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この記事の内容
ポーランドで絶対食べたいスイーツといえば、ポンチュキ(穴の空いていないふかふかドーナツ)!そんなポンチュキが家でも、できれば日本でも作れたらいいのに…って思いませんか?
そこで、夫の母が作る最高に美味しいポンチュキの作り方を当記事で紹介します♪ 正直、名店のポンチュキよりクセになります。その味の差は、スピリタスと自家製ジャム。多くのポンチュキを味わってきましたが、私の中ではやっぱりお母さんの手作りが一番です。
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この記事の目次
❶ ポンチュキの材料(20個分)
❷ 作る前に見ておきたい動画
❸ 作る前に知っておきたい豆知識
❹ ポンチュキの作り方
牛乳を温めて生地の下準備
ポンチュキの生地を作る
生地をしばらく寝かせる
生地を切って成形していく
フィリングと帽子をのせる
しっかり包んで成形する
ラードを溶かして揚げる準備
ポンチュキを揚げていく
❺ スマチネゴ!(召し上がれ)
❻ この記事のまとめ
【脂の木曜日】ポンチュキ=ドーナツ食べ放題!由来と文化を詳しく紹介
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ポンチュキの材料(20個分)
直径8センチ20個分
生イースト|drożdże świeże…40g
牛乳|mleko…250ml
砂糖|cukier…小匙1.5杯
溶かしたバター|masło…50g
スピリタス/ウォッカ|spirytus…15ml
フルーツジャム|marmolada(常温)
揚げるためのラード|smalec…200g
じゃがいも…小1個
仕上げ用パウダーシュガー|cukier puder
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。予め、こんな底の広いボウルに下記材料を順番どおり入れておいてください(混ぜる必要なし).
製菓用小麦粉||mąka typ 500…400g
塩|sól…ひとつまみ
Mサイズの卵の黄身…4個(室温)
砂糖|cukier…120g
バニラシュガー|cukier wanilinowy…小匙2杯
すり下ろしたレモンの皮の砂糖漬け…小匙1杯
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作る前に見ておきたい動画
。当記事のレシピではお母さんの成形と包み方を載せていますが、裏技的なコップを使った包み方もぜひ試してみたいですね。
。ただコップの間で余ってしまった生地をまとめる必要があるので、出来そうだという方はお母さんのやり方のほうがいいと思います。
作る前に知っておきたい豆知識
❶ 材料にスピリタス(ウォッカ)、なければレモンの絞り汁を入れると、ポンチュキを揚げるときに油分の吸収を抑えてくれる。
❷ 砂糖の量が気になる場合は数割減らしてもよいが、サクふわ食感にするにはある程度の砂糖が必要になることをお忘れなく。
❸ 生地からフィリングがはみ出るような状態で揚げてしまうと、油の中で漏れて大変なことになるのでしっかりと包むこと。
❹ うまく包めるか心配な場合はフィリングなしで生地を揚げ、熱い内に側面に穴を開け、そこからフィリングを注入してもOK。
❺ 手慣れたお母さんは都度グラムや計量カップで計りながら作業することはないため、当レシピはある程度の感覚が大事である。
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ポンチュキの作り方
疲れやすさ ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
所要時間 2時間〜2時間半
❶ 牛乳を温めて生地の下準備
。牛乳250mlをゆっくり火にかけながら、人肌程度の温度になるまで温めます。その間、計量カップに生イースト40グラム、砂糖を小匙1.5杯入れ、スプーンで滑らかになるまでよく混ぜておきましょう。 。次に、先ほど温めた牛乳を計量カップの120mlの目盛りまで入れ、ガラスの小皿などクリアなものでフタをします。
しばらくしてモクモクと膨れてきたら蓋を取って、すぐに次の手順に進みましょう。
❷ ポンチュキの生地を作る
。材料Bが入ったボウルに❶で準備したカップ、温めた残りの牛乳を50mlほど、溶かしたバター50グラム、スピリタス15mlを入れて木べらで混ぜます。
。ようすを見ながら牛乳(温めた残り)や材料Aの小麦粉を少量ずつ入れ、生地がまとまってくるまで根気強く混ぜましょう。

❸ 生地をしばらく寝かせる
。❸の生地の表面に小麦粉を薄くまぶし、布巾で覆って40〜60分寝かせます。室内の温度によって状態が変わるので、気温が高い場合は冷蔵庫で寝かせましょう。
❹ 生地を切って成形していく
。のし台にまんべんなく小麦粉を散りばめ、生地をナイフで2等分にします。
。次に生地一つ分を台に置き、パラパラと小麦粉をかけて数分こねてください。そのあとは細長くして11等分に切っり、内10個を楕円形にして台に並べていきます。
❺ フィリングと帽子をのせる
。楕円形にした生地の上に、ティースプーン2杯ほどのフィリングをのせます。最後に残っている11個目の生地を適当にちぎり、マルモラダの上にのせてください。

❻ しっかり包んで成形する
。生地の外側を帽子の上にのせるようにし、指でぎゅっとつまみながら包ましょう。成形したものは布巾で覆い、触らないようにしてください(少しずつ膨らんでいます)。 。すべて終わったら、❹で分けたもう一つの生地で同じように成形していきます。
❼ ラードを溶かして揚げる準備
。揚げ鍋にラード(なければ他の適した油)を溶かし、皮を剥いたジャガイモ半分を鍋に入れてください(ジャガイモが濡れていると油が跳ね返るので水分は拭いておきましょう)。
。ジャガイモがきつね色に揚がってきだしたら、ポンチュキの生地を投入。

❽ ポンチュキを揚げていく
。これくらいのこんがりした色になったら、フォークを使って裏返しましょう。ジャガイモも真っ黒に焦げてしまう前に、もう半分のほうと入れ替えてくださいね。 。揚がったポンチュキは何枚か重ねたペーパータオルの上に置き、油を吸わせます。
スマチネゴ!(召し上がれ)
。ココは遠慮なくパウダーシュガーをたっぷりかけ、温かいうちにいただきましょう♪
。適温で保存すれば揚げた日から3日くらい持つので(冷蔵庫保管はNG)、冷めたポンチュキも存分にお楽しみください (^o^)
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レシピを分かりやすく書き直し、40個分から20個分に訂正したのでより挑戦しやすくなったかと思います!家族が多いこともあり、シェアすると40個分でも1日半経てばすっかりなくなってしまうほど大人気のお母さんのポンチュキ。脂の木曜日が近づくと200個は揚げてます。日本で、レシピ通りの材料を準備するのはちょっと難しいかもしれません。作られた方からメッセージをいただくことがありますが、皆さんなりにアレンジして美味しく出来上がっているようです。気になる方はぜひ試してみてくださいね♪
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インスタでポーランドの人がドーナツを爆買いするのを見てこちらに辿り着きました。
なるほどーそういう文化的?宗教的背景があったのか、と大変興味深く拝読させていただきました。
本場のポンチュキ、いつか食べてみたいです。
コメントありがとうございます。
ドーナツの爆買い画像、私も見てみたいですね。どれくらい買っていたんでしょう。お店で買ったとしても、ふつうの人はせいぜい多くて15個くらいかと思いますが、大家族や職場だったりするともっとなのかもしれません。東京にもポンチュキを売っているお店があるようなので、見かけたらぜひ試してみてください (^ ^)