これからポーランドへ行く方が知っておきたい情報

【3月23日追記】寄付だけじゃない!日本人としてウクライナ避難民を支援する方法

日本人として出来るウクライナ支援
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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2023年3月19日追記のところから読む
2023年3月23日追記から読む

 先週末、クラクフ中央駅でウクライナからの避難民の姿を目の当たりにしました。
たくさんのボランティアが食料を配り、駅の待ち合いスペースにはスープとゆで卵が置いてあり、ところどころに物資が並んでいました。

クラクフ中央駅にいるウクライナ避難民 クラクフ中央駅にいるウクライナ避難民

 寄付金や物資は世界中から届いており、ありすぎるということはないかもしれませんが、不足しているわけではなさそうです。
ポーランド政府はもちろん、ポーランド各市町村がボランティアコミュニティを立ち上げており、さまざまな支援活動を行なっています。

 ただ、一時的な金銭的サポートやあらゆる物資を受け取ってもそれは一時しのぎであり、多くの人には最終目的地がありません
寄付を頼って根を下ろす場所を見つけられるわけでもなく、仮に他国の親類が手を差し伸べても最後は自分の力で生きるしかないのです。

 そんな中、ポーランドに住む日本人として出来ることはないかと模索しました。
Twitterで現況報告するとたくさんの方が反応してくださり、ブログ訪問者も急激に増えていることから、その発信力を活かして日本の皆さんにも具体的支援を求めたいと思いました。

 さて、私がやりたいことは何かというと、日本へ退避したいウクライナの避難民をポーランドで探し、サポートすることです。
ちなみに、この結論に至るまでまったく違うアイデアがあって夫と口喧嘩になりました…。

 実際に私はウクライナに何度か行ったことがあり、キエフやリヴィウも訪れました。
キエフでは日本語を趣味で勉強している若い男性に出会い、彼と彼の友だち、そして私の夫といっしょに日本で会ったこともあります。

 彼自身はオランダに移住しているので支援を求めているわけではありませんが、日本に好意を抱くウクライナ人は多いそうです。
ならば、日本で働きながら住むことに関心を持つ避難民もいるのではないかと思いました。

 もちろん、異国なりに言語や文化の面で相当な苦労を強いられるかもしれません。
安易に日本への退避を勧めるわけではなく、日本で住むにあたって発生するかもしれない問題も伝えたうえで、それでも日本に住みたいという人にはサポートしたいと思っています。

ウクライナ支援 ウクライナ支援

 遠いウクライナの戦争で日本人が恐怖に怯えるように、世界は小さくてせまい。
だから日本人も寄り添って支えるべきだと思うし、私たちも震災時に支えられてきました。

 優しさゆえに外国人の受け入れに反対する人もいるでしょうが、大切なものを壊され、一生母国へ戻れないかもしれない中で戦地を逃れたウクライナ人の覚悟は計り知れません。

 私の出身地・兵庫県姫路市もウクライナ避難民の受け入れを表明し、市の規模に関わらず多くの市町村が支援を発表しています。
それはつまり日本に住む人でもウクライナ人を直接支援することが可能であり、「寄付のほかに具体的に出来ることはないか」と感じている人は特に協力していただけると嬉しいです。

 まず、日本へ退避するためには航空券を買わなければならず、航空券代を工面できない人に対しては金銭的援助が必要となります。
戦地から慌てて逃れてきた人の多くは金銭的余裕がほとんどないと思われるため、私自身と皆さまからの募金を募りたいと考えています。

 日本へ実際に行くと決断するまでの精神面でのサポートやアドバイスは私が直接行うつもりですが、日本に住む方々からの応援メッセージもいただければとても心強いです。

 傷ついた彼らに対して「日本で外国人が生活するのは大変だ」というような厳しいアドバイスよりも、日本人はあなた達の味方であるということを伝えたいと思っています。
綺麗事と言われるかもしれませんが、今、彼らに厳しい言葉をかける理由などありません

