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ザワークラウトで酸味とお野菜たっぷりのスープ、カプシニャクを作ろう

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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先日、久しぶりに夫と未知のポーランド料理(?)に挑戦してみました。

今まで当ブログで公開してきたポーランド料理のレシピといえば、スイーツのみ。そろそろちゃんとディナーに出せるものを紹介したいと思います。

ということで今回は、日本でも入手可能な発酵キャベツで作る、カプシニャクというスープの作り方を書いてみます。

.ディナー

カプシニャクの材料

※たっぷり8〜10人分ほど

カプシニャクの材料

A. 下味の野菜やスープの具材

  1. じゃがいも…5つ
  2. にんじん…2本
  3. たまねぎ…1つ
  4. パセリの根…1つ
  5. セロリの根…1つ
  6. ザワークラウト…400g
  7. 薫製ハム…200g
  8. キウバサ(ソーセージ)…1本

※パセリの根とセロリの根はポーランドの伝統的なスープを作る上では欠かせない材料です。日本では滅多に手に入りませんが、探せばあるかも?
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こちらがザワークラウトです。ポーランド語ではキショナ・カプスタ。

B. 調味料やスパイス

  1. クミン…小さじ1/2
  2. マジョラム…小さじ1杯
  3. ローリエの葉…2枚
  4. ジェレ・アンギェルスキエ…3つ
  5. コショウの実…4つ
  6. コショウ…お好み
  7. パセリの葉っぱ
  8. にんにくの欠片
  9. 塩…お好み
  10. 砂糖…お好み

※ジェレ・アンギェルスキエはイギリスのスパイスですが、日本では何というのか分かりませんでした。そもそも流通していない可能性が高いです。

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作り方/レシピ

疲れやすさ ★★☆☆☆
難易度   ★☆☆☆☆
所要時間  2時間

 

手順1

大きな鍋に3ℓの水を入れ、皮をむいた人参、パセリの根、セロリの根、ローリエの葉、ジェレ・アンギェルスキエ、コショウの実を入れます。

沸騰するまで火にかけてください。

 

手順2

小さくスクエア型に切ったじゃがいもを入れ、柔らかくなるまで煮込みます。

 

手順3

じゃがいもが柔らかくなったら、いよいよメインのザワークラウト、クミンとマジョラムを入れ弱火で煮てください。

 

手順4

沸騰させるまでの間、小さく切ったタマネギと肉類をフライパンで炒めます。

 

手順5

フライパンで炒めた具材を鍋に入れ、じっくりことこと煮込みましょう。

最後にニンニクの欠片を入れ、味見をしながら塩、コショウ、砂糖を入れます。ここからさらに弱火で30〜40分ほど煮込んだら、カプシニャクの完成です!

 

スマチネゴ!(召し上がれ)

パセリの葉を入れていないですが、入れれば一気にオシャレになります。

ふだん甘辛料理を好んで食べている人にとって、薄味のカプシニャックはちょっと物足りない味付けかもしれません。

しかし野菜の旨味たっぷりのカプシニャクは、私の求めている味そのもので大満足でした!味もお義母さんの作るカプシニャックとあまり変わりません。

ただ今回は思わず大量に作ってしまったので、4日ほどかけて完食しました!

ちなみに、海外メディアサイト・ブイキュレの連載記事「ポーランドに行ったら絶対味わいたい!絶品スープベスト5」にて下記5つのスープを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね。

(1). バルシュチュ/バルシチ (barszcz)
(2). ジュレック (żurek)
(3). ロスウ (rosół)
(4). ズパ グジェボヴァ (zupa grzybowa)
(5). グラーシュ (zupa gulaszowa)

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今日のポーランド語

kapusta

kapusta(カプスタ)は「キャベツ」という意味です。ポーランドでは冬になると白菜もよく売られますが、白菜は “kapusta pekińska”(カプスタ  ペキンスカ)といいます。

 

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あやか
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