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2017年1月31日更新
ちょっと贅沢なホテルでも日本人の感覚からするとお手頃な価格設定のホテルがポーランドにはたくさんあります。
今回の記事では、第二都市クラクフの人気ホテルからバジェットホテルまでおすすめの宿泊施設を紹介しましょう。
このページの目次
1. クラクフのホテル事情
2. 宿泊日数の目安
3. ロケーションアドバイス
4. おすすめの人気ホテル
クラクフのホテル事情
クラクフはポーランドの人気観光都市。そのため競争率が激しく、割と手頃な料金で中心地に泊まることができます。
また、第二次世界大戦での破壊を免れた街なので築300年以上の建物がホテルになっていることも。ヒルトンやシェラトンなどネームバリューのあるホテルもいいですが、ぜひ中世の雰囲気が漂う伝統ホテルにも目を向けてみましょう。
でも1つだけ注意があります!
上の写真のような、中世風の建物にはエレベーター設備がないことも多いです。3階以上の部屋までスーツケースを持って上がるのはかなりの重労働…。
ホテルを選ぶ際は、エレベーターがあるかないかも確認してくださいね。
宿泊日数の目安
私が提案する、クラクフでの理想的な宿泊日数は3泊4日。駆け足スケジュールであれば、2泊3日でもいいでしょう。
クラクフ旧市街には見所が大変多く、またクラクフ滞在中にアウシュヴィッツへ行かれる方も多いのでそれも考慮すると最低3泊はしたいところです。
夏であれば、観光客で混み合うので3日あっても足りないなんてことも…?
アウシュヴィッツは1日がかり、ヴァヴェル城や世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑は半日がかりです。余裕を持って観光できるスケジュールを組んでください。
ロケーションアドバイス
クラクフ旧市街には厳しい交通規制があり、タクシーを利用すると徒歩やトラムよりも時間がかかることがあります。
そんなクラクフで、私がおすすめしたいロケーションは以下の3つ。
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- クラクフ中央駅周辺
特に中央駅に隣接するショッピングモール近辺のホテルであれば、滞在中のアウシュヴィッツやヴィエリチカへの移動もスムーズ。旧市街へも中央駅の裏側でなければ、徒歩10分前後で旧市街まで行くことができます。 - 中央広場周辺
中世に建てられた建築物が多く、伝統的なホテルが建ち並びます。おすすめは駅からも徒歩10〜15分程度のフロリアンスカ通りとシュピタルナ通り近辺。ヴァヴェル城の方向へ伸びるグロヅカ通りは、住所の数字が1〜15の間のホテルを選ぶのが無難です。 - カジミエシュ地区
旧市街の外になるので、タクシーを利用しやすいエリアです。旧市街よりもコンパクト、場所によっては旧市街への徒歩でのアクセスも良好、評判の良いホテルも旧市街の同等ホテルと比べると安くてお得感があります。
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逆におすすめできないのは、ヴァヴェル城周辺やヴィスワ川沿いです。「ヴァヴェル城の夜景を一望したい!」という願望でもない限り避けましょう。
トラムの停留所に近いのならまだいいのですが、これらの場所だと中央広場まで移動するのに20分、どこへ行くにもヴァヴェル城以外はタクシー移動になりがちです。観光にはちょっと不便ですね。
おすすめの人気ホテル
私はガイドでもあるのでクラクフでは多くの方をご案内してきましたが、特に皆さんに評判のホテルをご紹介します!
参考までに記事掲載時点の部屋料金や朝食料金も載せていますが、料金は予約前に必ずご自身で再度ご確認ください。
ホテル・グルデック
★★★★★
◆¥12,300〜/2人
◆Wi-Fi ホテル全域にて無料
◆朝食ビュッフェ 120PLN
こだわりのインテリアが自慢で、ある部屋はルネッサンス調、ある部屋はアジアンと各部屋がとってもユニーク!
