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エジプトひとり旅-後半【成功させるヒント】出会いと感動の16日/総額27.5万円

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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ウクライナ支援活動のご報告
ルワンダの教育支援団体設立

 

 およそ一ヶ月の間に2回に分けて、エジプト旅行に行ってきました。当記事はその後半の出来事や費用などをまとめた記事になります。
女ひとり旅ということで夫もかなり心配していましたが、結果的に一人で行って正解でした

 お腹を下すこともなく、ウザい人たちにそれほど絡まれることもなく、正直、一人でここまで満喫できるとは思っていなかったかも
古代エジプトの魅力を思いっきり堪能し、学生時代を彷彿とさせる久しぶりの一人旅… 自分の運の強さというか、そういうのも感じる旅でした。

エジプトひとり旅
スフィンクス

 

この旅行で分かったこと

❶ 観光警察がそこら中にいるのでかえって安心
❷ 基本的にエジプト人はみ〜んな日本人が好き
❸ 適度に無視すればそんなにウザくなかった
❹ ツアーなしでもよかった(河江先生に感謝)
❺ 一人だからこそたくさんの人と触れ合えた!
❻ 優しい人、見返りを求めない人も多い
❼ 身構えていた割に食あたりや腹痛はなかった
❽ 外国人料金が適用されるので結構お金かかる


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知っておいたほうがいい旅行チップ

エジプト考古学博物館(通称カイロ博物館)から徒歩圏内。100ユーロ分を両替したとき、Google のレートよりも10ポンド高いだけでした。カードが使えるところも多いですが、数%の手数料が発生したり、通信状況が悪いためにエラーで払えなかったりすることもあります。一人あたり一週間150ユーロ/ドル分くらいはあると安心かも。

€100 両替…5,194EGP(Google 5,204EGP)
※2025年2月時点は1ポンド=3.02円


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カイロ空港での入国審査
入国審査の手前に入国カードが置いてある場所があるのでカードに必要事項を記入(機内では配られなかった&ペンは要持参)→ 入国審査の手前にある銀行/BANQUEでアライバルビザを購入(米ドルで現金のみ&お釣りもドル)→ 入国カードとアライバルビザを持って入国審査へ

カイロ空港でのUber利用
事前情報では第3ターミナルのみ利用できるとのことでしたが、第1ターミナルでも利用可。駐車料金など追加料金も請求されませんでした。ただし、第3ターミナルは駐車場エリアがアルファベットで区別されていて場所を指定しやすいものの、第1ターミナルはGPSを頼りに動く必要があります。というのも、アプリで指定できる場所(道)に立っていても車が来ない…。駐車場から動けないそうで、わざわざドライバーさんが歩いて来てくれました。

セキュリティチェックに注意
空港に入るときは、パスポート&航空券情報が分かるもの(スマホでok)を見せる必要があります。このチェックのおかげか、空港内はウザい人がいませんでした。チェックインカウンターへ行く前にセキュリティチェックがありますが、カイロ空港は国内線と国際線で分かれているので職員に確認するのがベター。ゲートへ行く途中にもセキュリティがあり、ゲートの直前にもまたセキュリティがあるので国内線でも2時間前到着を目指しましょう。

機内への持ち込み荷物
アスワン空港を3回利用しましたが、機内持ち込み荷物として持っていた【ガムテープと機内持ち込みサイズのハサミ(2回目利用時)】と【フルーツ用の小さいステンレス製フォーク(3回目利用時)】をセキュリティで捨てられました。アスワン空港の、ゲート直前のセキュリティは厳しめです!
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カイロとギザ、アレキサンドリアでは日本でもお馴染みのUberが使えるので事前に登録を済ませておきましょう。アスワンとルクソールでは InDrive という配車アプリが使えますが、これも電話番号認証が必要です。海外の携帯番号でも認証可能で現金払い。アブシンベルでは、中心部から神殿は徒歩圏内&トゥクトゥクがあるので車不要でした。

ぼったくろうとするドライバー、そうでないドライバーの割合は半々くらいでした。カイロ空港へ向かうとき、「20USDを払わないなら行かない」というドライバーもいるので注意(時間の無駄だから最初から承認するな!)。Uberの場合、コンフォートのほうがいいかもしれません。駐車代やポリスがどうとか言うドライバーもいますが、2025年2月時点では考古学博物館周辺エリア〜カイロ空港はおよそ200ポンド前後。アスワン市街地〜アスワン空港は200ポンド前後+駐車料金40ポンドが目安。ただし混雑具合によっても料金が変わるので、最大300ポンドくらいは見ておくといいと思います。

