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徹底解説!アスワン1日5ヶ所を巡るモデルプラン|イシス神殿や未完成のオベリスク

アスワン観光モデルプラン
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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ウクライナ支援活動のご報告
ルワンダの教育支援団体設立

 

 前回の記事ではエレファンティネ島を解説しましたが、アスワンで最も有名な観光地といえば、イシス神殿と未完成のオベリスク
滞在中、アスワンハイダム、イシス神殿、未完成のオベリスク、ヌビア博物館を一日で見学してきたので、その流れと見どころを紹介します。

 次のアスワン滞在では、サヘイル島の岩窟教会やカブラシャ神殿(危険と言われたので前回はパスした)、(行けるかは不明だが)ミイラが転がっているらしいアガ・カーン廟や聖シメオン修道院に行ってみたいと思っています。
これらのスポットは割とコアなので、滞在日数が少ない人は当記事の1日観光プランがベター。

エジプトひとり旅

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私が実際に周ったルート ※チャーター

11:00 ドライバーと市街地で合流 ▶︎ アスワン・ハイダム(11:30〜11:50)▶︎ フィラエ島移動〜イシス神殿見学(12:10〜14:00)▶︎ 未完成のオベリスク(14:20〜15:00)▶︎ヌビア博物館(15:15〜閉館17:00)※博物館到着でチャーター終了
+α ハイダムの近くにあるヌビア村 もオススメ

【ポイント】
私は上記のスケジュールで、相場もあまり知らずに30ドル(1,500ポンド)を払ってチャーターで周りましたが、800ポンドくらいから交渉してみるとよさそうです。ちなみに、イシス神殿への往復ボート代(貸切)も含まれていました。自力で周る場合、InDriveという配車アプリを活用してもいいですが、そこまで劇的には安くならないと思うので、効率のいいチャーターを強くお勧めします。

あやか
メジャーなところだけ周るならアスワンは1泊でいいかもしれないけど、エレファンティネ島やサヘイル島も観光するなら2〜3泊は必要!

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アスワン/スウェネトの歴史

アスワン

 現代エジプトの行政区分ではアスワンは「アスワン県」に属しますが、地理的にはヌビア地方の最北端に位置します。ヌビアは現在のエジプト南部(アスワン)からスーダン北部にかけての範囲を指し、ヌビアという名称は古代エジプト時代から存在しました。ヌビア地方は紀元前2000年頃から紀元後4世紀頃までクシュ王国(ヌビア王国)として栄え、エジプト文明と密接に関係しています。最盛期のナパタ時代(紀元前750年頃~紀元前300年頃)はクシュ王国がエジプトを征服し、ヌビア王朝とも呼ばれる第25王朝を成立させるまでに至りました。
ヌビアの出自を持つ人々は今もアスワン以南に多く住んでおり、ふつうのエジプト人が中東系の外見であるのに対して、ヌビア人の肌の色は濃い茶色〜黒色に近いアフリカ系で、目の色もほぼ黒色です。
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 さて、古代からエジプト南部の重要な都市であったアスワンはナイル川の第1急湍(カタラクト)に位置する戦略的な要衝でした。現在のアスワンはエジプト南部の観光都市として知られ、温暖な気候と美しいナイル川沿いの景観が特徴です。ルクソールまで続くナイル川クルーズの拠点としても人気があり、古代の遺跡と近代的な開発が共存する魅力的な都市。以下、時代別のアスワンの特徴をどうぞ。
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古代エジプト時代
当時は「スウェネト」と呼ばれ、エジプトとヌビアの交易の拠点でした。特に、アスワン周辺の採石場は、ピラミッドや神殿建設に使用される高品質な花崗岩を産出したことで知られます。また、ヌビア地方はエジプトにとって最大の金の供給源でもあり、クシュ王国の首都メロエは「金の都」とも呼ばれ、アスワンはその交易ルートの要所でした。
プトレマイオス朝・ローマ時代
ギリシャ・ローマ時代には「シエネ(Syene)」と呼ばれ、軍事的要所として発展しました。ローマ時代には、アスワンがエジプトの南端の防衛拠点となり、依然として交易の中心でもありました。
イスラム時代以降〜近現代
イスラム時代にはスーダンやサハラ交易の玄関口としての役割を維持しつつ、小規模な町として存続しました。1970年にはアスワンハイダムの完成によってナイル川の氾濫が防がれ、電力供給を確保する重要な都市となりました。ただし、ダム建設によりナイル川の水位が上昇し、ヌビアの村々や数々の遺跡が水没の危機にさらされています。


