【旅行記2】オグロジェニエツの古城と拷問部屋



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またまた写真が多くなりますが、これでオグロジェニエツ記事は終わりです。

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SYPIALNIA(スィピアルニャ)はポーランド語で「寝室」という意味です。

廃墟だけに天井は吹き抜け。寝室の隣には図書室があり、寝る前に本を読める合理的な配置となっています!

図書室には上の階に行くためのハシゴがあるのですが、こんな狭い場所はさすがにおばあちゃんも上らないだろうなぁって思っていたら上ってきました(笑)。

ここから見える景色もまた絶景!

ピエスコヴァ・スカワのように完全に修復された古城もいいですが、やっぱり私は遺跡と化した古城のほうが好きかもしれません。ギリシャが好きなのも、たぶんこういった好みがあるから。

こう眺めていると、改めて城が見晴らしのよい丘の上にあることが分かります。

次は博物館。ここでは城の過去の姿と現在の姿を比較できる模型があります。

鷲の巣古道街道にある古城の多くは、カジミエシュ大王(1310年〜1370年)の時世だった14世紀始めから中頃にかけて造られはじめました。

カジミエシュ大王はかなりの業績を残した人物で、スラヴ人として初めて大学を創設した人でもあり、現在のヴァヴェル大聖堂の原型が手がけられたのもまさにこの国王の時代であり、ユダヤ社会を快く招き入れたのも実は彼なのです。

そして、建国から400年以上続いたピャスト王朝最後の国王でもありました。

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こちらは、古城から約1.5キロ離れた場所にあるグラ・ビルフの模型です。

これも古城の遺跡の内の1つ。

崖に囲まれた居住地で、ここには紀元前2000年頃から人が住んでいたそうです。13〜14世紀頃、模型にあるような木造建築物が建てられました。

2008年に修復が完了したそうで、古城よりもずっとあとに観光地化されています。今回は行っていませんが、こんな場所が近くにあったことはこの記事を書きながら初めて知りました (^-^;)

中世から近世までの軍の格好?スタイル?も展示されていました。

他にもいくつか展示されていたと思いますが、一番かっこいいのは真ん中のフッサリアではないでしょうか?!

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最後に拷問部屋を見学。入り口を通過してから40分が経っています。

ここもあまり整備さていない急な坂を上ったところにあり、さすがに「おばあちゃんはここで待ってて」と言ったのですがやっぱり上ってきましたよ!(^o^)

これは「鉄の処女」と呼ばれる拷問用具で、イギリスでも見たことがあります。

人を型どった鉄の空洞の中に罪人を閉じ込めるのですが、内側には長い釘や刺が突き刺さっているのでそれはそれは想像するだけでも痛々しい拷問。閉じ込められた人は全身に刺し傷を負い、痛みと大量出血の末に死んでいくのです。

ただし、幸いなことにこの拷問は実際には存在しなかったであろうと言われていて、「空想上の拷問具の再現」とする説が有力なんだとか。よかった〜!

ポーランドの拷問は敵や罪人に対してするものであって、西欧であったように何の罪もない人を魔女呼ばわりして苦しめるようなことはなかったようです。

しかし、今となってはそんな拷問用具がアトラクション化しているのも考えてみれば恐ろしいことですね。

ロンドンの拷問博物館を訪れたとき、外国人の観光客が楽しそうに拷問用具を使って記念撮影していたのにカルチャーショックを受けたのをよく覚えています。

と、一番最後に後味の悪い場所を見終えて、古城見学は無事に終了!

5月1週目はポーランドでも連休でどこに行っても混み合うシーズンですが、ここは夜に訪れたからか、あるいはマイナーな穴場スポットだからか他の観光客とは一組出会ったきりでした。

人混みを避けて自然を堪能したい方、ヨーロッパの風情ある古城に興味のある方、この記事を読んでいるうちに気になったという方はぜひ、オグロジェニエツへ足を伸ばしてみてくださいね♪
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今日のポーランド語

generalnie

generalnie(ゲネラルニェ)は英語の “generally” と同じで「一般的に」という意味の副詞です。

私もこの副詞はよく使いますね。「これってこういうこと?」というような質問をすると、”generalnie, tak”(一般的にはそうだよ)なんてフレーズが返ってくることも多いです。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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