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ココがちがう!ポーランドの乗りもの事情7選|配達もやる、酔っ払いは追放

日本とポーランド、ココがちがう!乗りもの編
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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ウクライナ支援活動のご報告
ルワンダの教育支援団体設立

 

サッと3分程度で読めます

 

夫ピオトル
同じ乗りものでも国によって見た目もシステムもかなり違ってたりするよね。日本はまず、乗客が多すぎるイメージ。
あやか
ポーランドでギュウギュウの満員電車を体験したのは、6年以上住んでて2〜3回くらいかな。たぶん、試合の日。笑
夫ピオトル
ポーランド人が日本の乗り物事情でビックリするなら、まずはその満員電車だと思うよ。東京の朝と夕方は壮絶だね。
ポーランドの列車について
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ポーランド旅行

日本とポーランド、ココがちがう

遅延120分以上でもみんな冷静
独自の配達サービスをやっている
車内にペットが堂々と座ってる
26歳までの学生は半額!
ビックリするほど古い車両がある
酔っ払いは電車やバスに乗れない
車内で居眠りをするのはNG

※最後にポーランドの色々な電車の写真アリ

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遅延120分以上でもみんな冷静

 日本よりは多いものの、ポーランドの列車の遅延はそれほど頻繁ではありません。遅れてもたいてい15分以内。しかし、強風とか大雪の日になると1時間以上遅れることがあります。特に、国鉄のポーランド鉄道は長距離路線だけあって1〜2時間以上の遅延もあるのですが、日本の大幅遅延時と比べればみんな至って冷静!第一、キレる相手となる駅員すらおらず、怒ったところで電車が早く来るわけでもないですしね。遅延時も駅は平和です。

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 余談ですが、イギリスでは特急列車が30分以上遅延すると返金請求できます。お言葉に甘え、2〜3回ほど請求させていただきました。ポーランドでも遅延時に不当な追加料金を請求された際、クレームしたらすんなり返ってきました

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独自の配達サービスをやっている

 ポーランド鉄道には、Przesyłki konduktorskieプシェセウキ・コンドゥクトルスキェ という目的の駅まで荷物を運んでくれるサービスがあります。車掌さんに最大10キロの荷物を預けて「ワルシャワ駅まで届けてください」と頼めば、距離に関係なく定額で運んでくれるのです。事実上、ポーランドで最も早い速達便。私の夫も、仕事で図面を速達する場合は利用するのだそう(FedExより速いし確実)。ちなみに、日本でも昭和60年頃まではチッキ便という同じようなサービスがあったみたいです(宅急便の普及により廃止)!

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車内にペットが堂々と座ってる

 さすがに座席にペットを座らせるような人はいませんが、大きな犬がふつうに電車に乗っているとビックリします。夏休みなどシーズン中の長距離移動ではペット同伴の乗客も多く、犬が伏せるとスペースが狭くなるのが問題。しかも長距離移動だと、数時間同じ空間にいることになります。盲導犬だとやむを得ないですが、ペット同伴の際はペット分の座席スペースも購入するなり、周りの乗客にも配慮すべきなのでは…。ちなみに、ペンドリーノでのペット同伴は一度も見たことがありません。

ペンドリーノ
 

26歳までの学生は半額!

 日本だと定期購入でしか学割は適用されませんが、ヨーロッパは学生には超優しい国なので片道チケットから学割適用です。ポーランド鉄道だと学生は半額になり、学生向けの1ズロチセールも年に数回やるほど。列車に限らず、プライベートバスや公共交通機関でも同じ。ただし国外の学生には割引が適用されないため、ISICカード(国際学生証)を持っていても外国人旅行者は通常運賃です。観光地の入場料だと学割が適用されることがほとんどなので、ISICカードは持つ価値ありですが!

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ビックリするほど古い車両がある

 私が住みはじめた6年以上前よりは明らかに減りましたが、たま〜に「これ、戦後あたりから使ってる車両なんじゃ?」って思うくらい古い車両があります。良く言えばレトロ。シートは冷たいけどフカフカのもあったりして、止まっているときは総じて問題ありません。でも走り出したら終始ギーギーと機械が擦れるような音が鳴って、対面での会話はほぼ不可能。さらに、ふつうの車両だとそこまでガタガタしないところでも、体が一瞬飛び跳ねるくらい揺れたりします。寝れたら強者。

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酔っ払いは電車やバスに乗れない

 ポーランドの鉄道駅には駅員はいませんが、警備員はいます。そのおかげで駅で酔っ払いを見かけることは滅多になく、試合などでテンション高い人が多いと分かっている日は警察が車両に乗り込むほど。バスの場合、本当にごくたまに酔いつぶれた人がいつの間にか入ってきて寝ちゃってることがありますが、話が通じなければ即通報。しかも、その人が降りるまでバスは動きません。日本では酔っ払いもふつうに乗れますが、あれは完全アウト!まっすぐ歩けるほろ酔い程度なら乗車できます。

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 ポーランドでは公共交通機関での飲酒を禁止しているため、駅やホームでお酒を飲むことはできません。また車内の飲酒については、ポーランド鉄道の食堂車 WARS であれば可能。酒類の持ち込みは禁止されており、その場で飲むことになります。

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車内で居眠りをするのはNG

 車内で堂々と寝たりできるのはたぶん、日本人くらいです。同伴者が起きている場合は別ですが、海外ではふつう、移動中に寝たりはしません。うっかり寝てしまう人はいますが、日本よりは圧倒的に少ないはず。その一番の理由として「寝てる間に何か盗まれるかもしれないから」という警戒心がありますが、ポーランドは車内までスリがうろついているような危ない国ではありません(まったくいないとは言わない)。カバンを座席に置いたままトイレには行っても、居眠りはダメなんです。

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ポーランドの色々な電車の写真

ポーランドの列車 ポーランドの列車 ポーランドの列車 電車 ポーランドの列車

まれに見る落書きだらけ×かなり古い車両

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ちょっと、つぶやいていい?
アイコン 日本に住んでいた頃、大阪方面へは阪神・阪急、JRが主な交通手段でした。でも阪神をよく利用してたのは高校生まで。とにかく、甲子園あたりで酔っ払い&缶ビールのおじさん遭遇率がかなり高かった記憶があります。今はどうかな。大阪では阪急沿線に住んでましたが、◯◯◯沿線というキーワードで物件を探したり、観光地に行ったりするのって日本人くらいかも
ポーランドの列車について
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あやか
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