【復活祭前日】今年の復活祭はこんな風に過ごしました 前編



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2016年の3月27日(日)と翌3月28日(月)はイースターホリデーでした。
今年も去年と同様、夫の家族と過ごしたのですが、そのようすを写真でお伝えします (*^o^*)

復活祭/イースターそのものや、復活祭前の期間についてはこちらの記事をご覧ください。

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さて、ちょっと意外かもしれませんが、復活祭を祝う前の雰囲気というのは結構暗めです。

前日土曜日の夜8時、1年の内で最も長いミサが始まり、これが終わったらいよいよ復活祭(ミサの時間は教会によって違います)。
でもその前は、復活祭の喜びを大きくするためにも厳しめの断食をして厳かに過ごすんです。

 

復活祭前夜 20時00分

さすがにミサ中に撮影することは難しいので、写真はお借りすることにしました。

まずこの1枚目の写真ですが、これは「光の祭儀」(カトリック金沢教会)といわれるもので、復活祭前夜のミサ(日本語では「復活徹夜祭」)が行われる前の神秘的な光景です。

こうして教会の外で火を炊き、祈りながらポーランド語でパスハウ(Paschał)と呼ばれる “復活のろうそく” に火を灯します。
このろうそくはとても大きくて長く、教会でもひと際存在感を放っているので復活祭前後にカトリック教会を見学する際は探してみてください。

そしてこのまま、教会へ入ります。

教会はすでに満席でぎゅうぎゅうの状態。
外に出てしまうと教会に入った途端に席の取り合いになってしまうので、席をどうしても譲れない方や高齢者の方々は「光の祭儀」に参加しない、というのが暗黙の了解なのでしょう。

先にも書いたよう、このミサは1年の内で最も長く、座れないのは相当キツいです。
でも、折りたたみのイスを持っていけばいいだけの話であり、席に座れなくても問題ありません。

肝心のミサでは歌う場面がかなり多いです。
ポーランド語なので何を歌っているのかは完全には分かりませんが、本当に綺麗なメロディーと歌声で退屈に思うことはまったくありません!

心が安らぐのでぜひ、聞いてみてください♪
ミサの最初のほうで歌われますが、キャンドルで照らされた教会の中で聴くのは幻想的ですよ。


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ピオトル
歌っている内容は、アダムとイヴが犯した最初の罪(原罪)からイエス・キリストがこの世に生まれ、処刑されて復活されるまでのすべて!

動画はフランスのある教会で歌われているものだけど、ふつうはその国の言語に訳したものが歌われるよ。

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復活祭前夜 22時20分

photo: flickr by Magic Madzik

photo: flickr by Magic Madzik

このあとは旧・新約聖書の長い朗読があり、カトリックの聖人のために祈る場面もあります。

ひととおり終わると、キャンドルを持って教会の外へ出て、歌いながら教会の周りを一周
先頭の義弟がメガホンで歌っていましたが、この先数年も当分彼が歌うことになるでしょう…。

イエスが復活したことを象徴する場面なので、高齢者の方々もきちんと席を離れて参加します。

教会内部に戻るとミサもクライマックス。
ミサが終わると、みんな笑顔で教会を出ます。
この日のために断食・断酒していただけに、「よし、食って飲むぞー!」って感じですね(笑)。

 

復活祭前夜 22時50分

ある意味、芸術じゃないですか?

キャンドルに火を灯した状態で帰宅。
家について電気を付けた瞬間、夫の指がすごいことになっているのに気付きました(笑)。

もう、剥がすのがもったいないくらいです。

この剥がすのがまた気持ちいい

そしてコートを脱いで手を洗ったら、さっそく肉という肉を冷蔵庫から取り出して食べます。

断食明けでお腹を空かせているので、特別な日ということもあって深夜でもおかまいなし。
1年の中で最も罪悪感なく、美味しいものを食べられるときがこの瞬間だと思うくらいです。

お母さん「次はどの肉を食べる?」

次々とこの日のために買ったハムやソーセージを平らげ、さらに「次はなに?」とひと言。
すると、「もう聞かなくていいから、全部開けてよ!復活祭なんだから」と勢いが止まりません。

食い意地がヤバい

四旬節の記事でも触れた通り、夫の家族はみんな断酒していたのでお酒も開けます。
でも良いお酒は翌日楽しみたいので、控えめにサントリーウィスキーの角瓶を楽しんでいました。

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もちろん、フリですのでご安心を

そのほか、ビールも開けちゃっていました。
食べて飲んでを繰り返して眠れそうにありませんが、こうなったらテンションは上がったまま。

お菓子も3種類ほど出してくれました!

やっぱりお母さん手作りのお菓子はどれも美味しくて、出された分みんなで平らげます。
言っときますが、翌朝には豪華な朝食が待っているのでここまで食べる必要はありません(笑)。

バブカという復活祭定番の焼き菓子

こちらはケシの実がたっぷり入ったケーキ

そして日付が変わる頃にようやく寝ます。

2016年は深夜2時にサマータイムが適用されて睡眠時間が1時間削られるので、さっさと寝なければ翌日寝坊してしまうかもしれません。
ちなみにシャワーはミサの前に浴びています!

と、ここまで読んだあなた、ふとこんな疑問が浮かんできませんでしたか?
.

あなた
復活祭って翌日なんじゃないの?
その前日から祝っちゃってもいいの?

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これにはちょっとした訳が。

今でもユダヤ教ではそうなのですが、イエスの時代に日を区切るのは夕方だったのです。

なので、キリスト教でもクリスマスや復活祭など大事な祝い事では伝統的にイエスの時代の風習に従って、日は夕方からカウントします。
つまり、この復活祭前夜のミサが終わった時点で復活祭はもう始まっているというわけです!

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あやか
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