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バスチケット購入方法|クラクフからアウシュヴィッツ【スクショで丁寧解説】

バスチケット購入方法
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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コレを読めば約5分で買えます

 
 公共交通機関でクラクフからアウシュヴィッツ博物館へ行く方法は主に2つあり、❶路線バスの “Lajkonik”、または❷クラクフ中央駅から列車を利用するかです。
基本的に終点まで乗れば博物館の目の前まで行くことができる❶の路線バスがオススメ

 路線バス “Lajkonik” のバスチケット(実際にはレシート)は現地の窓口またはドライバーから直接購入できますが、オンラインで事前に購入することもできます。
春から初秋にかけての繁忙期にアウシュヴィッツを訪問する場合、往路だけでも事前に購入しておくと安心してバスに乗れます

旅行者さん
逆に、どういうときに列車を利用したほうがいいの?
あやか
閑散期とかで路線バスの本数が減ってるときは列車を使ったほうがいいこともあります…。
アウシュヴィッツ
アウシュヴィッツへの行き方
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バスチケットの購入ページへ

Lajkonik バスチケット購入画面1

 まずはバスチケット購入ページへ。
英語にも対応しているので、パソコン・タブレットではページ右上から、スマホではMenuから言語切替ができます。ページ左側のほうで上から乗車日、出発地(Kraków/クラクフまたはOświęcim/オシフィエンチム=アウシュヴィッツ博物館)、目的地(OświęcimまたはKraków)、購入枚数を選択します。割引料金はポーランドの児童・学生のみに適用されるため、Number of discount tickets はゼロのままにしておいてください。最後に “Search your course” をクリック。
  
 注意点として、購入手続きは 30 分以内に終える必要があります。また、往復での購入、または2名以上のチケットを購入した場合は若干割引があります。割引はオンライン購入でのみの特典です!

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往路で乗車するバスを選択

Lajkonik バスチケット購入画面2

 このように一覧が出てくるので、往路で乗車するバスを選択しましょう。このとき、念のために【Krakówならその下にある住所が “ul. Bosacka 18, Dworzec Autobusowy”=クラクフバスターミナル】 、【Oświęcimなら “Więźniów Oświęcimia 55”=アウシュヴィッツ博物館】になっていることをよく確認してください。
  
 注意点として、4月など年に数回ある時刻表改正のタイミングに当たってしまった場合、改正スケジュールが確定するまでは購入できません。また、7時〜9時、13時〜16時は渋滞しやすいので、この時間帯は10分〜20分ほど遅延する可能性が高いです。アウシュヴィッツのツアー開始時間に十分間に合うよう、余裕をもって移動しましょう。

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(購入する場合)往路のバスを選択

Lajkonik バスチケット購入画面3
Lajkonik バスチケット購入画面4

 もし復路のバスの時刻も確定できる場合、割引も効くので復路の分も合わせて購入するのもいいでしょう。しかし個人的なアドバイスとしては、ツアー所要時間は博物館の混雑状況や天候にも左右されるため、現地でドライバーから直接購入したほうがいいと思います。ツアー開始時間から+4時間後に発車するバスであれば乗車できる可能性が高いですが、あくまで目安として考えてください。
  
 復路のバスチケットを購入する場合、1枚目のスクショのページ下部にある “Date of return” の日付(デフォルトでは往路と同じ日付)を確認して、”Search your course” をクリックしてください。そうすると、2枚目のスクショのように復路のスケジュール一覧が表示されるので、乗車したいバスの時間を選択してください。往路のみ購入する場合は、1枚目のスクショのページを下にスクロールしてください(詳しくは次の項目へ)。

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最終確認&購入者情報を入力する

Lajkonik バスチケット購入画面5
Lajkonik バスチケット購入画面6
Lajkonik バスチケット購入画面7

 バスチケットを選択して最終確認(1枚目のスクショ)を行い、下にスクロールして購入者情報を入力します(2枚目のスクショ)。
上からアルファベットで名前、名字、メールアドレス、携帯番号を入力し、”I read and accept Terms and Conditions” にチェックを入れ、”Method of payment” で最初の“Przelewy24 – Credit Card – Bank Transfer” を選択し、最後に “Book and Pay” を押してください。
  
