ポーランド人に結構ありがちな9つの傾向と特徴



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なぜかスゴく好評のこちらの記事。

ポーランド人の国民性がよく分かる6つの話

2016.03.03
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現時点で200以上もの記事がありますが、だいたいいつもベスト3には入っているような気がします。

ならば、続編として書いた今回の記事も人気が出るはず?そんな淡い期待を抱いて、またいろいろと書いてみました。
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このページの目次
1. ラテン語読みをしがち
2. モノをかんたんに捨てない
3. フサリアを語ると熱くなる
4. 我が国の言語は世界一難しい
5. 実はとても高学歴
6. ヨーロッパに稀に見る働き者
7. 人懐っこく、もてなし上手
8. 自然と山登りが大好き
9. ブロンドはそんなにいない

 

ラテン語読みをしがち

会話が詰まる原因の1つ

会話が詰まる原因の1つ

今や9割はポーランド語で成り立っている私と夫の会話ですが、当初はもちろん英語を使って会話をしていました。

しかし、話をしながらも「え?」と聞き返したくなるような単語が多く、互いの発音の問題があって通じ合わないことも度々あったんです。でもここでは自分の問題は棚に上げておいて、ポーランド人の発音を指摘させてください。

例えば、potato を「ポタト」、finace を「フィナンセ」、data を「ダタ」、paint を「パイント」と言うんです。

そういうのは慣れると「ラテン語(ローマ字)読みしてるな」と勘づくので大きな問題でもないのですが、こういった可愛らしい間違いには真面目な話をしていても思わず笑ってしまいます。

私の夫の変な癖かと思いきや、ポーランド人が英語を話している場面ではよく見られるこの傾向。ポーランド語はラテン語由来なので仕方ないかもしれません。

 

モノをかんたんに捨てない

そうかんたんには捨てられない

そうかんたんには捨てられない

つくづく思うのですが、ポーランド人はモノを大事に、大切に使います。

夫の家族と同居していた頃ですが、私とお義母さんと話をする時は常に英語対ポーランド語の辞書があったんですね。でも見るからにボロボロ。発行年を確認すると、なんと1950年でした。

他にも古いモノがたくさん。

家だけ見ると3階建ての綺麗な庭とガレージ付きで、まったくボロボロではありません。中に入っても一見ふつう。

しかしよく見てみると、テレビはいわゆる箱形でとても古く(25年前くらい)、洗濯機も昔のタイプで7人家族で暮らしていたとは思えない程の小ささ。

なぜ買い替えないのかと言うと「まだ使えるから」の一点張りなんですよね。

共産主義時代のモノがない時代にやっと手に入れたものばかりなので思い入れがあるのかもしれません。新居のリフォームで、前オーナーが置いていったものを分解して持ち帰ったり、リサイクルしたりとにかく無駄にしないんです。

夫もそんな性格で、他のポーランド人の自宅に招かれた時も「よくまだ使うなぁ」と感心することもしばしば。節約というのもあるのかもしれませんが、どちらかというとモノを無駄にしない考えがあるからこそだと思います。

 

フサリアを語ると熱くなる

中世のポーランドを守った騎士

中世のポーランドを守った騎兵

ポーランド人にとっての我が国の誇りの一つといえば、フサリア(重騎兵)。

フサリアは15世紀のハンガリーで発祥しましたが、ポーランドでのフサリアは戦うための装備だけではなく華麗さにもこだわった重騎兵軍団です。

ウィキペディアからの引用

ポーランドのフサリアたちは厚い真紅のベルベット(ビロード)の服の上に贅の限りをつくした装飾をほどこした金属製の甲冑をつけ、そのうえに豹やテンの毛皮を着込み、巨大な鳥の羽飾りを背負い(突撃時には風圧対策として馬の鞍に器具で固定した)、鮮やかな白と紅のポーランド軍バナーを体に纏って飾るという流麗ないでたちの、長槍で武装した独特な衝撃重騎兵軍団 — Wikipedia

