詳細プロフィールはココ YouTube はじめました
最新記事 by Ayaka (全て見る)
※コンテンツの無断転載禁止(リンク歓迎)
.
皆さん、前回のコンクール解説記事は読んでいただけでしょうか。
こちらの記事では、観客として、そして通訳アシスタントとして(名目上は報道関係者)のコンクールの感想を書いていきます。やっぱり長くなりました (^ ^;)
仕事を引き受けたきっかけ
ブログへの訪問者は現在600人〜840人ですが、今年の6月を越えたあたりからだんだん観光地のご案内以外のお仕事も入ってくるようになりました。
今回のお仕事もブログ経由で、以前にも案件をいただいたイタリアの番組制作会社からの案件。でも本件に関しては、実際に番組を制作するのは日本の制作会社でイタリアの方は仲介です。
番組制作会社ということはもちろん、テレビ番組に関わるものですがまだ放送日など詳細は確定していないので現時点では秘密にしておこうと思います(決定すれば、お知らせします!)。
最初は番組コーディネーターのお仕事と言われていたのですが、聞けば聞くほどに通訳としての仕事内容でした。
しかし私なんてポーランドに住んで2年ぽっちですし、日常会話ができると言ってもあまり難しい話をされたらテンポよくついていけません。なので、やる前は結構不安だったんですが、いざやってみると意外とできた気がします!
でもディレクターさんが誰かに私を紹介する時、「ペラペラなんで!」みたいな風に言っちゃうのでちょっとプレッシャーを感じました(笑)。ここだけの話。
10月6日 現地ポズナン入り
この日のお仕事はシンプルで、日付が変わる前に到着するディレクターさんを空港まで迎えにいって少し打ち合わせをするといった程度でした。
翌日に空港での撮影が控えていたので、そこでかんたんに空港のようすもチェック。空港には前もって撮影許可を取っていました。ポズナン空港ではセキュリティやチェックイン、バッゲジクレームなどそういった場所は撮影不可ですが(それはきっとどこでも同じ)、到着ホールでの撮影はOKだそうです。
これまでにカトヴィツェ、クラクフ、ヴロツワフ、ワルシャワ、グダニスクの空港を何度か利用してきましたが、ポズナン空港はそういえば初めてです。すっごい地方空港で、規模としてはグダニスクやヴロツワフと似ていました。
ちなみに今回のロケでは7日間で4回ほど空港を訪れたので、もうポズナン空港マスターになったつもりです!
この日は1時過ぎにベッドへ。明日からいよいよ本格的な業務内容になるので、ちょっとドキドキしながら眠りました。とにかく、ディレクターさんはとても親しみやすい人だったので安心。ちなみに彼はカメラマンも兼ねています。
そして、その番組制作会社は全国放送で視聴率もすごく高い人気番組を制作している会社でした。テレビをあまり見ない私でも知っています。ディレクターさんはやっぱり、色んな著名人や芸能人とお会いしたことがあるようでした。
10月7日 著名人との対面
今回のロケはスキャンダルのせいでコンクールの部分は放送されないかもしれないそう。だから空港に行った時の話をするのはやめておきます。それでなくても、たぶん話さないでしょうが…。
ところで、写真はこの日のディナー。
ディレクターさんが「綾香ちゃんが食べたいところ、どこでもいいよ!」と言ってくれたので、初スフィンクスを体験してきました。スフィンクスはポーランドのガスト的なチェーンレストランですが、ガストより敷居は高いです。
この日は金曜日だったので、カトリックである私はお肉を食べられません。
ポーランドのカトリックルールです。お肉が食べたいディレクターさんには悪いと思ったのですが、いっしょにお魚メニューを注文してくれました!
そうそう、この日、私は何気にサラッとスゴい人とご挨拶し、握手を交わしていました。その方がこの写真の男性、クシェシュトフ・ペンデレツキ。奥さまともご対面し、同じように握手をしました。
それは、シェラトンホテルである出場者のチェックインを手伝っていた時。
横でチェックインをされていたのがペンデレツキご夫妻で、出場者のお母様は「この方はコンクールで最も偉い人」と言っていたのですが、私は名字すら初耳で10秒で忘れてしまう始末。
ポーランド語でああだこうだと言っている私を見た奥さまは、「何か手伝いましょうか?」とまさに天皇陛下のような微笑みで声を掛けてくださいました。
そしてロケから戻った後に、「そういえば私が握手をした偉い人って誰だ?」とカタログでチェックし、「この人、知ってる?」と夫に聞いてみたところ
.