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アスワンの主な観光名所

❶イシス神殿/フィラエ神殿(イシス神を祀る神殿&世界遺産)、❷未完成のオベリスク(古代エジプトの巨大オベリスク建設跡)、❸アスワン・ハイダム(ナイル川の水管理を支える巨大ダム)、❹ヌビア博物館(ヌビア文化や歴史を学べる博物館)、❺エレファンティネ島(古代遺跡やヌビア村がある)

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アスワンへの入り方

エジプト旅行前半ではカイロ〜アスワンを往復共に飛行機で移動しました。エジプト航空とネスマ航空を利用しましたが、両方とも追加料金なしでスーツケースを預けられました。料金はおおよそ15,000円で往復3万4千円くらい払いました。
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◆飛行機………カイロから片道数千〜約20,000円
◆ミニバス……ルクソールから200ポンド
◆列車…………ルクソールから15〜20ドル
◆チャーター…ルクソールからエドフやコム・オンボの遺跡を観つつ、2,000〜2,500ポンド

※2025年2月現在 1EGP=3.02円

あやか
列車は数年前に外国人料金が導入されて大幅値上げ!汚くて臭いらしいので、使いたくないな…。

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観光スポット1 アスワン・ハイダム

アスワンハイダム
アスワンハイダム

 ナイル川は年間を通じて水量が大きく変動し、そのためにエジプトは古代より、大洪水や干ばつの影響を受けやすい地域でした。そのため、安定した水供給と農業の発展を目的に、アスワン・ハイダムの建設が計画されました。1902年、統治下のイギリスによって「アスワン・ローダム」が建設されましたが、機能が十分ではなかったのです。
 このダムは、エジプトの電力供給や農業灌漑、水資源管理において極めて重要な役割を果たしており、建設期間は1960年から10年に及びました。1970年に完成・稼働し、その規模は全長約3,830メートル、高さ約111メートル、発電能力2,100メガワット!ダム完成後は全長約500kmにも及ぶ巨大な人造貯水湖「ナセル湖」が形成され、この湖は貯水量が1,320億立方メートル=なんと琵琶湖4.8個分に達し、エジプトの水資源の要となっています。
 
 ハイダムの建設はエジプトのナセル大統領の主導で進められました。当初、アメリカやイギリスの資金援助を受ける予定でしたが、冷戦時代の政治的対立により援助は中止。その結果、ソ連が資金と技術を提供し、建設が進められました。このダムの役割は主に4つあり、❶洪水制御…ナイル川の水量を調整してエジプトとスーダンにおける洪水被害を軽減、❷農業灌漑…ダムの貯水池(ナセル湖)からの安定した水供給によりエジプトの農業生産を向上、❸水力発電…エジプト全体の工業や都市部の電力供給を安定させる、❹飲料水の確保…ナセル湖の貯水により長期間にわたる干ばつ時でも飲料水の供給を可能にする、といった役割があります。
 
 一方で問題点も…。従来ナイル川が運んできた肥沃な土壌が農地に届かなくなり、農業において化学肥料の使用が増加しました。一部の農地では土壌の塩分濃度が上昇し、作物の生産性が低下してしまったり、生態系にも大きな変化がありました。また、ナセル湖の形成によって、多くの古代遺跡が水没の危機に直面。国際的な支援のもと、アブシンベル神殿などの重要な遺跡は移設されましたが、すべての遺跡を保護することはできませんでした。それでも、エジプトにとっては経済・社会的な発展を支える重要なダムであり、現在もその役割を果たし続けています。ちなみに、このダムが決壊すると、カイロの街はおよそ3メートル浸水するとか…。


