ポーランドから日本へEMSで荷物を発送する方法



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最近、EMSを利用して日本へ荷物を発送する機会があったので、その時に知った情報をまとまめました。

「EMSってなんだ?」という方も、もしポーランドから日本に書類や小包をスピーディーに送りたいというのであれば、ぜひ当記事を参考にしてください。

【まとめ】ポーランドから手紙や荷物を送る方法

2017.01.05
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このページの目次
1. EMSはこんなサービス
2. EMSの料金表
3. 発送する際に必要な知識
。.発送時に必要な書類
。.発送できないもの
。.伝票の書き方
。.実際に荷物を発送をする

 

EMSはこんなサービス

EMSは国際スピード郵便(Express Mail Service)という、海外配達サービスまたは国際航空郵便の1つです。

 

利用するメリットや特徴

世界に共通する安心のサービス

世界に共通する安心のサービス

単純に、海外の知人や家族に荷物を送るといった場合だけでなく、「ポーランドでお土産を買いすぎてしまった!」という方にもEMSはおすすめです。

国際郵便には、EMS以外にも通常の航空便、SAL便や船便等がありますが、その中でも最も信頼性が高いEMSは確実に速く荷物を送ることができます。
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  1. 世界121ヵ国で取り扱い
    アジア、オセアニア、北米、南米、ヨーロッパ、中近東、そしてアフリカにある世界120以上の国や地域に荷物や書類を送ることができます。
  2. とってもスピーディー
    EMSを利用するとなんと最短1日で海外に荷物を届けることができます。発送する地域にもよりますが、ポーランドから日本に送る際は最短2日でワルシャワから東京に到着します。
  3. 意外と料金はお手頃
    料金設定は国によって異なりますが、宛先と重量で料金が決まります。日本では宛先がアジア圏なら1000円代から利用でき、ポーランドでは重ければ重いほど日本より料金がお得。
  4. 世界共通で信頼性が高い
    EMSは日本では郵便局、ポーランドでもポチュタ・ポルスカ(Poczta Polska)という郵便局が取り扱っている、信頼できるサービスです。
  5. 補償があるので安心
    国によって異なりますが、追加料金なしでも実損額の賠償制度があり、ない場合でもわずかな追加料金のみで高額補償を付けることができます。
  6. リアルタイムで追跡可能
    荷物が今どこにあるか、郵便局の追跡ページから検索可能です。こちらは実際にポーランドから日本へ発送したEMSの追跡画面です。

 

日本のEMSとのちがい

違いを調べてみました

ちがいを調べてみました

大きなちがいはないですが、日本のEMSと比べて異なる点をまとめました。

世界共通のサービスとはいえ、よく比べてみると仕組みは異なります。総合的に、ポーランドのEMSの方が利用者にとっては分かりやすいかもしれません。
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  1. 最安料金は日本の方が安い
    これはビックリです。日本とポーランド、それぞれのEMS最安料金を比較すると、日本では1400円からスタートしますがポーランドでは約4500円からスタートします。
  2. 日本は料金設定がこまかい
    日本とポーランドは両方0〜500gから料金をカウントしていきますが、日本では3キロまでに12段階の料金があるのに対してポーランドではたったの4段階しかありません。
  3. 最高重量は日本の方が大きい
    EMSではサイズではなく、重量によって料金が設定されています。日本では30キロまで送ることができますが、ポーランドでは20キロまで発送可能となっています。
  4. ポーランドは補償は別途追加
    EMSでは発送するものに対して補償を付けることができますが、日本では2万円まで自動付帯です。しかし、ポーランドでは追加料金(ごく少額)を支払わなければ補償はありません。


 

EMSの料金表

ポーランドから日本へ送る際の送料と損害補償制度の料金表を載せました。

料金は重さで決まりますが、サイズにも制限があります。日本は30キロまで発送可能ですが、ポーランドは20キロまで、3辺の合計は300センチ以内という決まりもあるので注意しましょう。

 

EMSの発送料金

右のVAT(ヴァット)は、発送料金に対して加算される23%の税金です。

ただし、真ん中の赤字は税込み価格ですのでご安心を。自分用のメモ書きとして、VATを記載しています。また、通貨はポーランドズウォティとなります。
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重さ
日本
VAT
0.5kg まで
164.82 30.82
1kg まで
194.34 36.34
2kg まで
223.86 41.86
3kg まで
255.84 47.84
4kg まで
287.82 53.82
5kg まで
317.34 59.34
6kg まで
346.86 64.86
7kg まで
378.84 70.84
8kg まで
410.82 76.82
9kg まで
442.80 82.80
10kg まで
477.24 89.24
11kg まで
511.68 95.68
12kg まで
546.12 102.12

※2017年1月現在の料金表

アジア圏(ゾーンC)以外への発送や12キロ以上の料金を調べたい場合は、以下のリンク先からお確かめください。

 

損害補償制度の料金表

特にポーランドからEMSで荷物を発送する際は、補償を付けることを忘れないように注意しましょう。
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内容品の価格
追加料金
500PLN まで
2.50
1,000PLN まで 4.50
20,000PLN まで
8.50