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フサリアは乗用馬として、中型の中でも体格が大きく高速で走るアラブ馬を用いていたそうです。現在でもポーランドの馬は質が良く人気で、アラブの億万長者も買い付けているとか。

そんな他国が恐れるほどに強かったフサリア抜きでは、ポーランドの黄金時代はなかったでしょう。ヴァヴェル城でも当時のフサリアの衣装を見ることができますが、美しいながらも重厚な装備で羽飾りがとてもかっこいいです。

だから、現代のポーランド人が誇りに思うのも当然。彼らに「フサリアってなに?」と聞こうものなら、目を輝かせて熱弁してくれるはず。特に男性は…。

面白いことに、フサリア vs 侍の You Tube もありますよ。サブタイトルは「フサリアと侍が戦ったら、どちらが勝つか」。もちろん、実際に対決はしていません。ご想像にお任せします!

 

我が国の言語は世界一難しい

英語脳がぬけない…

だってみんながそう言うから

何を根拠に世界一と言っているのかは知りませんが、ポーランドでは義務教育の国語の先生が「ポーランドは世界一難しい言語だ」と教えているようです。

確かに名詞の性が3つもあり、格が7つ、特殊アルファベットが多く読みにくい、こまかい文法がたくさんあることは認めますが、私はポーランド語が世界一難しい言語だと思いません。世界中の言語を勉強したわけでもないのに。

ポーランド語は超難解言語ではありません 前編

2015.11.01
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ここに来て最初にカチンときたこと。

まったくポーランド語を話せなかった私は “Polish in 4weeks” という本を夫に買い与えられました。そして彼の実家で学校が始まるまで一人で勉強し、家族にも練習に付き合ってもらうため常にその本を持ち歩いていたんです。

これがその例の本

これがその例の本 Polish in 4weks

そしてある日、その本のタイトルを見た弟が「4週間でマスターできるって?ポーランド語は世界一難しいのに。ポーランド人からしたら、他の言語はかんたんだけど。」と言ったんですよ。

彼も悪気があって言ったわけではないでしょうが、「じゃあ、日本語を4週間でマスターしてみろ」と思いました。しかし、そこは堪えて苦笑い。同居中で気まずくなりたくなかったので(笑)。

その後、順調にポーランド語が話せるようになった私はあらゆる場所でポーランド人にびっくりされるようになりました。「上手だね!」「どこで勉強したの?え?!たったの1年半年?」(今はもうすぐ2年)といった具合に。

で、最後に「ポーランド語は難しかったでしょう」と、付け加えられます。

ある意味、私が驚異的なスピードでポーランド語を習得していったのは、ポーランド語が世界一難しくないことを証明するためだったのかもしれません。

 

実はとても高学歴

大卒は当たり前です

大卒や院卒はゴロゴロいます

ポーランドでは義務教育が無償なのはもちろんのこと、大学も無償。

教育レベルもヨーロッパという大きな括りから見ても高く(欧州4位)、みんな勉強熱心なんです。大卒どころか院卒も多く、単に大学を卒業しただけでは他の人と差がつかないようす。

例えば私の夫は、最初の大学では土木工学を学んでいたのですが、2年目から建築に興味を持ち始めたそうです。

しかし、それでもきちんと土木工学を最後まで学んで学士号を取り、さらに修士号も取得。卒業後、建築家の見習いとして働きながら私立の建築大学(有償)に6年通い、その分野でも学士号と修士号を取得しました。すごい!

若い内に2回も大学や院を卒業する人なんて日本ではなかなかいません。

周りのポーランド人を見ても、やはり修士号を取得している人が結構目立ち、卒業後も大学に残って教授のお手伝いをしている人が数人います。それにどの人の家にお邪魔しても本が多い…。

また高校卒業資格のマトゥラは、大学受験だけではなく就職時や資格受験時など、その後もずっと結果がついてまわるものなのでみんな必死で勉強し、終わった後のお祝いは盛大です。

 