 ネット翻訳を使いながらでも生活に必要なことを教えてあげたい、資格はないけども日本語を教えたい、ウクライナ人の子どもが日本に打ち解けられるようにサポートしたい、そういう日本人がたくさんいると信じています。

 詳細については在ポーランド日本国大使館に確認中ですが、大使館からのお返事を待たずにこの記事を書いてしまいました。
お返事の内容次第では今描いている支援方法を変えなければならない可能性もあり、詳細はまた改めてブログで発表したいと思います。

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03月19日追記

 今、最も避難民を受け入れているポーランドで何が一番問題視されているかというと、避難民に提供する住居スペースの不足です。

 3月18日時点でウクライナ国外へ避難した避難民は国籍問わず320万人以上に及び、なんと約200万人がポーランドにいます。
さらにこれからもどんどん増えてきますし、今でさえ、体育館やコンサートホールに無理やり場所をいくつも作っているような状況です。

 物資や寄付金は世界中から集めることができますが、住居不足は単純にお金だけでは解決できず、どの街も頭を抱えています。
保護したいのは山々でも、いきなり何十万、百万人以上もの人々が安心して暮らせるような十分なスペースを確保することはできません。

 ポーランド以外のEU加盟諸国やイギリスなど多くの国が避難民を受け入れています。
しかし、ポーランドほどの受け入れ規模ではなく、また移動方法やその費用も問題となって大多数はポーランドに止まらざるを得ません。

 そんな中、日本政府はウクライナ避難民の日本への退避を受け入れると表明し、次々と市町村が要請に応じてくださいました(無料の住居サポート、生活・就職・教育支援)。
そこで私は、ポーランド在住日本人として、ポーランドにいるウクライナ避難民で日本へ退避を希望する人を探し出すことにしたのです。

 わざわざ日本へ連れて来なくてもいいのでは…という意見もあるかもしれません。
しかし日本へまったく興味のない人を無理やり連れて来るわけではなく、日本語を知っていたり、日本そのものにもともと興味があって暮らしたい人たちを退避させるのが目的です。

 まずはネット上や避難民が集まっている場所で日本への退避が可能であることを伝え、検討している避難民の相談に乗ります。
日本への退避を決意した方々にはワルシャワの日本大使館でビザを申請していただき、金銭的負担が大きい場合、ビザ発給後に渡航費を部分的に援助するなどのサポートを行います。

 この決意をした翌日にはキエフの日本カルチャーセンターの職員であるキエフ在住日本人の方と連絡を取ることができました。
毎年300人以上の日本語の授業を受講するウクライナ人がいたそうで、全員が全員日本での生活を望まないにしても、少なくとも日本への退避を希望する人がいることは分かりました。

 翌々日にはとある都市の議員の方、日本でウクライナ人の就職活動を支援してくださる方ともメッセージを交わすことができ、とても心強い言葉をいただくことができました。

 そして16日、ポーランド側のウクライナ人支援グループで「ウクライナ避難民の日本への退避を支援したい」といった内容の投稿をしたところ、予想以上のリアクションが…!
翌朝はラジオ出演もあって少し忙しかったのですが、ラジオでも避難民のサポートに触れることが出来たので滑り出しはいいと思います。

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ウクライナ支援

 18日はワルシャワのカリタス(国内最大の寄附団体)のボランティアスタッフに連絡し、日本への退避を呼びかけることについて上の方に相談していただくことになりました。
またポーランド航空(LOT)にウクライナ避難民に対して日本への航空券代を一部でも負担していただけないか掛け合うつもりでいます。

 大阪府と私の出身地である兵庫県姫路市にも受け入れについて問い合わせました。
姫路市からはまだ回答ありませんが、大阪府からは担当者に確認中なのでもう少し返事を待ってもらうようにと言われています。
日本大使館からは返事がなく、忙しいようなので次は電話で問い合わせることにしました。

