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23歳で国際結婚は早かった?私が卒業間もなく結婚を決意した5つの理由

結婚の一場面
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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この記事の内容
 タイトルの通り、私は23歳という若さで国際結婚しました。もし18歳の自分にそれを教えてあげたら相当ビックリすることでしょう。でも特に18歳からの5年間は、私にとって10年に感じるほど多くの濃い経験をしてきました。結論、ちょうどいい時に落ち着けてよかったなって思います(笑)。
 
 当記事を読んでいただければ、私が20代前半で国際結婚、そして移住に踏み切った理由が分かるかもしれません。
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ポッ
この記事の目次
リスク承知での交際申し込み
互いのことを深く知っていた
金銭的なハードルがなかった
彼の素敵な家族に会っていた
趣味もバイトも存分に経験した
この記事のまとめ
【日×ポ国際結婚】宗教の壁を乗り越え、出会って8ヵ月で婚姻届


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リスク承知での交際申し込み

花彼は離婚概念のないカトリック教徒、そんな人が「結婚前提で付き合いたい」と私に言ってくるとは、まったくの予想外でした。

出会って1年も経ってない、異国に住む外国人が結婚前提でお付き合いを申し込む…。
彼が私に好意を抱いていることには薄々気付いていたものの、最初はちょっと信じられず、試しているのかな?と思ったくらいです。

私はきちんと理解したうえでカトリックに改宗しましたが、もしこれが逆の立場だったらかなり躊躇してしまうかもしれません。
なぜなら、カトリック教徒が法律上の離婚をしてしまうと再婚はまずできないからです。

実際のところ、周りから思慮が浅いと言われたそうですが(笑)、彼もいい大人。
それだけ本気であることが伝わり、この先こんな人は現れないだろうと率直に思いました。
花束を持つ少女
あやか
ただ、メールでの告白だったので「本気なら直接言ってほしい」と伝えると、すぐに日本行きの航空券を購入。その一ヶ月半後、六甲山で婚約指輪とともにプロポーズされました!その彼の行動力で信頼感がさらに増したように思います。

 

互いのことを深く知っていた

スマホ私たちは正式に付き合う前、色んなことを飽きるまでメールで語り尽くしました。
私自身があまり好きではなかったため、スカイプとかで話したことは一度もありません。

生い立ち、今まで勉強してきたこと、将来の夢、宗教のこと、理想の結婚生活、死生観、さらには好きな壁の色まで(笑)。

ふつうに近距離で付き合っている人たちも沢山話すでしょうが、私たちは顔が見えない分、真剣なテーマが多かったと思います。
毎日、英語での長文メールを繰り返し、その中で彼の考えや性格をよく把握できました。
そういった深い会話がなければ、彼も付き合おうとは言ってこなかったかもしれません。

 

金銭的なハードルがなかった

お金長くお付き合いしても、安定収入なしではなかなか結婚には踏み切れません。
正社員でも就職したばかりでは貯金がなく、新居への引越し資金とか、二人で十分に生活しているだけの安心感は欲しいものです。

私たちの場合、付き合った当時の彼は28歳だったので何年も働いており、実家暮らしだったので貯金は申し分なくありました。
私も長く学生をやっていて卒業したばかりでしたが、その割には貯金があったほうです。

お互いにちがう国に住んでいると、会いに行くだけでもトータル何十万円の出費!
私が何年か働いて貯金額をうんと増やすことも出来たでしょうが、今のままでも十分というのに貯金ばっかりしててもキリがありません。

結婚すると決めたなら、もう私がポーランドに住んでしまえばいいのでは?ということで、それも結婚を早めるきっかけになりました。

ピオトル
結婚式の披露宴代全額、新居の頭金などは両家の援助で賄いました。2020年現在、住宅ローンも5年で繰り上げ返済済み。子どもが生まれて今後はますますお金がかかるため、毎年家族で日本へ帰れるよう貯金に励んでいます!
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彼の素敵な家族に会っていた

子ども交際前に彼の家族に会っていたからこそ、安心して付き合うことができました。
どんな家庭でも本人に問題がなければいいですが、やっぱり結婚前提であれば、早い段階で家族のことも把握しておきたいですよね。

私は3回目のポーランド旅行で彼の実家に招待され、泊めさせてもらいました。
あまりの居心地の良さにお言葉に甘えて連泊しましたが、本当に良い思い出です。

美味しいポーランド料理や手作りのお菓子もたくさんご馳走になり、常に家族団らんで笑顔に溢れ、「彼は理想的な家庭で幸せに育ったんだなぁ」とつくづく実感しました。

日本では親戚付き合いもなく、小さい子どもたちと触れ合う機会がなかった自分。
一方彼は5人きょうだいの3番目ですが、私が初めて実家にお邪魔した時は長女5人家族も遊びに来ていて、本当ににぎやかでした!

 

趣味もバイトも存分に経験した

地球儀私は日本での学生時代、趣味の海外一人旅のためにバイトでたくさん働きました。
どちらも徹底的にやり遂げ、20代前半でも人生をめいっぱい楽しんでいたと言えます。

長期休みの度にどこか海外へ行き、飛び立てば一ヶ月帰ってこないこともしばしば。
一回の旅行で複数国を周り、社会人になったら距離的になかなか行けないようなヨーロッパや中東、マイナーな国を何度も訪れました。

バイトは週末や祝日のみ、兵庫や大阪でスマホ販売と契約の仕事をしていました。
契約だけに責任感がないと出来ない業務で、スーツを着たり、勤務時間も8時間だったり、感覚的には週末だけ社会人の気分でした。

ちなみにこの業種、お給料がイイです。
学生とはいえ会社に言われるがまま働いていると年末調整で必ず引っかかるため、長期休みに旅行で抜けることはある意味必須でした!

