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読者の方にとっては超どうでもいいのですが、9月3日、私の夫ピオトルが31歳の誕生日を迎えました!
妻失格かもしれませんが、数週間前から誕生日プレゼントを買おうとは思っていたものの最近の忙しさや旅行もあって、前日になってやっと「ピオトル、明日誕生日やん!」と気付いた私。
プレゼントを買いに行く時間もなく、とりあえずバースデーケーキの材料を買うために急いで近所のスーパーへ。

それを見ていたピオトルは、すっごく嬉しそう。でも私は、思ったよりも手のかかるケーキ作りと異様に大きいケーキ型にちょっとイライラ(笑)。
まるで、料理ができる主婦かのように料理のレシピカテゴリーまでありますが、実は私、メレンゲすら作ったことがないんです。ほんと、すいません。
今まであまり手間のかからないケーキばかり作っていたもので…。
そして、誕生日当日の朝。
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誕生日をうっかり忘れて「実は今日が誕生日」なんてシチュエーションは、一生に一度はあるかもしれません。
しかし彼の場合、明らかに前夜、私が大げさなホールのケーキを焼いていたのを見ていたし、フェイスブックで “Sto lat!”(誕生日おめでとう)という書き込みも見ていたので、まさか知らないはずはないと思っていました。
それでもなんと彼は、その書き込みを見ながら「あれ?明日って、僕の聖名祝日だっけ?」と思っていたそう。
カトリックには聖人カレンダーというものがあり、365日すべての日に複数の聖人の名前が当てられています。そのため、自身の名前と同じ名前を持つ聖人の日を祝うという習慣がポーランドにはあるのですが、ポーランドでは自身の誕生日よりも聖名祝日の方を派手に祝うパターンも…。
ポーランドのバスや列車に乗っていると、車内の電光掲示板に名前が複数表示されることがありますが、それが聖名祝日(imieniny)。そこに友人の名前があると、「あ、今日は◯◯◯の聖名祝日だな」ということでちょっとしたプレゼントをげたり、お祝いの言葉を述べる習慣があります。
フェイスブックが自動的に表示する「誕生日おめでとう!」というメッセージを見て、初めて誕生日だと気付いた彼。
この先、大丈夫なんでしょうか。

誕生日おめでとう!
私の父からは、建築家岸和郎の本が彼へのサプライズで届きました。
ピオトルは独立を夢見る雇われの建築家ですが、そもそも日本が好きになったきっかけは安藤忠雄なんです。
どうやってかは知りませんが、安藤忠雄が教鞭をとる大学の教授と居酒屋で飲み、「今度、彼(安藤忠雄)に会わせてやるよ!」と言ってもらえたそうですが、その日はまだ来ていません。
そんなピオトルが最近気になっていたのが、岸和郎という建築家。
届いた本をしばらく読んでひと言。
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そう発言をして本を開かない彼に「読まないの?」と聞くと、「これを読んだら興奮するから、ちょっとずつしか読めない」と言っていました。
目に涙を浮かべながら…。やばい。
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アマゾンから直接送ったため、送料と手数料が本と同じくらいかかっていることが明細で判明し、そう嬉しそうにメロディーにのせて歌うピオトル。
どっちがクレイジーなんだか…。
その翌日は彼の実家にて、お母さん手作りの誕生日ケーキとともに盛大にみんなで祝いました。ピオトルにとって、実りある1年でありますように (^o^)
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tort urodzinowy
tort urodzinowy(トルト・ウロヂノヴェ)は名詞で「誕生日ケーキ」です。
カフェのショーケースに並んだケーキを注文する際は Proszę jeden kawałek tortu(プロシェン イェデン カヴァウェック トルトゥ)と、欲しいケーキを指しながら言ってみてください。
最後までお読み頂きありがとうございます☆



他の投稿を読んで、この投稿を目にしました。なんと、私の誕生日も9月3日🎂🎂🎂 ちなみに9月3日はあのドラえもんの誕生日でもあるんですよ。これからも楽しい投稿をお願いいたします。
コメント、ありがとうございます😊
ドラえもんにもやはり、誕生日があるのですね!さっそく「ドラえもんと一緒の誕生日だよ」と教えると、「え?ドラえもんも1985年生まれなの?」と思わぬ返しがありました(笑)。
ちなみに、ほとんどのポーランド人はドラえもんを知りません。
夫が知っているのも、私がしつこく教えたからです😅