車のナンバーが数字じゃなくてアラビック表記なので、空港の駐車場や駐車の多い路側帯付近だと探すのは大変です。数字とアラビックの対応表の画像などを保存しておくなど、いつでも確認できるようにしておきましょう。最初の2つの数字だけでも分かればたいてい大丈夫です。車の流れがある場所だったら車種とカラーだけでも案外分かりました。分からないときはそこら辺の人に聞けばok!
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これまで旅行してきた国で横断歩道があってないような国はたくさんありましたが、エジプトもそういう国のようで、横断歩道や歩行者用信号を見ることはありませんでした。道路を渡る場所、タイミングは完全にこちら次第となるので、焦らずに左右よく見てから横断してください。渡ろうとすると「今のうちに渡って!」と言わんばかりに手で合図してくれるドライバーさんもいますし、出来れば誰かのあとに続いて渡ったほうがいいと思います。
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AiraloというアプリのeSIMを使っていましたが、室内外問わずなかなか繋がらないことが多く、宿泊先のWi-Fi環境下でも安定しなくてネット環境は常に不安定でした。単純に、カイロ含めてエジプト全体のネット環境があまりよくないような気がします(カード決済の反応も遅かったり、エラーになったり)。配車アプリを使っているときにネットが繋がらないのは本当に困りました。配車アプリはなるべく安定したところで使ったほうがいいです。

ちなみにカイロ空港ではフリーWi-Fiが飛んでいますが、現地の電話番号を入力しないと使えないようでした。空港職員に番号を入れてもらって使えるようにしてもらいました。アスワン空港では電話番号認証しなければ使えません。とにかく、公共のWi-Fiはあってないようなもんだと思いましょう。
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2回目のエジプト旅行では、旅行中にラマダンの期間に入りました。ラマダンではムスリムの人たちは夕方まで何も食べられず、水すら飲めないため、お店の多くが日中は閉まっています。みんな、基本的に家で寝ているそう。中休みなく開いているはずの観光地やスーパーも、ラマダン中の17時〜18時以降は食事のために休憩に入ったりします

観光客として注意したいのは営業時間の変更。
ルクソールでは、夜遅くまで開いているはずのルクソール博物館やミイラ博物館が14時までの営業になっていました。しかし、みんなそれぞれ言うことがバラバラ…。ただ、対岸に渡るための公共ボートは中休みなく動いていて、タクシーなども配車アプリを利用すればふつうに掴まえることができました。ラマダンをしっかり守りつつふつうに働いている人もたくさんいるので、ラマダンだからといって旅程が大きく変わるということはないと思います(イスラエルの安息日のほうがよっぽど大変)。
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エジプト旅行14泊…274,554円

アスワン計5泊、アブシンベル2泊、カイロ計2泊、ギザ3泊、ルクソール2泊の計14泊16日の旅
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前半6泊でかかった費用 2025.02.02〜02.08
カイロへの往復航空券 LOT…マイル購入でほぼタダ
カイロ↔︎アスワンの往復航空券…880PLN
6泊分の宿泊費…205ドル
入場料や食費などその他諸々…47,680円相当
合計…おおよそ111,870円
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後半8泊でかかった費用 2025.02.24〜03.04
カイロへの往復航空券 LOT…1,098PLN
カイロ→ルクソールの片道航空券と
アスワン→カイロの片道航空券…785PLN
8泊分の宿泊費…129ドル
入場料や食費などその他諸々…71,780円相当
合計…おおよそ162,684円

エジプト旅行関連記事はコチラ

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Day8 2025.02.24(月)
カイロから入国、深夜到着で移動のみ
22:30 ポーランド航空/カイロ空港着 ▶︎ 23:45 ギザの宿にチェックイン ▶︎ 01:30 就寝
エジプト旅行

 最寄り空港を15時過ぎに出発し、ワルシャワ経由でカイロへ。今年は惜しくも【ポンチュキ食べ放題の日】を逃すので、義両親宅で娘とお義母さんの絶品ポンチュキを2.5個平らげました。
しかし、甘いものをたくさん食べたせいか、空港へ向かうバスの中で吐き気に襲われました。泣