.
そんなにスゴいの?!
問題のチェックインの後にもう一度お目にかかりましたが、ペンデレツキご夫妻も部屋に問題があったようでスタッフと一緒に部屋へ向かっていました。
スタッフ、もしかしたら始末書を書かされたかもしれませんね(笑)。
10月8日 事務局での歓迎
前夜になぜか名指しで私宛に「君と至急電話がしたい」的なメールをコンクール事務局から受け取り、その話が衝撃的すぎて思わぬ展開になっていました。
だって、会場では動画が撮影できないと言われたんですよ。番組制作で動画が撮影できないって残念すぎます。
前々から、今日の交渉が鍵だとずっと言われていました。この撮影許可がうまく取れなかったら、第2弾ロケのメンバーも変わってくるほどに重要な交渉だったんです。でも前日に「動画は撮影できない」とバッサリ切られたため、やや落ち込んだようすで事務局へ。
最初、間違えて出場者の登録オフィスに入っちゃいました。ていうか、スタッフに「事務局はどこですか?」と聞いたらここを案内されたんですよ。
きっと私が出場者に見えたのかも。
この後も3回ほど出場者に間違えられたことがあって、ポーランドの国営テレビ某アナウンサーに「私は、あなたが記者だって信じないわよ」(記者カードをぶら下げていたため)とまで言われました(笑)。そんなこと言われても…。
.
実は、出場者とそうでない人は超簡単に見分けられます。それは、ヴァイオリンを担いでいるか担いでいないか。
彼らが持つヴァイオリンは非常に高価で、中にはいくらお金を積んでも手が届かないような額のものを持っている人もいます。だからヴァイオリニストは、基本的に外出時でも絶対ヴァイオリンを担いでいるんです。
登録オフィスで「あなたの名前を探してね」と言われ探してみるも自分の名前がない…。いや、これは出場者名簿?!
ということで、「実は報道関係者です」と言うと、上の写真の2人がいる反対の部屋へ案内されました。超ウェルカムで、にこにこしながら「◯◯会社だね?君たちにプレゼントがあるよ!」と3キロくらいある紙バッグを渡されました。
中に入っていたのがこちら。総額100PLNくらいすると思います。
そして、前日にあんな話をされただけに恐る恐る「やっぱり動画は無理でしょうか?」と聞くと、「オッケーだよ!何言ってんの?」みたいなお返事が。電話では一階席での撮影の話をしていると思っていたらしく、バルコニー席からであれば動画撮影は問題ないとのこと。
よかった〜!こうしてディレクターさんと胸をなで下ろし、記者会見まで暇つぶし。しかし、ここで私は猛烈に気分が悪くなりカフェのソファーでぐったり。
ぐったりしているところを事務局のお兄さんに目撃され、記者会見まで寝てるサボり女に見られたくなかったので「薬局はどこですか」と聞いてみました。
和やかな記者会見
記者会見でディレクターさんは結構グイグイいっていましたが、私は後ろの方の席で記者会見を傍観していました。
写真の女性は去年の優勝者、韓国人のユン・ソヨンです。こうやって前回の優勝者を招いて記者会見をし、その夜に前回優勝者によるウェルカムコンサートを開くのがお決まりのよう。
ここであるエピソードを紹介。
.
彼女が5年前、初めてポズナンを訪れた時のこと。
宿泊先はメルキュールだったので(事務局のあるホテル)、中央駅に降り立った彼女はオロオロしながらある男性に「メルキュールはどこですか?」と尋ねました。
男性は「タクシーですぐ行ける距離ですよ」と言ったので、彼女は「ユーロは使えますか?」と聞き返しました。すると彼は「これで足りるでしょう」と100PLN(3000円相当)を渡して立ち去ったのです。100PLNなら90PLNのお釣りがくるほどでしたが…。
そしてコンクールが始まり、彼女の演奏は見事1位に輝きました。その時、彼女は「いい賭けでしたね」と言って男性に100PLNを返しました。その男性は、なんと審査員だったのです。
.
