必読!ポーランド旅行で知っておくべきこと

海外移住を楽しむ前提条件6つ|行動力と言語力があればスタートラインに立てる

海外移住における6つのアドバイス
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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ウクライナ支援活動のご報告
ルワンダの教育支援団体設立

 
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この記事の内容
 最近、海外に暮らしてみたい!という方とお話しする機会が増えてきました。
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 私はこれまで、カナダ、イギリス、フィンランド(数ヶ月のみ)、そしてポーランドと複数の国に住んできましたが、きっかけは留学、研究、結婚とさまざま。
まぁ、17歳から海外メインで暮らしていると、「日本を離れてもうまくやっていくコツ」というのは感覚的に分かります

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あかん
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この記事の目次
自立心と問題解決能力はマスト
異文化への適応力と割り切り
経済的な計画性を持っているか?
移住先の国の言葉は習得しておく
コミュニケーション能力はあるか
なんにしても「行動力」がカギ
この記事のまとめ
ポーランド移住|ワルシャワとクラクフどっち住む?首都のススメ

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自立心と問題解決能力はマスト

問題解決, パズル

 よく「しっかりしてる」と言われるような人は一人でもなんとかやっていけるタイプ。
昔から周りに理解してもらえないことが多かった私は、「大丈夫?」と何万回も言われてきましたが、同じくらい「(ヘラヘラしてるくせに)意外としっかりしてるね」とも言われてきました。

 海外では日本のようにルールが整っていないことも多かったり、工事がいつまで経っても終わらないことから分かるようにマイペース、役所の手続きも分かりにくいことが多いです。
そんなとき、困ったら自分で調べて解決する力があるか、「分からない!できない!」で止まらずに試行錯誤ができるかがポイントになります。

 分からないことはあって当然。でも、それを自分自身でまず解決しようという姿勢を見せなければ、周りの人から見放されてしまいがち。
これは日本に住んでいても同じことだと思いますが、たとえ弱音を吐いて遠回りしようが、自分で考えて行動できる人は周りにとってもポジティブな存在ですし、みんなそういう人が好きです。
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あやか
最後には必ずどうにかなる!
自分でやれば責任感もわくし、新たな行動力につながってくるかも。
国際結婚の苦労話

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異文化への適応力と割り切り

パーティー, 異文化

 海外では、宗教や文化の違いから日本とは異なる価値観にぶつかることが多いです。
そこを割り切って「違い」として楽しめるか、または「不便」と感じてストレスにするかで、移住生活の満足度は大きく変わってくるでしょう。

 不思議なもので、ネガティブなことや悪口、批判は人の興味をそそるのか、私が最初にテレビ出演依頼を受けたときも「そちらに住んでいて困ったことやイヤなことはありませんか?」とやたら聞かれました(答えられなくて辞退)。
不便と思うことはあってもそれはこの国の文化と割り切っているので、ネガキャンはしません

 ただ、良いことばかり言うつもりもなく、だからこのブログにも「ポーランドのこういうところには気を付けたほうがいいよ」というのも、ちゃんと、正直に書いているつもりです!
日本はどうだとか比較ばかりするのではなく、文化の違いや宗教による考えの違いも柔軟に受け入れられる、そんな人は楽に過ごせるでしょう。
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あやか
でもあまり抱え込まず、たまにはちょっと愚痴ってスッキリするのも大事。私は、笑い話にしてます。
ポーランド生活の不満

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経済的な計画性を持っているか?

お金

  ワーキングホリデー制度を利用すれば働きながら移住生活ができますが、基本的に海外移住には百万円単位のまとまったお金が必要
上を見ればキリはなく、留学していたときは年間300万円でも足りないくらいでしたし(それは親に感謝)、お金はいくらあっても…いいです。

 半年分の生活費があればいいとか、根性でなんとかなるとか色んな意見があると思いますが、それ、ひと昔前の話じゃないでしょうか?
今はどこも物価高、このポーランドにも東欧、中東、アフリカから仕事を求めてやってくる移民が増えてきましたし、AI の発達もあって言語を武器とした仕事も減少傾向、なかなか厳しいです。

 しかし、期間限定の移住ならそこまでの多額な費用は求められないですし、身の丈にあった生活ができて、どんなことにどれほどの費用がかかるのかリサーチできる人は大丈夫なはず
経済的安定は「心の余裕」に繋がるので、リモートワークでも移住前にある程度の収入源が確保できていると海外生活はぐっと楽になりますよ。
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あやか
思わぬタイミングでの一時帰国もあり得るし、医療費などの出費も考慮して多めに用意しておくべき。
ポーランドのお財布事情
ポーランドの雇用形態