 日本語が堪能なポーランド人男性も手伝いをすると言ってくださり、さっそく来週土曜日に会って作戦会議をする予定です。

 さて、今後、ブログ読者様や応援してくださる方にお願いしたいことがあります。

 命懸けで逃げてきたウクライナ避難民の経済状況はあまりよくない場合が多く、日本への渡航費も大きな負担になります。
私も金銭的なサポートを行いますが、日本にいらっしゃる皆さんにも寄附していただけると心強く、寄附金を集める方法を検討中です。

 今のところ、ページ下部のOFUSEから受け付けておりますが、税金の関係もあってあまりここを長く使うことはできません。
これまでにOFUSEを通して寄附してくださった方には、連絡が取れる方に対しては改めて御礼のメッセージを送らせていただきます。
本当に皆さまの支援に感謝しております!!

 現在、ウクライナ避難民に向けて日本への退避に関する情報(特に皆さんお仕事が気になっているようです)、支援内容をポーランド語とウクライナ語で書いた記事を作成中です。
ウクライナ語翻訳に時間がかかるかもしれませんが、週末中に終わらせるのが目標です。

 また具体的に皆さまに支援いただきたい内容や支援先が決定したら追記します。
金銭的支援が難しい方も「応援してるよ!」とひと言言ってくださるだけで励みになります。

どうぞよろしくお願いします。

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03月23日追記

 日本政府のウクライナ避難民の受け入れについて、ショックなことがありました。
今後いい方向に変わる可能性はありますが、なにがあったかを書いておきたいと思います。

 まず、共同通信社など複数の大手メディアから同内容で発表されているこのニュースについて、皆さんはどのように理解されますか?

「松野博一官房長官は18日、ロシア軍侵攻に伴うウクライナ避難民を円滑に受け入れるため、日本に身元を保証する親類らがいなくても特例で入国を認める対応策を発表した。査証(ビザ)を迅速に審査・発給、新型コロナの陰性証明書も不要とする。積極姿勢を示すための異例の措置で、いずれも18日から適用する。官邸で開いた省庁間連絡調整会議の初会合で表明した。」

  3月18日以降、ウクライナ避難民であれば身元保証人なしでビザを発給するー
皆さんもそう理解できると思いますが、実はまったくそうじゃなかったことが判明しました。

 まず3月22日にワルシャワの日本大使館に電話で問い合わせたところ、「身元保証人は必要である。身元保証書なしでビザを申請することも可能だが、ビザを発給する外務省は渡航費や滞在先などを入念にチェックするだろう」というような曖昧にも受け取れる回答でした。

 滞在先を明示すればいいのであれば、避難民のための住居を確保していると表明している大阪府に聞いてみよう、そう思いました。

 そして3月23日午前1時、日本が朝9時になるタイミングを待って大阪府に電話したところ(朝、娘の相手をしつつ日本に電話する方が大変なので)、「保証人がいなければ受け入れられない。身元保証人なしでビザを申請するための書類が欲しいのであれば、それがどのような書類か明示してほしい」とのことでした。

 そこで、次は実際にビザを審査している外務省の中東欧課に電話しました。
最初は「身元保証人は必要。仮に身元保証人不要でも身元保証人のいる人を優先してビザを発給する」と言われましたが、最終的には「身元保証人の有無は検討中」と言われました。

 それもすぐ回答を出したわけではなく、「大使館に相談してください」と言われたり、「調べるので暫くお待ちください」と言われりして、40分ほど経ってようやく「今は身元保証は必要」ということが判明したのです。
※大使館に相談…と言いますが、大使館ではなく外務省にビザを審査する権限があります!

 何回も何回も「身元保証人をなんとか探してください」というようなことを言われましたが、いないから聞いているんです。
私もつい「では、政府は嘘をついていたんですか?」と尋ねてしまったのですが、「そういうわけではありません」と否定されました。

 松野博一官房長官に直接お伺いできればいいんですが、さすがに無理なので、ただただ日本政府に騙された気分になっています。
あるいは、報道が誤っているのかもしれませんが、百歩譲って18日から検討しているとしても早く回答してもらわないと困りますよね?

