで新型コロナウイルスに関し、アジア人に対する差別があることが報道されています。
ポーランドに関してはあまりそういった事はなく、多くの人が友好的に話しかけてくれます。
こちらでは確かにマスクをする習慣はないので、アジア人がマスクをしているとちょっと警戒されるかもしれませんね。
先日町でポーランド人がマスクをしているのを見かけました。その時は別のアジア人の友達と一緒にいたのですが、二人で「マスクをしているポーランド人を見たのは初めてだね」という会話を交わしていました。

ポーランド在住の方からのコメントはより信頼感がありますね。
コメントいただきありがとうございます。
私も今の時点ではコロナウイルスについて触れてくる人もおらず、私の住む地区ではアジア人は私のみなのでそれなりに目立ちますが、特に注目もされません。
家族同士ではコロナウイルスについても話しますが、外ではあまり話題にはなってないですね(あえてしないのでしょうが)。
大気汚染用ではなく使い捨てマスクをしているポーランド人は、私も自分の夫以外は見たことはありません。
今後の状況次第ではポーランド人でもマスクをする人が現れるかもしれませんが、今のところその傾向はないですね。

kuma より:

ご返信ありがとうございます。
あくまで個人的な見解なのですが、今回の新型コロナウイルスに関してはあえて触れていないというより、本当に現段階ではそこまで深刻に受け止められていないのではないかという気がします。
ポーランド以外の国に長期滞在したことがないので何とも言えないのですが、差別に関しては、ポーランドはあまり無いと感じております。もちろんゼロではないですが、もう10年以上住んでいて、その前にも何度かポーランドに来たことがありますが不愉快な目にあったことは本当に数える程です。
それよりも何倍も楽しく話しかけられたり、やさしくされた事のほうが思い出されます。見た目が周りと違うのですぐに覚えられ、近くのパン屋等に買い物に行けば、いつも何を買っているのかを覚えられているので注文をする必要もなく「きょうもこれでしょ?」といった感じで接してくれます。
ウイルスの話から随分逸脱して長々と失礼いたしました。
一個人の経験なのでこれから旅行に来られる方全てが私が経験した事と同じようになるとは申せませんが、参考程度にして頂ければと思います。

今回は承認が遅くなりすみません。再びご丁寧なコメント、ありがとうございます。
私もkumaさんと同じで、ポーランド人の多くは深刻に受けとめていないようすだと思っていました。だからこそ報道では耳にしても、わざわざ新型コロナについての話題をしないのだろう、という意味で「あえて」と表現しました。感染者が出たため、今後はそのような話題をする人も増えてくるでしょうが、日本のようにデマ情報が流れるほど混乱することはないと思っています。

差別も定義が曖昧で、よくよく話を聞いていると「え?それって差別なの?」と思うことを差別と表現される方もいらっしゃいます。
私の定義が正解だとも思いませんし、こればかりは気持ちの問題かもしれませんね…。
日本人と分かれば日本やアジアに関する話題を振ってくれたり、むしろ会話が弾むことが多い気がします。
またアジア人自体が珍しいため、仰るように、覚えてもらえやすいというのもメリットかもしれません。
私は、特にポーランド語が話せると分かったときの嬉しそうな顔を見るのが好きだったりします(笑)。
今回の件が落ち着いても暫くはアジア人差別について不安に思われる方がいらっしゃるでしょうが、ぜひ安心してポーランドにお越しいただきたいですね。

tokoto より:

Ayakaさん、お忙しい中更新いただきありがとうございます。
来週、ポーランドへ旅行に行くので、大変興味深く拝見させていただきました。

ついにポーランド国内でも発症者が出たとのこと。
とは言え、日本ほどの混乱は見られない様子で、安心しました。
コメント欄で、在住の方や旅行に行かれた方の声をきけるのも、有難いです。

気持ち的に、現地でマスクをつけて出歩けないのは辛いですが…
できる範囲で対策しつつ、せっかくの旅行、初ポーランドなので、楽しみたいと思います。

ポーランドの観光オンシーズンは4月・5月~と聞きました。
イベントなども増えるでしょうし、影響が少ないといいのですが。
一日も早く終息するよう、祈るばかりですね。

tokotoさん、コメントありがとうございます。
来週ポーランドへ来られるとのことで、今回のテーマは非常に気になるところだと思います。
私の書く現地情報がお役に立てれば幸いです。
今は少しまだ忙しいのですが、現在非公開の記事も早めの公開できるよう努めます。

日本ほどのパニック状態には陥ってないものの、新型コロナの影響は感じられるようになってきました。
不要な外出は控えている人が増えてきたように思います。
また多くの観光施設は冷えきっているようで、ある意味スムーズに観光できそうですね。
ただ新型コロナに関わらず、色々な感染症が流行る時期ですから体調にはお気を付けください。

また本日、私が属しているクラクフ公認ガイドのコミュニティでも大事な話し合いがあったという報告がありました。
私は個人でガイドをしているのでキャンセルが入っても大きな問題ではないですが、ガイドのほとんどは団体ツアーで仕事をしています。
すでに観光業界の損失は大きいようで、私も一刻も早い収束を願うばかりです。

tokoto より:

こんにちは、Ayakaさん。お返事ありがとうございます!
昨日までワルシャワに滞在しておりました。

つい先日までは、混乱はなく落ち着いている印象でしたが、ポーランド滞在中に状況が急変していて驚いています。

11日は、ワルシャワ大学が休校になっていたものの、観光地は賑わっていて、そこまでの影響を感じなかったのですが…
12日から観光施設がクローズしてしまったので、びっくり!
Ayakaさんのブログも即チェック!

