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最終更新日:2020年1月19日
クラクフの数ある美術館・博物館の本館、クラクフ国立博物館に関する基本情報(場所、入場料、展示物など)をまとめました。
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このページの目次
1. 国立博物館の基本情報
。.展示テーマとチケット料金
。「装飾美術と調度品」
。「中世ポーランドの武具」
。. 国立美術館への行き方
国立博物館の基本情報

クラクフ国立博物館本館は旧市街、中央広場の西側から徒歩15分の場所にあります。
歴史ある芸術作品、中世ポーランドの武具や甲冑などに興味のある方はぜひ、訪れてください。
ちなみに、2017年5月から2019年12月まで博物館に特別展示されていたレオナルド・ダヴィンチの作品『白てんを抱く貴婦人』は、チャルトリスキ美術館に移動しました。
展示テーマとチケット料金

クラクフ国立博物館で見学できる永久展示は以下の通り、主に2つとなります。
永久展示のチケット料金は15PLN(学割・小人10PLN)ですが、日曜日は無料です!
- 装飾美術・調度品
Galeria Rzemiosła Artystycznego - 中世ポーランドの武具
Galeria “Broń i Barwa w Polsce”
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2020年1月現在、19世紀に活躍したポーランド人画家についての特別展示があります。
チケット料金は25PLN(学割・小人15PLN)となり、永久展示よりも高くなっています。
- ヤン・フレンコフスキの物語
- スタニスワフ・ヴェスピアンスキ
(いずれも2020年3月初旬までの展示)
「装飾美術・調度品」の展示では制作年や素材、展示品名以外は説明がほとんどないため、オーディオガイド(別途7PLN)をおすすめします。借りる際、デポジットとしてパスポートなどIDを預ける必要があります。
2020年現在、対応言語はポーランド語、英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語の5つ。
永久展示「装飾美術・調度品」



展示品の数は約4,000点にのぼり、ポーランドの各博物館の中でも最大レベル。
14〜20世紀に制作された織物、衣服、家具、陶器など幅広い芸術作品を見ることができます。
展示品の一部を挙げると…
- ティニエツ修道院で発見された14世紀のストールや、他教会の中世の鐘など
- 19〜20世紀初期のファッション(アクセサリー、ショール、宝飾品、グローブなど)
- ポーランド語が刻まれた16〜17世紀のスプーン数本(読めると面白い!)
- クラクフ旧市街にある聖ドミニコ教会のステンドグラス(1420年〜1440年)
- 15〜16世紀のスペイン製家具
- 国家の英雄タデウシュ・コシチューシュコやユゼフ・ピウスツキの所持品など…
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貴族の家や宮殿にあるような豪華な展示物が多く、どれも目を見張る素晴らしさです。
展示スペースは9つに分かれていて、オーディオガイドなしでも見学に約40分かかりました。
永久展示「中世ポーランドの武具」



こちらの展示はやや分かりにくいのですが、正面入り口に背を向けて右奥のほうににあります。
1,200㎡のスペースに2,000点を超える展示は、ワルシャワ軍事博物館に次ぐ規模。
中世から第二次世界大戦までの軍事品を見ることができ、中世の戦闘ヘルメットや第一次世界大戦で使用されたタイプの軍服(ジャケット)を装着できるといった体験コーナーもあります。
他にも英雄コシチューシュコやピウスツキが着用したジャケット、史上最強の重騎兵とも言われるフッサリアの甲冑や武器なども展示され、ポーランド人なら誰もが興奮しそうな内容です。
国立博物館への行き方
旧市街から徒歩圏内ですが、ヴィエリチカ岩塩坑の帰りに訪れることをおすすめします。
その場合、304番のバスを利用しましょう。
正式名称:Muzeum narodowe w krakowie
住所 :al. 3 Maja 1, 30-062 Kraków
。。。。。旧市街の中央広場から徒歩15分
公式HP:http://mnk.pl/
営業時間 :火〜金 09時〜17時
。。。。。。土曜日 10時〜18時
。。。。。。日曜日 10時〜16時
。。。。。、月曜日・祝日は閉館
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wystawa
wystawa(ヴェスタヴァ)は、「展示(エキシビション)」という意味。博物館や美術館などの施設でよく見かけるフレーズです。例えば、「美術展」であれば “wystawa sztuki”(ヴェスタヴァ・シュトゥキ)といいます。



私は運が良かったのですね。ヴァヴェル城で鑑賞できました。
この絵に、ここに書かれているドラマがあるとは驚きです。
それにしても、良く調べらておられますね。感心します。
ところで、次を読もうとしたら、「パスワードを」とあり、読むことができません。
書き込み中ということであれば、お待ちします。
はい、もう相当調べました!
調べ出したら止まらなくなるのですが、あまり書きすぎても退屈な記事になってしまうので調整するのも難しいところです。
興味深く読んでくださったのであれば嬉しい限りです。
次の記事は執筆中です。
同時進行で他の仕事をしながら書いているので遅くなりがちですが、もうしばらくお待ちください。
ダビンチの「白テンを抱く貴婦人」は、現在(2020年1月)、どこで展示されていますか。
今年夏にポーランドの旅行を予定しております。
ぜひ鑑賞したいので、教えてください。
「白貂を抱く貴婦人」は2019年12月下旬からチャルトリスキ美術館に移動しました。
詳しくは新たな記事で紹介する予定ですので、もうしばらくお待ちください。