 今、私に相談にしている人だけでも救ってあげたいのでなんとかしたいです。
手立ては他にあるので大丈夫だと思います。

 それにしても、今回の件についてはガッカリし、「身元保証人がいる人を優先する」という発言にも本当にビックリしました。
結局、日本政府はウクライナ避難民に寛容であるという姿勢を見せたかっただけで、実際にはそうでもなかったということになります。

 共同通信社にも報道の真偽を確認したところ、「ご指摘の記事は、3月18日に開かれた政府のウクライナ支援の会議での松野官房長官の発言を受けて執筆したものです。ウクライナの避難民については、身元を保証する親類がいなくても人道上の観点から積極的に受け入れていくというのが日本政府の基本方針です」とのことで、報道そのものは事実と見られます。

 できれば今日も外務省に電話して、これについてきちんと確認したいと思います。
1週間経っても検討中であれば政府には期待しないほうがいいかもしれないですし、行政が頼りにならないと自治体も怪しんでしまいます。

 実際、ある自治体もほとんど虚偽と思われる内容を発表していたことが分かっていて、やはり、行政が言っていることと現状にはかなり差があると思った方がよさそうです。

 だからこそ、最も頼れるのは個人個人の支援であり、この記事を読んでくださっている皆さまの応援がとても大事なんです。
すでに複数の方からメッセージをいただきましたが、私の支援活動において何かできそうなことがあるという方はぜひ、ご連絡ください。

 

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あやか
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21件のコメント

綾香さま
ご無沙汰しております。青木です。クラクフでは大変お世話になりました。
記事読まさせて頂きました。
私も力になれることがあればと思いました。
生活するには仕事が必要です。私の会社の人事部門や、私の知り合いで会社経営している方々などに声をかけるなど、何かできたらいいと思っています。引き続き見ています。

ご無沙汰しております!
久しぶりにコメントいただき嬉しいです。昨日アップした記事ですが、さっそく読んでくださってありがとうございます。
生活するには仕事が必要、仰る通りです。ウクライナ人を無事に日本へ退避させることができたとしても、最終的には日本で自立しなければなりません。結果に関わらず、ぜひ青木様にもお力添えをいただけますと幸いです。いっしょにウクライナ人を支援していきましょう。

中村 肇 より:

綾香さん 本当にご苦労様です。ウクライナに対してなんとか助けたいという思いはあるのですが、一時的な寄付はできますが先々を考えての対応というのは何ができるのか、彼らの行く末を考えると暗澹たる気持ちになります。また、今回はこんなに反応していますが、過去にアフガンとかミャンマーの時に何をしたのか(もっと遡ってベトナムとか多々あった戦争・紛争)ということも(何らかの寄附はしましたが)考え込んでしまいます。しかしなんとかしたいという気持ちはみんなあると思うので、自分ができる支援について考えて行きたいと思います。もちろん綾香さんのことも及ばずながら手助けできればと思っています。とにかく、まずは早く戦闘が収まり避難した人たちが帰国できますように。

コメントありがとうございます。
確かに仰る通りで、これほどまでに戦況が悪化してしまうと継続的な支援が不可欠になります。
今でこそ世界はロシアとウクライナに注目していますが、停戦したらしたで支援が滞るかもしれません。ウクライナが復興して、初めて彼らに平和が訪れます。

そして私も、今回日本へ帰る前にちょうどBSのミャンマークーデターのドキュメンタリーを見ながら、なぜ日本ではあまり報道されないのかむしろ腹立たしく感じました。私は日本が好きです。しかし、日本はエンターテイメントの番組がかなり多く、「そんなことよりも日本人が知らなければならないことがたくんあるじゃないか」と叫びたくなります。
今、ポーランドはほぼ24時間ウクライナについて報道していますが、一方で日本は相変わらずバラエティ番組が多いのではないでしょうか。
ウクライナだけではありません。未来は過去の歴史から作られます。だからこそ、アフガンやミャンマーのことも報道すべきですよね。ミャンマーの人たちは、ウクライナ侵攻で世界がこんなにロシアとウクライナに注目していることに、ある意味ショックを受けているような気がします。

