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面白い場所と言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、先月末のご案内でワルシャワの射撃場に行ってきました。
そう、銃を撃ちまくる場所です。
お客さまのご要望があったので行きましたが、私自身は特に銃に興味を持ったことはありません。だからこそ、射撃場に行くのは新鮮でしたし、せっかくなので了承を得て記事にすることにしました♪
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このページの目次
1. 射撃は日本ではできない
2. 射撃場はこんな場所だった
3. 射撃場での注意事項
4. ポーランドの射撃場一覧
射撃は日本ではできない
なぜ、ポーランドに来てまで射撃をするのか?答えはシンプル、日本ではそもそも射撃ができないからです!日本では銃刀法というものがあり、一般人に関しては銃を所有したり、もちろん安全な場所だったとしても娯楽目的で撃つことなど絶対にできません。
そして猟銃も含め、銃の所有は厳しく法で規制されていています。
警察や自衛官など職務上の理由で例外的に所有を認められる場合もありますが、それでも誤って撃つことがないように前科がないか、周りの人達が反対していないか、精神的に異常が見られないかなど徹底的に調べられるそうです。
そして仮に銃が持てたとしても1つの銃につき所有の許可を申請する必要があり、持ち主以外に銃に触れることができるのは警察官、銃砲店の店主や射撃場の指導員のみというガードの固さ。
さらに弾の購入も許可が必要なんです。
まあ、いくら治安の良い日本でもおかしな人は沢山いますから、それくらい規制してもらわないと安心して住むことはできませんよね。しかし、空気銃やビームライフルであれば撃てる射撃場もあるようです(日本ライフル射撃協会)。
ちなみにポーランドでも、一般人が特別な許可を受けた射撃場以外で銃を持つのは厳しく規制されています。夫の叔父は猟銃を所有していますが、やっぱり抜き打ちで警察がやってくるんだとか…。
射撃場はこんな場所だった
日本を発つ前日に「射撃場に行きたいんですが…」とお客さまご自身でリサーチして見つけられたのが、この PM Shooter というワルシャワにある射撃場。ここでは空気銃やビームライフルなどではなく、本物の銃が撃てちゃいます!
事前予約が必要なので予約日に行ったところ、「申し訳ないけど今から閉めるところなんだ」と言われてビックリ。
閉める理由もシビアで、先ほど警察が来てシステムを止められてしまったとのことでした。ちゃんと許可を得て営業している射撃場ですが、万全な管理の元とはいえ銃を扱う場所だけにこういったハプニングはあるのかもしれません。
気を取り直して別の日に訪問。パスポートを提示し、注意事項の書類にサイン、そして射撃メニューを決定します。男性の方は、パケット11という最も値段の高い950PLN(26,600円)のものを選んでいました。女性の方はすごく怖がっていましたが、それでもせっかくということで少なめのものを。
まず、銃を撃つ部屋の前にある小部屋で防音用イヤーマフを装着します。
それでもパン!と引っ切りなしに聞こえてくる音にはビクッとしました。イヤーマフを装着しても、かな〜り耳に響くんですよ。指導員の人達は慣れているんでしょうが、日常では小さな音は聞こえずらくなっているかもしれませんね。
銃はなんと、第二次世界大戦で使われていたという70年前以上の古いモデルから現在のポーランド警察が持っている最新のモデルまで豊富にあります。当然ですが、撃つ前には指導員が分かりやすく英語で説明していました。
しかし、周りの銃声がうるさすぎてよく聞こえません。説明の量が多く淡々と進むので、私自身もお客さまに訳をしていられる状況ではなかったです。ただお客さまも知識が十分あるようで、特に私が訳す出番はありませんでした!
途中まで見ていましたが、あまりにうるさいので外の部屋で待つことに。小部屋でイヤーマフを外した時、最初はパン!という射撃の音が聞こえる度にビクッとしたのに最後には平気になってしまっている自分が怖かったです。。
射撃後の感想を聞くと、かなりお疲れのようで手が痛いとのこと。古いモデルになればなるほど痛いそうですが、新しいのはやっぱり負担が少ないんだとか。
それでも男性の方は興奮冷めきらぬようすでとても満足していました♪(^ ^)
射撃場での注意事項
日本ではできない一般人の本格的な射撃体験。実践する前に、最低でも以下の事前知識を身に付けておきましょう。.
- 銃声はかなり耳に響く
あまりのうるささにイヤーマフに加え耳栓をする方もいるそうですが、指導員の注意事項を聞かなければならないので完全に音をシャットダウンするのはNG。心臓の悪い方や高齢者の方は見学すらすべきではないでしょう。 - 銃撃は体力勝負
銃本体の重さ、引き金を引く時の力加減は銃によって様々であり、高さをキープして撃つ必要があるため体力や集中力は想像以上にいるようです。男性でも連発すると結構疲れるようなので、女性であれば控えめのプランにしておいた方がいいかもしれません。 - 他人に怪我をさせない
銃に不具合があったとしても、たとえ悪気がなかったとしても、射撃により事故を起こせばすべて射手側の責任となります。これは射撃をする前の規約にも書かれていますが、遊びといっても銃を持つ以上はきちんとルールを理解してから撃つようにしましょう。 - 飛んでくる薬莢に注意
銃を撃つと薬莢(やっきょう)が返ってきます。基本的に射手に当たることはないようですが、隣や後ろの人には当たることがあり、また、周囲に落ちた薬莢を誤って踏み滑ってしまう危険もあるので注意しましょう。
ポーランドの射撃場一覧
ポーランドでの観光の合間に「射撃場に行ってみたいかも」と思った方、以下にワルシャワとクラクフの射撃場をまとめたので興味があればどうぞ (^ ^).
- ワルシャワ
PM Shooter(利用した射撃場)
住所: Wojnicka 2
ZKS Warszwa
住所:Marymoncka 42
Target Shooting in Warsaw
住所:Emilii Plater 53 - クラクフ
Krakow Valley Shooting
住所:Paczółtowice 328
正確にはクシェショビツェという町にあり、クラクフ中心部から約30キロ近く離れた場所にあります。
Strzelnica Krakow
住所:Fabryczna 17
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broń / pistolet
broń(ブロニ)/ pistolet(ピストレット)は「銃」という意味の名詞です。
そういえば、ポーランドのショッピングモールではミリタリー系ショップを見かけることがあります!日本ではそういったショップってあまり見かけないですよね?やっぱり通信販売がメインなんでしょうか。
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