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移住先の国の言葉は習得しておく

勉強

 海外で „快適に” 暮らすならば、絶対に必要となるのがその国の言語を話せる能力。
こちらが努力して学んだのとは裏腹に「話せてスゴイ」とかそんなことはなくて、ポーランドならば、ポーランド語を話せるようになって、ようやくこの国のスタートラインに立てるわけです。

 英語だけでなんとかやっていける人もたくさんいますし、パートナーに頼るかたちでやり過ごせたりもするので、地味にしんどい言語習得を後回しにしている人はいっぱいいるのでは…
翻訳アプリを使えば案外なんとかなるのも事実、話せなくても致命的な問題ではないでしょう。

 しかし、厳しいことを言うようですが、言語面で常にだれかを頼りながら生活するのは煩わしいですし、なにより、現地の言葉を話せるとその国の人たちとの距離感が一気に縮みます
数ヶ月〜数年程度の期間限定の移住なら無理しなくてもいいと思いますが、その国に腰を据えて暮らすつもりなら言語学習はがんばりましょう!
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あやか
常にフォローしてくれる友人やパートナーがいつまでもいるとは限らない!少しずつ学びましょう。
ポーランド語の基本知識
ポーランド語 発音の基本

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コミュニケーション能力はあるか

話し合い, コミュニケーション, 会社

 日本人は「察する文化」に慣れていますが、多くの国では、(特に外国人は)自分の意見を明確に伝えることが非常に重要になります。
逆に、あちらの考えや意図がよくつかめない場合は「それはどういうこと?」と、後になって困らないように納得いくまで突っ込む勇気も必要。

 現地の人と円滑な人間関係を築けるか、意見をハッキリ伝えることができるか、困ったときは助けを求められるか、これらがきちんと出来ない人は海外生活で病みやすいかもしれません。
空気を読むのは日本人くらい、というのは皆さんご存知かもしれませんが、本当にその通りです。

 ちなみに私は一匹狼な面があり、コミュニケーションを取ることを放棄して「埒が明かないから自分でなんとかする」と逃げたりします。
コミュ力が高いのか低いのか分からない自分ですが、私みたいな人間関係を(自分の中で)平気でリセットする人間でもなんとかなるので、人間関係に固執しすぎないのも大事かもしれません
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あやか
言葉で伝えるのが難しければ、紙に書いてでもきちんと伝えてみるのが大事。諦めずにがんばって。

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なんにしても「行動力」がカギ

継続, 行動力

 海外移住はいわば「挑戦の連続」であり、行動力がある人ほど成功しやすいと思います。
ここでいう「成功」は必ずしも経済的な豊かさを指しているのではなく、たとえ慎まやかな生活でも、行動できる人は人生における満足度や達成感が高く、人にも恵まれやすいということです。

 自ら現地の機関や施設に出向いて行動に移せる人、生活するためにキャリアを自ら切り開ける人、役所の手続きが遅いと愚痴るだけじゃなくて催促できる人、言葉の壁がどうとか言わずに生活しながら実践的に学ぶ姿勢を持てる人…。

 つまり、チャンスをつかむ力やトラブルを乗り越える力があれば、自然と人脈も広がり、海外生活で孤独を感じる場面も減るでしょう。
私はポーランドにいながら日本人と関わりを持ち続けられるビジネスを開拓し、一方で支援活動にも力を入れていますが、それは夫の支えのおかげもあると言えど、やはり自分の決断や行動あってのことなので「行動力」は大切だと思います。
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あやか
行動して失敗することもあるけど、そのたび反省して立ち直って、ゆっくり前に進んでいけばいい!
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この記事のまとめ
アイコン 偉そうに書いているようですが、かれこれ人生の4割は海外で過ごしてきました。初めての海外でいきなり現地の高校に通い、精神的にキツいこともたくさんありました。でも留学していた頃から今まで年に2回ほど適度に日本に帰っているので、それも間違いなく、心の支えになっています。たまに「5年くらい帰ってません」という方もいらっしゃいますが、私はコロナ禍でも1.5年が限界でした…。仕事で頻繁に日本語を話していても、日本そのものは恋しいもんです。
 
 ということで、海外生活をなるべく円滑に送るための前提条件として、❶ 自立心と問題解決能力を養う、❷ 異文化の不一致は割り切って受け止める、❸ 経済的な計画性を持って実行に移す、❹ 移住先の国の言語を習得する努力をする、❺ コミュニケーションを大事にする、❻ 行動力がある人はうまくいきやすい、以上をお伝えしました。海外に住む目的や理由は人それぞれ。たとえ、だれかに「やめておけ」と言われても、それが本当に自分のやりたいことならやってみるべきだと思います。一度きりの人生、体が自由に動くうちにどんどん挑戦しましょう
ギフト
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あやか
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