あなたは信じられますか?
そんな偶然もあるんですね!でもその男性はおそらく、彼女が出場者であることを知っていたのでしょう。ヴァイオリニストは肩にヴァイオリンケースを担いでいるので私でも気付くと思います。
またこの記者会見で感じたのは、主催側がかなり出場者に気を遣っているということ。出場者に不用意にプレッシャーをかけないように、と。特に報道陣は、この後も度々そう注意されました。
そんなに出場者に神経を尖らせるなんて「なんて出場者思いの良いコンクール!」と思ったのですが、結果アンフェアなコンクールだったのは残念。
審査委員長ヴェンゲロフの話が止まらず、記者会見は予定終了時刻を若干オーバー。そしてこの後は、いよいよ演奏順を決める出場者のくじ引きです!
運命のくじ引きがスタート
この目をつぶっているのが、後で問題を巻き起こす審査委員長ヴェンゲロフ。
記者会見後、一斉に出場者が入ってきてくじ引きが始まりました。1番だけは引きたくない…、少なくとも出場者はみんなそう思っていたでしょう。
出場者の名前がひとりひとり呼ばれます。なかなか1番が出ないので、後半になるほど緊張感も増してきました。
上の写真の女性は土岐さんです。
くじ引きは15分で終わり、1位は服部百音、最後は岡本誠司という結果に。百音ちゃんが1番と言われる前から、紙を開いた人のリアクションで「1番引いちゃったんだな」と分かりました。
彼女は口に手を押さえ、ショックを受けた面持ちで席へ。途端にカメラマンが彼女の顔を撮ろうと押し寄せます。もう心の底から「そっとしてあげて〜!」って思いましたよ。でも、1番ってなんにしても注目されるので仕方ないですね。
国営放送のドッシリとした体格の女性アナウンサーが、「ここに集まって〜!出場者のみなさ〜ん!」と声を掛けて撮影したのがこの集合写真。
ここに写っているみんながライバルなんですよね。でも、全員良い笑顔!
次の後編記事からコンサートや舞台裏の話をしていきます。ちなみに今回の記事で使わせていただいている RR studio agency の写真ですが、これらは報道陣向けに毎日のように配られた素材。記事を書くのには大変役立ちます。感謝。
前回の記事続きです。この記事1本でうまく最後まで納まりますように。
それでは、いよいよ第15回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールの幕開けです。コンクール密着取材ではないのでコンクール情報満載ではありませんが、その点はご了承ください。
9日 第一次予選スタート
最初に演奏したのは、服部百音。
緊張しているのが客席からも伝わってきますが、それはもう仕方ありません。
前日、彼女が練習する姿を見て「こういうレベルの人が競い合うコンクールなんて想像つかない」と思いました。音楽は深いとしか言いようがない。
スポーツだと素人でもハッキリと目に見える結果があります。でも音楽は聴く人によって持つ感想が異なります。
誰も1位のマラソン選手を見て「あの選手は足が遅い」なんて言いません。しかし、それが途端に音楽となると歌手でも演奏家でも急に色んな方面から批判されやすくなる。そんな厳しい世界で腕を磨く音楽家達を素直に尊敬します。
他の観客が彼女の演奏をどう感じたか、それはFBや Youtube での再生回数や感想を見ても一目瞭然でした。
演奏時間は、なんと50分間。
もう鳥肌が立つどころかそれを感じる間もなく聴き入ってしまいました。
昨日のインタビューで聞いた彼女のヴァイオリン生活やそれに懸ける思いを知ってしまっただけあって、もう涙が出そうなくらいの素晴らしい演奏です。
皆さんもぜひ彼女の演奏を聴いてみてください。19分25秒から注目!
