ヴァヴェル城の見学施設・チケット・開館時間



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最終更新日:2017年5月14日

個人的に言うと、ワルシャワの王宮は見逃してもクラクフでヴァヴェル城を見逃すのは考えられません。しかしこの城、城内施設の見学のしくみが分かりづらいため、観光客は混乱しがちです。

そんなヴァヴェル城に訪れる前にこの記事をよく読んでおけば、当日に愚痴を言わずに済むかもしれませんよ (^ ^)

第2回 ポーランドの京都 クラクフってどんな街?

2015.11.23
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このページの目次
1. ヴァヴェル城の見学施設
年間を通して見学できる場所
期間限定で見学できる場所
2. チケット売り場の営業時間
3. 入場料と開館時間一覧
4. 効率よく城内を観光する方法

 

ヴァヴェル城の見学施設

さて、ヴァヴェル城ではいったい何を見ることが出来るのでしょうか。

ヴァヴェル城で見学できる施設は合計9ヵ所。さらに、年間を通して見学できる場所と期間限定で見学できる場所の2種類あります。順番に見ていきましょう。

 

年間を通して見学できる場所

以下の6ヵ所は、営業日であれば1年を通して見学可能。ピンクはできれば見逃してほしくない場所です。

  • 城の大広間
    Reprezentacyjne Komnaty Królewskie
  • 王族の私室
    Prywatne Apartamenty Królewskie
  • 宝物・武具博物館
    Skarbiec Koronny i Zbrojownia
  • 東洋美術
    Sztuka Wschodu
  • ヴァヴェル城の遺構
    Wawel Zaginiony
  • 『白貂を抱く貴婦人展示場所移動
    “Dama z gronostajem”
  • ヴァヴェル大聖堂+大聖堂博物館
    Katedra Wawelska + Muzeum Katedralne

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“王族の私室” も実はとても興味深いのですが、ガイドといっしょにグループ見学しなければなりません。

ガイドは基本的にポーランド語で進行、希望すれば英語で解説を書いた資料をもらえます(返却する必要あり)。

ただ、英語での情報はかなり削られており、ポーランド語ガイドは明らかにそれよりも多くのことを話しています。それでも構わないという方は、ぜひ “王族の私室” も見学してみてください。

また、『白貂を抱く貴婦人』は2017年5月7日をもって、ヴァヴェル城での展示は終了しました。現在の展示場所については以下の記事をご覧ください。

話題のクラクフ国立美術館について…基本情報まとめ

2017.04.25

 

期間限定で見学できる場所

以下の3つの場所は期間限定で公開となりますが、ややこしいことにその期間も統一されていません。ご注意を!

  • 竜の洞窟
    Smocza Jama
    4/30〜10/31限定
  • サンドミエルスカ塔
    Baszta Sandomierska
    4/25〜9/30、10月の天気のいい週末(土・日)
  • ヴァヴェルの建築と庭
    Budowle i ogrody Wawelu
    4/30〜9/30の天気のいい日

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※2017年5月現在

最後に竜の洞窟へ行って、ヴァヴェル城見学を締めくくるというのが定番の観光ルート。洞窟を出た先はお城の裏側なので途中に行くべきではありません。

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チケット売り場の営業時間

ヴァヴェル城にはチケット売り場/オフィスが2ヵ所あります。

注意したいのは各施設の入場は1時間前となっていることと、チケット販売は各施設の閉館の1時間半前に終了してしまうということ。時間には要注意。

ヴァヴェル大聖堂+大聖堂博物館のみ大聖堂前のチケット売り場でチケットを購入することになりますが、それ以外の施設は下記の表を参考にしてください。

 

メインチケット売り場

赤いマークがチケット売り場

城を背にして進んだ先に見える茶色いレンガの建物の中にあります。

上の地図だと、画像の下部分にある Visitors Center の建物内部にあるのがメインのチケット売り場となります。
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5/1 – 6/30
月〜金曜日
土・日曜日
9:00 – 17:45
9:30 – 15:45
7/1 – 8/31 月〜金曜日
土・日曜日
9:00 – 18:45
9:30 – 18:45
9/1 – 10/31 月〜金曜日
土・日曜日
9:00 – 16:45
9:30 – 16:45
11/1- 30 月曜日
火〜土曜日
日曜日
×
9:00 – 14:45
9:30 – 14:45
12/1- 3/31 月曜日
火〜土曜日
日曜日
×
9:00 – 14:45
9:30 – 14:45

