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当記事はこちらの関連記事の続編として書いているので、合わせてご一読ください。
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前編では26日の夜から深夜にかけての出来事をお伝えしました。後編では、27日と28日の出来事についてお話しすることにしましょう。
ポーランドの祝日では、教会へ行ったあとは家でたらふく食べて家族とワイワイ過ごすだけ。
それがこちらの典型的な休日の過ごし方で、日本のようにショッピングモールに出掛けたり、他の日にもできるようなことはわざわざしません。
3月27日 10時50分

サマータイムで寝る時間が1時間削られたので、それも考慮して遅めの11時前の朝食。
朝から夫の兄家族が来ていて、甥っ子が「チョチャー!あやかー!」(チョチャは叔母さんという意味)と叫んで走り回っていました。
今年は色を塗る余裕がなくてイースターエッグの見栄えがよくないため、去年のカラフルなエッグが写っている写真を紹介します。
各家庭によって内容は若干異なると思いますが、うちではまずパンに色んな種類のハムやソーセージをのせて食べ、卵も1人2つくらい食べます。
そして、朝からお菓子も平らげちゃいます。
数種類あり、どれから手をつけたらいいのか分からないほど、テーブルが食べ物だらけ!

これは、子どもたちが大好きなお菓子。
カステラみたいにほんのり甘くて、でもちょっとかために焼かれていて美味しいんですよね。
このように羊を型どった焼き菓子は、復活祭前後にあちこちで見つけることが出来るでしょう。
たまにスーパーに売っているミニサイズがとても可愛いらしくて、「特別な日じゃなくても売ってたらいいのにな…」と思ってしまったりします。


さて、復活祭に食べるものですが、これらは前日に神父さんによって祝福されたものです。
上の写真のように、カゴに入れた食べ物に神父さんが水をぱっぱとかけて、清めます。
清められた食べ物は “święcony/a/e 〜”(祝福された〜)といい、 “święcone jajka”(シフィエンツォネ ヤイカ)で “祝福された卵” といいます。
時には” To jest święcony alkochol?”(これは祝福されたお酒?)とジョークを言いながら、笑いの絶えない朝食になりました (o^ ^o)
朝からおなかいっぱい、ランチはありません!
※お酒はふつう祝福されません。
3月27日 12時15分

そして、いつもどおり日曜日なので教会へ。
朝食でまったりしすぎたため、体もすっかり重くなったし、遅刻しそうになりました。
復活祭当日でミサは長く、1時間半ほど。
教会前では風船やお菓子を売っている人もいて賑やか、ふつうのお店やショッピングモールなどは開いていなくてもこの辺りは例外です!
帰宅後、この日は私の25歳の誕生日ということで、ケーキとプレゼントがテーブルの上に。
撮りそこねましたが、切るとクリームがとろとろ、フルーツたっぷりの美味しいケーキ!
バースデーソング、 「スト・ラト(100歳)」もみんな大声で歌ってくれて、復活祭にまぎれて賑やかな誕生日を過ごすことが出来ました♪
もう、食べてくつろぐだけ

甥っ子とボール遊びをしたり、新幹線の動画を見たり、夕方になればディナーを食べて、ちょっと寝て、ケーキを食べながらお喋り。
そんな感じで、あっという間に1日が終了。
料理を準備したり運んだりする以外は、びっくりするくらいのんびりして何もしません。
復活祭翌日は水かけ月曜日

復活祭翌日の月曜日は「水かけ月曜日(ラネ・ポニェヂャウェック)」といい、なんと、男の子が女の子に水をかけて楽しむ日なんです!
でも1年に一度の出過ぎたお遊び。
このときばかりは、水鉄砲やバケツで水をかけられても本気で怒ってはいけません。
元々は、「男の子が女の子に水をかけると、かけられた女の子は早くお嫁に行ける」といった言い伝えがあり、それが今ではエスカレートして子どもや大人、男女、観光客(!)関係なく、水を掛け合う日になってしまったんだそう。
夫がいうには階段上から不意打ちでバケツで水をかけたり、出口に待ち伏せして次々と水鉄砲で攻撃する、というのは当たり前なんだとか。
多くの女性はやはり外に出たくないそうです…。
イースターホリデー終了

今年も去年と同様、とても楽しいイースターホリデーを過ごすことが出来ました (o^ ^o)
やっぱり教会の祝日は家族や親戚とのんびり、こうやってきぎやかに過ごすのが一番ですね〜。
しかも復活祭が明けてからの8日間は、好きなだけ食べたり飲んだりしてもいいという期間。
まだまだお祭り気分はぬけません♪
でも体重も気になるし、ちょっと控えます…!
最後までお読み頂きありがとうございます☆

