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もう9月下旬の話になりますが、数年前にご案内した方を自宅に招くことになりました。
「日本でも作れそうなポーランド料理をぜひ教えてほしい」ということで、ハードルの低そうなポテトパンケーキをつくってみることに…。
でもハードル、意外と高かった!
しかし!私たち夫婦はふだんお米メインであり、日本で料理をする感覚でご飯をつくっています。
ポーランド料理はつくりません (^ ^;)
そこでいろんなレシピを吟味しながら選定したのが、今回ご紹介するポテトパンケーキです。
ポテトパンケーキと言っても甘くないですし、ちゃんとした主食になる一品ですよ。
ポーランド語では「プラツキ・ジェムニャチャネ(placki ziemniaczane)」と言います。
グヤーシュというパプリカで調味したボリュームのあるソースでがっつりいただきましょう。
ポテトパンケーキの材料
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だいたい4人前
※煮込む必要のあるソースからつくります。
- じゃがいも…750g
- たまねぎ…半分
- にんにく…ひとかけ
- 小麦粉…大さじ2杯
- 卵…1個
- 調味料:塩、コショウ
作り方/レシピ
疲れやすさ ★★★☆☆
難易度 ★★★☆☆
所要時間 1時間30分
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グヤーシュソースの手順1
豚もも肉は、ゴロゴロした大きさに切ります。
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にんじんとパプリカ(タネとワタはとる)は短冊切り、食べやすい大きさに切ります。
タマネギは半月切り、にんにくはすり下ろしたもの(今回はチューブ使用)を用意してください。
グヤーシュソースの手順2
深みのあるフライパンか鍋で肉を炒めます。
野菜類(にんじん・半分のパプリカ・たまねぎ)は別のフライパンできつね色になるまで炒め、肉の入ったフライパン(鍋)に移しましょう。
パプリカは半分残しておいてください。
グヤーシュソースの手順3
コップ2杯ほどの水を入れ、トマトペースト、ローリエの葉、オールスパイスの実、パプリカ粉やチリなどの調味料を加えます。
チリや辛いパプリカを入れすぎるとピリピリした味になるので、入れ過ぎには要注意。
40分間煮込み、残りのパプリカを入れます。
パプリカに火が通ったところでソースの味見をし、塩・コショウを加えてください。
最後に冷たい水に溶かした小麦粉を入れて混ぜ、ソースにとろみがついたら完成です!
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ポテトパンケーキの手順1
じゃがいもをすり下ろします。
ポテトパンケーキの手順2
ちょっと混ぜてから撮ってしまいました。
同様にすり下ろしたタマネギとにんにく、卵、小麦粉、塩、コショウを入れてよく混ぜます。
ポテトパンケーキの手順3
油をひいたフライパンに手順2のペーストを焼きます(大きさはお好みで)。
あまり厚みを出してしまうと引っくり返すのが難しいので、入れ過ぎに注意しましょう。
裏表をしっかり焼いて、両面こんがり焼き目がつく程度に火を通してください。
焼いたポテトパンケーキをお皿に乗せ、グヤーシュソースをかけて出来上がり!
味をまろやかにするためにサワークリームをかけても良し、パセリを散りばめると見栄えします。
スマチネゴ!(召し上がれ)
初めてポテトパンケーキをつくりましたが、ポテトパンケーキはおいしく焼けました。
しかし、ソースがちょっと物足りない味に…。
塩・コショウがやや足りなかったみたいで、次回は味見をしっかりしたいと思います。
ポテトパンケーキ(特にこのグヤーシュソース添え)はポーランドで絶対食べたい料理の一つ。
ガイドのお昼休憩でも定番料理としてよく注文しますが、本っ当に美味しいです♪
日本でも再現できる味なので、ぜひ何回か挑戦して好みのグヤーシュソースをつくってください。
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rondel
“rondel”(ロンデル)は「鍋」という意味です。小さな鍋は “rondelek”(ロンデレック)といい、”ek” がつくと小さいものを指します。
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そもそもグヤーシュの味が分からないと味の基準も分からないですよね。
ハウス食品さんのホームページにハンガリー料理のグヤーシュスープの作り方が分かりやすく載っています。
今回はこのソースバージョンを作っているだけなので、まずはこちらを作ってみるとよいかもしれません。