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なんで月曜日?と思った皆さん、でもなぜか気付いた人もいるでしょう。
そう、月曜日は多くの観光施設が定休日だからです。あのショパン博物館もワルシャワ蜂起博物館も月曜日はお休み。
そんな退屈な週明けには、郊外のヴィラヌフ宮殿へ行ってみませんか?
このページの目次
1. ヴィラヌフ宮殿とは
2. ヴィラヌフ宮殿の写真
3. 市街からバスでの行き方
4. 休館日・営業時間・料金
ヴラヌフ宮殿とは
ヴィラヌフ宮殿はワルシャワ郊外にあります。17世紀末にヨーロッパの英雄として活躍した国王ヤン3世ソビエスキの夏の宮殿として建築されました。
バロック建築の巨大な構えにきっちりと手入れされた美しい庭やバラ園、豪華な装飾には見とれること間違いなし。
当時の豊かな王室のようすをかいま見ることができ、その華麗なる外観や調度品から「フランスのベルサイユ宮殿のようだ」とまで言われています。
ヴィラヌフ宮殿の歴史
国王の離宮として建てられたヴィラヌフ宮殿は、バロック建築とともにその時代のポーランド独特の建築スタイルを反映させた美しい建物です。
現存するものは18世紀に拡大されたものですが、元の宮殿はヤン3世が王となってから彼が亡くなるまで雇われていたイタリア人の建築家、Agostino Vincenzo Locci によってデザインされました。
1677年4月23日から建設が始まり、完成したのは1696年(ヤン3世が亡くなった年)だと言われています。最初は邸宅のつもりで建てられましたが、長い年月をかけて建設している内に豪邸、そして宮殿になったそうです。
宮殿の北側は王妃マリア・カジミエラに捧げられたもので南側は自身、ヤン3世に与えられたもの。王宮と見比べて見学すると面白いかもしれませんね。
ちなみに宮殿が博物館として公開されたのは1805年のことだそうです!
ヴィラヌフ宮殿の写真
私が5月に見学した時に撮影した、宮殿の写真の一部をご紹介します。
公式サイトによると見学所要時間目安は1時間半。すべてじっくり見て回ると確かにそれくらいかかりそうです。
市街からバスでの行き方
ワルシャワ市街から10キロ離れた場所にあるヴィラヌフ宮殿までは、バス1本で行くことができます。
バスは116番、180番、519番でいずれも所用時間は30分前後。
王宮広場(pl. Zamkowy)や新世界通り(Nowy Świat) から向かう場合は116番と180番のバスが便利です。中央駅から向かう場合は519番。
※2016年8月現在
116番と180番
バス停 pl. Zamkowy(王宮広場)からは Krakowskie Przedmieście(クラコフスキエ・プシェドミエシチェ)通り沿いに以下のバス停を経由して、35〜37分後に終点ヴィラヌフに到着します。
- Hotel Bristol(ホテル ブリストル前)
- Uniwersytet(ワルシャワ大学前)
- Ordynacka(オルデナツカ通り前)
- Foksal (新世界通り)
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平日のバスは10分間隔で走っているので、市街地からのアクセスは良好。
乗車料金は4.40PLN(大人)、方面は “Wilanów” となります。終点で降りればいいので、分かりやすいです。
ただし、土・日・祝はルートが変わってしまいます!しかも統一されていないようで、乗り換えが発生する場合も。
土・日・祝に行く場合は、jakdojade のアプリまたはパソコン版で調べてください。土・日・祝は旧市街に交通規制が発生するのかもしれませんね。
519番
ワルシャワ中央駅からは519番のバスとなりますが、この辺りはバスがたくさん停まるのややこしいです。
駅前の大きなショッピングモール “Złote Tarasy”(ズウォテ・タラセ)と中央駅の間に複数のバス停があり、その内の1つ、”Dw. Ceantralny 27” からヴィラヌフへ向かうバスが発車します。
乗車料金は4.40PLN(大人)、方面は “Powsin-Park Kultury” となります。
ヴィラヌフのバス停から
バス停から降りて広い道路の向こう側に渡り、東の方へ進んでいくと大きな緑の公園が見えてきます。
宮殿は、その公園の奥の方。
入場券は公園に入る手前の小さなチケットオフィスで買ってください。宮殿まで行ってしまうと、また戻ってチケットを買わなければならないので要注意!
休館日・営業時間・料金
最新情報は下記の公式ホームページ(英語)にてご確認ください。
.休館日・営業時間
ヴラヌフ宮殿は公園内にあります。
表にある公園は問題なく通過できますが、宮殿の裏側にあるきちんと手入れをされている方の公園(庭)は有料ですので、ご注意ください。
◆ヴィラヌフ宮殿(冬期シーズン)
1/13 – 4/15, 9/26 – 12/16 | |
月・水〜日 | 09:30 – 16:00 |
火 | × |
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◆ヴィラヌフ宮殿(夏期シーズン)
4/16 – 9/25 | |
月 | 09:30 – 20:00 |
火・木・金 | 09:30 – 16:00 |
水・土・日 | 09:30 – 18:00 |
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また1月の前半、復活祭直前の金曜日(グッドフライデー)と土曜日(聖土曜日)、復活祭の日曜日、キリスト聖体節、8月15日、11月1日、12月17日〜下旬は閉館となっています。
以下、公園(庭)の入場時間です。
- 1/1〜3/13、11/1〜3/12
09:00 – 16:00 - 3/14〜31、10/17〜31
09:00 – 18:00 - 4月・9月 09:00 – 20:00
- 5月・8月 09:00 – 21:00
- 6月・7月 09:00 – 22:00
- 10/1〜16 09:00 – 19:00
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宮殿への入場は閉館1時間前、公園への入場は閉園30分前です。
入場料
宮殿の入場料は大人20PLN、子ども15PLN。公園(庭)の入場料は大人5PLN、子ども3PLN。
木曜日はどちらも無料となりますが、混雑のために入場時間が制限される場合もあり。その日のプランがあって、計画的に訪れたい方は木曜日に見学しない方がいいかもしれません。
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Jest północ
Jest północ(イェスト プウノツ)は「(今)深夜0時」という意味です。”pół” は “半分”、”noc” は “夜” の意味を持つ単語なので、その2つを組み合わせて深夜0時となるのですね。
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[…] 少し遠出して、ヴィラヌフ宮殿とその庭園の付近に行った。ポーランドなびの記事によると市街地から30分くらいかかり、バスの運賃は4.40PLNのようなので、75分券を買って乗った。行くときに帰りのバスの券も買っておいたのが正解だった。 […]
ワルシャワ2回目です。
2回目のワルシャワ滞在、有意義に楽しんでください (^ ^)