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【春注意】ポーランドにも花粉症はある!その種類と飛散時期

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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春になると「ポーランドにも花粉症ってあるんですか?」とたまに聞かれますが、あります!
私は、遅かれ早かれ発症しそうな予感…。
日本の春では涙目になって花粉症に悩まされていたので、何としてでも回避せねばなりません

ちなみに、日本で最も多いスギ・ヒノキ花粉に関してはアジア一部のもので、心配ないようです。

夫ピオトル
大人になってから花粉症になったけど、今じゃ天気のいい日の夜は眠れないほど苦しんでる!
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他人事ではありません

タンポポが咲くと、春を感じる

ということで、こちらの記事ではポーランドに飛散する非常に悪質な花粉を紹介します。
日本とポーランドの花粉事情は異なるので多くの日本人には当てはまらないかもしれませんが、北海道民には他人事ではないかもしれません。

また、花粉は体や服に付着するものです。
症状はなくとも、春から秋にかけては大量の花粉が服に付着しているのです。
考えてみれば、とっても恐ろしくないですか?

これを機会にポーランドに多く分布する植物を知り、花粉の恐ろしさを再認識しましょう(?)。
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ポーランドに飛散する花粉

私の夫が特に嫌う「シラカバ」

花粉症に悩む人たちは、それら植物を見ているだけでもなんだかムズムズしてきます。
さて、いったいどんな木や花、雑草などが私たちを苦しめているのか紹介していきましょう。
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代表的な9の花粉症

  1. 雑草(trawy)
    まず「なんの草?」と思いますが、どんな種類の草かは分かりません。
    とにかく、全体的に雑草です。
    専門医に聞いても「雑草」、アレルギーテストでも「雑草」があります。
  2. カバノキ(brzoza)
    北海道を代表する樹とも言われるシラカバ、北海道から近畿地方、四国の高山帯に見られるダケカンバがあります。
  3. ヨモギ(bylica)
    秋の花粉症といえば、ブタクサやヨモギです。薬草としても利用されるヨモギがまさか花粉症を引き起こすなんて!
  4. ハンノキ(olsza)
    ハンノキ花粉症は日本でも増えているようで、口の粘膜や喉がかゆくなります。
  5. ポプラ(topola)
    北海道でもシーズンになると、フワフワとポプラの種子がよく飛んでいますね。
  6. トネリコ(jesion)
    日本では街路樹や庭木としてよく植えられていますが、日本でトネリコ花粉症というのはまずないようです。
  7. オーク(dąb)
    日本語では「ナラ」とか「カシ」と呼ばれているもので、こちらもトネリコ同様、日本で発症する人はほぼいません。
  8. スイバ(szczaw)
    一般的に日本では「ギシギシ」という名で知られ、道端や土手など湿ったところに生えるとても厄介な雑草です。
    日本でもギシギシ花粉症が見られます。
  9. イラクサ(pokrzywa)
    その名のとおり、イライラする草。
    しかし日本語で調べてみると、むしろハーブとして活用することで花粉症対策に用いられているそうです。

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それぞれの花粉の時期

では、次に飛散量を見ていきましょう。
黄色はふつう、赤は最も多い時期になります。

ちなみにマスクをして堂々と外に出掛けられるのは日本人くらいで、上の私の夫のようにヨーロッパでマスクを着けていると怪しまれます
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雑草(trawy)
5月上・5月中 5月下〜7月中 7月下〜11月
カバノキ(brzoza)
4月
ヨモギ(bylica)
7月上・7月中 7月下〜8月中 8月下。。。。
ハンノキ(olsza)
2月上。。。。 2月中〜3月中 3月下。。。。
ポプラ(topola)
3月下。。。。 4月上・中 4月下。。。。
トネリコ(jesion)
4月上。。。。 4月中・下 5月上。。。。
オーク(dąb)
4月上。。。。 4月中〜5月上 5月中・下。。
スイバ(szczaw)
5月中〜7月上
イラクサ(pokrzywa)
4月〜8月

 

花粉症に効く市販薬

処方箋がなくても買える市販薬

どちらかというと、ポーランドに住まわれている方に向けてのアドバイスとなります。
日本の市販薬よりこちらのほうが強めなので、使用容量に関しては自己責任でお願いします。
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代表的な3つの市販薬

  1. ロラタジン(Claritine)
  2. エクトアレルグ(EctoAlerg)
  3. ポルクロム(Polcrom)

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薬に関しては同じ商品でもいくつかのバージョンがあるので、あえて解説はしません。
私の夫は処方箋で耐えていますが、やはり天気が良いとそれすら効かないときもあるようです。
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以上、ポーランドの花粉情報でした!
この記事を書いている時点で、ちょっと怪しい症状がでているのでビクビクしています… (ToT)
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今日のポーランド語

alergia na pyłki

alergia na pyłki(アレルギア・ナ・ぺウキ)は今回のテーマ、「花粉症」という意味です。

ご察しのとおり、「アレルギア」は「アレルギー」という意味になり、”Mam alergie(マム アレルギエ)” で「私はアレルギーを持っています」という意味になります。

 

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2件のコメント

日本国愛知県在住 服部 より:

うぅ~~もう少し早く記事にしてほしかったですぅ~~・・・
私はスギ・ヒノキのベテラン花粉症(25年)です。4月8日からの2周間のポーランド滞在時に、花粉症はないだろうと思いこんで訪問したので、常用している漢方薬を離日の4月8日の朝に最後に飲んで、滞在中に必要な半分しか持っていきませんでした。そのため薬が切れる4月9日の朝から発症してしまいました。幸いに日によってひどい時と軽い時があり、後半はほとんど発症しなかったので、漢方薬を節約して何とか乗り切りました。
現地の良く効く薬をは買えるか聞いたのですが、飲み薬は強烈に効く代わりにほとんどが眠くなると言っていました。
訪問先では日本人のマスク姿は禁止扱いでした。マスクは病院内で装着するもので、公の場ではおっしゃる通り「怪しい人」「病気を持った危ない人」と見られるそうです。

Ayaka より:

自分自身がまだここでは花粉症になってない、あるいは薬を必要とするほどではないため書くのが少し遅くなりました (^ ^;)

私もお客さまから花粉症に効く漢方をいただいたことがあり、春に一時帰国したときはその漢方でしのいだこともありました。
夫が特に夜中に咳き込んで苦しんでいるのを見ると、本当に恐ろしくなります。
次回、春にポーランドに来られることがあれば、しっかり対策してきてくださいね。

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