少し残念でしたが、当時はまだ施設内に入れないだけだったので、ショッピングモールや、ワルシャワ王宮、旧市街地周辺をぶらぶらし、写真撮影をしたり、レストランでピエロギを楽しんだり、ホテル周辺のカフェなどで食事もできたので、観光するにはまだ大丈夫かな、と楽観視していました。

が、帰国直前に緊急事態宣言で飲食店もクローズ!
いよいよ大変なことになったな~!?と思っていたら、
15日から出入国が出来なくなると聞いて、本当にびっくりでした!!

もともと、14日にポーランドを発ち、日本に帰国する予定だったので、この時期に観光するにはギリギリのタイミングでした。
あと1日でもずれていたら、予定を早めて帰国するか、最悪帰れなくなるところでした。

滞在中は、Ayakaさんが仰る通り、差別などは全くなく、どこに行っても気さくに対応してくれる人ばかりで、嬉しかったです。
ポーランド語がわからずともイングリッシュOKで、コミュニケーションにも困ることなく、こちらのブログで情報収集していたことも功を奏し、おかげ様で楽しい滞在となりました。

今回訪れることができなかった地域もありますし、またポーランドに行きたいです!

今はショッピングモールもクローズし、日用品や飲食、薬局と、最低限の店舗のみが営業している状況と聞きました。

本当に大変なことになりましたね、何よりお子様のことが気がかりです。
Ayakaさん、ご家族ともどもに、くれぐれもお気をつけて、お大事になさってください。

再び詳しいレポートをありがとうございます!

急にポーランドも具体的な厳しい措置を発表し、私もとても驚きました。
しかしWHOがパンデミックと評価したことと同様に、こうすることで国民の危機意識がさらに強まり、また最終的な感染者数をグッと減らすことができるのではないかと思います。
先週滞在されていた方々は突然のことにさぞかし驚かれ、またこれをネガティブに捉えている人は多いかもしれませんが、ポーランドではそれほど批判されていません。これが日本とポーランド(ヨーロッパ)の違いだと思ったこともあり、それに関しては別の記事に書きたいと思っています。

ともかく滞在中は安全に過ごされ、ポーランドに好感を持っていただけたようで嬉しいです。
ぜひまた再訪されてください。
そして周りの方々にもポーランド旅行の話をシェアしたり勧めていただければ、ポーランドに興味を持つ人達が増えると思います。
ともかく今は、新型コロナの流行が収束に向かい、皆さんが安心して旅行できる日が来ることを願っています。

Shall we 箪笥? より:

統計解析の結果の予測としては、以下である。
コロナウイルスは、空気感染により、感染爆発している恐れがある。
感染者は、感染者密度の高い空間で、症状を悪化させ、前より、多くのウイルスを放出し、よりウイルスの密度を高くする。
感染者が、ウイルスの密度を高くしないためには、マスクの着用と、自宅待機、加湿、薬剤散布が有効である。
軽症状感染者は、自宅待機が有効である。
感染者は、ウイルス除去の不十分な病院の検査待ちで、症状を悪化させ、ウイルスを増殖させる。
ウイルス除去の不十分な病院な病院に、感染者密度の高い状態で、感染者を入院させると重症化する。
感染者は、検査待ちは、ドライブスルー方式で行うのがよい。
感染者は、ウイルス除去には、空気清浄機・噴霧器・加湿器等を用い、空気感染対策が必要だと考える。
とにもかくにも、空気中のウイルス密度の高い場所に行かないことと、空気中のウイルス密度を下げる努力をすることが肝要である。

Shall we 箪笥さん

ご丁寧な最新の予防情報ありがとうございます。

Akira より:

こんにちは。Ayakaさん
私はクラクフに留学中の日本人学生ですが,風評被害はありましたよ。4月4日にNowy Kleparz近くのカルフール・エキスプレスで買い物中に「コロナ」と二人組の男たちから言われました。私は英語で「クソ野郎」と返しましたが,気分のいいものではありませんでした。
ご参考までに
健康で!

情報ありがとうございます。
個人単位で「コロナ」とからかってくる人は僅かでもいるでしょうね。日本人も中国人相手に「コロナ!」と言っていたりするようなので、私もこの記事を書いた後に「日本人も差別意識があるんだな…」と反省しました。私自身が中国人相手にコロナと言うことはないですが、同じ日本人として重く受け止めています。
またAkiraさんが苛立ってしまったのは分かるのですが、その返し方だとお互いさまになってしまうかもしれません。この私の返事でAkiraさんがお気を悪くされたら大変申し訳ないですが、こんな時こそ冷静になることが大事だと思います。
Akiraさんもお身体にお気をつけてお過ごしください。

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