 

発送する際に必要な知識

では、具体的に発送手順を見ていきましょう。質問の際は、基本的にポーランドの郵便局までお願いします。

 

発送時に必要な書類

税関告知書CN23と伝票

税関告知書CN23と伝票

どちらも郵便局でもらえますが、ふつうはEMS用の伝票のみでOK。

ここで皆さんに知ってもらいたいのが、税関告知書(CN22とCN23の2種類)です。海外に荷物を送る際は必ず、税関告知書を通して通関処理を行わなければなりません。よって、CN22あるいは23の書類が必要となります。

しかしCN22は伝票にあるため、送る品目が5つ以下であれば別途書類を用意する必要はありません。

内容品の合計金額が300SDR(2017年1月現在、日本円で46,790円)を超える場合、または金額に関わらず商用の荷物を発送する場合は税関告知書CN23が別途必要となります。

※税額計算はこちらが便利です

 

発送できないもの

こんなものは入れちゃダメ

こんなものは入れちゃダメ

日本の郵便局のホームページにポーランドへ荷物を送る際の禁制品が記載されています。日本への場合も同じ。

常識的に考えて送らないもの(遺骨つぼや動物など)も載っていますが、本当にこういったものを送ろうとする人はいるそうな。一応確認しておきましょう。

 

伝票の書き方

ピンチアウトで拡大できます

ピンチアウトで拡大できます

先に差出人(左側)を書く必要があるので、書き出しから間違えないように気をつけましょう。すべて、アルファベットのブロック体大文字で記入します。

伝票の下の方(CUSTOMS DECLARATION)にある、複数のチェックボックスや品名・個数・価格・重量の表が税関告知書CN22です。

チェックをする場所ですが、写真にあるようにほとんどの場合は “Gift”(贈り物)となります。その他にチェックをする方はビジネス関係での利用だと思うので、説明は省かせてください。

品目は英語あるいはフランス語で記入しなければなりません。日本の郵便局のホームページに英語訳の例が載っています。もし、書ききれないといった場合は補助用紙の利用が必要です。補助用紙を利用する際は、このページの下の方にあるフォーマットをご利用ください。

 

実際に荷物を発送する

これは集荷が必要なレベル

これは集荷が必要なレベル

発送前には梱包が必要ですが、壊れやすいものであるかないかに関わらず、プチプチで包むなり空いた場所には紙や発泡スチロールを詰めるなりしてください。

EMSなので乱暴に取り扱われることはないと思いますが、割れやすいものや壊れて困るようなものは特に厳重に梱包を。補償制度があるとは言え、実際に申請して受け取るのはかなり面倒です。

また、郵便局まで持っていきにくいサイズであったり郵便局まで行けないといった方は集荷サービスを利用しましょう。
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今日のポーランド語

nadawca/adresat

nadawca/adresat(ナダフツァ/アドレサト)は「差出人/宛先人」です。

nadawca は、”nadawać”(ナダヴァチ)という動詞から来ています。この動詞には色んな意味がありますが、ここでは「〜を送る」ですね。他に、「〜を与える」「〜を放送する」「やたらと喋る」といった意味も。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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2 件のコメント

  • KON より:

    はじめまして!まだ未確定ですが、ポーランド旅行を予定しているKONといいます。
    ポーランドのことを色々知りたいと思い、こちらのサイトに出会えました。
    ためになる情報がたくさんで、記事を読むのがとても楽しいです♪

    ところで、荷物を送ることについて少しお尋ねしてもよろしいですか?
    日本の郵便局や宅配便屋には発送用の箱が売っていますよね。ポーランドの郵便局でも同様に箱は売っていますか?自分で調達しないといけないかしら?
    また、他サイトなどで「荷物(箱)を茶色の紙で包み、紐で縛ること」という記述がありました。どうも少し昔の名残っぽいのですが、現在も注意すべきでしょうか?

    綾香さんのサイトを拝見して、ポーランドで食べたいもの・買いたいものがたくさん!旅行のときはきっと荷物を送ることになるなーと思っています:)
    もしご存知でしたら教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

    • Ayaka より:

      KONさん

      はじめまして。
      いつも「ポーランドなび」をご愛読いただき、ありがとうございます (^ ^)
      当ブログはポーランド個人旅行の強い味方ですので、色んな記事を読んでポーランドへの理解を深めっていっていただければと思います♪

      さてさて、ご質問についてですが…。
      ポーランドでもほとんどの郵便局では配送用の箱が売っています。
      小さい箱から大きい箱まで揃えてあり、POCZTA POLSKA というロゴがあります。
      荷物を茶色の紙で包むことに関してですが、色のついた箱を用いる場合は別に茶色の紙を買ってそれで包むよう言われることがあります。
      POCZTA POLSKA の箱でしたら白色なので包む必要はないでしょう。
      また、紐で縛るというのは初耳ですね。
      おそらくそれは必要ないかと思います。
      茶色の紙で包む時も私はいつも透明のテープを使っていますし、それも局員さんが貸してくれます(郵便局によっては対応が違うかもしれません)。

      回答が参考になれば幸いです。

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