テンコじじい 金田 より:

本当に、何かしたいです。
日本人は、困っている人達を見捨てるような民族では無いはず、それは歴史が証明しています
Twitterに書きました。ボーイングKC-767が空荷で帰って来た事は、ショックです。日本国政府の本気度が見えてこない。 日本政府、自衛隊、格省庁、自治体が本気で動けば道は開けると思います。 近隣諸国の顔色ばかり伺っているリベラル派の政治家達では難しい。
 日本にも強い信念で立ち向かう、強い政府が必要です。 一人一人の力は、弱いですが一つにまとめていく何かあればいいのですが。

結論が無く、すいません。
応援しています。ガンバれ

テンコじじい (金田) より:

ゼレンスキー大統領は、日本の国会でリモート演説を望んでいるようですね。実現すれば、どのような内容の演説をし、日本に何を期待するのか、それに日本はどう答えるのか、日本がウクライナ難民を速やかに受け入れ、永続的な支援を確立するには、ゼンンスキー大統領の訴えは欠かせないと思います。
まして、国会の場でお話されれば、いかに弱腰の日本政府も動かざるを得なくなる。人道的な立場から何らかの形で自衛隊も動くでしょう。 自衛隊が所有している、ボーイングKC-767での難民移送を訴えれば旅費は何とかなり、日本に入国出来れば、自治体も動かざるをえなくなる。KC-767は世界で8機しかなく、4機を航空自衛隊が所有しています。 KC-767は僅かな仕様変更で200名も機乗できる優れた機体です。
ポーランドも難民受け入れも限界にきていると思います。とてもポーランド及び周辺国だけに、背負わせるには荷が重過ぎます。
夢のような話ですが、あれこれ考えているより、一刻も早く動く事。
ゼレンスキー大統領に届くか分かりませんが、ゼレンスキー大統領の国会演説を期待します。
実現できるよう、手立てを考えるのも一考かと。

コメントありがとうございます。
応援メッセージも嬉しいです。
日本に親族や知人がいるウクライナ避難民も自力で日本へ来たようなので、少なくともそのような方々を乗せて帰ることはできなかったのか、とは思いますね。
民間航空機ではないので難しい面もあるのでしょうが、この非常事態で機転を利かせていれば、一般的に難民には厳しいと言われる日本の評価も変わったかもしれません。
9割方のウクライナ人は戦争が終わって平和が戻ればすぐにでもウクライナへ帰りたいでしょうし、今は他国に避難せざるを得なくてもいつか祖国に帰ることをモチベーションにして頑張っていると思います。
言語的にもポーランドの方が安心というのもかなり大きいでしょうが、なるべくウクライナの近くにいたいのが本音でしょう。
その中でも、日本に興味を持っている、元から住んでみたいと思っていた人には日本への退避を検討してもられえれば…とサポートしています。
昨日、ポーランド国境で2万人近くの避難民がドイツへの移動を促されたそうですが、約30人のみそれに応じたそうです。
またイタリアやスペインへ行った避難民も、こんなにポーランドが良くしてくれることをテレビで知って、ポーランドへ戻りたいと言っている人も少なくないようです。
しかし現実的に希望者全員をポーランドで受け入れるのは難しいので、なんとか世界中の人たちで力を合わせてウクライナ避難民を支えたいですね。

支援グループに投稿した際、何人かのポーランド人から日本は難民を滅多に受け入れないことについて厳しく指摘されました。
ゼレンスキー大統領のドイツに対する演説もドイツ政府の痛いところをついており、かねてからドイツの経済優先について非難していた私の夫も彼の意見を支持していました。
おそらく、大多数のポーランド人が「そうだそうだ」と思いながら聞いていたでしょう。
国会演説が23日に決まったとのことで、日本への退避の件も含め、日本政府と日本に住む皆さんの行動に変化を与えることを願っています。

