これからポーランドへ行く方が知っておきたい情報

【夏休み1/7】週末チケットでポズナン近郊を満喫

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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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現在、休暇中で夫とポーランド西部の街「ポズナン」に滞在しています。

夏休みは一週間。ポズナンのあとはウクライナへ移動し、リヴィヴとキエフを観光します♪今日はその1日目。

前にポズナンへ来たのはヴィエニャフスキ・コンクールのお仕事ででしたが、そのときにも少しだけ観光しました。

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列車(EIC)でポズナンへ
出発は土曜日となるので、ポーランド鉄道の週末乗り放題チケットを初めて利用してみました。早朝6時頃に起きて移動したため、寝ぼけ眼での出発です。

週末乗り放題チケットの価格は2017年8月現在、81PLN(約2500円)。金曜日19時から日曜日19時までの最大59時間有効です。

私の住む街からポズナンまでは、直行列車で約4時間ちょっと。

前にポズナンから帰ってきたときはワルシャワ経由で飛行機を利用しましたが、列車も快適でした。今回はもう熟睡だったので、あっという間に到着です。

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ポズナンのホテル・ガヤ
ポズナンでの宿泊先は、 Gaja(ガヤ)という高評価の3つ星ホテル。

このホテル、8月でも一泊ダブルで3200円でした!ありえない…。しかも、第14回ヴィエニャフスキ・コンクールではオフィシャルの宿泊施設だったそうで、ちょっと気になっていたんです。

トップ画像のライオンに挟まれた私は、ガヤの前で撮影したもの。ステンドグラスのロビーは、個人的には好きかも。

ただ、ヴィエニャフスキ・コンクールの関係者がここに宿泊していたとは、ちょっと驚きでした。第15回のときも、前回と同じくガヤだと思った人達が敢えてここに泊まっていたんですよねぇ。

本当は修道院の宿泊施設に泊まりたかったのですが、今回は予約が遅すぎたのか満室でした。でもガヤも良かったです。

PKPイノヴロツワフ駅
さて、ホテルに荷物を預けてイノヴロツワフへ。ポズナンから列車で1時間ほどのところにある小さな町です。

列車の中で「なんでイノが付くんだろうね〜」という話をしていると(ヴロツワフという大きな街があるので)、高校生くらいの男の子が「イノは小さな村って意味らしいよ」と教えてくれました。

イノヴロツワフは、実は経由地。

最終目的地はストシェルノというさらに小さな町なんですが、休憩がてらにちょっと観光してみることにしました。
関連記事「ポズナンから日帰りでおすすめ!ストシェルノ」は後ほど公開予定

テンジュニェ・ソランコヴェ
流れているのは塩水
指が写ってしまった…泣
イノヴロツワフとグーグルで検索すると、真っ先に「温泉」というワードが予測にでます。どういうこと?!

このテンジュニェ・ソランコヴェという場所には塩水が流れていて、空気はヴィエリチカ岩塩坑そのものでした。

ストシェルノに向かう列車の乗り継ぎ時間の合間に訪れたため、少ししか時間がなかったのが残念。もっとミネラルたっぷりの空気を味わいたかった〜!

温泉の真相と、この場所については別記事にまとめる予定です。ちなみにイノヴロツワフ駅からソランコヴェまでタクシーで往復20PLNほどでした。

ストシェルノ随一の観光スポット
三位一体と聖処女マリア教会
12世紀に彫られた石の柱
詳細はストシェルノの記事で説明しますが、ここはポーランド初期の歴史に興味のある私にとってかなり面白い場所でした。おまけに18世紀のポーランド語も見ることができて満足(笑)。

聖処女教会の隣にあるロマネスクの教会は、ポーランド王国創始者のミェシュコも訪れたそうです(真相は不明)。

2つの教会ともポーランド語ガイドさんにたっぷり説明してもらったので、色々と学ぶことができました。

ガイドさんがいなかったら「古い教会なんだなぁ」で終わってたかも。危ない危ない。1時間30分ほど滞在し、最後にはポーランド史の興味深い本も3冊買うことができてほくほく(?)です。

ポーランドの歴史 10世紀
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今から結婚式のようです
持ってるように見せかけて
教会に挟まれた小さなカフェでゆっくりしていると、イノヴロツワフ経由でポズナンに戻ったのは21時過ぎ。

またまたイノヴロツワフで降りてぶらぶらし、ポズナン行きの列車が遅れたこともあってこんな時間に…。それでも駅から歩いて中央広場へ向かい、とりあえずご飯を食べることにしました。

友達に教えてもらったお店
行きたいレストランがあったのですが、中央広場に到着したのは22時頃。

レストランでゆっくりオシャレな食事を楽しむより、さっさと帰って寝たかったのでジャンクフードっぽいラップサンドを食べてきました。これが意外とクセになりそうなほど美味しかった!

ポズナンに住む友達が教えてくれたお店だったんですが、夜遅いのに結構流行っていました。観光客もいっぱい。

こちらのお店については、別のポズナンおすすめ飲食店記事にまとめますね。

2日目につづく

今日のポーランド語

sól

sól(スル)は「塩」という意味です。ポーランドには世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑以外にも塩スポットがあるので、近い内にテンジュニェ・ソランコヴェも含め紹介しようと思います。

 

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あやか
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2件のコメント

湯川博且 より:

あやかさん、こんにちは。最近あなたのポーランドに関する詳しいサイトを知りました。
私たちは神戸市在住の60歳代の高齢夫婦です。3年前に乗鞍岳登山で知り合ったケンブリッジ在住のポーランド人と親しくなり、2年前にイギリスドライブ旅行とその足で彼の祖国のポーランド(クラクフ、ヴィエリチカ岩塩坑、アウシュビッツ、ザコパネ)とプラハに立ち寄りました。
昨年春には彼の家族が来日して信州、飛騨、金沢、京都、奈良、姫路など案内しました。そのお返しとして彼からポーランド旅行のお誘いを受け、今年の5月24日から20日間、再びイギリスとポーランドを訪れます。
ポーランドは9泊10日で彼がコースを作ってくれました。今回は彼の家族と同行して彼の里である僅か5世帯ほどの村であるMlotyを中心に観光します。コースの中にKudowa Zdroj,Duszniki Zdorj,Polanica Zdrojという温泉(?)が入っていますが、どんな感じで入浴するのか、あまり情報がありません。何かご存知ですか?

Ayaka より:

コメント承認が遅くなり申し訳ありません。
当ブログ管理人の綾香です。

ポーランドの温泉ですが、私も夫も行ったことがなく分かりません。
時間があれば調べてみたいとは思うものの、現在は多忙でなかなか時間が取れず…。お力になれず申し訳ありません、
私よりお知り合いのポーランド人の方のほうが詳しいかと思いますので、直接尋ねてみてはいかがでしょうか。

20日間のイギリス・ポーランド旅行ということで、海外を満喫するには十分な日数ですね。
素敵な思い出になるように願っております。
引き続き、ブログ「ポーランドなび」をどうぞ宜しくお願いいたします。

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