現在、旅行目的でのポーランド入国は制限されています

【3/22追記】ポーランドの観光施設や博物館がしばらく休館

ポーランドへの入国制限はある?
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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最終更新日:2020年3月22日

3月12日以降、ポーランド滞在を予定されている方に非常に重要なお知らせがあります。
3月11日午前、政府の決定により、ポーランド国内の教育機関、博物館など観光施設や文化施設の2週間の休校および休館が決定しました。

つづいて3月14日、感染脅威事態として15日から外国人の入国制限をはじめとする大規模な新型コロナ感染拡大防止措置が設けられました。
これらが解除されるまでの特定期間中、欧州およびポーランドでの観光はおすすめしません。

当記事では、休校・休館が発表された際の記録と主な観光施設の対応をお伝えします。
ただし休校情報は観光客の方にあまり関係ないため、必要であれば別の記事にまとめる予定です。
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このページの目次
1. その決定に至った理由と期間
.3月12日の会見で決定したこと
▲3/20 学校の休校延期について追記
.博物館の対応と返金/予約再開
2. 期間中、ガイドを依頼された方へ

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その決定に至った理由と期間

突然すぎて私も耳を疑いました

3月11日時点でポーランド国内の新型コロナウイルス感染者数は25名となり、感染拡大を遅らせるためのやむを得ない防止策です。
また日に日にイタリアでの状況が悪化しており、イタリア国内の感染者は1万人を突破しました。

ポーランド政府としも「対策は早いに越したことはないが、パニックになる必要はない」と念を押したうえで、このような決断に至ったようです。

なお教育機関は準備期間も考慮して3月16日(月)から休校、観光施設や文化施設などは明日3月12日(木)から3月25日(水)までの2週間の休館となり、延長する可能性もあります。

ポーランド旅行者の多くが訪れるアウシュヴィッツやヴィエリチカ岩塩坑、観光が可能な宗教施設も含まれるのでくれぐれもご注意ください。

【重要】コロナの影響?アウシュヴィッツ第一収容所入場制限


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3月12日の会見で決定したこと

以下、箇条書きで本日3月12日の政府会議での決定と、議員の発言をまとめます。

  • 政府は、ポーランドのすべての教育機関および大学の授業を2週間中断することを決定。 博物館や観光施設、劇場、オペラ、コンサートホール、映画館などの文化施設も含む。
    【3月20日追記】
    学校など教育機関は復活祭/イースター(今年は4月12日)までの休校延長が決定
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  • イタリアで感染状況が悪化したのは、休校のため若者たちがクラブへ行ったりとあまく見ていたのも要因のひとつ。他国でも感染が急速に広がっており、ポーランド国内での感染を最小限に食い止めなければならない。
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  • 国内の状況はパニックとはほど遠い状況であり、買いだめなどは必要ない。ポーランドには十分な食料があり、生産も可能である。
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  • 特に子どもや若者はウイルスを保有する可能性が高く、無意識に高齢者に近づかないよう注意すべき。しかし療養所など高齢者にとって安全で必要な場所は閉鎖すべきでない。

 

博物館の対応と返金/予約再開

主な博物館の公式サイトに記載されている該当期間中の対応(3月14日時点)をまとめ、また公式サイト(英語)のリンクを貼っています。

返金対応について、今の状況でチケットの払い戻しはそれほど重要ではないと思います。
博物館や観光施設のチケットは航空券などと比べれば少額であり、今すぐに返金対応をしてもらわないといけない!ということではないと思うので、それに関する記載が出るまで待ちましょう。
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  1. クラクフの12の国立博物館
    ★休館期間
    2020年3月12日〜3月25日
    ★返金/予約再開
    チャルトリスキ美術館以外はチケットの事前購入不可。チケット返金および予約再開についての記載はまだありません。
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    下記事で紹介している博物館のうち、ヤン・マテイコの生家、エラズム・チョウェック博物館、国立美術館/博物館本館、チャルトリスキ美術館の4つは国営の博物館です。

    ◯曜日がお得!入館無料の日があるクラクフの博物館一覧

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  2. クラクフの19の市立博物館
    ★休館期間
    2020年3月12日〜3月29日
    ★返金/予約再開
    一部の博物館はチケットの事前購入が可能ですが、チケット返金および予約再開についての記載はまだありません。
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    下記事で紹介している博物館のうち、シンドラーの工場博物館、鷲の薬局博物館、旧シナゴーグ、旧市庁舎の塔、中央広場地下博物館、クシェシュトフォレ宮殿、ポモルスカ通りの7つは市営の博物館です。

