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【番外編】新年早々イスラエル・ヨルダン旅行へ

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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この記事は、帰国後に読みやすいよう情報を付け加えながら再編集します。旅行中はパソコンを持っていないので非常にシンプルな日記になりますが、ご了承ください。

明けましておめでとうございます。

いきなりですが、元旦から一週間、夫婦でイスラエルとヨルダン旅行に出かけています。ポーランドとはまったく関係ありませんが、当記事は番外編としてお楽しみください (^o^)

今回の旅行スケジュール

イスラエルとヨルダンを7日間で観光します。初日は夜到着なのでイスラエル南部のエイラートで一泊、翌日エイラートからヨルダンのアカバへ入り、ペトラ遺跡とアカバを観光、5日目にイスラエルへ戻りエルサレム、そしてテル・アヴィヴを観光します。イスラエルは一年前にも滞在し、前回は一週間以上滞在しています。

出発日は2018年の元旦。

年越しでかなり夜更かしをしてしまい、起きたのは午前10時頃でした。

南ポーランドのカトヴィツェからエイラートへの飛行機は15時発です。日曜日なので11時のミサに参加し、家に戻ったのはお昼前。この時点でパッキングはまったくしていない状態。

それでも辛うじて1時間でパッキングを済ませ(超ギリギリだった…)、夫の実家で少しお茶をしてから、お義父さんに空港まで送ってもらいました。

カトヴィツェ空港には40分前に到着しましたが、特に急ぐこともなく無事に飛行機に乗り、4時間後にはエイラート到着!飛行機はそこそこ揺れて恐怖でしたが、窓から見えるスーパームーンはとても綺麗で大満足のフライトでした。

こちらはエイラートのオブダ国際空港。20時過ぎで真っ暗です。

出口のすぐ隣に出発ゲートがあるんですが、入り口はテントでした(笑)。

軍民共用の空港でフライトは非常に少なく、これまでここに降り立った日本人は数えるほどしかいないかもしれません。中心部への移動手段に関して、日本語では情報が見つからなかったです。

空港の入国審査では何も聞かれなかったものの、5分以上はかかったと思います。夫婦や家族だといっしょに審査ができるようで(むしろそれを勧められる)、悪名高いベングリオン空港と比べればかなりスムーズでした。

しかし、隣は同じポーランド人でも詳しく聞かれていて、滞在日数や目的地はもちろんのこと、滞在先のバウチャーも要求されていました。イスラエルを旅行する以上、そのあたりはきっちりと準備しておくのが良さそうです。

空港は5年前に訪れたコソボの空港を思い出すほど素朴でしたが、観光アピールはしっかりしていました。

しかも、空港職員から手渡しでこんなものをゲット。ハンドクリーム(女性限定)、そしてポーランド語で書かれた数種類のパンフレットや地図など…。

この辺りは死海だと思い込んでいたのですが、パンフレットを読みながら紅海であることに気付きました (^ ^;)

さて、オブダ空港から南にあるエイラート市街地へ移動します。距離にして60キロ、車で50分ほどです。

乗り合いタクシーが一台だけあり、積極的に勧誘していました。一人20シェケル(約650円)、4人集まったら出発なので80シェケルになります。

バスは21.50シェケルなので集まればお得ですが、バスのチケットをもう購入していたので私たちはパス。

バスチケット支払いの控えによると、EILATOMATという機械でチケットを回収せよとのことでしたが、そんなものは見当たりません。地元の人っぽいユダヤ人に聞くも「分からないです」と申し訳なさそうに精いっぱいの回答。当然です。バスの運転手さんに聞いても知らないと言いますからね(笑)。

調べた情報では21時過ぎに発車する1番のバスに乗って市街地へ行けるとのことでしたが、20時45分くらいに発車した282番のバスで市街地まで行くことができました。

運転手さんに控えを見せるとそのまま乗せてもらえましたが、チケットは車内でも購入可。料金は同じです。

ただし時刻表はなく、飛行機が着陸する1時間後にバスが出発するいうスケジュールになっているので、満席だったりすると本当にタクシーで移動するしかありません。それもタクシーがあればまだいいですが、今回でも一台しか止まっていませんでした。

なので、予めバスを予約しておくと安心できます。ちなみに、イスラエルで UBER は使えません!

