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この記事の内容
キリスト教の中でもカトリックや正教会などの教派において、聖母マリアは深く敬われる存在です。聖母は神でもあり、人でもあるイエス・キリストの母。しかし、聖書をいくら読んでも人物像をよく掴むことができません。
そこで聖書や外典の記述をもとに、カトリック教徒である筆者が聖母の生涯を分かりやすく、時系列で紹介します!
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この記事の目次
❶ 聖母の生涯1 〜イエス誕生前〜
現パレスチナ、ナザレで誕生
エルサレムでの神殿奉献
婚約までの9年間、神殿に仕える
神殿でヨセフとマリアが婚約
天使からイエス懐妊のお告げ
妊娠中の叔母エリザベトを訪問
住民登録のため、ベツヘレムへ
❷ 聖母の生涯2 〜イエス誕生後〜
イエスの誕生/クリスマス
羊飼いと東方三博士の礼拝
イエスを連れてエジプトへ避難
産後の潔めと初子の奉献
祭りの帰り、イエスを見失う
カナの婚礼にイエスと参加
十字架に架けられたイエスを見送る
❸ その後、聖母は天に上げられた
❹ 聖母を記念する5つの記念日
❺ バチカン公認!秋田の聖母マリア
❻ この記事のまとめ
【信者が徹底解説】キリスト教の最大教派・カトリックってどんな教え?
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聖母の生涯1 〜イエス誕生前〜


聖母の生涯2 〜イエス誕生後〜


ある羊飼いらの頭上に天使が現れ、「ベツヘレムで救世主(イエス)が誕生したので礼拝せよ」と告げられる。また、遠い東の国にいた3人の博士も西の空に見たことのない星を見て(ベツヘレムの星)ユダヤ人の王の誕生を知る。星に導かれるように旅をし、マリアに抱かれたイエスを礼拝した。
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東方三博士は占星術の学者であり、遺骨はケルン大聖堂に納められている
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ルカの福音書のみに記されている、イエスの少年時代に唯一触れたエピソード
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イエスはヨセフを指して “父” と答えたわけではなく “父なる神” を指していたが、ヨセフとマリアは意味が分からなかった
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この時にマリアが流した涙が落ちたところから咲いた花がカーネーションといわれ、母の日に贈る花とされている
その後、聖母は天に上げられた

使徒言行録1-12〜14
(イエスの昇天後)使徒たちは、「オリーブ畑」と呼ばれる山からエルサレムに戻って来た。この山はエルサレムに近く、安息日にも歩くことが許される距離の所にある。 彼らは都に入ると、泊まっていた家の上の部屋に上がった。(略)彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。
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聖母を記念する5つの記念日

12月8日1。無原罪の御宿り
9月8日。11マリアの誕生日
11月21日。マリアの神殿奉献
3月25日1。受胎告知
8月15日1。聖母の被昇天 。この中でも、前項で紹介した「聖母の被昇天の日」はカトリック教徒が大半を占めるポーランドはもちろん、フランスやイタリア、中南米でも祝日として定められています。 。“神の母” と言えども信仰対象はイエス・キリストであり、聖母にまつわる祝日ごとに大々的にお祝いをするわけではありません。
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バチカン公認!秋田の聖母マリア

バチカンも科学的調査を行ったうえで奇跡と認めるため、誰かのいい加減な発言や人々の計画によるものではないというのは確かです。 。そして実は、秋田市添川湯沢台にある聖体奉仕会(カトリック修道院)に「101回の涙を流した聖母マリア像」という、バチカンも認めた “奇跡のマリア像” があるんです!

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私はクラクフ公認ガイドとして何十もの教会や礼拝堂をガイドしていますが、キリスト教を知らずしてポーランドの真の歴史は語れません。マリア崇敬なしに今のポーランドが存在しなかったのは紛れもない事実なのです。そして聖母を「国家の女王」として見なすのは、ポーランドだけ。信仰に関係なく、観光目的でポーランドへ訪れるすべての人たちに聖母を知ってほしいという思いで当記事を書きました。



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