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私が実際に足を運んだ、ルブリンにあるおすすめのお店を5店ご紹介します!
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お店の名前一覧
1. マンドラゴラ(レストラン)
2. マリ(カフェ)
3. ジェロネ・タレジェク(カフェ)
4. シフィエンテ・ミハウ(パブ)
5. ボスコ(アイス専門店)
Mandragora Restarant
1件目は中央広場にあるユダヤ料理レストランです。実は、超有名らしい。ルブリン紹介記事でも触れましたが、ルブリンは戦前、人口の40%がユダヤ人を占めるというポーランド国内でも圧倒的にユダヤ人比率の多い街でした。ちなみにクラクフでは25%。
そのこともあって、この街では本格的なユダヤ料理を楽しめるレストランが幾つかあるのですが、その中でも特ににおすすめなのがこのレストランです。
さて、ユダヤ教には厳しい食事の清浄規定、コシェルがあります。コシェルについてはこちらのホームページ(ミルトス:ユダヤ教の食事規定「コーシェル」)をご覧ください。
この規定に沿ったユダヤ料理はやはり変わったものも多く、その中でも写真の料理ハマスは見た目からしてちょっと興味深い。まわりはひよこ豆をペースト状にしたもので、中心にはひよこ豆とパプリカパウダーが散りばめられています。
右奥のピタにハマスをディップして食べるのですが、味つけに凝っているわけではないので非常にシンプルな味わい。あえて言うなら「豆」の強調がすごいことでしょうが、そんなのはこの料理を見れば誰でも想像がつくでしょう。
サイドディッシュとしてユダヤ料理では定番の人気メニューだそうです。菜食主義者には理想的でしょうね。
こちらは夫が、「ユダヤ料理といえばまずコレ」と言っていた品。酵母は入っておらず、粉と水だけで作られたクラッカー状のパンをマッツァーといいます。予想通りのパリパリ食感!
ディップ用のソースがボレスワヴィエツ陶器に入っていたので驚きました。ボレスワヴィエツ陶器はポーランドではそこまで知名度が高くなく、レストランで使われることは結構珍しいです。
カプシニャクには発酵キャベツが使われることが多く、酸っぱい味わいが特徴的ですが、こちらも発酵キャベツが使われていました。ほんのりと甘く、具のスライスアーモンドやレーズンとの組み合わせも◎。上品な優しい味です。
こちらは、実は前菜メニュー。メインで同じようなレバー料理があって迷ったのですが、スタッフがこちらを勧めてくれました。食べてみると、味はまさに焼き鳥のレバー!まさかここで和風の味に出会うとは…。白いご飯が欲しくなるほど美味しかったです(笑)。
本当はようすを見ながら他もオーダーするつもりでしたが、これで私たちはもうお腹いっぱいに。量が多いわけでもありませんでしたが、その前に食べ歩きばかりしていたのが原因でした。でもザ・ユダヤ料理を食べられたので大満足。
ルブリンに来たら、ぜひこの伝統的なレストランに行ってみてください。
◆お店の情報◆
名前 :Mandragora restaurant
住所 :Rynek 9, Lublin
営業時間:月〜木・日 9時〜22時
。。。。。金・土 9時〜24時
Cafe Mari
旧市街から少し離れたサスキ公園の近くにある、静かな地区にたたずむカフェ。本当はトリップアドバイザーでも上位の Spinacz というカフェに行こうと思ったのですが、BGMが個人的にうるさかったのでこちらへ移動しました。
私はいつも検索でレストランやカフェを選ぶのですが、口コミ評価だけでは分からないことが沢山ありますよね。このカフェには、このカフェのためだけに旧市街の少し外れまで足を運んだので裏切ってほしくなかったのですが、幸いにも大正解でした。一人でも気兼ねなくくつろげる雰囲気でビジネスマンがちらほら、自習している学生さんも。