ヨーロッパに稀に見る働き者

もちろん定時で帰るけど、ね

もちろん定時で帰るけど、ね

働かない者にケーキはない。

そんな古い諺を持つポーランド。ケーキ、というのがなんともヨーロッパらしいですが、言うならば「働かざる者食うべからず」ということです。

ポーランド人は週42.5時間も働いている、と言えば「42.5時間で働き者?フルタイムでも2時間しか残業してないじゃないか」と日本人は思うところ。

でもヨーロッパでは、だいたい週36〜39時間なのでポーランド人はずば抜けてよく働いている方なんです。

また、そんな真面目に働くポーランド人を好んでポーランド進出する日本企業も多く、今や300社以上もの日本企業でポーランド人が働いています。

そりゃ日本人の方が大真面目で残業もたくさんしているでしょうが…。

 

人懐っこく、もてなし上手

外国人にも親切な対応

外国人にも親切な対応

ポーランド人は基本的に人懐っこく、また知らない人に対しても親切です。

ガイドをしている時、ポーランドの気に入ったところを教えてくれる方がいますが、やはりその中には必ずと言っていいほどポーランド人の優しさや人懐っこさを良さに挙げています。

また、おつりが細かくなる時はキリがよくなるように安くしてくれたり、道を聞けばたとえ言葉が通じ合わなくても途中までついてきてくれたり。優しい!

日常生活では、銀行や旅行会社で待たされている時に「ケーキ食べる?」と聞かれたこともあり、ビックリしました。

家に招待されると予想以上に歓迎され、食べ物やお酒を勧められ、つい長居しがち。土足が基本なのに、お邪魔した時はスリッパを差し出してくれるのもポーランドならではのような気がします。

 

自然と山登りが大好き

秋になるときのこ狩へ

秋になるときのこ狩へ

ポーランド人はありとあらゆる自然に触れて、生活しています。

山登りやハイキングが大好きで、長期休暇の度に山に登りに行くのは珍しくありません。ポーランドは平原の国なので山が少なく、そのためザコパネカルパチュタトラなど南ポーランドに広がる山岳地帯は、夏と秋は大パニック。

山に登るために長い行列が出来ていたり、「そこまでして登りたいか?!」と目が丸くなるほど。だから夫の両親はポーランドではなく、ガラガラのスロバキアの山に登りに行きます。

山登りシーズンが終われば今度はスキー。私も冬は散々スキーに誘われましたが、夫も私もあまり興味がなくうまく滑る自信がないので断っていました。

また夏はベリーの収穫に忙しく、秋はきのこ狩りを家族行事で楽しみます。

ポーランドの美味しいベリー系フルーツ8種

2016.07.28
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ポーランドはどこに行ってものんびりとした時間が流れていて、みんなが自然を愛しているようす。緑の公園も遊具もたくさんで、遊園地は必要ありません。

 

ブロンドはそんなにいない

北ポーランドはそうでもない?

北ポーランドはそうでもない?

これ、前から思っていました。

よくポーランド人の髪はブロンドで描かれ、またイメージでもブロンドの美人な女性が多いと思われているようですが、個人的にほとんどのポーランド人の髪の色はダークブロンドだと思います。

子どもたちはプラチナブロンドと呼ばれる白に近いブロンドを持つことも多く、髪もくるくるしていたり、皆さんが想像するような典型的なヨーロッパ系。

ですけど、ほとんどの人は大人になるとかなり暗くなりますよ。

ただ、バルト海に面する方ではブロンドが多いそうです。髪の色は正直そんな気にしませんが、ポーランド人のイラスト?を見せてもらった時にあまりにもブロンドだらけで違和感を覚えました。
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今日のポーランド語

charakterystyczny

charakterystyczny(ハラクテレステチュネ)は形容詞で「特徴的な」という意味。単語も長く、ちょっと発音しづらいでしょうか。

よく、cecha charakterystyczna (ツェハ  ハラクテレステチュナ)という単語を見かけますが、これは「特徴的な性質/性格」という意味です。また、cecha も「特徴」の意味を持ちます。

今回の記事のテーマは “cechy charakterystyczne Polaków”(ツェへ  ハラクテレステチュネ  ポラクフ:ポーランド人の特徴)ですね。

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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