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ワルシャワの5つ星ホテルといえば、当ブログでもすでに紹介したことのあるホテル・ブリストルが圧倒的に有名です。
しかし、今回ご紹介するのはもう1つの密かに人気のある5つ星ホテル「ホテル・リアルト/Hotel Rialto」。
実際に宿泊されたお客さんから写真を送っていただいたので、当記事にて紹介いたします☆私も通訳をするために部屋までご一緒させていただきました (^ ^)
このページの目次
1. リアルトってこんなホテル
2. 実際に宿泊された部屋
3. ホテルの料金表と割引情報
4. ホテルのレストランと朝食
リアルトってこんなホテル

2003年創業の比較的新しいホテルですが、多くのホテル予約サイトではかなりの良い評価があります。
外観は20世紀前半にヨーロッパで流行ったアール・デコ建築。内観は昔のワルシャワを意識したデコ調のアンティーク家具や調度品でとてもオシャレです。
全部屋に特別な空間

写真は ENJOY YOUR STAY より引用
ホテルの部屋数は全部で44室、別にまたアパートメントがあります。
部屋の家具や調度品はなんと1920年代のオリジナルアンティーク!カラフルなステンドグラスやベークライト(プラスチック)などは現代のものです。
木や石の部分も細部に至るまで高品質な素材が使われており、ソファーの布にしてもそれらは100年以上も使用されている機械で作られたものなんだとか。


写真は ENJOY YOUR STAY より引用
私も2回だけこのエレベーターに乗ったのですが、そこでホテルマンが自慢げに教えてくれた話があります。
このエレベーターのインテリアは、ステファン・バトレ(1533〜1586)というポーランドの国王が使った旅船を真似たものだそう。旅船に関しては伝説だそうですが、そう言われると「おお〜」とつい眺めてしまいますね。
中には壁側にベンチがあり、今回ご案内したお客さんはその珍しさと可愛さのあまり毎回座っていたそうです!(笑)。
ロケーションも抜群

大きな荷物を持っている場合にはタクシーを利用すべきですが、中央駅までは歩いても10分程度の距離です。
ホテルの入り口西にあるエミリイ・プラテル通りを北に真っ直ぐ進むだけ。
中央駅まで1メーター程度の距離しかないため、荷物もないのにタクシーに乗ると若干遠回りされるかもしれません。
周辺の通りは静かで騒音の心配はほぼないと思います。ただ、夜になると暗くなるので女性1人で歩くのはちょっと不安に感じます。ポーランドはとても治安が良いですが、酔っぱらいに絡まれてしまう可能性もあるので気をつけましょう。
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旧市街へはタクシーが便利

80mの場所に Noakowskiego(ノアコフスキエゴ)というバス停がありますが、そこから159番に乗って途中で180番あるいは222番に乗り継がなければ旧市街まで行けません。
また、Koszykowa(コシェコヴァ)というトラムの停留所も280mの場所にありますが、いずれにしても途中でバスに乗り換える必要があります。
ややこしいので旧市街へはタクシーで行った方がいいでしょう。ワルシャワはクラクフと違って中央駅と旧市街の間に距離があるので注意。5つ星ホテルに泊まる方はタクシーを使われる方が多いので、ホテル的には問題ないのでしょう。
実際に宿泊された部屋
今回ご案内したカップルのお客さんが宿泊された部屋を見てみましょう(写真提供ありがとうございます!)。
デラックスダブルルーム

こちらの35平米のデラックスダブルルームには主に以下の設備があります。
- 快適なダブルベッド1台
- 大型LEDテレビ2台
- 無線インターネット
- エアコン
- セーフティボックス
- シャワー室と浴槽が1つずつ
- トイレ1つ
- ヘアドライヤー
- バスアメニティ(歯ブラシなし)
シャンプーとコンディショナーはギシギシして合わなかったそうです。 - エスプレッソマシーン
- 有料のミニバー
リビングのテーブルにあるフルーツと水2本、エスプレッソマシーンの横にあるコーヒー、紅茶は無料。ミニバーのジュースは1本14PLNと、レストランより強気の価格設定でした。
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部屋料金は1泊2人で705PLN(19,740円/1PLN=28円)お支払いされたとのことです。ポーランドのホテルにしては高めですが、5つ星でこの広さですから妥当ですね。
今回は冬の利用でしたが、ベッドはヒーター付き、バスルームは床暖房で快適に過ごすことができたそうですよ。
スイートルーム

こちらは別の日に宿泊されたスイートルームです。部屋の広さは50㎡。
最終日に荷物を整理するのに、大きなスーツケース2つを広げても余裕で作業ができたそうです。ちなみにお部屋はウィーン、アフリカ、イギリス、ベルギーにインスピレーションを得たというデザイン。何がなんだか分かりません(笑)。

設備はデラックスとほぼ同じになりますが、広いだけあってトイレが2つ、バルコニーが付いています。
眺めは、ザ・共産主義時代。
また、部屋料金は1泊2人で985PLN(27,580円)。朝食は別途80PLN/1人です。朝食については次のページで説明しているので、とりあえず最後まで読んでくださいね (^ ^)
ホテルの料金表と割引情報
それでは、料金を見てみましょう。実際の料金はシーズンや週末かによっても異なるので、参考程度にご覧ください。
公式サイトでの料金表

価格は2017年2月現在のものでホテルの公式HPから抜粋したものです。
- クラシック・シングル…20㎡
279PLN(7,812円/1PLN=28円)〜 - エグゼクティブ・ダブル…25㎡
319PLN(8,932円)〜 - デラックス・ダブル…35㎡
399PLN(11,172円)〜 - スイートルーム…50㎡
459PLN(12,852円)〜
よっぽどの閑散期でもなければ、最低金額で宿泊できないと思います。それはどこのホテルでもいっしょですね。
連泊すると割引がある

ホテル公式サイトによると2連泊で10%オフ、3連泊以上で15%オフになるそうです!しかし、シーズン中は適用されない日もあるとのこと。
Booking.com や Hotels.com などの予約サイトを経由した場合でも、自動的に割引が適用となります。むしろ、予約サイトを利用した方がお得でしょう。
ホテルのレストランと朝食
朝食など食事については次のページでご紹介しています。こちらへどうぞ。
pokój
pokój(ポクイ)は名詞で「部屋」という意味です。そしてもう1つ、「平和」という意味も持ちます。
“zapłaciłem/am za pokój w hotelu”(ザプワチウェム ザ ポクイ ヴ ホテル)で「ホテルの部屋を払った」という意味になりますが、これだけでは何泊分なのか、どこで支払ったのかまでは分かりません。”w hotelu” があるからといって、それが「ホテルで」という意味にはならないことに注意しましょう。
では「1泊分をホテルで払った」はどう言うのでしょうか。
ちょっと難しいですね。この場合は “zapłaciłem/am za jedną noc(w hotelu)w recepcji” と言います。でも聞き手としては結構回りくどい言い方です。文脈からしてホテルの部屋というのが分かるのであれば、”w hotelu” を省略した方がいいでしょう。


