必読!ポーランド旅行で知っておくべきこと

寝台列車に乗ってポーランド旅行!チケット購入先や料金は?

StockSnap / Pixabay
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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2020年1月現在、ポーランドと他国を結ぶ寝台列車は多くありますが、ほとんどの方はブダペストまたはプラハ路線を利用しています。
当記事ではポーランドを訪れる方に人気の路線にしぼり、チケットの購入先や料金を紹介します。

基本情報に関しては前回の記事をどうぞ。
寝台列車の列車番号、車内のタイプ、寝台カテゴリー、安全性についてなど説明しています。

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当記事を読まれる皆さまへ

当記事には2020年1月現在の、私自身が調べた情報を載せています。最新情報とは異なる場合があるため、参考程度にご覧ください。
またコメント欄やお問い合わせでの個人的な相談・質問はご遠慮願います。どうしても不安に思われる方は、旅行会社にご相談ください。

最新情報や訂正事項などあれば更新しますので、実際に乗車された方で情報をお持ちの方はコメント欄で共有いただけますと幸いです。

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このページの目次
1. チケットはどこで、いつ買える?
2. 人気路線の主な寝台列車
EN407 ワルシャワ→ウィーン
EN407/477 ワルシャワ→ブダペスト
EN407/442 ワルシャワ→プラハ
▲上記3つはクラクフ経由です
EN50457 ベルリン→プシェミシル
EN40457 ベルリン→ブダペスト
NJ457 ベルリン→ウィーン
▲上記3つはワルシャワ・クラクフを経由しません
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チケットはどこで、いつ買える?

できれば安く買いたいけど…

寝台列車のチケットを安く手に入れるには、国鉄公式サイトか駅での直接購入が一番。

しかし英語で購入する必要があり、またポーランド鉄道とハンガリー鉄道では公式サイトでの国際列車のチケット購入は原則不可です
購入できたとしても国内での受け取りに限定されたり、現地購入が一般的なので注意しましょう。

ただし、チェコやオーストリア、ドイツ経由の寝台列車であれば、以下にリンクしている国鉄公式サイトで直接購入することが可能です。

チェコ鉄道(チェスケー・ドラーヒ)
オーストリア鉄道
ドイツ鉄道(ドイチェ・バーン)

検索すれば、日本語で丁寧に購入方法を説明している記事を見つけることができるでしょう。

また、ヨーロッパの鉄道チケット手配を行っているレイルヨーロッパでは日本語で購入できますが、通常価格より1割〜4割ほど高く、また一律1500円の手数料が発生します。

なお国鉄公式サイトの購入でもごく一部の路線、または海外の代理店などでは、チケットは国内住所での受け取りに限定される場合があります。

チケットはユーロナイトおよびナイトジェットの場合、通常90日前から購入が可能
また6月と12月の年2回、ダイヤ改定があるため、列車の発車・到着時刻や所要時間を調べたい場合は国鉄公式サイトから確認しましょう。
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人気路線の主な寝台列車

人気路線であれば一日複数運行も

主な6つの人気路線を紹介します。
またチケットの料金も載せていますが料金表はなく、購入するタイミングにより異なります。
もともとの数が少ないスリーパーを希望する場合は早めにチケットを購入しておきましょう!
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①EN407
ワルシャワ→ウィーン

【主な経由地】
クラクフ、ブルジェツラフ
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運行:オーストリア鉄道
寝台カテゴリー:以下の3つ
スリーパー、クシェット、および二等車のリクライニングシート(1つのコンパートメントにつき6つの座席)
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【料金例】
★ワルシャワ−ウィーン
35ユーロ〜(リクライニングシート)
★クラクフ−ウィーン
20ユーロ〜(リクライニングシート)
84ユーロ〜(スリーパー/トリプル)

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②EN407/477
ワルシャワ→ブダペスト

【主な経由地】
クラクフ、ボフミーン、ブラチスラヴァ
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運行:ポーランド鉄道、ハンガリー鉄道
寝台カテゴリー:以下の3つ
スリーパー、クシェット、および二等車のリクライニングシート(1つのコンパートメントにつき6つの座席)
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【料金例】
★クラクフ−ブダペスト
28ユーロ〜(クシェット6台)

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③EN407/442・IC114
ワルシャワ→プラハ

【主な経由地】
クラクフ、ボフミーン、オストラヴァ
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運行:ポーランド鉄道、チェコ鉄道
寝台カテゴリー:以下の3つ
スリーパー、クシェット、および二等車のリクライニングシート
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【料金例】
★ワルシャワ−プラハ
88ユーロ〜(クシェット6台)
105ユーロ〜(スリーパー/トリプル)
★クラクフ−プラハ
62ユーロ〜(クシェット6台)

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④EN50457(EN50456)
ベルリン⇔プシェミシル

【主な経由地】
フランクフルト、カトヴィツェ、クラクフ
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運行:ポーランド鉄道
寝台カテゴリー:以下の3つ
スリーパー、クシェット、および二等車のリクライニングシート(1つのコンパートメントにつき6つの座席)
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【料金例】
★ベルリン−クラクフ
40ユーロ〜(スリーパー/トリプル)
※追加料金15ユーロでダブル、40ユーロでシングルを購入できます

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⑤EN40457(EN40476)
ベルリン⇔ブダペスト

【主な経由地】
フランクフルト、ヴロツワフ、ボフミーン、ブラチスラバ
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運行:ハンガリー国鉄
寝台カテゴリー:以下の3つ
スリーパー、クシェット、および二等車のリクライニングシート(1つのコンパートメントにつき6つの座席)
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【料金例】
★ベルリン−ヴロツワフ
39ユーロ〜(スリーパー/トリプル)
※追加料金15ユーロでダブル、40ユーロでシングルを購入できます
★ヴロツワフ−ブダペスト
20ユーロ〜(リクライニングシート)
40ユーロ〜(クシェット6台)
60ユーロ〜(スリーパー/トリプル)

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⑥NJ457
ベルリン→ウィーン

【主な経由地】
フランクフルト、ヴロツワフ、ボフミーン、ブルジェツラフ
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運行:オーストリア鉄道
寝台カテゴリー:以下の3つ
スリーパー、クシェット、および二等車のリクライニングシート(1つのコンパートメントにつき6つの座席)
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【料金例】
★ベルリン−ウィーン
40ユーロ〜(リクライニングシート)
70ユーロ〜(クシェット6台)

 

以上、2つの記事にわたってポーランドを走る寝台列車についてまとめました。
もっと詳しく知りたい、興味のある方はレイルヨーロッパの「よくある質問」をチェックすると、基本的な疑問は解決すると思いますよ。
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今日のポーランド語

kup bilet

kup bilet(クプ  ビレト)は動詞+名詞で「チケットを買おう」という意味です。
広告、バスターミナル、券売機などあらゆる場所でよく見かけるフレーズなので、旅行中は必ずどこかで目にするでしょう。”kup” は “kupić”(クピチ・買う)の命令形です(同様の意味として “kupuj” が使われる場合もあり)。

 

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あやか
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