 そうすると、3枚目のスクショのように「入力したこのメールアドレスで間違いありませんか?」というポップアップが表れるので、間違いなければ “ok” を押してください。クレジットカードでの支払いページに切り替わります。このタイミングでPrzelewy24.plというところから「支払いが必要な取引があります」というようなメールが自動で送られますが、これは無視しても問題ありません。

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クレジットカードでの支払い

Lajkonik バスチケット購入画面8
Lajkonik バスチケット購入画面9
Lajkonik バスチケット購入画面12

 支払い画面(1枚目のスクショ)でVISAのロゴがあるところを選んでクレジットカード情報を入力するか、または、その下のGoogle PayやApple Payで支払いを済ませてください。2枚目のスクショのように “Transaction completed successfully” と表示されれば支払いは完了できています。3枚目のスクショのページに切り替わるので、メールボックスを確認してください。

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メールボックスにチケットが届く

Lajkonik バスチケット購入画面10
Lajkonik バスチケット購入画面13
Lajkonik バスチケット購入画面11

 メールボックスを確認すると、Moj-Bus.plというところからメールが届いているはずです。そのメールを開いた画面が1枚目のスクショです。英語表記にしていてもメールはポーランド語表記で届くようです。メールに記載してあるリンクにアクセスして、バスチケットを確認しましょう。復路のバスチケットを購入した場合は往路のすぐ下に、復路の別リンクがあります(スクショは往復購入時)。
  
 メールに記載されているリンクを開くと、2枚目のスクショのページが表れます。Print ticketをクリックするとPDFのバスチケット(3枚目のスクショ)が表示されますが、必ずしもチケットを印刷する必要はありません。スマホで見せる場合は4インチ以上でなければならないと記載がありますが、ここ数年以内にスマホを購入している方ならまず大丈夫です。また、チケットの払い戻しも可能(手数料はチケット代金の20%)ですが、出発時刻から24時間以内を切ると払い戻し不可となります。
  
 乗車日当日、バスの発車時刻10〜15分前には乗り場に到着するようにしてください。クラクフバスターミナルの場合、バスチケットの “wyjazd” のところに乗り場が記載してあります。スクショにあるバスチケットの場合、D10(地上階)とあります。2024年4月現在、08:40発のみがD9からの発車となり、それ以外はD10です。オンラインでバスチケットを購入している人は優先的に乗車できます。ドライバーはオンラインで購入されたチケットの乗客名が確認できるデバイスを持っているので、合致していれば座席のほうに進ませてくれます。

アウシュヴィッツへの行き方
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あやか
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2件のコメント

nomaki より:

こんにちは。
Wawel城の入場チケットをお願いしましたNの妻です。
どの情報も、今回のポーランド両行には大変役に立ちました。
あの有名な「地球の○〇○」を持参しましたが、結局ガイドブックとして活用させたいただいたのは綾香さんのこのブログ。
何処へいくのもこれを参考にし、すんなりと行動できましt。ありがとうございます。
これからポーランド旅行を考えてらっしゃる方、とても参考になりますので、是非様々な記事を読んで活用してくださいね。
このブログのお陰で、楽しく、有意義な旅行ができました。本当にありがとうございました
今回の旅行では見たりなくて、また行ってみたいと思ってます。

こんにちは、綾香です。

今回はチケット手配の面だけでなく、ブログの方でもお役に立てたようでよかったです。
しかもあの有名ガイドブックよりも活用いただいたとは、さらに嬉しく思います!
まだまだ書くべきことはたくさんあるので、nomakiさんが次にお越しになる頃にはさらにパワーアップしているでしょう。
ガイドとしての私も成長していると思うので、今度は直接お会いできるといいですね。

先日いただいたメールについては、お言葉に甘えて余裕のある時に返信します。
色々とご丁寧にありがとうございます。

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