 ワルシャワへの飛行機で、隣に座っていたソニー勤務のエリートビジネスマンとノンストップでおしゃべり。日本へは何回も出張で行っているらしく、日本が相当気に入っているようす。
そして空港で別れたあと、さっそくワルシャワのラウンジ「エチュード」でバッタリ再会。笑

 定刻でカイロ空港に到着し、今月2枚目の観光ビザを購入。建物の中に入ってから15分後には入国審査通過、その後はスムーズに Uber を拾って、なんとか日付を超える前にはギザの宿に到着しました。前回と同じく空港はウザくない
さすが、2回目だと私も行動が早いです。カイロはまだまだ寒く、ヒーターを付けて寝ました。

💰 アラバイルビザ…25USD
💳 Uber 空港からギザの宿…441EGP
合計…25ドルと441ポンド=約5,073円

Day9 2025.02.25(火)
ギザ2泊目、チャーターで1日観光
08:40 ドライバーと合流 ▶︎ 一番遠いダハシュール(09:40〜10:30)▶︎ メンフィス(11:15〜12:00)▶︎ サッカラ(12:15〜15:50)▶︎ カーペット見学(16:00〜16:10)※17:30に宿到着
エジプト旅行

 この日はチャーターで古代首都メンフィス、死者の街サッカラ、ダハシュールへ。
完全プライベートで9時間も貸し切ってましたが、なんと15ドルしか払っていません。宿での手配ならこの倍の額だったので、破格だったようです。

 数日前までギザのピラミッドとこれらの場所を1日で行こうとしていましたが、考え直して大正解でした。感想はまた別記事でまとめるとして、サッカラとダハシュールは行く価値アリ
特に「行かなくてもいい」と色んな人に言われたダハシュールが意外とよかったです。最後に訪れたサッカラは広く、有名な階段ピラミッドの前まで来て「このチケットでは入れない」と言われて、ちょっとキレました。結局は入れましたが…。

 サッカラからギザに戻る途中、やたらドライバーが勧めてくるケバブを夕食に買おうとするも値段は10ドルとのこと。ドライバーが買うのに、テイクアウトでそんなに高いわけないやろ
それなら、レストランで落ち着いて食べようということで、宿近くのピラミッドビューのレストランで美味しいエジプト料理をいただきました。

💳 ダハシュール…225EGP(25PLNは車代)
💳 メンフィス…200EGP
💳 サッカラ…1,025EGP(25PLNは車代)
💳 階段ピラミッド…280EGP
💳 レストランでの食事…566EGP
💰 9時間チャーター…15USD
合計…15ドルと2,296ポンド=約9,138円

Day10 2025.02.26(水)
ようやく、ギザの三大ピラミッド
07:15 宿から徒歩でギザのピラミッドへ ▶︎ 07:30 ピラミッド観光(〜11:00)▶︎ 宿で休憩 ▶︎ 大エジプト博物館(14:00〜17:00)▶︎ 18:30 ディナー
ギザのピラミッド

 朝7時30分、宿から徒歩15分、ついにギザのピラミッドへ…!チケット売り場はまったく混んでいませんでしたが、中の商売人と出勤時間が重なり、エジプト人何十人とともにセキュリティを通過。驚くことにウザいと思うような場面は特になく、人も少なくて快適に観光できました。

 入ったピラミッドは一番小さいメンカウラーのみ。ダハシュールやサッカラのピラミッドですでに筋肉痛になってしまい、クフ王は早々と諦めました。でも、不思議と惜しい気持ちはなかったです。カフラー王は2ヶ月くらい入れない状態だそう。途中、砂漠で河江先生のYouTubeを見ながら朝ごはんを食べ、「ラクダの勧誘いつ来んねん」と思いながら歩き、最終的にはラクダに40分乗ってパノラマビューを堪能。締めにスフィクスを見て、3時間半ほど観光して宿に戻りました。

 次はプレオープンの大エジプト博物館へ。
この博物館の感想は、前回訪れたカイロ博物館とミイラ博物館とともに別の記事で書こうと思いますが、私は断然、カイロ博物館とミイラ博物館のほうが好きです。博物館見学後、エジプトを代表する日本人Sさんがあのマリオットメナでの夕食に招待してくださいました。Sさんがピラミッドに登った話(時効)で涙が出るほどかなり笑い、最高の夜でした。ありがとうございます!!