飛田仁美 より:

綾香様 私も寄付以外の何かできないかと考えていました。綾香さんの具体的な支援は素晴らしいと思います。応援しています。
東京と大阪には公営住宅をウクライナ人に貸すシステム?があるようです。日本の大手企業の中には社員寮をウクライナ人に開放すると決め、またその企業で仕事ができるように支援をするとニュースで見た覚えがあります。また京都には国際交流会館があり、日本在住の外国人の生活をサポートする仕組みがあるようです。役に立つかわかりませんし、すでにご存じかもしれませんが、情報提供まで。

応援ありがとうございます!
とても嬉しいです。
赤十字や大使館への寄付も大変有意義ではありますが、「自分が募金したお金が実際にどのように使われるか知りたい」という方もいらっしゃいますよね。そういった方にとっても、特定の避難民に対する募金は支援しているという実感がより湧くのではないかと思います。

情報提供もありがとうございます!検索で確認する限り、東京、大阪、京都のほかにも北海道から沖縄まで7割くらいの都道府県が受け入れや支援を表明しているかと思います。しかし3月28日現在、残念ながら大阪でも支援内容がまだ具体的に決まっていません。国から指示待ちの部分もあるそうで、おそらく東京でも同じかと思います。また、私個人で全都道府県の状況を把握するのは難しく、すべての都道府県に対応するのは不可能に近いです(個人ではキャパオーバーになります…)。今ちょうど支援している方が大阪を希望しており、私自身も関西出身で大阪にも住んでいたので、大阪と愛知(愛知に住んだことはないのですが就職支援では一番強い気がします)に絞って受け入れ先を探すようにしていきたいです。
大阪府に電話をしても、相談そのものは私が初めてといったような感じでした。私のほうからも進捗報告するなどブログで報告していきたいと思います。

支援の例については下記記事に掲載しており、ドンキホーテも紹介しています。こちらの記事はウクライナ語、ポーランド語、日本語で書いています。
https://witam-pl.com/ukraine-to-japan/

飛田仁美 より:

住宅支援と就業機会提供を決めたのはドンキホーテですね。

高橋 大輔 より:

綾香さん

はじめまして。ANNニュースを観てこちらのサイトに辿り着きました。私は現在、神戸市長田区で不動産業を行なっております。日本へ退避希望の方々がいらっしゃいましたら受け入れることができるのではないかと思い連絡させて頂きました。
住居に関しては弊社が運営している空き物件をしばらくの間は無償で提供可能です。保証人が必要であれば私が保証人となれればと思います。
私に何ができるかはわかりませんがメールにてお返事頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。

MIYAKO より:

綾香さんの支援に賛同しています。
北海道在住なので地元の情報を分かり次第お伝えします。

北海道のウクライナ避難民関連受け入れの現状です。以下報道からです。

北海道は11日から、北海道在住のウクライナ人などからの相談を受け付ける「ウクライナ関連ワンストップサポート窓口」を、北海道外国人相談センターに設置しました。

ロシアの軍事侵攻によるウクライナ情勢を踏まえ、ウクライナから避難している親族や知人を受け入れるため、住居確保や生活支援などの相談に応じるものです。

電話は英語のほかウクライナ語やロシア語にも対応していて、平日午前9時から12時・午後1時から午後5時まで利用できるほか、メールやSNSによる相談も可能です。

電話:011-200ー9595
メールアドレス:support@hiecc.or.jp

北海道在住のウクライナ人家族や親戚に対する支援とありますので、やはりここでも身元引き受け人が必要なのかもしれません。
ちなみに身元引き受け人になるにはどんな条件が必要なのか調べてみますが
例えば留学生のホームステイの様に受け入れはできないものでしょうか?
身元引き受け人が決まって移動さえできればこういった支援を受けられないのかもあわせて確認してみます。

🦁Hideki より:

