今年の復活祭はこんな風に過ごしました 前編



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3月27日(日)と3月28日(月)はイースターホリデーでした。

今年も去年と同様、夫の家族と過ごしたのですが、そのようすを写真でお伝えしていきたいと思います (*^o^*)

復活祭そのものや、復活祭前の期間についてはこちらの記事をご覧ください。

復活祭・イースターってなに?徹底解説!

2016.03.26

灰の水曜日、40日間の断食が始まりました

2016.02.11
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ところで意外かもしれませんが、復活祭を祝う前の雰囲気は結構暗めです。

前日土曜日の夜8時、1年の内で最も長いミサが始まり、これが終わったらいよいよ復活祭(ミサの時間は教会によって違います)。でもその前は、復活祭の喜びを大きくするためにも厳しめの断食をして厳かに過ごすんです。

復活祭にすることといえば、教会へ行くか、食べるか、ですからねぇ。

 

3月26日 20時00分

さすがにミサ中は撮影できないので、写真はお借りすることにしました。

まずこの1枚目の写真ですが、これは “光の祭儀“(リンク:カトリック金沢教会)といわれるもので、復活祭前夜のミサ(日本語では “復活徹夜祭”)が行われる前の光景です。神秘的。

こうして教会の外で火を炊き、祈りながらポーランド語でパスハウ(Paschał)と呼ばれる “復活のろうそく” に火を灯します。このろうそくはとても大きくて長く、教会でもひと際存在感を放っているので復活祭前後にカトリック教会を見学する際は探してみてください。

そしてこのまま、教会へ入ります。

教会はすでに満席でぎゅうぎゅう。どおりで、光の祭儀はあんなに人が少なかったのか…。外に出ちゃうと教会に入った途端、席の取り合いになりますもんね。

先にも書いたよう、このミサは1年の内で最も長く3時間と続きます。でも “光の祭儀” は必ず居合わせなければならない、ということでもないので席を確保した人はまず参加しません(笑)。

場所取りをしてもイスは高齢者に譲らなければいけないので、若者はだまって立つか持参のイスに座るのみ。

私たちも折りたたみのイスを持参しましたが、クッションのきいた祈祷台が側にあったので私はそこに座ることにしました。快適で全然疲れませんでしたよ!

肝心のミサでは歌う場面がかなり多いです。ポーランド語で、何のことを歌っているのかはよく分かりませんでしたが、本当に綺麗なメロディーと歌声で退屈に思うことはまったくありません。

どんなメロディーか聞いてみたい人は、こちらの You Tube の動画をご覧ください。心が安らぐこと間違いなし。

ちなみにこれはミサの最初の方で神父さんが歌うもの。皆が火の灯してあるキャンドルを持っているものの、暗闇の中で聴くのでそれだけでも幻想的です。

歌っている内容は何かというと、アダムとイヴが犯した最初の罪(原罪)からイエスがこの世に生まれ、処刑されて復活されるまでのすべて。長いですよ〜。

なぜキリスト教徒はイエスを信じるのか 前編

2015.10.30

 

3月26日 22時20分

photo: flickr by Magic Madzik

photo: flickr by Magic Madzik

この後は旧・新訳聖書の長い朗読があり、カトリックならではの聖人のために祈る場面もあります。

これらがひと通り終わると、教会の外へ出て歌いながら教会の周りを一周。今年は夫の弟が先頭に立ってメガホンで歌っていましたが、たぶんこの先数年も当分彼が歌うことになるでしょう…。

これはイエスが復活したことを象徴する場面なので、高齢者の方々もきちんと席を離れて参加します。それでも足が悪い人や妊婦さんは無理をしてまで外へ出る必要はありません。

教会内部に戻るとミサもクライマックス。いよいよミサが終わると皆笑顔で教会を出ます。よし、飲むぞー!って。

 

3月26日 22時50分

キャンドルに火を灯した状態で帰宅。

すると、夫の指がすごいことになっていました(笑)。写真は許可をもらって貼っています。すごいでしょ?

ある意味、芸術

ある意味、芸術…

剥がすのがもったいないくらい。

そしてコートを脱いで、手を洗ったらさっそく肉という肉を食べます。

断食明けでみんなお腹を空かせているので、深夜でもおかまいなし。次々とこの日のために買ったハム、ソーセージを平らげます。写真はまだ最初の方。

さっそく食べる!

次はどの肉を食べる?

お母さんが「で、次は何を食べる?」と冷蔵庫を開け、弟のスタシューは「もう聞かなくていいから、全部開けてよ!復活祭なんだから」と。

もう食い意地がすごい。1年の内で最も食欲があるときですからね (*^m^*)

四旬節の記事でもふれた通り、アルコール断食をしていたのでお酒も開けます。でも良いお酒は翌日の朝食で楽しみたいので、控えめにサントリーウィスキーの角瓶を楽しんでいました。

もちろん、フリです

もちろん、フリです

その他ビールも。私はアルコールは好きではないので飲みませんでしたが。

お菓子も食べますよ〜!

3種類くらい出してくれました。手作りのお菓子はどれも美味しくて出された分みんなで平らげます。でも下の写真のお菓子はさすがに食べきれませんでした。

バブカという焼き菓子

バブカという焼き菓子

そして日付が変わる頃に寝ます。

深夜2時にサマータイムが適用されて睡眠時間が1時間削られるので、さっさと寝なければ翌日の豪華な朝食に寝坊してしまうかもしれません。あ、シャワーはミサの前に浴びています!

と、ここまで読んだあなた、こんな疑問が浮かんできませんでしたか?
.

あなた
あれ?復活祭って27日じゃないの?26日から祝うの?

.
これにはちょっとした訳が。

今でもユダヤ教ではそうなのですが、昔は日を区切るのは夕方でした。

なので、キリスト教でもクリスマスや復活祭など大事な祝い事では伝統的にイエスの時代の風習に従って、日をカウントします。つまり、26日の夕方の時点でもう27日、復活祭なのです!

 

後半につづく

今年の復活祭はこんな風に過ごしました 後編

2016.03.30

 

おまけ(笑)

おまけ(笑)

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆
あやか
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