💳 ギザのピラミッド…980EGP
💰 ラクダ…500EGP+チップ100EGP
💳 Uber 宿から大エジプト博物館…70EGP
💳 大エジプト博物館…1,200EGP
合計…2,850ポンド=約8,550円

Day11 2025.02.27(木)
アレキサンドリアへ日帰り旅行
08:00 宿出発 ▶︎ ワディ・ナゥトルーン(09:55〜10:20)▶︎ アブミーナ(12:50〜13:50)▶︎ 15:15 コム・エル・ショカファ(カタコンベ)▶︎ 15:50 ポンペイの柱 ▶︎ 17:20 アレキサンドリア図書館 ▶︎ 18:30 ディナー ▶︎ 23:30 カイロ到着
コプト教会

 Sさんのお取り計らいで、アレキサンドリアへ車で日帰り旅行。なんと、ボディガードさんまで付けてくださいました。誠に恐縮です…。
朝8時にカイロを出発し、途中、ワディ・ナゥトルーンという町のコプト教会や、世界遺産アブミーナに寄りつつアレキサンドリアへ向かいます。

 前回のアスワンで訪れたコプト教会はギラギラしていましたが、今回訪れたコプト教会は新しいもののモザイク絵画が美しく、今までには見たことのないタイプの装飾がありました。
世界遺産なのに観光客ゼロだったアブミーナの教会と合わせて、こちらもまた別の記事で紹介予定。しかし、実際に行く人はいないだろうな〜。

 アレキサンドリアに到着したのは、なんとお昼の3時過ぎ。通行許可のやり取りや慣れない道というのもあって時間がかかり、それでも、3つの場所は見学できました。トトさんが解説していたグレコ・ローマン博物館にはぜひ行きたかったのですが、間に合わず。ろくに昼休憩も挟まず、夜7時にようやく夕食を取ったのですが、長時間付き添っていただけて本当に感謝です。日付が変わる数十分前に、カイロ空港近くの宿に到着しました。

💳 eSIM Airalo 追加で3GB…16USD
💰 カタコンベ…200EGP
💳 ポンペイの柱…200EGP
💳 アレキサンドリア図書館…150EGP
合計…16ドルと550ポンド=約4,050円

Day12 2025.02.28(金)
エジプトの京都、ルクソールへ
05:40 宿出発 ▶︎ 07:20 ナイルエア/カイロ空港発 ▶︎ 08:30 ルクソール空港着 ▶︎ 10:00 西岸の宿にチェックイン ▶︎ カルナック神殿(11:00〜13:00)▶︎ 王家の谷&王妃の谷(14:10〜16:30)▶︎ 16:55 メムノンの巨像 ▶︎ 20:20 ディナー
エジプト, カルナック神殿

 今年のラマダン初日。朝5時40分に宿を出て空港へ向かい、予定通りにルクソールに到着しました。空港からちょっと出て歩いたところでタクシーを捕まえて、西岸の宿にチェックイン。
オーナーと翌日のチャーター観光の話をするも時間がもったいないので、11時から観光開始。

 この日はまず、東岸のカルナック神殿へ向かい、そのあとに西岸の王家の谷、王妃の谷、メムノンの巨像を見学しました。お昼だというのに観光客はそれほどおらず、ラマダン効果なのか?
ツタンカーメンの墓に入るも、みんなこの墓を見るためだけに2,000円以上も払ってるはずなのに、3〜4分で出て行く人ばかりで「おいおい、正気か?」と思いました。私は20分以上滞在。

 そこから宿に戻り、ライトアップされたルクソール神殿を見るためにまた東岸へ。
しかし、ラマダンの営業時間短縮で入れなかったので、ルクソール神殿ライトアップが見れるレストランで野菜タジンをいただきました。レストランのネットがなかなか繋がらないと訴えると、店員さんが自分のスマホをテーブルに置いてずっとテザリングしてくれて、その優しさに感動!翌日のブランチとしてケバブサンドをオーダーして(不味かった)、夜10時過ぎには宿に戻りました。