綾香さん
初めまして! YouTubeに上がっていた動画を拝見し、こちらのブログに辿り着きました。
避難されたウクライナの方の日本受け入れについてですが、身元保証人が必要なんですか?  日本政府、身元保証人不要で受け入れるって確かに公表してましたよね…現状が違うことは非常に残念でなりません 。
大変な手助けをされていると思い、気持ちを突き動かされたのでコメントさせていただきました。
大変でしょうが、心から応援しています!
私も個人的に今すぐできることとして、取り急ぎLINEとTwitterで綾香さんのブログとYouTubeで掲載されていた動画をシェアさせていただきました。

(ヒロ) より:

初めまして。

ニュースを見ました。一番ネックな避難民の方の身元保証人の事を自分なりに調べました。こちらは具体的にどの辺り迄を支援すれば良いのでしょうか?ネット(身元保証人に関して)に書いてある事全部でしょうか?

渡邊貴紀 より:

テレビでスプシュイック綾香さんの活動を目にしてこのブログにたどり着きました。私は日本に避難したいウクライナ人の身元保証人にならなれるとおもい、ご協力したいのですが、どこで手続きすればいいのでしょうか?私は英語も話せるので英語が話せる避難民の生活サポートもできると思います。

YUKI より:

今日はYUKIと言います。
お疲れ様です。そして、有難うございます。私も募金以外に何か役立つことがあればと思っていました。我が家は富山県でアパート暮らしの子供2人です。なので、部屋を長期で貸す事は出来ないのですが、短期で一部屋(子供のおもちゃ部屋になりますが😞)を次に落ち着ける場所を見つけるまで提供出来ます。英語であれば話せます。上の階にウクライナ人が住んで居らので困ったら助けてもらえるかと思います。

Hiroaki Kobayashi より:

ぉお、同じ姫路出身とは驚いた。
明石焼き、美味しいですよね。時々食べたくなる。

日本での就労が問題ないことや英会話(もしくは日本語会話)ができることが前提ですが、片道切符の旅費ぐらいなら支援してもいいかなと思った次第。

えみ より:

シリア移民の受け入れには断固反対したのに、日本にはウクライナを送れですか。今は日本も余裕がないですよ。ポーランドの方が文化や言語も似ているし、帰還する時も近いので、まずはポーランドで暮らせるようにサポートをしてみたらどうでしょうか。

私が日本へ送っているのは【日本にもともと関心や理解のある避難民】です。ポーランドも何百万人という避難民を受け入れていますので、ポーランドもそれほどの余裕はありません。しかし、ウクライナは世界のために戦っているのです(ロシア側についていたり、中立的な国があるのも重々承知していますが)。ポーランドでも苦労しているウクライナ避難民を私は何十人も知っています。子どもたちは順応が早いですが、大人でもポーランド語には苦労することがあります。私は私のやり方で、日本におられるサポーターの方々と避難民を支援しています。皆さまに私の活動を応援してください、とは言いません。今、安全に日本に暮らしている避難民たちの感謝の声を励みに頑張っています。
貴重なご意見ありがとうございました。

今ポーランドのジェシェフに来ていますが、一人のシスターに持参したわずかな玩具他を託しました。こんなことしかできないのか、むしろエアチケット代をあやかさんにお渡ししたほうがと、孤軍奮闘しておられる若さと熱意に圧倒されています。
余裕無い年金暮らしでアウシュヴィッツとビルケナウを体験しに来たのですが、20日には帰国します。せめて、Facebookで拡散に努めます。
一カトリック信徒 時任美万子(齊藤)

はじめまして!
支援活動お疲れさまです。今、時任様はジェシュフにいらっしゃるのですね。私も数日前に国境に近い街に行き、ジェシュフを通りかかりました。日本から子どもたちのために玩具を持って来られたとのことで、きっと子どもたちはとても喜んでいるでしょうね。日本のおもちゃは子どもたちにとっても人気ありますから!
また私の支援活動において応援のお言葉、拡散ありがとうございます。これからも細々とですが、ウクライナを支援していきます。

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