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入場料・営業時間

◆外国人…200ポンド(現金またはカード)
◆営業時間…08:30〜?
◆見学所要時間…30分未満
英語で書かれたハイダムの簡単な構造や歴史に関する説明板がいくつかあり、屋外でハイダムを一望できます。ダムの建設や構造の詳細は軍事的機密であるため、望遠レンズでの撮影は禁止。「ロシア・エジプト友好記念碑」というスポットも近くにあり、見学する場合は別途300ポンドとなります。

※2025年2月現在 1EGP=3.02円


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観光スポット2 イシス/フィラエ神殿

イシス神殿
イシス神殿

 イシス/フィラエ神殿はプトレマイオス朝(紀元前4世紀~紀元前1世紀)の時代に建設されたイシス女神を祀った壮大な神殿。古代エジプトとグレコ・ローマ時代の宗教の融合を示す貴重な遺跡です。イシスは、エジプト神話における母性と魔術の女神。夫オシリスを復活させ、息子ホルスを育てた神として信仰されていました。この神殿は、エジプト国内でも特にイシス信仰の中心地とされ、巡礼者が訪れる聖地だったことで知られています。
 紀元前30年以降のローマ帝国時代にもイシス信仰は広まり、ローマ皇帝たちも神殿を拡張しているというのだから驚き。トラヤヌス帝(98-117年)が神殿の一部を増築しており、ローマの影響を受けた建築要素も見ものです。キリスト教時代の4世紀末、ローマ帝国がキリスト教を公認すると、異教の神殿は徐々に閉鎖されていきましたが、この神殿では最後まで異教の儀式が行われました。しかし紀元535年頃、ビザンティン帝国(東ローマ)の命令でキリスト教会に改装されてしまっています。
 
ユネスコの救済プロジェクト
イシス神殿の軌跡を語るうえで必ず触れられる出来事といえば、ユネスコの救済プロジェクト(1960-1980年代)。1960年代のハイダムの建設により、フィラエ島がナイル川に水没する危機に直面し、神殿は半分水没する事態に…!そこでユネスコが救いの手を差し伸べ、神殿を解体して石を数千個に分解し、フィラエ島近くのアギルキア島に移築されることになりました。つまり、もともとイシス神殿はナイル川のフィラエ島に建っていたんですね。1979年に世界遺産「ヌビア遺跡群」として登録され、今ではアギルキア島がフィラエ島と呼ばれていたりするのでちょっと煩わしいです。
 
イシス神殿の見どころ
第一塔門(ピュロン)…神殿の正面にある巨大な門で、両側に高さ18mの塔がある。壁には、プトレマイオス王が敵を征服する場面が彫刻されており、エジプトの伝統的な王権の象徴が見られる。
イシス神の至聖所(サンクチュアリ)…神殿の奥にある神聖な部屋で、かつてイシス神の聖像が安置されていた場所。ここで古代エジプトの祭司たちが儀式を行っていたとされる。
トラヤヌスのキオスク…ナイル川のほとりに建つローマ時代の建造物。14本の柱が並び、ローマ皇帝トラヤヌスがイシスに供物を捧げるレリーフが刻まれている。夕暮れ時の幻想的なシルエットが◎。
キリスト教コプトの影響…異教時代の神殿が、キリスト教の教会として使われた面影が残っている。神殿内部には十字架が刻まれた壁画も見られる。


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河江先生とトトさんの解説動画

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入場料・営業時間

◆外国人…550ポンド(カードのみ)
◆営業時間…07:00〜17:00
◆見学所要時間…2時間程度
チケット売り場からボートでイシス神殿まで向かう必要アリ。チケットにはボート代金が含まれておらず、別途交渉して乗らないといけません。貸切で向かう場合、相場は往復200〜300ポンド。夜には「サウンド&ライトショー」が開催され、神話や歴史が映像と光で再現されます。

※2025年2月現在 1EGP=3.02円


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観光スポット3 未完成のオベリスク

未完成のオベリスク
未完成のオベリスク

 河江先生も「考古学者は、完成したものより未完成のものに興奮する」みたいなことを仰っていましたが、私にとってもまさにそう。「未完成のオベリスク」というネーミングにロマンを感じます。
 このオベリスクはナイル川東岸の石切場(採石場)にあり、古代エジプトの石工技術や建築方法を知るうえで非常に貴重な遺跡。古代エジプトの建築工事の途中で放棄されたまま残っているのです!
 
