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3月6日から16日までの日本一時帰国中に得た、役立つ情報を記事にしています。投稿時の日付が2月になっていますが、お気になさらず!
今回の一時帰国では、神戸の三宮に2泊しました。そして神戸から関西国際空港(以下、関空)へ向かう必要があったのですが、主人が「船(ベイシャトル)で行けるらしいよ!」とひと言。
それでも電車で行こうとしていたのですが、結果的にベイシャトルで大正解♪
というわけで、実際にベイシャトルを利用して良かったと感じたことや料金比較など参考になる情報をまとめました。
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このページの目次
1. 神戸 – 関空ベイシャトル
2. 電車やバス移動との比較
3. 利用する上での注意点
4. 実際に利用してみた感想
神戸 – 関空ベイシャトル
神戸から関空までは、陸路だと約70キロの距離。しかし、大阪湾を通ることで24キロに短縮されます。半分以上も短くなるとは、魅力的ですよね!
それを可能にしているのが、今回紹介する神戸 – 関空ベイシャトル。
料金や所要時間は次の項目で説明しますが、特に船酔いしやすいわけでなければベイシャトルは快適な移動手段だと思います。次も神戸から関空に行くのであれば、ぜひまた利用したいです (^o^)
乗船時間はたったの30分
ベイシャトルの乗船時間は31分(32便ある内2便のみ36分)、高速船で素早く神戸〜関空間を移動できます。
ただし、ベイシャトルが発着する港まで移動する必要があるため、新幹線のような感覚で利用できるわけではありません。場合によってはバスで移動した方が早いことも…。しかし、それでも私にはベイシャトルを利用する価値があると感じました(理由は後ほど)!
神戸側では神戸空港から徒歩6分の港(無料連絡バスあり)、関空側では空港から連絡バスで6〜7分の港に発着します。三宮(神戸中心部)から神戸空港へ移動するにはポートライナーを利用する必要があり、乗車時間は17分です。
1日16往復、32便運航
ベイシャトルの時刻表はこちら(公式ホームページ)から確認できます。
だいたい1時間に1本あるので、比較的利用しやすいのではないでしょうか。また、連絡バスが来るタイミングもそれほど悪くなく、神戸から関空に到着した時はすぐにバスに乗れる状態でした!
船内は思ったより快適
列車だと荷物が邪魔になり他の乗客に迷惑がかかりがち、リムジンバスでは横に荷物を置く必要がなくても座席間が狭いのでそこまで快適ではありません。
しかし、ベイシャトルではこちら(公式ホームページ)を見ても分かるように、2×4×2の座席配列でそれぞれがゆったりしていることが分かります。
ちなみに後ろの方が揺れは少ないようで、そのためか前より後ろの方に乗客が偏っていました。また、テレビもあり退屈しないよう配慮されています(私が乗船した時はNHKの相撲でしたが…)。
外国人には割引がある
2017年3月31日までの限定で、通常運賃1,850円のところ外国人だと45%オフの1,000円になります!
期間限定のようですが、今後もこういった外国人向け割引は定期的にやっているでしょう。また、割引価格の場合は港の乗船券売り場でのみの販売でした。
また、通常料金の場合はポートライナー三宮駅でポートライナーの乗車券と合わせて購入することができます。尚、三宮駅から神戸空港駅までの運賃は330円ですが、ポートライナー三宮駅のインフォメーションで乗船券とセットで購入するとタダになります。これはお得♪
電車やバス移動との比較
まずは料金比較から。電車では表示の金額よりも安く行くことができますが、安い方では乗換回数が2回以上となり、所要時間も長くなるため最も早く楽な場合での金額を載せています。
移動手段 | 料金 |
ベイシャトル | 1,850円 |
リムジンバス | 1,950円 |
電車(JR) | 2,070円 |
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つづいて、所要時間比較です。
以下の表は、三宮(神戸中心部)から関空までの所要時間となります。ベイシャトルの乗船時間は約30分と短く魅力的ですが、トータルすると実は最も時間がかかります(誤差の範囲ですが)。
移動手段 | 所要時間 |
ベイシャトル | 約1時間20分 |
リムジンバス | 約1時間05分 |
電車(JR) | 約1時間18分 |
※2017年3月現在
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利用する上での注意点
正直なところ、料金面や所要時間面からしてどれを選んでも大差はなく、最終的には好みの問題かもしれません。
しかし、ベイシャトル推しの私でも「こんな時はベイシャトルは避けたいなぁ」と思います。どんな場合かというと…
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- 夏の台風シーズン
やはり、悪天候だと欠航の可能性があります(欠航時は代替バスあり)。夏だと台風接近で欠航の可能性もグンと上がってしまうため注意が必要です。 - 荷物が多い/重い
荷物が多くて重い場合、港まで移動したり連絡バスに乗る時が面倒です。バスであれば動く必要はないので、とにかく座ったままがいい人にとってはリムジンバスがいいでしょう。 - 船酔いしやすい体質
自分自身はそうでなくとも、船酔いしやすい体質の人といっしょに乗ると大変なことになるかもしれません。30分程度の乗船ですが、波が荒いと揺れも激しくなるので酔いやすい体質の人には当然おすすめしません。
実際に利用してみた感想
関空にしても成田にしても空港はたいてい不便な場所にあるので、中心部からも距離があり移動に時間がかかります。
しかし、今回は「乗船時間30分」という言葉に釣られてベイシャトルを利用し、結果的に港まで移動するのに案外時間はかかったものの大満足でした。
座席は広々としていて荷物を置くスペースもきちんとあり、大きな窓からあべのハルカスや明石海峡大橋を遠目に見るのも楽しかったです。たまたま利用客が少なかったこともあるかもしれませんが、船内はかなり快適でした。
また、私が利用した時は強風で「まさか今日は欠航なんじゃ?!」と思うほどでしたが、そんなに激しく揺れるわけでもなくむしろバシャバシャと窓に波がぶつかるのは結構面白かったです。子どもだったらはしゃぐでしょうね♪
あと、主人が外国人なので彼の分の乗船券が千円になったのはラッキーでした。バスや列車だとそこまでの割引はまずないでしょう(レールパスを除き)。
神戸 – 関空ベイシャトルは楽しくて新鮮な移動方法の割に安いので、今後も機会があればぜひ利用したいです。
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statek
statek(スタテク)は「船」という意味の名詞です。今回紹介したベイシャトルだと、”prom”(プロム/フェリー)とも言うことができます。
さて、ここで問題。
「車で行く」は “jeździć samochodem”、「自転車で行く」は “jeździć na rowerze/rowerem”、「飛行機で行く」は “latać samolotem” と言いますが、「船で行く」は何というでしょうか。シンプルに考えてください。
答えは “płynąć statkiem”(プウィノンツ スタトキェム)。”płynąć” は「泳ぐ」という意味の動詞ですが、ポーランド語では「船で泳いで行く」といったニュアンスになるのですね (^-^)
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