あやか
学生の頃に行ったギリシャ、トルコ、ウクライナ、台湾での旅行記を当ブログでも読むことが出来ます。他の国も写真が見つかればアップしたいですが、今やその時のスマホもSDカードも行方不明…。下の検索窓で上記の国名を入力してサーチすると、旅日記が表示されます。


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この記事のまとめ
 交際期間が短いうえに23歳という若さで国際結婚しましたが、それが若気の至りではなかったのは確かです。もし私が旅行にも行かず、留学もしておらず、社会経験も少なければこんなに早くに結婚しようと思わなかったかもしれません。
結婚は人生における大きな決断。早ければいいというわけではないですが、さまざまな条件が揃っていて迷う理由がなければ運命を信じてみるべきだと思います。それに外国人も日本人同士も関係ありません。

国際結婚の苦労話

 

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あやか
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8件のコメント

Katia より:

もう2年間もたちましたね。信じられません!
プロポーズはそんなにロマンチックでしたか。知りませんでした。Piotrはすごいですね。

Ayaka より:

カーチャ

私にとっては、まだ2年しか経っていないという感じです!
Piotrは結婚前、本当に理解できない行動をしてきました(笑)。
また、カーチャとグジェゴシュの話も聞かせてください♪

鈴木こころ より:

初めまして。わたしも最近ポーランド人の方とお付き合いを始めました。あやかさんは、今の旦那様とお付き合いを始めてからポーランド語を勉強したのですか??突然すみません!💦

Ayaka より:

鈴木こころさん

はじめまして、管理人の綾香です。
私がポーランド語を学んだタイミングは、こちらに移住してからですね。
ポーランドに来る前にも一冊ポーランド語の本を持っていましたが、仕事が忙しすぎて挨拶程度しか叩き込むことができませんでした。
ポーランド語でも英語でも語学はそう簡単に身につくものでがありませんが、意思が強ければ大丈夫です。

Haruka より:

はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいたいます。
半年ほど前からポーランドの方とお付き合いをしている大学生です。ポーランドへ留学中に出会い、今遠距離をしています。大学を卒業したら移住して結婚したいなと夢見ているのですが、Ayakaさんが学生の間に貯金されていた額はどのくらいでしたか? 突然不躾で申し訳ありませんっ💦 今大学3年生なのですが、100万円ちょっとくらい貯金しているのですが、どのくらいあるべきなのか不安になりまして……

はじめまして。ブログをご愛読いただきありがとうございます (^ ^)
ポーランド人の方とお付き合いされているのですね。今はHarukaさんは大学生、そして結婚を前提に、とのことですが、私も短期間ではあるものの学生の頃から付き合っていました(正直、ゴールまでが早すぎて付き合っていたというような感覚はないのですが…)。大学生で貯金100万円、というのは多いほうだと思いますよ。そう言う私も100万円以上はあったかもしれないですが、150万円以下だったような気がします。親からの仕送りで生活していましたが、たまに派遣でバイトしつつ趣味のような感じで楽しみながら貯金していました。
お金に対して不安とのこと、具体的に、なに対して不安に感じているのでしょうか? お金がそんなになくてもお付き合いはできますし、結婚もできますよね。ただお相手の方も学生であったり、社会人でも貯金が少ないようであれば、ある程度は貯めてから結婚、移住されたほうがお互いのためかとは思います。

Haruka より:

ご返信ありがとうございます。

具体的に何というとよくわからないのですが、おそらく将来のことが漠然と不安なため、今目に見えて今からでも対策可能なお金のことがクローズアップされて心配になっているのだと思います。
(就職も、結婚も、妊娠できるかどうかも、親の老後のこととかそういったことも、今すぐ何か行動できることって少なくて)
昔から何かやりたいこと、欲しいもののために貯金してきたというよりも、将来のため、何かあったときのため、に貯金していたのも大きいかもしれません。性格も石橋を叩いて叩いて叩きまくってから渡るたちですし……

あるに越したことはないけど、必要以上に考えすぎないようにしたいと思います😊

備えあれば憂いなし、ある程度のお金があると安心しますよね。私も旅行などでお金を使いつつ、貯金が一つの趣味になっていて、学生でありながらも毎月3万円ほど積み立てていたので周りには「しっかりしてるね〜」とよく言われたものです。私の場合、結婚当初は妊娠や親の老後のことまで考えてはいなかったものの、「口座にはこれくらいないといけない」という最低ラインがあり、出費があってもそれを下回らないようにしていました。ですので、Harukaさんが仰ることも分かります。今は学生さんなのでバイトをしても稼げる額は限られていると思うのですが、フリーランスでも会社員でも社会人として働くようになってある程度の安定した収入が得られると、そこまで深く考えないようになるかもしれません。私の夫も結婚当初と比べればだいぶ収入は上がって、夏休みや日本に帰国した際も余裕のある過ごし方ができるようになりました。Harukaさんの今抱いてる漠然とした不安が軽くなるといいですね。お金に対する価値観もさまざまですし、お相手の方ともその不安な気持ちを共有して話し合ってみてくださいね。

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