 そして、アスワンといえば花崗岩の産地。アスワン産紅花崗岩は、古代エジプトの神殿やオベリスク、彫像、棺などの建築・芸術作品に広く使われました。ルクソール神殿やカルナック神殿にあるオベリスクや柱、ギザのクフ王のピラミッドの玄室の石棺、サッカラのジェセル王のピラミッドの一部の装飾もアスワン産花崗岩で作られています。切り出された花崗岩はナイル川を使って船で運搬され、オベリスクのような巨大な石は木の丸太を使って、転がしながら移動させたと考えられています。
 
 古代エジプト人は、鉄製の道具を使わずに銅やドレライト(硬い石)を使って花崗岩を削っていたそうですが、本当に想像するだけでも気の遠くなる作業…。オベリスク周辺の花崗岩には、石を切り出す際のくさびの跡や削り跡、溝が残っており、当時の工法を知ることができます。ちなみに、古代エジプトで最も大きいオベリスクのひとつは、現在ローマのラテラノ広場にあるトトメス3世のオベリスク(高さ32メートル、230トン)。しかし、「未完成のオベリスク」はそれより10メートル以上長く、重量も5倍以上。完成していたら、古代に造られた中では世界最大のオベリスクとなっていたでしょう。
 
なぜ、未完成なのか?
オベリスクの切り出しの最中に亀裂が入ってしまったため、石切場にそのまま放置されました。古代エジプト人は、花崗岩を削り出す際に木のくさびを水に浸して膨張させる方法を使っていましたが、その作業中に自然の亀裂が発生し、強度が保てなくなったと考えられています。長さは約42メートル
重さは推定1,200トン!おそらく、ハトシェプスト女王(紀元前15世紀頃)の時代に作られたと言われており、完成していた場合はカルナック神殿やルクソール神殿に建てられた可能性が高いそうです。


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河江先生の解説動画

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入場料・営業時間

◆外国人…220ポンド(カードのみ)
◆営業時間…07:00〜16:00
◆見学所要時間…30分〜1時間未満
私が訪れた2月上旬14時頃は3組程度しかいませんでした。特に説明書きはナシ。動画で河江さんがかなり暑いと仰っていますが、2月だと日差しがキツイのみでそこまで暑くなかったです。

※2025年2月現在 1EGP=3.02円


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観光スポット4 ヌビア博物館

ヌビア博物館
ヌビア博物館

 ヌビア博物館は、ヌビア地方の歴史・文化・遺産を専門に展示する施設。1997年にユネスコとエジプト政府の協力によって開館しました。ハイダム建設により水没したヌビア遺跡や文化の保存、古代から近代までのヌビアの歴史や民族文化の紹介、ヌビア遺跡救済プロジェクトの成果を展示しています。
 
ヌビア博物館の見どころ
古代ヌビアの遺物(考古学展示)
クシュ王国(紀元前2000年頃~)の遺跡から出土した彫像や武器、ラムセス2世が建設したヌビア地方の神殿のレリーフ、ヌビア人の墓から発掘された副葬品や宝飾品など、エジプト文明とヌビア文化の交流がわかる貴重な展示が多数。
主な神殿の移築プロジェクト
ハイダム建設により、ナイル川沿いのヌビア遺跡が水没の危機に。そこでユネスコ主導で、アブ・シンベル神殿やイシス神殿を高台に移動させたプロジェクトの記録を展示。写真、映像、設計図などを通じて、巨大な移築工事の様子が分かる。
ヌビアの民族文化(生活・伝統工芸)
ヌビア人の伝統的な家屋の再現(色鮮やかな壁画で飾られた家)、衣服・楽器・陶器・装飾品などの展示、ヌビア語や音楽、ダンスの映像もあり、ヌビア文化の豊かさが感じられる。
屋外エリア(庭園と遺跡のレプリカ)
ヌビア風の庭園があり、散策しながら遺跡のレプリカを見ることができる。古代ヌビアの神殿や墓の模型があり、実際の遺跡の雰囲気を体験できる。