バスの行き先はヘブライ語あるいはアラビア語でしか表示されないため、不安な場合は必ず運転手さんに確認しましょう。282番がいつでもエイラート市街行きかは私にも分かりません。

ひたすら砂漠を通り過ぎ、50分後にエイラートの中央バスターミナル(תחנה מרכזית אילת/הורדה)に到着しました。

ホテルはバスターミナルすぐ目の前にあるコンフォートホテル・エイラート。今回は泳ぎませんが、ロビーの目の前にこんなプールがあります。

チェックインでは長く待たされましたが、私たちの後ろに来た若いカップルがポーランド人だったので話しかけてみました。彼らも明日、私たちと同じようにヨルダンへ行くとのことなのでタクシーを相乗りすることに♪

ホテルのそばには24時間オープンのスーパーもあり、ホテル自体も料金相応でそこそこ快適でした。

さて、この時点で22時前。

朝はぐっすり寝てしまいそうなので、エイラートビーチを散策することに。

途中、エイラート空港を発見しました。こんな街のど真ん中に空港があるとは……。ただ滑走路が短いため、ほとんどが国内線だそうです。

徒歩20分ほどでビーチ沿いに到着。ビーチへの道は人気がなかったんですが、ここまで来ると多くの人で賑わっていました。深夜なのに高校生くらいの学生や子連れの家族もたくさん。

写真は真っ暗ですが、海の向こうにヨルダン、サウジアラビア、エジプトなど中東やアフリカの国々が見えます。

気温は17度で心地よく、バザールも一部開いていたり、遊園地にあるようなアトラクションもまだ動いていて、深夜でも安心して観光ができました。

ビーチで泳いでいる人はさすがにいませんが、旅行者っぽい人で寝ている人はいました(笑)。水は冷たくなく、泳ぐのにはちょうどいいかも?

そういえば13時30分頃に実家でお茶して以来、夕食を食べていなかった私たち。深夜なのでファーストフード系のお店しか開いておらず、夫が「フレトキ!」(フライドポテト)と連呼するのでマクドナルドへ行くことに。

私たち、ポーランドでマックへ行くことはないですが、旅行中はたいてい一回くらいはマックに行きます。

こちらの写真は前回のイスラエル滞在のもの。この時も深夜で、マックぐらいしか安心して入れそうなところがなかったんですよね。マックと言えど結構高いんですが、仕方ありません。

ポテトはXLで15.50シェケル(約500円)。量的にはMとしか言いようがなく、前回の経験からそれを見越してXLを買いました。

日本のマックではグランドフライという名前でポテトのビッグサイズが売られいるそうです。その単品価格は370円なので、イスラエルのマックがどれだけ高いかお分かりいただけるでしょう。しかも塩がかかっておらず、まさに芋を食べている感じでした…。

夫がさらにハンバーガーを買おうとしていましたが(平均900円)、「ハンバーガーでそんなに払うなら3000円のピザ食べた方がいい!」ということで、諦めさせました。

またしばらくビーチを歩き、橋のあたりで引き返すことに。

途中、コフィックス(cofix)で惣菜パンを買ってお腹を満たしました。この時点で23時20分ですからね。ピザを食べるにしても重すぎるし、お腹に入れば何でもいいやって感じです。

コフィックスは物価の高いイスラエルで、「ちょっと何か食べたい」という時に重宝する簡易カフェ。

ジュースやコーヒーはもちろん、スープやパン、デザート、パスタまでほとんどの品が5シェケル(約160円)で売っています。イスラエル的には、怪しいくらい破格です。

そうしてこうして日付が変わる前、やっとホテルに戻りました。

翌朝11時、ヨルダンへいっしょに向かうカップルとロビーで集合です。

つづく

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あやか
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