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前回の記事で紹介したオグロジェニエツの古城、なかなか興味深いですよね。
当記事ではこの古城の魅力をもっとより深く知ってもらえるよう、私が家族と探検したときのようすをお見せします!
クラクフから住んでいるグリヴィツェへ帰る途中、鷲の巣古城街道にある城を3つほど見学しながら帰りました。
最後の古城、オグロジェニエツに到着したのはなんと19時前!6月が最も日の長い月になりますが、5月上旬でもまるで真昼のような明るさです (^-^)
さて、それでは古城のふもとにある駐車場に車を止めて観光スタート!
これがかつてのオグロジェニエツ城とその周辺の村のようすです。
この絵を見る限り、ヴァヴェル城も顔負けではないでしょうか。ヴァヴェル城は大聖堂も同じ敷地に建つのでその分立派ですが、居城スペースだけなら広さはあまり変わらないかもしれません。
城をぐるっと囲うように城壁がありますが、これもかなり立派ですよね。全盛期のポーランド王国、恐るべし。。
ふもとから中腹にあるチケットオフィスまで、約5分程度の距離でした。
途中、この家族旅行で散々食べてきたアイスをここでも堪能。別にそんなに暑くはないんですが、ポーランドには日本よりもアイスのお店が多いんですよ。
逆光の古城のてっぺんにはポーランドの旗がなびいています。かっこいい。
向かい側にはジュラ紀の岩。実はヴァヴェル城もジュラ紀に形成された洞窟の上に立っているんですよね。
ポーランドはドイツとロシアの間にあるといった意味ではロケーションが悪いのですが(政治的な意味合いで)、自然環境にはかなり恵まれた国といえます。
この立派な岩がなければ、そもそも鷲の巣古城街道にある14もの立派な城は存在しなかったかもしれません。
ここが塔を兼ねる城への入り口。この規模の城にしては、コンパクトでした。
チケットオフィスから入り口まで4分で到着しましたが、ゆっくり歩いたらその2倍はかかりそうです。私のおばあちゃんは10分くらいかかっていたと思います。私、はしゃぎすぎですね(笑)。
こうして歩いていると、だんだん日が暮れてきました。この時点でまだちょうど19時なので、完全に日が沈むまではまだ1時間以上の余裕があります。
入り口をくぐると、さっそく広い中庭にでます。遺跡のど真ん中です!
写真下にある長屋のような建物は、かつて騎士が寝泊まりしていた場所。近くには地下室があり、そこで騎士が集ってお酒を飲んだとか飲んでいないとか。当時のキッチンもこの上部にあります。
らせん階段を上っていくと、「ギリシャで撮ったよ」と嘘を言ってもバレないような素晴らしい写真が撮れました。
城の高い場所へと上っていきますが、途中でトンネルのような空間が。
正直、ここをおばあちゃんがくぐるのは危険だと思いましたが、案外あっさり通り抜けてしまいました。
おばあちゃん、すごい元気 (^o^)
そしてトンネルの向こうには、期待を裏切らない絵に描いたような風景が…。
ここまで息を切らしてでも上ってきた甲斐は十分にありました(一気に駆け上がるから息が切れるだけ)。キレイ!
ここは城の中で最も古い部分であり、また最も安全な場所でもありました。
敵が攻めてきたときは最後の砦となり、この絶景が見えるところには3つの部屋があったそうです。部屋の跡ははっきりとは残っていませんでしたが、当時の天井を見ることができました。
ところどころスチールの線が見られますが、それは20世紀の修復作業時に取り付けられたもの。どこからどこまでがオリジナルか区別するための工夫です。
さて、階段を降りて城の西側を見学してみましょう。最初に寝室を通りますが、その前にこんな素敵な窓がありました!
写真が多くなってページも重くなってきたので、次の記事に続きます。
główna brama
główna brama(グウォヴナ・ブラマ)は「メインゲート」という意味です。
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