これからポーランドへ行く方が知っておきたい情報

想像以上にカオスな香港、ラクサ食べたさに夫をふりまわす

chaliceks / Pixabay
The following two tabs change content below.
クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
詳細プロフィールはココ YouTube はじめました


※コンテンツの無断転載禁止(リンク歓迎)
.

 

前回の記事のつづきです。

.
シンガポールから日本は遠いから香港経由で、と夫に言われて仕方なしに了承した香港。
メインを逃してしまったのでまたいつか出直す必要がありそうですが、私なりに楽しめました!
.

<スポンサーリンク>

 

このカオス感、世界の現実か

まるでブロックを積み上げたよう

高級ブランドのデパート前、雨でもないのにタクシーで帰るため長蛇の列をつくる人々。
しかしその向こうには、一畳間や二畳間に暮らす人々でひしめき合うアパートが建ち並びます。

香港には、そんな超狭小の部屋に住む人々が約20万人もいるのだそうです。

1Kで家賃10万円以上することもあり、家賃相場や地価の高さは東京の上をいく…。
日本人感覚で言えば、彼らの給料はそんな狭苦しい場所に住むほど悪くはないんですけどね。

イギリスやアイルランドも平均収入が高い国で知られますが、実際にはヨーロッパの中でもダントツで生活の質が低いんです。
背景は分かっている、でも理解し難い
なぜこんなに裕福な人々がいるのに、そのすぐ側で貧困にもがく人々がこんなにもいるのか。

香港ではそんなことを考えさせられました。

ホテルの部屋からの風景

さて、香港では色々とスベッてしまい、あまり旅行らしい写真を撮っていません。
百万ドルの夜景も行った意味まったくナシ!
ひどい霧が一面に広がり、なんだか雲の中にいるようで、な〜んにも見えませんでした。

夫は2回目の香港で「もう一度行きたい」と言うので渋々了承しましたが、彼も「こんなはずじゃなかったのに」と思っていることでしょう。

では、内容の薄い日記をお楽しみください。

 

高速鉄道の駅でしみじみ…

週末でにぎわう高速鉄道のターミナル

今回は乗る機会がなかったのですが、乗り物好きの夫が「高速鉄道の写真を撮りたい!」ということで香港西九龍駅に行ってきました。

結論、改札があるので撮れませんでした(笑)。
日本人なら予想通りの結果ですが、ヨーロッパの鉄道駅に改札がないのは極めてふつうなので夫はこんなヘマもやらかしちゃいます。

それにしても高速鉄道のスタッフが着ているオレンジ色のポロシャツが妙に懐かしかったです。
auで働いていた頃、こういうの着てました。
アンドロイドやスマホの時代になってからは、黒に変わりましたけどね(今はどうなんだろう)。

 

香港歴史博物館で半日遊ぶ

上にも下にもワイルドな動物が……
この数万年後、カオスの国となる
実際に見ることもできる、漢時代の墓の模型

香港に来たら、まず行くべき場所。
それが、香港歴史博物館(入場料無料)です。

もうタダとは思えないクオリティで、まる一日香港の歴史を学ぶことができます。
しかし途中、日本占領時代のことが生臭い表現で書かれてあり、やはり落ち込みました。

ここで学んだことはさすがに自信がないので書けませんが、覚えられずとも行ってよかった。

そして博物館を出たところ、記念撮影をしていると「ホーチ!」という叫び声が…。
ポーランド語で「来なさい」という意味です。
なんと、微笑ましい幼い子ども2人連れのポーランド人家族の姿がありました。

 

土曜日だけど教会で主日のミサ

なぜ、こんなところに建てた?

翌日からは待ちに待った日本。
この日は土曜日でしたが、明日ミサの時間とか何も考えなくていいよう香港の大聖堂で行われるミサに参加しました(日本のミサは少ない…)。

キリスト教では、昔のユダヤの慣習にならって日没から一日をカウントします。
つまり、土曜日の日没以降は日曜日と見なされ、故に土曜日でも「日曜日のミサ」となるのです。

今回訪れたのは「無原罪の聖母大聖堂」。
ミサが始まるなり、夫が「イケメン神父だ!」とやや嬉しそうに肘をつついてきました。
さすがに神父さんの写真は撮影できませんでしたが、黒ブチ眼鏡をかけた坂口健太郎さんをイメージしてもらえればと思います。

それにしてもキレイなミサだった!
カトリック教徒の方で香港に行かれる機会があればぜひ、参加してみてください。

 

一度は諦めたあのラクサを…

これで悔いなく香港を去れる

ラクサを日本語風に言えば、「ピリ辛シーフードココナッツカレーラーメン」でしょうか。
マレーシアやシンガポールでよく食べられ、ターメリックという香辛料やココナッツミルクが入っている時点で味はなんとなく想像できます。

本当は、本場のシンガポールで食べたかったんですが、「楽しみは最後に…」と思っていると狙っていた評判のお店がまさかの閉店!
ラクサを食べたその足で空港へ向かう予定だったので、やむを得ず香港に持ち越したのでした。

あかん、全部制覇したくなる!!
店内はまさにラーメン屋さん

香港のホテルに着いてまず調べたのはラクサのお店、というほど楽しみにしていました。
シーフードが入っているだけにどこのお店でも単品1000円以上はするのですが、おしゃれなカフェなんかで食べると1500円以上はします。

ちなみにこのお店のラクサは、59ドル(シーフドなし、具はマッシュルームと野菜)から。
私は最も高い海鮮麵(72ドル=約1050円)を選びましたが、たった200円くらいの差ならシーフードのほうを食べるに決まってます。

麺の種類も選べますが、より中華麺に近くてコシもあるイエローヌードルがおすすめ。

もうちょっとキレイに盛りつけてほしかったな〜

見た目はキムチチゲみたいですが、これが香港でウマいと定評のあるラクサです。

シーフードのダシもきいていて、辛いのに絶妙に甘くて、これは間違いなくハマります。
カロリーは相当高いと思われますが、ラーメンの汁は飲み干さない派でも絶対飲んじゃいます!

Prawn Noodle Shop

 

香港エクスプレスで熊本へ

トラムで街並を観察するのも面白い

日本へ発つ前日はラクサを食べ、トラムを乗り回し、それなりに初香港を楽しめたと思います。

そして香港空港へはタクシーで向かったんですが、時速140キロ越えてました(笑)。
しかも最後に押されたボタンでポンとメーターが上がり、思わず夫が「おかしい」とひと言。
すると、運転手は焦った顔をし、何事もなかったかのようにあっさり定額料金になりました。

次はいよいよ、1年半ぶりの日本。
一応、毎年1〜2回は帰るようにしていますが、今回はこんなに空いたのでますます楽しみです♪

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018
応援メッセージ送信&投げ銭(🇺🇦支援)できます (^ ^)   ポーランドなびを応援する
あやか
この記事がお役に立ったら、Facebookページをフォローしていただけると嬉しいです!
Facebookページをフォローしよう

こちらの記事もおすすめです



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です