クラクフ国立美術館には白貂以外に何があるの?



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どうでもいいですが…

上の写真は、もともと曇り空だったところをフォトショを使って青空にしてみました。フォトショを使うとプロが撮ったような写真になりますね!

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ダ・ヴィンチの作品、『白貂を抱く貴婦人』がヴァヴェル城から国立美術館へ移り、「この絵のためだけに国立美術館へ行くのはなぁ…」と思っているあなた。

実は、国立美術館は案外興味深いところですよ。私はむしろ、国立美術館に移ってよかったと思いました。

美術館といえば絵画が飾られているシーンとした場所…といったイメージですが、国立美術館はむしろその他の芸術作品、中世ポーランドの武具や甲冑などが展示してあり、非常に面白かったです。

話題のクラクフ国立美術館について…基本情報まとめ

2017.04.25
補足説明

以下に紹介する展示物は、『白貂を抱く貴婦人』を鑑賞する際のチケットで見ることができます。当記事には、「20世紀のポーランドアート」の紹介は含まれません。

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このページの目次
1. まずは『白貂…』を鑑賞
2. 装飾美術・調度品
3. 中世ポーランドの武具
4. クラクフ国立美術館の記事一覧

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まずは『白貂…』を鑑賞

やっぱりコレを1番に見たい

国立美術館に足を運ぶ方のお目当てといえば、大半はこの名画ですよね。

そう、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品『白貂を抱く貴婦人』。2階へ上がったところの奥にあり、かなり分かりやすい案内で示してくれているので迷わず展示場所まで行くことができるでしょう。

訳:レオナルドはここだよ!

※エレベーターもあります

上がった先(分かりやすい!)

セルフィーエリアまで設けてある

このセルフィーエリアの隣に、『白貂を抱く貴婦人』の展示室があります。

展示室の前にはポーランド語と英語で作品についての解説や、絵画の歴史年表を紹介している部屋があり、そこで係員がチケットをチェックします。

こちらの名画については下記の記事でたっぷり解説しているので、興味のある方は鑑賞前にぜひ読んでみてくださいね。

必読!ダ・ヴィンチ『白貂を抱く貴婦人』の裏話

2017.05.23

鑑賞前に必読!『白貂を抱く貴婦人』の見どころ

2017.04.27

 

装飾美術・調度品

2017年5月21日撮影

「装飾美術・調度品」の展示は、先ほど紹介した『白貂を抱く貴婦人』の展示室と同じ階にあります(この階の上は「20世紀のポーランドアート」)。

展示品の数は約4,000点とポーランドの各博物館の中でも最大レベル。14世紀から20世紀にかけて制作された、ゴールド、織物、衣服、家具、陶器など幅広い芸術作品を見ることができます。

制作年や素材、展示品が何であるか以外は説明がほとんどないため、解説がほしい方はオーディオガイドを借りなければなりません。オーディオガイドは別途7PLNかかりますが、チケット購入時に伝えると借りることができます。

オーディオガイドを借りる方へ

オーディオガイドを借りる際、デポジットとしてパスポートなどID(パスポート)を預ける必要があります。言語は、ポーランド語、英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語に対応。

2017年5月21日撮影

2017年5月21日撮影

展示品の一部を挙げると…

  • ティニエツ修道院で発見された14世紀のストール
  • 19世紀初期から20世紀初期にかけてのファッション(アクセサリー、ショール、宝飾品、グローブなど)
  • ポーランド語が刻まれた16〜17世紀のスプーン数本
  • クラクフの聖ドミニコ教会のステンドグラス(1420年〜1440年)
  • 15〜16世紀のスペイン製家具
  • 英雄タデウシュ・コシチューシュコやユゼフ・ピウスツキの所持品など…
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私は時間があまりなかったため、オーディオガイドは借りずに見学しました。

展示物は「貴族の家や宮殿にありました」といったようなものばかりで目を見張ります。展示スペースは9つに分かれていて、オーディオガイドがなくても見終えるのに約40分かかりました。

 

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中世ポーランドの武具

2017年5月21日撮影

「中世ポーランドの武具」の展示は、チケット売り場に背を向けた状態で右奥のほうにあります(展示室は1階にありますが、少しだけ階段を上ります)。

1,200㎡のスペースに2,000点を超える展示数という、ワルシャワ軍事博物館に次ぐ規模。中世から第二次世界大戦までの軍事品を見ることが出来ます。

また「歴史に触れてみよう」というコーナーでは、中世の戦闘用ヘルメット?や、第一次世界大戦で使用されたタイプの軍服(ジャケット)を装着することも可能!やっぱりどれも重かったです…。

2017年5月21日撮影

2017年5月21日撮影

他にもポーランドの近代史が伺える、注目の展示品がいくつもあります。

例えば、タデウシュ・コシチューシュコが着用したコートやユゼフ・ピウスツキのアーミージャケット、史上最強の重騎兵であるフッサリアの甲冑、武器など!

私ですら目を輝かせたので、ポーランド人はもっと興奮するでしょうね〜。

ポーランドの黄金時代を築いた史上最強の重騎兵

2017.04.03

7分で分かるポーランドの歴史!建国から独立まで

2016.11.14
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2017年5月21日撮影

また、ポーランド語でレギオネ・ポルスキエ(Legiony Polskie)という、第一次世界大戦時に活躍したポーランド軍に関する展示が最後にありました。

この展示は2016年6月3日〜2017年12月末までの限定公開

レギオネ・ポルスキエと呼ばれるポーランド軍は複数あるのですが、国立美術館で取り上げているのは1914年に発足したオーストリア・ハンガリー軍の一部としてのポーランド軍となります。

当時のようすを物語る写実的な絵が多くあり、また地下作戦室や戦時中の暗闇が再現されていて興味深かったです。

期間限定の展示であること、また第一次世界大戦次のポーランド軍についても詳しく解説したいので、詳細は下記記事にまとめました。気になる方はどうぞ!

第一次世界大戦で活躍したピウスツキとポーランド軍

2017.05.26

 

国立美術館の記事一覧

クラクフ国立美術館の正面玄関

以下、クラクフ国立美術館や、レオナルド・ダ・ヴィンチ『白貂を抱く貴婦人』に関する記事一覧です。

旧市街から15分!クラクフ国立美術館への行き方

2017.05.29

必読!ダ・ヴィンチ『白貂を抱く貴婦人』の裏話

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鑑賞前に必読!『白貂を抱く貴婦人』の見どころ

2017.04.27

話題のクラクフ国立美術館について…基本情報まとめ

2017.04.25
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今日のポーランド語

wystawa

wystawa(ヴェスタヴァ)は、「展示(エキシビション)」という意味。博物館や美術館などの施設でよく見かけるフレーズです。例えば、「美術展」であれば “wystawa sztuki”(ヴェスタヴァ・シュトゥキ)といいます。

 

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あやか
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