旧市街のほぼ真ん中に位置しますが、裏道のような場所にあるので夜も静か。スタッフの対応も大変良く(日本語を話す人もいるとか)、朝食の種類も豊富でリピーターがかなり多いようです。
ただ客室は23室と少なく、シーズン中の週末ともなれば満室になっている場合がほとんど。平日でも2、3部屋しか空きが見つからないような人気のホテルなので早めにチェックをしてください。
また中央広場、聖マリア大聖堂まで徒歩3分と旧市街の中でも最高のロケーション。中央駅までは徒歩約15分なのでスーツケースを持っての移動は少し疲れるかもしれませんが(トラムを使う程の距離でもありません)、それでもここに泊まる価値は十分あると思います。
ちなみにですが、チェーンホテルの “Hotel Pugetów”(ホテル・プゲトゥフ)も近くにあり、こちらは3つ星ですがグルデック同様人気があるようです。
おそらくクラクフで最も高級な3つ星ホテルでしょう。人気のために価格が上がりやすく、料金設定はグルデックとあまり変わらないこともあります。グルデックが売り切れている場合は、こちらを予約してみてもいいかもしれません。
832人中9.1の満足度。部屋のデザインやクオリティはもちろんのこと、スタッフがとても親切、また朝食を褒めている人が非常に多かったです。わずかにネガティヴな意見も見られましたが、バスルームが少し狭い、レストランのディナーメニューが凝りすぎて分かりにくい、インテリアが少し古いといったようなもの。またマリオットやシェラトンなどの近代的な5つ星ホテルと比べると、こちらは建物自体が古いこともあって設備などは期待外れだと感じた人もいるようでした。
ホテル・ヴェンツェル
★★★★☆
◆¥13,000〜/2人
◆Wi-Fi ホテル全域にて無料
◆朝食ビュッフェ 60PLN
15世紀の建物を利用したホテル。歴史的建造物に泊まるような気分ですね。
またクラクフがオーストリア領だった18世紀に創業した “Wentzl Restaurant” というポーランド料理レストランも併設してあり、こちらも口コミ評価が大変高くディナーにおすすめです。
中央広場に位置するので、窓からの眺めもロケーションも文句なし。公式ホームページからであれば各部屋の階や場所、部屋のようすを見ることができるのでぜひ一度覗いてみてください。
各客室にはモダンさが感じられ、特にスタイリッシュな最上階は最も人気です。
411人中9.2の満足度。スタッフの対応や窓からの眺めが特に絶賛されていました。多くの方がスタッフの行き届いたサービスに満足しており、このロケーションで1万円代前半の部屋があるというコストパフォーマンスに驚いている人も。ただ値段の割に朝食の内容があまり良くない、中央広場からの騒音などをマイナス点として挙げている人も少なからずいました。
プロホテル・クラクフ
★★★★☆
◆¥14,000〜/2人
◆Wi-Fi ホテル全域にて無料
◆朝食ビュッフェ 50PLN
中央駅にとても近くて立地良好、超近代的なデザイナーズホテルです。
公式サイトでの部屋の料金設定は5つ星かと思うほどに高いのですが、予約サイト経由では1万円以下で予約できることもたまにあるので、中央駅周辺に宿泊したい方はまず最初にこちらのホテルをチェックしてみてください。
私がこちらでお会いする方でもプロホテルを利用している人が多く、皆さん満足されています。ただ近代的すぎて、カードキーのシステムや部屋のライトを調節するタブレットの使い方に戸惑ったという声も。でも、逆に新鮮な体験だとプラスに捉えておきましょう(笑)。
部屋によってはバスルームがガラス張りなので、その点だけお気を付けください…。ちなみにガラス張りは、モダンなホテルでは割とポピュラーなようです。
2296人中9.1の満足度。ここまでレビューを多く寄せられているクラクフのホテルは、プロホテル以外に見たことがありません(高級ホテルで人気のシェラトンホテルの2倍)。このレビュー数の多さだけでもよっぽど評判がいいことが伺えます。やはりポイントは中央駅のすぐ側、旧市街まで5分というこれ以上ない完璧なロケーションにあるようですが、なんと言ってもプロホテルのモダンさに刺激されたという意見がかなり多かったです。
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ホテル・ポロニャ
★★★☆☆
◆¥7,000〜/2人
◆Wi-Fi ホテル全域にて無料
◆朝食ビュッフェ 部屋料金に込み
旧市街の入り口、バルバカンの目の前にあるマテイキ広場の3つ星ホテル。
中央駅まで徒歩6分、中央広場まで650mでこの価格です。しかも朝食料金を別途支払う必要がないので、とってもお得。そして1917年創業という、何気に老舗ホテルなのもポイントです。
そんなポロニャは、コストパフォーマンスは申し分ないのですが、大通りに面するのでちょっとトラムの騒音が気になるかもしれません。眠れない程うるさいというわけでもなさそうですが、音に敏感だという人は避けるべきでしょう。
また近くには価格や評判、規模も似た3つ星ホテル “Hotel Matejko”(公式サイト)があります。こちらは数百円程度ポロニャと比べて高いですが、外観が水色なので見つけやすいかもしれません。
1494人中8.1の満足度。シーズン中は真っ先に売れ切れやすいホテルですが、リピーターが多いようで「また泊まりたい」と最後に付け加えている人が目立ちました。内容の素晴らしい朝食が部屋料金に含まれているのもかなり魅力的なようです。ネガティブな点は、圧倒的にトラムの騒音でした。これに関しては最悪、耳栓を付けていれば大丈夫でしょう!
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ホテルの詳細・空室を見る - アンデルズ・バイ・ウィーンハウス
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私も実際にお邪魔した “エコサモトニャ” もおすすめです。ひと言で表すと、ポーランド風旅館のようなイメージ。
オーナーは日本が大好きで、日本語も少し喋れるフレンドリーな女性です。
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