💰 inDrive 空港から西岸の宿…122EGP
💰 inDrive 宿からカルナック神殿…120EGP
💳 カルナック神殿…600EGP
💰 inDrive 神殿から王家の谷…120EGP
💳 王家の谷…750EGP
💳 ツタンカーメンの墓…700EGP
💰 inDrive 王家から王妃…60EGP
💳 王妃の谷…220EGP
💰 inDrive 王妃から宿…150EGP
(途中でメムノンの巨像を見学)
💰 inDrive 宿から東岸…150EGP
💳 ディナーと翌日のブランチ…690EGP
💰 inDrive 東岸から宿…140EGP
合計…3,822ポンド=約11,466円

Day13 2025.03.01(土)
記憶に一番残った…デンデラ神殿!
06:30 宿出発 ▶︎ アビドス(09:00〜10:10)▶︎ デンデラ(12:00〜13:40)▶︎ ハトシェプスト女王葬祭殿(15:15〜16:45)▶︎ ルクソール神殿(17:20〜18:40)▶︎ 20:00 宿に戻る
ハトシェプスト女王葬祭殿, エジプト

 朝6時に宿を出発し、チャーターでオシリス神復活の地・アビドスの神殿と、エジプトに残る最も美しい史跡ともいえるデンデラの神殿に行ってきました。同じ宿に泊まるフランス人青年が便乗して割り勘で行くはずでしたが、なぜか彼はキャンセル。結局、自分一人でよかったです。

 3時過ぎにはルクソール西岸に戻り、ハトシェプスト女王葬祭殿で降ろしてもらいました。
ここはポーランド隊が発掘しているので、それだけでもワクワクするような場所。さっそくポーランド人にも話しかけられ、全体的にはかなり空いていました。夕方からはルクソール神殿へ。ここはチケット売り場でちょっと並び、夕日に沈む神殿とライトアップの両方を楽しむことができました。

 そのあと、地元の人がフェラーリと呼ぶ馬車に乗ってルクソール博物館へ。しかし博物館はラマダンのため中休み。あと30分で開くと言われるも、そこまで見学したいわけでもなかったので今開いてるらしいミイラ博物館へ。が、ラマダンだから夜はやってないとか。ルクソール博物館も夜はやってないとのことでしたが、でもあっちの人はやってると言ってたし、もうよく分かりませんね。宿に戻ったあと、ロビーでフランス人青年と旅行や人生について2時間以上もおしゃべり。

💰 日帰りチャーター…2,800EGP
(ルクソールからアビドスとデンデラ)
💳 アビドスの神殿…260EGP
💳 デンデラの神殿…300EGP
💳 デンデラのカタコンベ…100EGP
💳 デンデラのパノラマ…100EGP
💰 デンデラのトイレ…10EGP
💳 ハトシェプスト女王葬祭殿…440EGP
💳 ルクソール神殿…500EGP
💰 マーケットで買い物…130EGP
💰 馬車 15分…50EGP
💰 inDrive 東岸から宿…150EGP
合計…4,840ポンド=約14,520円

Day14 2025.03.02(日)
世界って狭い、まさかここで会うとは
メディネト・ハブ(06:00〜07:20)▶︎ 宿で朝食 ▶︎ 08:30 宿からチャーター開始 ▶︎ ミイラ博物館(09:10〜09:30)▶︎ エドフのホルス神殿(12:10〜13:00)▶︎ コムオンボ(15:00〜16:00)▶︎ 17:20 アスワン到着 ▶︎ 18:40 エレファンティネ島の宿にチェックイン ▶︎19:30 ディナー
ナイル川のワニ

 早朝6時に宿の近くのメディネト・ハブのラムセス3世神殿へ。一番乗りだったのでほぼ貸切状態で満喫し、朝食後に陸路でアスワンへ。
途中、エドフとコムオンボに寄りたいのでチャーターで向かいました。昨日行けなかったミイラ博物館からスタートしましたが、ルクソールに来たらみんな行くべき。犬のミイラが美しかった

 エドフのホルス神殿は河江先生の解説があったので良かったですが、コムオンボは自力で見学。チケット売り場にガイドさんらしき人もおらず、どうにか、古代の医療器具や出産のレリーフとナイロメーターを見ることができました。最後にワニ博物館があり、なかなか面白かったです。

 夕方、アスワンに到着。スーパーで買い物して、3週間ぶりにエレファンティネ島へ!
島の公共ボートで宿に向かうところ、私のほかにポーランド人家族が乗り込みました。話しかけてみると、なんと、同じ街に住む人たち!しかも私の夫と奥さんは顔見知りで仕事で敵対関係。あちらはそのことに気付いてません(たぶん)。
すっかり意気投合し、夕食をご馳走していただきました。子どもたちも懐いてくれて、ワニの赤ちゃんも見れたりして、楽しい夜を過ごしました❤︎