第一次予選の評価
服部百音を追いかけることがメインだったので、他の方の演奏はあまり聴いていません。これはちょっと残念。
コンクール中は何度でも出入りできたのですが、私たちはコンクールを密着していたわけではありません。それはポーランド国営局の仕事。だから極端な話、私自身は最初と最後(服部と岡本)しかまともに会場で聴いていないんです。
まず服部の演奏は、耳だけでなく目でも見入ってしまうものがありました。
そんなこと出来るの?!と、驚く技があったのです。他の方の感想も見ると「彼女の指はどうなっているの?」「多くのヴァイオリニストが出来ないことを彼女は平気でやっている」「すべてにおいて挑戦している」というコメントが。
あ、やっぱりそうなんですね…。
他のヴァイオリニストも YouTube で聴いてみると同じようなことをやっていましたが、彼女が技術的にかなり優れたヴァイオリニストというのは一目瞭然。
こちらは最後に演奏した岡本誠司の写真ですが、ちょっとこれじゃ小さすぎて誰か分かりませんね(汗)。
で、私の率直な感想ですが、本当にド素人が言うことなので聞き流して頂ければと思いますが、彼の演奏に心打たれつつもハッとする部分はなかったです。
あの会場の長い拍手も「選曲がどれも華やかで、観客の耳に響きやすかったんだろう」とすら思ってしまいました。
なにも彼の演奏そのものにケチを付けているわけではないのですが、あれほどまでに服部の演奏には「コンクールへの挑戦」が大きく感じられたのに、彼の演奏はコンサートでの素晴らしい演奏のように聴こえてしまったのです。
もし、「なにも分かっちゃいない!」と思われたのなら大変失礼しました。
出場者とのインタビュー
日本人数人のインタビューでは、印象に残るエピソードがやはりありました。
まず服部ですが、彼女は5歳でヴァイオリンを始め8歳でオーケストラと共演し、これまでのコンクールではすべて1位(ヴィエニャフスキで記録は破られましたが)という超強者です。
そんな誰もが認める彼女のヴァイオリニストとしての素質ですが、最初から才能を見せていたわけではありません。
ピアノの世界では「2歳からピアノを弾いている」なんていうピアニストはゴロゴロいるようですが、ヴァイオリンの世界でもそれは一緒。しかし、彼女は5歳からという遅めのスタートでした。
お母さんのエリさんは3歳から習わそうとしていたそうですが、骨折や皮膚の弱さもあって二度断念し、「ああ、この子はヴァイオリンには向いていないんだな」と思ったことすらあったとか。
しかし、彼女の方からヴァイオリンに興味を持つようになり、5歳から本格的にヴァイオリンを始めました。
今でも石けんには気を付けなければならないほど、肌が弱いそうです。そんな彼女だからか、首にあるヴァイオリンによるアザは、他の演奏者のそれよりも目立つものでとても痛々しい…。
ヴァイオリンを弾く時以外は、笑顔も見せれば泣き顔も見せるふつうの17歳の女の子…と思いきや、「漫画の読み方が分からない」という言葉を聞いて、やっぱり違うと思ったのでした(笑)。
それほど一般的な高校生とは、かけ離れた生活を送っているのでしょうね。
こちらは2日目の寺内詩織。
私は彼女の演奏に遅れて到着したため、生で聴くことはできませんでした。後から知った話、演奏中でも入ることができたそうです。見張りの人がうろうろしていたので、てっきりダメなのかと。
寺内はある難病を抱えていて、今回のコンクールに懸けた思いもまた違うように感じられました。リハビリでうまく練習できない期間も長かったようで、それでもこの世界的なコンクールに挑んでいるというのには驚きを隠せません。
彼女曰く最後の方は体力がもたなかったそう。しかし、私にはどこのことを言っているのか分からないくらい完璧なものに思えました。素晴らしいです。
とにかく寺内の演奏は高い音もスッと耳に入ってきて、あれが私にとっての感動で謎。ヴァイオリンによってあれほど音色がちがうものなのでしょうか。
また寺内は、治療に専念するためか去年のエリザベート王妃国際コンクールを辞退していたようです。このコンクールで、彼女の力が悔いなく発揮できるよう願ったのは言うまでもありません。
外国語での初インタビュー
写真の彼女( Amelia Hall/ニージランド)にもインタビューしました。
さすが外国人のノリというか爽やかにインタビューに応じてくれたのですが、緊張していたので肝心の内容は忘れてしまいました(笑)。あ、ニュージーランド人の英語はクセがなかったです!