    ◯曜日がお得!入館無料の日があるクラクフの博物館一覧

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  3. アウシュヴィッツ
    ★休館期間
    2020年3月12日〜3月25日
    ★返金/予約再開
    休館期間中に購入されたチケットは返金される予定ですが、詳細についての記載はありません。また少なくとも休館期間中はチケットの予約を行うことはできません。

    【必読/随時更新】アウシュヴィッツ見学に役立つ8つの情報

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  4. ヴィエリチカ岩塩坑
    ★休館期間
    2020年3月12日〜3月25日
    ★返金/予約再開
    休館期間中に購入されたチケットは返金される予定ですが、詳細についての記載はありません。また少なくとも休館期間中はチケットの予約を行うことはできません。

    【まとめ】世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑に行ってみよう!

 

期間中、ガイドを依頼された方へ

博物館が再開されるまでお休みします

3月12日から25日の間に7件のガイドを承っていますが、今回の政府緊急決定により、やむを得ずキャンセルを検討しています。

ただし、特にアウシュヴィッツでのガイドを強くご希望だった方には、クラクフの旧ユダヤ人街カジミエシュ地区およびゲットー跡地(ポドグジェ地区)の案内を提案しております。
しかし状況次第でこちらもキャンセルする可能性があり、現段階では要相談となっています。

状況が変わったため、すべてキャンセルします。

現地時間本日中にこの件に関してメールを送りますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
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ほか、新型コロナウイルスに関連する情報や当ブログでそれについて扱っている記事、最新情報などは下記記事に今後まとめていく予定です。

【3/19更新】欧州およびポーランドの新型コロナに関する情報

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今日のポーランド語

apelować

最近、ポーランド語ニュースでよく見かける “apelować”(アペロヴァチ)は「〜をお願いする」という意味の動詞です。
個人的に誰かに何かをお願いする場合は “prosić”(プロシチ)が最もよく使われますが、機関や組織が人々に対してお願いをする場合は “apelować” が使われます。例えば “apelujemy o nie wychodzenie z domu” は「家から出ないでください」という意味になります。
今後しばらくは注意喚起が増え、このような単語を見かけることが増えるかもしれませんね。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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8 件のコメント

  • アバター ヨウ より:

    すいません。現在ポーランドに滞在してるものです。明日、明後日にアウシュビッツと岩塩坑に行く予定だったんですが、返金などどのような対応をされるかご存知ですか?

    • 博物館のほうも突然の休館であり、対応に追われているところかと思います。私のほうでは一切把握しておりませんので、アウシュヴィッツまたは岩塩坑のホームページで公式に情報が発表されるのをお待ちください。

  • アバター Hikaru Tachi より:

    はじめまして、急なコメント申し訳ありません。
    3/12〜3/16まで旅行でポーランド滞在予定の者です。
    観光できる施設は一つも空いてないでしょうか。自分で調べた限りではありませんでした…。また、レストラン等は開店しますか。知っていらっしゃる範囲で構いませんので、教えて頂けないでしょうか。
    現在、フランクフルトで乗り継ぎ待ちにこのニュースを知り、衝撃でした。

    • 今回のニュースは誰にとっても衝撃的で、特に博物館および観光施設の運営側や、旅行者の方々は混乱されていると思います。
      残念ながら観光施設は空いていないでしょうが、レストランは通常営業だと思います。個人的に閉めるところはあるでしょうが…。
      私も今朝知ったところであり、昨日はふつうにクラクフでガイドをしていたので驚きました。

      • アバター Hikaru Tachi より:

        ご返信、情報ありがとうございます。そうですよね、観光施設の方々も大変な思いをされているなと感じました。
        食事、街並み観光など出来る範囲で楽しみたいと思っております。
        失礼致しました。

  • アバター Rio より:

    コメント失礼致します。
    13•14日にクラクフに滞在する予定で以前こちらのblogでご紹介のあったポーランド食器のお店Mila – polish pottery Cracowに行きたいのですが、臨時休業になるなどの情報はご存知でしょうか?
    ポーランド食器購入がメインの旅でして。

    • お土産屋さん含むショップやレストランの営業については一切把握しておりません。私が言えることとして、経営者が個人的に閉店を決めた場合を除き営業しているはずです。
      今後、ポーランド国内での感染状況がかなり悪化した場合はそういったところも営業自粛になるかもしれませんが、3月11日時点ではそのような可能性はないかと思います。

      • アバター Rio より:

        早急のご返信ありがとうございました。
        不安はありますが初めてのクラクフ楽しみたいと思います。

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