これからポーランドへ行く方が知っておきたい情報

ポーランド風チーズケーキ「セルニック」の作り方

IT-STUDIO / Pixabay
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クラクフ市公認ガイドのカスプシュイック綾香(本名)です。2014年以降、ポーランド在住。ガイド・通訳業の傍ら、旅行や生活に欠かせないポーランド情報をお届け中!
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第1回のポンチュキ以来の手の込んだスイーツレシピの紹介です。

ポンチュキ

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年末、奮発して850PLNのマルチタイプ超高機能フードプロセッサーを購入しました。これでたくさんスイーツ作るぞ〜!と意気込んではいたものの、忙しいことを言い訳に約1ヶ月近く放置。

今回のポーランド風チーズケーキ、セルニックのレシピではフードプロセッサーの使い方を学習するためにも挑戦してみました。ポーランドにお住まいの皆さん、ぜひ今週末つくってみてください。

 

セルニックの材料

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※24センチのホール型

セルニックの材料

A. 土台と上にのせるクランブル生地

  1. 小麦粉…230g
  2. 砂糖…50g
  3. ベーキングパウダー…小さじ1杯
  4. バター…125g
  5. 卵の黄身…L3個分

※バターはナイフでサクッと切れるほどの軟らかさで、冷たいものを用意してください。バターは生地になじませやすいように10〜15g程度に切っておきます。卵の白身の部分はメレンゲで使用するので残してください。

B. チーズの部分

  1. トゥファルク…500g
  2. 常温のバター…125g
  3. 砂糖…90g
  4. プディングの素…1袋
  5. 卵…L1個

※トゥファルクは白いフレッシュチーズです。”twaróg półtłusty” という半脂肪タイプを選びましょう。今回はうっかり200gを2つ購入してしまったので、100gはいつも常備しているフィラデルフィアで代用しました。

C.その他

  1. パウダーシュガー…45g
    メレンゲづくりで使用します
  2. シロップ漬けの桃缶…400g
  3. 仕上げ用のパウダーシュガー

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作り方/レシピ

疲れやすさ ★★★☆☆
難易度   ★★☆☆☆
所要時間  2時間

 

手順1

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まずはAの生地をつくります。

ボウルにふるった小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、小分けしたバターを入れ、まとまった小さなカタマリがたくさんできるまで混ぜてください(これは機械まかせじゃないと辛い)。

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次に3つの卵黄を入れて、1分ほど混ぜます。ボウルから取り出して一つにまとめ、それを2つに分けます。

1つは土台用、もう1つは上にのせるクランブル用(ポロポロしたもの)です。土台用の方は多く取り分けてください。

 

手順2

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型にクッキングシートを敷きます。

型を使うスイーツにはたいていクッキングシートを敷きますが、私はこの作業がすごく嫌いです。でも、このホール型は底が外せるタイプなので楽!

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先ほど2つに分けた、土台用の生地の方を型に敷き詰めていきます。

スプーンの腹を使って均一になるよう平らにし、今度はスプーンの先っちょの方を使って周りも綺麗に整えます。この時、型の側面は2〜3センチの高さになるように敷き詰めてください。

最後にフォークで適当に穴を開け、冷蔵庫でしばらく休ませます。

 

手順3

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メイン、チーズの生地をつくります。

ボウルにトゥファルク、バターを入れて混ぜ合わせます。次に砂糖とプディングの素を入れて、混ぜてください。最後に卵を入れて素早く混ぜたら完了。

 

手順4

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卵白3個分でメレンゲをつくります。手動だと15分はかかるところですが、ハンドミキサーだとすごく簡単ですね。

メレンゲができたらパウダーシュガーを入れて、2〜3分ほわっとするまで泡立てます。出来上がりはツヤがあり、ツノが立つくらいに仕上げてください。

 

手順5

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手順2で冷蔵庫で休ませておいた型にチーズ生地を流し込みます。

1つあたり4等分に切った桃を、チーズ生地の上にのせていきます。間違って小さく切ってしまったものもありますが、綺麗に敷き詰めることができました。

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でも小さいのがあんまりあると、完成した時に切りにくく、見栄えも若干悪くなってしまうのでほどほどに。

桃の上には手順4で作ったメレンゲをのせます。このメレンゲも均等になるようにスプーンの腹で整えました。最後に、手順1でつくった生地のあまりをポロポロさせ、メレンゲの上にまぶします。

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あとは180℃に予熱したオーブンで40〜50分ほど焼いてください。

私のオーブンの場合、30分くらい経ったところで「これ以上焼いたらクランブル生地が焦げそう」と思ったので、アルミホイルを全体的にかぶせました。

焼き上がったらオーブンから取り出し、数時間放置しましょう。冷めたら冷蔵庫で一晩じっくりと寝かせてください。

 

スマチネゴ!(召し上がれ)

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初めて本格的なセルニックを作りましたが(なんちゃっては作っていました)、思ったより綺麗に焼けました。

さっそく夫の実家に持っていて吟味してもらいましたが、スイーツマスターのお義母さんも美味しいとひと言(^o^)

参考にしたレシピはこちら

このサイトにある他のたくさんのセルニックも試してみたいですが、やっぱりセルニックはお義母さんが作ったものが1番美味しいと思います。でも、夫はこっちの方が美味しいとのことでした。
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今日のポーランド語

robot kuchenny

robot kuchenny(ロボト  クヘンネ)は「フードプロセッサー」です。

フードプロセッサーがあると本当に便利だと、今回のセルニックづくりで実感しました!後片付けは大変ですが。値段もピンキリで安いものだと280PLNほど。日本はどうなのかと見てみましたが、日本の方が安くて良さそうなものが多いですね。ポーランドは家電製品やブランドものが高いです。

 

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あやか
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