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ビールを飲まない私がこの記事を書くのは許されるのでしょうか（笑）。
しかし、今日ご紹介するパブはポーランド人の夫もお墨付き、ヴロツワフに住んでいない人でもどこかで耳にしたことがあるような超有名パブです！
気になる、そのパブの名前は…
Restauracja Spiż
レストラツィア・スピージュ、ちょっと発音が難しいですね。 ż が難しい。
このパブはヴロツワフの中央広場にあり、真ん中にある旧市庁舎の地下にあります。上の写真に写っている建物を手がかりに探してみてください。
店内に入るとなんだか伝統さを感じる壁の絵が目に飛び込んできます。
スピージュは、店内に小さな醸造所を持つ（日本でいうブルーパブ）ことから次第と有名になりました。
こういうお店は私の住む街にもあるのですが、スピージュは観光地にあること、そして中央広場のど真ん中にあることが大きなポイントとなって人気です。
さて、階段を降りると前にはお土産用ビールが売られているカウンターがあり、右手にパブレストランがあります。
店内は暗く、ミュージックビデオが流れていたりして完全に雰囲気はパブ！
でも食事も楽しめますよ。
それでは、ビールのメニューをじっくりと見ていきましょう。
お店自慢のビールは全部で９つ。
ポーランお馴染みの市販ビールも飲むことができますが、ここまで来てレフやテスキェを飲む人はいないでしょう…。
- Jasne ヤスネ
日本でよく飲まれているアサヒやキリンなどはこのタイプのビール。とりあえず冒険はせず、ふつうのビールを飲みたい人におすすめです。 - Midowe ミドヴェ
蜂蜜入りビールなので、甘めです。ポーランド人でも好き嫌いが分かれるタイプのビールですが、私の父は予想通り苦手でした。でも他の日本人の友人は気に入っていましたよ。 - Mocne モツネ
見た目はヤスネと同じように見えますが、アルコール度数が高いです。ポーランドのビールには通常４〜５％含まれていますが、こちらは６.５５％。ヴォッカほどじゃない（笑）。 - Marcowe マルツォヴェ
３月のビールと呼ばれるこのマルツォヴェの起源はドイツ。独自のレシピがあり、その名の通り３月にしか醸造されないそうです。色はヤスネより少し濃く、味は苦めです。 - Pszeniczne プシェニチュネ
日本では白ビールと呼ばれるタイプです。小麦を多くの割合で使用して醸造したもので、一般的に飲まれるものではないですが、すっきりと爽やかな味わいが特徴でパブでは人気。 - Ciemne チェムネ
こちらは黒ビール、いわばギネスのような黒色から濃褐色をしたタイプのビールです。高音で焙煎・乾燥させて造られているため糖化が進み、若干甘めの味わいは初心者向けだそう。 - Ciemne karmelowe カルメロヴェ
聞き慣れないですが、なんとキャラメル入りビールで蜂蜜入りより冒険度が高いです。ドイツ発祥でミュンヘンで人気なんだとか。こちらもチェムネ、黒ビールに分類されます。 - Piwo wiśniowe ヴィシニョヴェ
チェリービールと言われるもので、ビール独特の苦い味が苦手な方にはピッタリのフルーツビール。チェリーのコクがあり、香り高く甘めの味はシャンパンのようで女性には人気。 - Piwo AIPA アイパ
夫に聞いても「知らない」と言われた、ポーランドでは知名度の低いビール。アメリカ発祥でパンチの効いたビール、通称IPAと呼ばれるそうです。ホップの風味が強く苦味だとか。
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ピンク色は定番ビール、緑色はドキドキしながら飲むタイプのビールです。
いかがですか、ビールを飲まない私が一生懸命書いた説明文！この努力を無駄にしないためにもビール好きの皆さん、ぜひこの記事を参考にして最高の一時をスピージュでお楽しみください！
そんなに人気のパブならチェーン店とかないの？と思っていると、なんとありました。私の住む街の近くにも…！
- Katowice カトヴィツェ
ダンスクラブになっているようで、どちらかと言うと若いローカル向け。
Opolska 22, 40-084 Katowice - Pałac Miłków パワツ ミウクフ
優雅な雰囲気の３つ星ホテルの中にある、レストラン。
Wiejska 218, 58-835 Miłków
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ただ２つとも、ヴロツワフのスピージュとはかなりイメージがちがうようなので、やっぱり観光客の皆さんにはヴロツワフを推しておきます。
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ヴロツワフのパブ・Spizのビールメニューありがとうございました。7/1〜7/4ヴロツワフ本駅前のエウロペイスキーに３泊します。まずは7/1日曜日クラクフからの列車で17時23分に着いたら荷物を置いて、早速市庁舎地下のパブSpizに行ってみます。日曜日お休みではないでしょうね？後期高齢者４人の旅です。
加藤友明さん
当記事が参考になったようでよかったです。
紹介しているパブですが、祝日だったり、特別な事情がない限りは日曜日でも営業しているはずです。
ヴロツワフで3泊だと、かなりゆったりしたスケジュールですね。
クラクフとはまた違った楽しみ方やアトラクションがあるので、めいっぱい素敵な時間を過ごしてください。