国営局のインタビューも聞いて気付いたのは、出場者のほとんどが「このコンクールに出場できたという事実だけでも喜ばしい」と感じていること。
一人、アメリカ出身の中国人で「僕の演奏聴いた?!もう完璧だったでしょ!」みたいな自信過剰な出場者もいましたが、皆さんすごく謙虚な姿勢でした。
観客のポーランド人の女の子2人にもインタビューしました。
彼女達は音楽学校の学生だそうで、忙しい授業の合間をぬってコンクールにやってきたとのこと。ポーランド語だと番組側があとで訳する時に少し手間がかかるので英語でのインタビューの方がいいのですが、彼女達は英語NGでした。
ヴィエニャフスキは地元市民にとってどういう存在か、このコンクールでは誰に注目しているかなど、そういうことを聞いたような気がします。一つの質問に対してたっぷり答えてくれました。
彼女達は「楽曲までは知らなくても、ポーランド人なら誰でもヴィエニャフスキを知っている」と答えていましたが、あとから知るところによると決してそうでもないようです。ポズナン市民や、音楽学校の生徒にとっては常識でも…。
12日 第一次予選の結果
12日の21時30分、9日〜12日の第一次予選の結果発表がありました。
41人から26人へと絞られ、6人の日本人が残るという結果に。日本、強すぎる!本当なら半分で20人くらいは落とされそうなところで、26人も残ったというのは第15回のコンクールのレベルの高さを物語っている気がします。
5人足りませんが、第一次予選を通過した出場者達の集合写真です。
まさか通過者の名前が演奏順に呼ばれていくとは思わず(カタログの順だと思っていた)、最初に服部の名前が呼ばれた時はちょっとビックリ。ちなみに私は流れが掴めない場合に訳する者として、百音ちゃんのマネージャーさんとお母さんのエリさんの間に座っていました。
通過者の発表中「カタログの番号で!」と叫ばれていたにも関わらず、発表者はただ名前を繰り返すだけ。マネージャーさんもメモを取るのが大変そうでした。
翌日からさっそく第二次予選が始まりますが、私もディレクターさんもマネージャーさんも服部の演奏が終わり次第すぐ現場を離れることになります。
13日で最初のロケは一旦終了、次回は19日〜24日。まあ、これは結局なくなったのですが、詳しくは次の記事でお伝えしましょう。それにしても残念!
本当に楽しい一週間でした
通訳以外は、タクシーを呼んだり、食事するお店を選んだり、それくらいだったような気がします。想像していたものより、ポズナン滞在期間中にストレスを感じることはありませんでした。
マネージャーさんもご一緒して夕食を食べ、飲み歩いた日は、業界話も聞けて色々おいしかったです。
なにより親しみやすい方に囲まれてのお仕事だったので、第2弾ロケもとっても楽しみにしていました。お互いに第2弾は絶対あると思っていました。。。
そうそう。いつもスタッフカードで自由に出入りしていましたが、最後の日はチケットを買っていただきました。
そして、その値段に驚愕。
なんと10PLN(270円)だったのです!場所によるでしょうし、ファイナルではもっとすると思いますが、まさかこんなに安いとは…。ショパンコンクールだったら、第一次予選でもここまで激安ではないですよね?(^ ^;)
最初は「正装を用意してください」と言われてスーツを用意したにも関わらず、結局必要なかったのも頷けます。まったく敷居は高くありません。こういう情報こそ、前もって欲しかったなぁ…。
次回の記事では、きっと皆さんが最も気になっているであろう、コンクールのスキャンダルに迫っていきましょう。
wynik
wynik(ヴィニク)は「結果」という意味です。wyniki(ヴィニキ)と複数形で使う場面も多いので注意。
“wyniki 1 etapu”(ヴェニキ ピエルフシェゴ エタプ)で「第一次ステージの結果」となりますが、”wynik” としても間違いではありません。しかし、結果が複数ある場合は複数形を用いるのがより自然な形だといえます。
.
skrzpce
skrzypce(スクシェプツェ)は「ヴァイオリン」という意味です。
男性ヴァイオリニストは skrzypek(スクシェペック)といい、女性ヴァイオリニストは skrzypaczka(スクシェパチュカ)といいます。
Copyright secured by Digiprove © 2016