※2017年5月現在
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夏期限定チケット売り場

旧市街側からの城への入り口

夏期限定チケット売り場は、旧市街側からヴァヴェルの丘へ上った先の1つ目のゲートをくぐって右手にあります。
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4/1- 10/31 月曜日
火〜土曜日
日曜日
9:00 – 11:40
9:00 – 15:45
9:30 – 15:45

※2017年5月現在

 

入場料と開館時間一覧

見学施設によってはシーズン毎に入場料、開館時間が異なります。冬は早く閉まってしまうので、特に注意。

入場料は一般と割引で分けられますが、学生割引はヨーロッパの国籍を持つ方のみ適用なので省略しました。また場所によっては無料で開放される日もありますが、その場合でもチケット売り場でチケットをもらう必要があります。

※以下、2017年5月現在の情報

 

ヴァヴェル城そのもの

ヴィスワ川越しに見るヴァヴェル城

ヴァヴェル城の観光施設がすべて閉館となる日があります。

それは、復活祭の土・日・月曜日の3日間と諸聖人の日の11月1・2日、12月24・25日、そして1月1日。

クリスマスや新年にこういった観光施設が閉館となるのはなんとなく分かると思いますが、せっかく行ったのにまったく見学できない!なんていうことがないよう、きっちり計画を立てましょう。

復活祭・イースターってなに?徹底解説!

2016.03.26
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ヴァヴェルの丘

城内や大聖堂など建物内部を見学する際にはチケットの購入が必要ですが、周辺を歩いて散策するくらいであれば無料で自由に見学することができます。
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時期
時間
4/9月
6:00 – 19:00
5 – 8月 6:00 – 20:00
11 – 2月
6:00 – 17:00
3/10月 6:00 – 18:00

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城の大広間

広々とした城の回廊

大広間の装飾や調度品は16〜19世紀のものが多くを占め、圧巻のひと言。

なんと1世紀に大理石で作られたギリシャの彫刻がショーケースなしで置かれてあったり、歴史ある絵画も近くで見ることが出来るので見応え抜群です。
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曜日
4/1 -10/31 11/1 – 3/31

× ×
火〜金 9:30 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 10:00 – 16:00
入場料
4/1 – 10/31 12/1 – 3/31
一般
18 PLN 16 PLN
無料 日曜日

.※毎年、日曜日無料の月がランダムに設定されます。詳細は公式HPでお確かめください。
※施設詳細はこちら(公式HP英語)

 

王族の私室

先に紹介した「城の大広間」では1階と3階部分を主に見学しますが、「王族の私室」では2階部分の王族プライベートルームなどを見学できます。

王族が使用したという食器も見ることができますが、なんとそれらの内1枚だけでもポーランドで一生暮らすことができるほどの値が付けられるそうです!
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曜日
4/1 -10/31 11/1 – 3/31

× ×
火〜金 9:30 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 ×
入場料
4/1 – 10/31 12/1 – 3/31
一般
25 PLN 21 PLN

.※施設詳細はこちら(公式HP英語)

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宝物・武具博物館

1番の目玉はヤドヴィガとヤギェウォの部屋に飾ってある “Szczerbiec“(シュチェルビエツ)という剣。

これは新たな王が選出される際に王の肩に置かれる剣で、展示施設の中でも異様な存在感を放っています。

ポーランドの壮絶な歴史4 ヤギェウォ朝 前編

2016.07.01

ポーランドの壮絶な歴史3 アンデガヴェン家

2016.02.28
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曜日
4/1 -10/31 11/1 – 3/31

9:30 – 13:00 ×
火〜金 9:30 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 ×
入場料
4/1 – 10/31 12/1 – 3/31
一般
18 PLN 16 PLN
無料 月曜日

※毎年、日曜日無料の月がランダムに設定されます。詳細は公式HPでお確かめください。
※施設詳細はこちら(公式HP英語)

 

東洋美術

ここは私もまだ見学したことはないのですが、主に中国製(17〜18世紀)や日本製(18世紀)の王族への寄贈品や戦利品が展示されています。

1番の目玉は1683年、ポーランド国王ヤン3世・ソビエスキがオーストリアのウィーンをオスマン帝国から救った際に敵から奪い取ったという遺物。

欧州を救ったポーランドの英雄 ヤン3世ソビエスキ

2016.07.11
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曜日
4/1 -10/31 12/1 – 3/31