このセットで600円くらいだったと思います。ポーランドにしては高め。ほろ苦いチョコケーキの上に乗った、ほどほどに甘いクリームと甘酸っぱいベリー系フルーツが絶妙で美味しかったです!他にも美味しそうなホームメードのデザートがたくさんありましたよ♪
◆お店の情報◆
名前 :Cafe Mari
住所 :Grottgera 8, Lublin
営業時間:月〜火 7時〜20時
。。。。。水〜金 7時〜21時
。。。。。土・日 9時〜21時
Zielony Talerzyk
クラクフ門の近くにある健康カフェ。名前を直訳すると「緑のお皿」です。店内は大きなテーブルが幾つかあり、さっぱりした内装の店内からも思わず「ここは、ストウォフカ?」と思ってしまいました。10人掛け?テーブルも。
ランチメニューもありましたが、こちらではカフェをしました。
フルーツスムージーはなんと赤ビートの味が…。フルーツに野菜を入れるパターンはありがちですが、赤ビートの味の方が勝っていてどちらかといと野菜ジュースを飲んでいる感覚。それはそれで新鮮で美味しかったです(両方の意味で)。
右の表面が黒いケーキはポーランド名物のプタシェ・ムレチュコ(チョコでコーティングされた少し固めのマシュマロ)をアレンジしたもの。左は、パイ生地の甘さ控えめケーキでラズベリーとよく合うさわやかな味でした。
このカフェは無添加・素材の味を生かしたベジタリアン向けランチメニューが自慢だそうなので、健康に気を遣う日本人には良い選択肢かもしれませんね。
◆お店の情報◆
名前 :Zielony Talerzyk
住所 :Królewska 3, Lublin
営業時間:毎日 8時〜22時
Święty Michał
中央広場近くにあるこのお店は、昼間から地元の人で賑わう街一番の人気パブ。ルブリンでしか味わえない、ルブリン風フォルシュマクのスープとツェブラシュというオニオンがのった丸い小さなパンを食べることが出来ます。
スープは肉とトマト、きゅうりが入っていて、ピリッとした辛すぎないスパイスがよく効いていました。ツェブラシュは元はここに住むユダヤ人が食べていたパンだそうですが、それがいつしかルブリンご当地メニューになったとのこと。
小腹が空いたら、ぜひここで “Forszmak Lubelski“(フォルシュマク・ルベルスキ)を味わってみてくださいね。
◆お店の情報◆
名前 :Święty Michał
住所 :Grodzka 16, Lublin
営業時間:日〜木 12時〜24時
。。。。。金・土 12時〜深夜2時
※閉店2時間前はドリンクオーダーのみ
Bosko
話題のお化けアイス屋さん。なんと1スクープ=2スクープ、しかもその量がスゴいんです!で、安い。1スクープ(=2スクープ)3PLNですよ。ふつうのお店なら1スクープ(本当に1スクープ)3PLNでしょう。
3スクープでこのボリューム!最初は1スクープ=2スクープと知らずにオーダーしてしまったのですが、アイス好きの私には嬉しいミスでした。
フレーバーの種類も変わったものが多く、シャーベットまで。
もちろん美味しいです。ただ安いアイスを大量販売しているわけではなく、それなりにこだわりのある無添加アイス、お腹が痛くなりにくいよう気遣っているということなのでご安心を。
外でも販売していましたが、それぞれで異なるフレーバーが用意されているので通いつめたくなるほどハマりました。
◆お店の情報◆
名前 :Bosko
住所 :Krakowskie Przedmiescie 4, Lublin
営業時間:月曜日 12時〜22時
。。。。。火〜日 9時〜22時
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gałka
gałka(ガウカ)は名詞で「スクープ」。アイス屋さんでは必ずこの単語を見かけるでしょう。
ポーランド語で数字が言えなくても、指で数字を示しながら「ガウカ」というと通じるはずですよ。夏のポーランドでぜひお試しください♪
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