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この記事は、ひょっとしたら私と同じ違和感を持ってる人がいるんじゃないかな?と思って、「この人ちょっとおかしいな」と思われる覚悟で書いております。
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皆さん、家族や古い友達と久しぶりに会うと、昔話や思い出話で盛り上がったりしますよね?
でも自分の場合、一緒に話しながらも「あー、そんなことあったよねぇ」という感じではなく、「へー、そんなことあったの?」という反応になることがほとんどで、どうしても思い出せないことが多いです
昔、父が「いつみても波瀾万丈」という著名人の人生を振り返るテレビ番組をよく見ていて、自分もそれを見ながら「そんなに自分の人生、覚えてるもんなのかな?」と子どもながらに半信半疑でした。
まぁ、振り返るほどの人生も歩んでない頃ですが。
歴史を振り返るような番組やドキュメンタリーでは頻繁に回想シーンがありますが、ああいうのも違和感があって、私には人生の回想はムリです。
過去の出来事は箇条書きに書かれたメモ書きのような感じで記憶していて、そこから事実に基づいたストーリーを組み立てていくことはできる、みたいな。
歳を重ねると思い出話をする機会も増えてくるわけですが、私があまりにも覚えていないので周りによくビックリされるし、自分も不思議な感覚。
楽しいことも悲しいことも覚えていないことが本当に多すぎて、大きな出来事でも記憶がスッポリと抜けているので「記憶障害かな?」と薄々気付いてはいたんですが、これを SDAM(Severely Deficient Autobiographical Memory)と言うんだそう…!
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重度自伝的記憶欠如(SDAM)の特徴
・過去の情景や感覚などがほとんど思い出せない
・思い出は事実のリスト、ウィキペディア
・写真や映像を見ても思い出が戻らないことが多い
・人生が点の集合、データのように感じる
・過去の自分の出来事を客観的に捉えてしまう
・旅行や自分で計画した行動なら比較的覚えている
・ただし、学習能力や知能に関しては問題ない

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このブログにも体験を述べた記事がありますが、それは断片的な記憶や情報であって、ふつうの人はできるらしい「思い出の再体験」はできません。
ただ、昨日や今日起こったことをすぐ忘れるわけではないので、旅行の記録はすぐに数行程度の日記にまとめたり、その出来事についてたくさんの人に話していたりすると反復記憶として定着するみたいです。
子どもの頃の記憶なら単純に記憶が薄れただけ…とも言えますが、大人になってからのこともあまりに思い出せないことが多くて、自分は別の世界線から来たのでは?!と思うこともあります。笑
高校や留学に関しては自分で決めたことなので多少の記憶は残っていますが、小学校や中学校の修学旅行となるとほぼまったくと言えるほど覚えてないです。
うまく表せないけど、ふつうの人は当時の体験を思い出すように昔話をするのに対して、自分は思い出せないことのほうが多いうえ、記憶にあったとしてもセマンティック寄り(知識や情報ベース)。
なんか可哀想な人だな…と思われそうだけど、これはこれで自分というか、過去の感情に振り回されないのもある意味楽なところがあって、私みたいな人が人口の数%程度でもいることを知ってホッとしました。
ちなみにSDAMの人は、知能的な事柄は言語ベースで考えて、概念で理解し、物語より構造で覚える思考スタイルが多く、研究者体質だそうです。
出来事を情報として記憶するので “なにかを説明するのは得意”、科学者やエンジニア、数学に強い人が比較的多いという観察もあるそうで、「なるほど、そういうことか」と自分について色々腑が落ちました。
似たようなタイプにアファンタジアというのがあって、頭の中で視覚的な想像ができない状態のことを言うそうですが、んー。それはないかなぁ。
でもアファンタジアの約半分がSDAMだそうで、本質としては「SDAM→自分の人生の記憶が弱い/ファンタジア→想像ができない」という感じです
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SDAM の長所と短所をまとめると
・過去の嫌な体験に引きずられにくい
・感情に引っ張られにくく客観的に考えやすい
・過去より未来、体験より計画を重視する
・記憶の再体験がないのでストレス耐性が高い
・人生の出来事を思い出しにくい
・人生のストーリーを時系列で作りにくい
・人の思い出話に共感しづらいことがある
・過去から学ぶプロセスが弱くなりやすい
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これは SDAM とは関係ないと思うけど、試験勉強のときも特に国語や社会なんかは教科書を丸ごと記憶するように覚えていました。文系科目を情報に変換すると応用がきかないので、「なぜ怒った?」「このときの気持ちは?」みたいな、自分や登場人物の考えや感情を問われるような問題はどちらかというと苦手でした
























思い出はウィキペディア、しっくり。