× ×
火〜金 9:30 – 17:00 11:00 と 14:00
10:00 – 17:00 11:00 と14:00
10:00 – 17:00 ×
入場料
4/1 – 10/31 12/1 – 3/31
一般
8 PLN 7 PLN

※常設展示の ” 東洋美術” ですが、11月は閉館となっています。
※施設詳細はこちら(公式HP英語)

 

ヴァヴェル城の遺構

ヴァヴェルの丘から発掘された、多くの価値ある出土品が展示してあります。

見どころは今から100年前に発掘されたという、10世紀または11世紀に建てられた城の最も古い建造物跡。ハッキリした形で残ってはいないものの、その見事な展示方法には感心します。
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曜日
4/1 -10/31 11/1 – 3/31

9:30 – 13:00 ×
火〜金 9:30 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 9:30 – 16:00
10:00 – 17:00 10:00 – 16:00
入場料
4/1 – 10/31 12/1 – 3/31
一般
10 PLN 8 PLN
無料 日曜日

※毎年、日曜日無料の月がランダムに設定されます。詳細は公式HPでお確かめください。
※施設詳細はこちら(公式HP英語)

 

ヴァヴェル大聖堂

ジグムント礼拝堂の黄金の屋根

中央広場の聖マリア大聖堂の次に注目を集める教会、ヴァヴェル大聖堂。

かつてポーランド国王の戴冠式や葬式が行われていた場所であり、今でも歴代国王や英雄が地下で眠っています。

ルネッサンス建築の最高傑作ともいわれる金色のドームが美しいジグムント礼拝堂は、必ず写真におさめましょう!
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曜日
4/1 -10/31 11/1 – 3/31
月〜土
9:00 – 17:00 9:00 – 16:00
12:30 – 17:00 12:30 – 16:00
月〜土 9:00 – 17:00 9:00 – 16:00
× ×
入場料
一般 特別
個人
12 PLN 7 PLN
団体 11 PLN 6 PLN

※ブルーは大聖堂博物館の開館時間。
大聖堂博物館は大聖堂正面入り口前、ヨハネ・パウロ2世の銅像がある横の建物にあり、入り口は2階となっています。
※施設詳細はこちら(公式式HP英語)

 

竜の洞窟

洞窟を出た先には…ドラゴン!

狭い階段を下りた先に広がるのは、自然洞窟。全長270mもあり、公開されているのはその内81mです。

クラクフには建国以前からヴァヴェルの丘の地下に竜が潜んでいるという伝説があり、その場所がこの洞窟と言われていました。そのため、クラクフではたくさんの竜のマスコットが見られます。

ポーランドで最も歴史に翻弄された街 クラクフ

2015.12.08
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時期
時間
4/9/10月
10:00 – 17:00
5/6月 10:00 – 18:00
5/26 – 5/29, 2016 10:00 – 19:00
7/8月 10:00 – 19:00

.※入場料は一律3PLN
※洞窟詳細はこちら(公式HP英語)

 

サンドミエルスカ塔

右側にある塔がサンドミエルスカ塔

敵の攻撃から城を守るため、1460年前後に建設された「火の塔」とも言われるサンドミエルスカ塔。

137段の階段を上った先に広がるのは、ヴァヴェル城の全貌とヴィスワ川の心地よい風景。見落とされることが多いですが、穴場の絶景スポットです。
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時期
時間
4/9月
10:00 – 17:00
5/6月 10:00 – 18:00
5/26 – 5/29, 2016 10:00 – 19:00
7/8月 10:00 – 19:00
10月の天気のいい週末
10:00 – 17:00

※入場料は一律4PLN
※塔の詳細はこちら(公式HP英語)

 

ヴァヴェル城の建築と庭

こちらはツアー形式で、英語またはポーランド語のガイドといっしょに城の建築や構造について学ぶことができます。

城の隠れた秘密を知る魅力的なアトラクションですが、やや専門知識が必要となるので英語またはポーランド語が十分理解できる人におすすめ。

また、このツアーではサンドミエルスカ塔の見学も含まれるようです。

ツアーは4月30日〜9月30日の天気のいい日のみ、11時〜15時の間で組まれます。ツアーはヴァヴェル城の遺構からスタート、料金は18PLN。

※施設詳細はこちら(英語)

 

効率よく観光する方法

記事が長くなったので、それは次の記事でお話することにしましょう。

ヴァヴェル城を効率よく見学するための知識

2016.05.12

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
この記事が役立ったら、イイネ!をお願いします。FBページではここには載せていないポーランド最新情報や注目の記事更新情報をお届けします ^^


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