💰 アスワンへのチャーター…3,000EGP
(途中でエドフとコムオンボに寄る)
💳 ミイラ博物館…220EGP
💳 エドフのホルス神殿…550EGP
💳 コムオンボ…450EGP
💳 スーパーでの買い物…158EGP
💰 島への公共ボート…10EGP
合計…4,388ポンド=約13,164円

Day15 2025.03.03(月)
ディープなアスワン観光で最後に恐怖
09:40 宿を出発 ▶︎ 10:20 ボートで西岸へ ▶︎ ラクダに乗って、貴族の墓、聖シメオン修道院、アガカーン廟へ(10:40〜13:30)▶︎ 14:00 東岸からボートでセヘル島へ ▶︎ 飢饉碑文(15:05〜16:00)▶︎ 50分ほどファルーカでナイル川遊覧
エジプト

 本当は、カラブシャ神殿を見学する予定でしたが、自分の勘違いで軍の許可を得られず。
でも、結果オーライでした。その代わり、アスワン西岸にある貴族の墓、聖シメオン修道院、アガカーン廟(外観のみ)をゆっくりラクダに乗りながら見学し、最後にセヘル島の飢饉碑文へ。

 すでにアスワンの定番スポットは前回のエジプト旅行ですべて訪れているのでコアなところに行ってきましたが、西岸は観光客も少なくて雰囲気も抜群!この旅行の中で最も印象深い日になりました。前回は西岸へは車で行きましたが、今回はボートで渡ってみたら安くて早かったです。

 飢饉碑文は岩山にあり、帰り道で完全に迷って半泣きでした。ていうか、道がなくて穏やかなロッククライミング!河江先生ですらガイドと行ってるのに…。アザを作りながらも無事に脱出できた暁に、ナイル川をファルーカで堪能。
最後に昨日出会ったポーランド人家族と同じレストランでお茶を楽しみ、21時頃に宿へ戻りました。ふつう、旅中で出会う人と再会することは滅多にないけど、あの家族とはまた会えるかも?

💰 公共ボート5回乗船…50EGP
💰 西岸へのプライベートボート…50EGP
💰 貴族の墓…200EGP+チップ50EGP
💰 修道院…100EGP+チップ100EGP
💰 ラクダ…400EGP+チップ100EGP
💰 乗り合いバス…4EGP
💰 セヘル島への往復ボート…50EGP
💰 飢饉碑文…100EGP
💰 トゥクトゥク…20EGP
💳 スーパーでの買い物…304EGP
💰 ファルーカ(貸切)…250EGP
合計…1,778ポンド=約5,334円

Day16 2025.03.04(火)
合計半月のエジプト滞在を経て…
05:10 アスワン空港へ向けて出発 ▶︎ 06:00 アスワン空港着 ▶︎ 07:40 エジプト航空/カイロ行 ▶︎ 12:10 ポーランド航空/ワルシャワ行 ▶︎ 18:00 最寄りのカトヴィツェ空港着
飛行機からの眺め

 朝早いフライトなので、早朝5時過ぎにチェックアウト。オーナーのおばあちゃんは私を待っている間、ずっとコーランを読んでいました。
私のことを忘れないでね」と手作りのネックレスをプレゼントしてくれて感動。ボート乗り場まで見送ってくださいました。そこにすでに一人の男性がいて、彼もなんと同じ飛行機とのこと。

 ほぼ定刻でカイロ空港に到着。同ターミナルで乗り継ぎ、ワルシャワへは定刻より40分も早く到着するも、カトヴィツェへの乗り継ぎがあるのでラウンジで暇つぶし。ついにエジプト旅行が終わりました。関心ゼロだった夫もちょっと興味を持ち出したので、次は家族で行きたいです!
(今回は日本への一時帰国で一ヶ月も休みを取ったあとだったので、一緒に行くのが難しかった)

💰 公共ボート…時間外運行で50EGP
💰 inDrive 東岸から空港…割り勘で100EGP
💰 空港でジュース購入…12EGP
合計…162ポンド=約486円

※2025年3月現在 1EGP=3円

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エジプトひとり旅
アスワン観光モデルプラン
2025年/アブシンベル神殿観光情報

 

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あやか
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