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博物館の入場料・営業時間

◆外国人…400ポンド(カードのみ)
◆営業時間…09:00〜17:00
◆見学所要時間…2時間程度
展示品それぞれに対して英語での説明書きがあり、隅から隅まで見学していると1時間以上は経過します。エレファンティネ島の博物館に比べると随分広く、デザインも近代的。視覚で分かる展示も多いので英語が分からなくても楽しめます。

※2025年2月現在 1EGP=3.02円


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余裕があれば、ヌビア村へ!

エジプト旅行5
ヌビア村

 ヌビア村とは、アスワン周辺、ナイル川沿いにあるカラフルで独特な文化を持つ村です。
ヌビア人は、古代からエジプトと密接な関係を持ちつつも独自の言語や伝統を守り続けてきました。アスワンには「ヌビア村」と言われる場所が点在しており、有名なのはナイル川西岸のハイダム近くにある “Nagaa Suhayl Gharb” という地区。
 
 ここまでは、私が実際に一日で周った順でアスワン・ハイダム、フィラエのイシス神殿、未完成のオベリスク、ヌビア博物館の見どころを紹介してきましたが、ここにさらにヌビア村散策を加えてみても◎。効率よく巡るには、ハイダム見学の前後で行くべきでしょう。私は別の日に行きましたが、ヌビア人が多く住むエレファンティネ島に3泊したというのもあり、わざわざ有名なほうのヌビア村まで行かなくてもよかったかな?とは思います。しかし、カラフルなモスクや哀愁漂うイスラム墓地、笑顔で追いかけてくる子どもたち(ワンダラーと言いながら笑)、暗闇だったら嵌りそうな大きな落とし穴など珍しいものがたくさん見れたのでよかったです。
 
ヌビア村の特徴と見どころ
鮮やかな色彩の家々と独特の建築…家の外壁はカラフルで幾何学模様や動物、太陽のシンボルが描かれている。ドーム型の屋根(暑さを和らげるための工夫)も多い。アスワンの茶色い砂漠やナイル川の青と対照的で、とても美しい景観。
ヌビア人の文化と伝統…独自の言語「ヌビア語」(文字を持たず、口承で伝えられてきた)、伝統的な音楽とダンス(太鼓を使ったリズムが特徴的)、女性のカラフルな民族衣装など。エジプトのアラブ文化とは異なり、アフリカ的な要素が強い。
ヌビア人とワニ文化…家でワニを飼う家庭がある(赤ちゃんワニを育て、成長したらナイル川に戻す)、邪悪なものを防ぐお守りとしてワニの剥製を家の入口に飾る。ヌビアの家を訪れると、ワニを見せてもらえるかも? ー私はエジプトに行くまでナイル川がワニで有名だったことは知りませんでしたが、世界的には有名なようです。


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ボートで行くのも乙

私はアスワン市街から往復ともに配車アプリを利用してヌビア村へ行きました。往復270ポンド(約820円)。ナイル川を渡ってボートで行くこともでき、その場合はアスワンから30~40分です。ボートの場合は往復で800ポンドが相場。

※2025年2月現在 1EGP=3.02円

 
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ちょっと、つぶやいていい?
アイコン ちょうど1.5週間前、この記事で紹介した場所を巡ってきました。私の場合、カイロから入国したもののその日のうちにアスワンに飛んだので、アスワンで初めて本物の古代エジプトを体感しています。イシス神殿も未完成のオベリスクも圧巻のひと言。河江先生に感謝。いきなり王道のピラミッドに行くのではなく、あえて、南から攻めていく観光の仕方は我ながらナイスだと思いました。さて、そろそろカイロからルクソール、アスワンからカイロへの航空券を買おうかな

 

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あやか
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